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2021年6月 5日 (土)

外部

何かそれだけで立派なシロモノが如く、錯覚に陥りがちな響き有する「第三者」、別名「外部の目」。時に飼い犬に手を噛まれたりすることもありそうなれど、任命権は役人側にあるのだから都合の悪い人選など、と今日はそんな話。

それこそが仕事とはいえ、頼んだが最後、大した成果も出ぬままに後援会の入会届が送られてきたり、去なすべきは依頼主側なれど役所こそは悪とばかりに断罪してみたり。そのへんの煩わしさがないばかりか、「外部」の割に公平性が担保されとるのは当人たちの使命感に負う面が大か。

昨今は児童虐待やDV等の相談も少なからず。駆け込み寺の役割を担う市民オンブズマンと人権オンブズパーソンの報告を受けた。件数に対して趣旨採択が二割半、不備なし四割。聞いた報告の一つに区役所の窓口対応があって、以前などは横柄な対応に少なからぬ苦情の声が寄せられていたものの、こと近年は、むしろ来庁者側に非がありはしまいか、なんて方が。

で、具体的な内容はマイナンバーカードの申請。普及率云々は別の機会に譲るとして、その手続きを雑駁に申さば申請または受取のいづれか一回に来庁を要する、原則は「申請」時とされ。不服申立人の供述によれば当人が申請の為に窓口を訪ねた際に指示されたのは「郵送」。行くに億劫、まずはそこにこそ注意が払われるべきも「郵送」とは出直しを宣告されるようなもの。

当人とて郵送のみと知らば来庁などせぬ訳で。「郵送」ならぬ「窓口」が原則というならまだしも、わざわざ窓口に足を運んだ相手に。その後に「する」「せぬ」の応酬があって結果的に受理されたらしいのだけど、「ちゃんとホームページにもその記載がある」と抵抗を見せた相手に「あまり使わぬ方法だ」と余計なひと言が付いてワンストライク。

で、続く二球目。申請が「窓口」である以上、受取は「郵送」となるべきも届いた封筒の中には「出頭」を命じる交付通知書。で、ツーストライク。それでも窓口を訪ねた当人。こんどこそカードが手渡されるはず、との期待も見事に裏切られて要求されるは提出したはずの書類。申請時に渡したではないか、と訴えても聞く耳もたぬ担当の姿勢にスリーストライク、アウト。が、それで終わらず、始末書ならぬ紛失届を作成させられた挙句、後に保管の事実が判明して謝罪を受けた、とおまけつき。

そこで気になるオンブズマンの判断は「職員間の連絡、情報共有不足やあなたの説明をきちんと確認する姿勢に欠けており極めて不適切。組織全体として接遇態度と意識について真摯に反省し、再発を防ぐべし」と。昔などは申請の手続き等の肝心な情報がホームページに掲載されていない、と、その手のものが多かったはずも最近は逆。既に掲載されている内容が現場に伝わっておらぬという事例のほうが多くはあるまいか、と御教授いただいた。

堪忍袋の緒が短き私がその立場ならばワンストライク目で最も「狡猾」と思しき市議に依頼しそうなもんだけど、今回の申立人がオンブズマンを頼りしは役所にとって不幸中の幸いか。相手に媚びぬまでも、まずは相手に余計な負担をかけさせぬ、という基本的な配慮、いわゆる小学生の頃から言われてきた「思いやり」さえあれば大半は防げると思うのだけど、読者諸賢の感想やいかに。

(令和3年6月5日/2645回)

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