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2024年11月25日 (月)

寿命

数年に一度、それも不定期にして重なる不思議。何も同じ月にあらねども。衆院選に海外視察、と続く中に追い打ちかけるは、パソコンの故障。こちらや数年どころか十年ぶりか。

起動後に印刷が出来ぬばかりか、ネットも繋がらず。今やそれを使えねば仕事にならぬ。安からぬ料金を払い続けるはまさにこの時とばかりサポート契約を行使するに駆けつけるエンジニア。一目見るなり「保証外」、つまりはOSのバージョンが古すぎて対応できぬ、と。

いや、んなことは分かっとる。が、ついぞこないだ、複合印刷機の更新時、使えるならば旧機のままで、と再リースを申し出る私にパソコンはそのままで何とかするゆえ、と新品を押し付けといて「出来ぬ」とは看過できぬ。兎に角、昨日まで何ら不具合なきものが突然使えなくなるなどおかしいではないか、と鬼の剣幕で詰め寄るに。再度画面に向き合いて数分、「寿命」にて新たなパソコンに動作環境を整えてから再度ご連絡を、と帰り支度を。

モノに永遠なく、いつかは寿命が尽きると知りつつも新品の購入に躊躇を見せるはデータの移行、それ以上にインストールされていたアプリケーションの更新、それに適したバージョンとするに生じる追加料金。そのへんの煩わしさか。スマホならば機種変とてボタン一つで元の環境のまま。

途方に暮れる中に控室のMさんがなじみの業者を紹介して下さり。中古品、と申しても社内のデモ用、ほぼ新品を格安、それも設置費も含め。まさに九死に一生。それにしても、これだから見えぬものなど。

そう、事務所に届くは乱筆の粗相をお許し願わんとの一文が添えられし手紙。読むにいつぞやの御礼だそうで。相談の内容や。カード会社から届く明細におぼえなく。毎月、一定額が自動的に引き落とされて。過去分の返還などは求めぬまでも、せめて新たな請求を止めることは出来ぬものか。カード会社に問い合わせるに解決はあくまでも当事者間で、とにべもなく。

知人のツテでその手に詳しい人物を紹介されるもやはり。これこそが高齢者を狙いし新手の詐欺、とばかりに警察に駆け込めど冷たくあしらわれるはわが心境に同じ。んな状況下にあって当人が耳にするは市が運営する消費者行政センター。センセイから口添えを、とせがまれるに、仲介の労こそ厭わぬも。

まさにそれこそが「彼ら」の使命。彼らとて彼らなりに最善の手は尽くして下さるはず。されど、相手が相手、今や電話のオペレーターなど不在の世界にあって相手の顔が見えぬ。そんなヤツらが相手とあらば。ましてや、庁内にあって決して「花形」とはいいがたい部署だけに。

いや、その選択肢とて否定はせぬ、が、別な手立てのほうが、と促すに。徒労とて構わぬゆえ何とか、となると妨げる理由なく。意を決して当該の部署に事情を話さば、私どもが必ずや期待に添うてみせる、と自信のぞかせ。過信は禁物、期待薄とは言わぬまでも。

くれぐれも相手の手間ばかり増やしてはならぬ、ダメならダメと早めに決着を、なんてエラそうに。これがどうして、いかに解決にこぎつけたか知る由なくも相手の喜びようや。先入観ってよくないナ。

(令和6年11月25日/2891回)

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