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2020年9月15日 (火)

納得

秋の味覚、山梨県牧丘町から巨峰が届いた。天高く馬肥ゆる秋。いや、何も食欲旺盛は秋に限った話ではないけれど、時節柄かそちらに関連した会話多く。口で言う割には一向に減量が進んでいるようには見えぬと団長。いや、ちゃんと走っとるのだけれども何せ大食漢にて消費に勝る摂取量だけはいかんとも。

居並ぶ来賓、私の右隣は言わずと知れたその人とおよそ決まっとるのだけれども右後方より聞こえし一言。「久々の姿も前の御仁が痩せておらず安心した」と聞こえた、というか確かにそう言った。数日後、番台の上から当人の後姿を眺めれば...うむ、確かに。

そう、議長が番台に上がる時は副議長は議場内の自席を占めるは可なれど逆は成り立たず。議場内に議長いるなら番台に座るべし、とのことらしく、不在扱い、つまりは「強制」退去を命じられ。むしろその方が好都合に見えなくもないけれども、首輪でも付けておかねば行方知れず、その間に何かあらば...ということでBGMに議場の質疑流れる議長室に軟禁されて。

故に出番回ってくれば水を得た魚の如く方々に神経を注いでいるのだけれども数いる局長の中でもK局長など演台から遠方の隅に陣取りしも指名から登壇までを待たせてならじと俊敏な移動ばかりか、登壇後とて正面ならぬ質問者の方を向いて一礼。そんな姿勢というのは伝わるもので真摯な態度に質問側の追及も...いや、そこは変わらず。些細な所作に知る当人の性格。ちなみに太め残りのその人とて一礼の向きは...。んな観察ばかりで肝心の答弁を聞いとるのかね。

閑話休題。ぽつんと残らばいやが上にも目立つ。非協力的に見えがちも好んで残っとるものでもなく。長年の懸案、暗礁に乗り上げたかの用地交渉に終止符。そう、二年前に地権者から突然の御指名に立ち寄りて聞く当人の言い分、過去の市の対応に随分と御立腹の様子。前任者などは初対面の挨拶後に突然の金額提示、「ゴネ得はありえぬ」と残して以降は連絡が途絶えた、とか。

市の非礼を詫びつつ臨みし仕切り直しの一番。金額の差など知らぬ。が、少なくとも交渉の場に臨もうとの意思があるのだから脈が無い訳ではあるまい。さりとて、私の介入に示談金が倍になると誤解されてはかなわぬ。市とて無い袖振れぬ、後に訴訟沙汰になっても正当性を損なわぬ金額しか出せぬ事情は予め了承願うと念を押し。

一方、担当には過去に頓挫せし理由は不信感にあり、まずは誠意、それでいて査定に解釈の余地生まれるものについては相手の意向を斟酌して。万が一にもこじれるようなら同席も厭わぬと伝えおいたものの、その後はなしのつぶて。いつしか忘れかけていたのだけれども突然の着信に契約を終えた、と地権者。

外堀埋められ、理不尽な要求を呑まされておるまいか、と水を向ければ、心配には及ばぬと。ってことはやはり私の名を借りた倍額提示でも、と担当に詰め寄れば、十分な枠内にて「納得」の契約と。「納得と共感」、どこかで聞いたナ。発言者の真意こそ知らず仕舞いなれど、そりゃ誰もが否定できぬ不滅の価値観にて。

こじれた交渉の決着、そこに両者の関係が改善するに一役買えるは何とも。これであの道路が広がりますゆえ。

(令和2年9月15日/2594回)

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