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2024年3月25日 (月)

神馬

任期は二年と思いきや、たった一年。ろくな仕事もせぬままに退任の挨拶を終えた。

入を計りて出を制す、身の丈に合わせた歳出に転換を遂げるが理想と知れど、現実は日暮れて道遠し。賭場の胴元などといわば聞こえ悪くも市には単年度七億円もの繰入を行うばかりか、今回の地震への義援金とて収益の一部のみならず関係者の善意も添えて。それでいて一部からはそんな目で見られるは何とも。議案に付される「定神馬」とは神奈川県川崎競馬組合定例会の略か。

戦後復興を目的に各地に創設された地方競馬。元々は県と市が興行主となり、「別々」に開催されてきたものが、平成十二年以降は両者の出資による一部事務組合へと移行され、今や年間六十日の開催に売上(正式には売得金というのだけれども)一千億円を超え。

そんな優良企業の取締役ならぬ副議長を仰せつかり。議員数は県三に対して市は二。諸事、出資率に負うはまた役所らしく、ゆえに議長は県議、と。当初はその役職すらも御辞退申し上げたのだけれども、やはり「副」位のほうが何かと。そんな競馬に残されし課題を二、三。

何と申しても一つは老朽化。移転先を探さんとするもあれだけの面積を市内で用意できるか。ならば、せめて厩舎だけでも、と検討進み。移動の負担、そして、何よりも興行の縁の下となる厩務員等の処遇改善を求め。

移転が浮上する理由の一つや借地料。市内の一等地にあって安からぬ負担。さりとて、その利便性こそが好業績の要因の一つにあるまいか。いや、今や売上の九割が在宅、つまりはネット経由にて。ましてや、相手方との契約や売上に応じた変動制、つまりは青天井、にて昨年度の額や。

いやいや、貸主側にすれば今はそうかもしれぬ、が、仮に逆、つまりは業績が落ち込んだ中にあっても救われるが変動の利点にあるまいか、なんて。そもそもにおぬしらの払戻金とて歩合制。売得金の七割を以て、と。閑話休題。

フルマラソンでは飽き足らず。進むはウルトラかトレイルか。二兎追わんとするもまずは目前のトレイルから。大山を含む丹沢の山々が格好の稽古場を提供してくれており。最後の調整に挑むは鍋割山。登山口から片道八キロの往復、なだらかな林道が五キロほど続き、その後はずっと上り。山頂の山小屋では山名にちなんだ鍋焼きうどんが提供されて。

ウルトラとトレイルは似て非なるもの。移動が水平ならば抵抗少なく、推進力が維持されて惰性で何とか。これが上り坂となるとそうはいかぬ、まさに「馬力」、つまりは太股の筋力を必要とし。そればかりか、足下が水平とは限らず、同じ距離とて疲労度は平地の倍以上。平衡を維持せんとするに磨かれる体感。ゆえにシューズとて靴底堅く凹凸にふんばりの効いた一足を。

この山さえ越さば、と森を抜けるに眼前に広がるはゴールならぬ斜面。その絶望感たるや。さながら、打たれても怯まずに前に出るボクサーが如く。いや、ほんとに身体面以上に精神面が磨かれますゆえ。ウルトラはウルトラで別な過酷さがあるのだけど、それはまたいづれ。

(令和6月3月25日/2843回)

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