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2020年9月

2020年9月30日 (水)

塾代

子煩悩、というか心配症の母からメールが届いた。「口座の残高を確認しなさい」。久々の通帳記入にエラー表示の画面を見れば余計に募る不安。窓口に足を運べば磁気の劣化が原因だそうで。いつぞやに言われるがまま妻に印鑑を渡して以来、初めて知る子の塾代。あくまでも任意にて全額が保護者負担とならばその料金にせざるを得ないのだろうけど、塾に依存せずと高い学力水準を育むことこそ公教育の役割。

塾代にしてそんな状況なのだから大学の学費となれば言わずもがな。その額に躊躇、いや、断念せざるを得ない御家庭とて。金銭的な理由により通えぬ若者の為の奨学金も大半は後年の返済を伴うものだそうで。それが塾代ならぬ学費とあらば利子とて軽からず。ヤミ金ぢゃあるまいにせめて利子位は何とかなるまいかと。目下、自治体にて進む奨学金返還支援制度も肩代わりの条件は御当地への残留とか。四畳半の下宿住まいに蛍雪の功なりて名を馳せた美談のみならず、と知りつつも奨学金制度が充実されんことを願っており。

さて、決算審査特別委員会は分科会を終えて総括質疑が迫る。対象はこの三月迄の令和元年度分にて税収等には目立った外傷なくも懸念されるは四月以降。先手打つべく動き出す全国市議会議長会。まずは不評と思しき臨時財政対策債、いわゆる臨財債。名に見るまでもなくあくまでも「臨時」であってその返済は国が交付税として措置する制度設計にて不交付団体の本市は無縁なれど...。

そもそもに交付税の財源は国税五税の一定割合とされる一方、歳出側の必要額は全く別な計算式により算出されるからそこに生ずる差異。そんな時は大概が歳入方が足りぬ、歳出方とてエラい役人が緻密に算出した「必要」額なのだからおいそれと減らす訳にもいかず。そこに臨財債なる妥協の産物が編み出されたのだけれどもそんな二重基準が生む悲劇。臨財債を即刻廃止した上で五税の法定率を改むるべしと。更には減収に対応すべく市債等の発行の為の条件緩和も含まれるものの、自由度が上がればそれだけ責任も生じ。タガが緩まば野放図に。無尽蔵な発行は自治体の財政再建が遠のきかねず。

そう、大雑把ながら市債を巡る状況について、ほんと「大」雑把だけど。毎年、約五百億円の市債を発行して資金を調達、その返済は三十年後の満期一括償還が原則。そちらもおよそ約五百億円の返済が毎年行われており。小さからぬ額にて無鉄砲では回らぬ。計画的な返済の為に発行の翌年度から三十分の一づつの積立、それがいわゆる減債基金。その借入については他に譲るも厄介なのは市債発行に生ずる利子。年利一分と申しても元金が五百億円ならば五億円。それが翌年度以降も当該年度分が上乗せされて雪だるま式に。現在は利払いだけで年間百億円以上。それが毎年あちらに流れているとなるとあの高視聴率も頷ける訳で。

見そびれてしまったことをこぼせば、求めずと運転手から録画が届いた。総括質疑前の最終回に思わぬ副次効果が生まれぬことを願ってやまず。いや、逆か。

(令和2年9月30日/2597回)

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2020年9月25日 (金)

芙蓉

巧拙の以前に外せぬ一句「この苑の主の如くや柿大樹」を拾った。久々の句会はおらがセンセイ宅の庭先を借りての吟行。植物園さながらも植物の名はとんと疎く、芙蓉といわれて浮かぶは三国志の芙蓉姫くらいなもの。芙蓉の中でも朝は白く夕刻に桃色に染まる変わり種、誰が付けたか酔芙蓉というのだそうで、残りし一輪を「深酒や散りそびれたる酔芙蓉」と詠んだ。

即興五句がしんどければ予め、との助言に甘えて用意した「色直し静かに進み秋の庭」の句が特選、なんて自慢話は横に置いて。当日の最高齢は九十八歳、町田市から通うTさんが拾った句に「敬老日今年も来たか追ひかへせ」と見かけた。敬老の価値観こそ失われてならぬも意外とそのへんにホンネが隠れとるのではないかと。

閑話休題。詐欺の被害に遭うは金銭有すればこそ。必要以上は災禍の元凶、必要とあらば自ら出向く、と伝えるも絶えぬ情報提供。他言無用などと聞かば余計に。酔った勢いでつい、なんてのもなきにしもあらず。口外せぬよう含める位ならば言わねども。こちとて精神的な負担ばかりか、ありもせぬ漏洩を疑われるは不本意にて聞かぬが仏。が、んな横着は私位なもんで、獰猛な連中などは隠しごとは一寸許さぬ、そこに介入する権利があると舌鋒鋭く緩まぬ追及。

さりとて、火も通っておらぬ料理を人に出せるか、いや、完成品を出されても手直し効かぬ、献立位は見せれんのか、いや、食材、ついでに調味料の分量まで...と際限なく広がる要求。直情型の議員に対して石橋を叩いて渡るが役所。そこはいつもの攻防なれど、曲がりなりにも市民の皆様から選ばれた事実ってのは役人に対して絶大な威力を発揮するもので、「オレたちは選ばれた存在だぞ」との脅し文句に下されし土俵際の判断。

確かに隠蔽と判断されてもやむなき例とてあるものの、不用意な情報が招く混乱は枚挙に暇なく。そこを克服するは相互の信頼、いや、実際は提供が報道に遅れるに相手の面子が潰れかねず、信頼というよりも恐怖心が勝った、ってのが正しいかも。そう、一部の議員が扱い注意とされた情報を「解禁日」前に自らの記事として投稿、市民の皆様の目に触れることになったってんでひと騒ぎあって。

一刻も早く知らせねばとの使命感に燃えるは結構なれど、そのウラには特ダネの記事が目を惹かば自らの手柄として名が広まるに違いないとの下心が隠れていないとも限らず。そりゃ面白くないよナ、ヨーイドンのはずが「卑怯」ぢゃないかって。世が世なら、否、証券業界ならば情報の漏洩は厳罰に処される訳で。それ以上に守秘義務を破るは信義にもとる、顔に泥を塗られた格好の相手方。怒髪天を衝いてか後姿のあの御仁が抗議に来ると言われて。

あくまでも「個」の話、と突き放すは容易なれど、たった一つの汚点に全体の関係がこじれるは本意ならず。何よりも他の議員が報われぬ。当事者が反省しとるとの言質を得て波風を鎮めるべく。有権者とて賢いから何も当人のみの実績などと信じるはずもなく、そこに得る票以上に失う信用の方が大きくはあるまいか、と老婆心ながら。

そう、言い忘れてしまった。冒頭の句は「主」をいかに解釈するかで意味合い変わり。そのへんも俳句の魅力かと。

(令和2年9月25日/2596回)

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2020年9月20日 (日)

佃煮

駅構内の物産店にイナゴの佃煮を見かけた。古来、農民の蜂起は飢饉に始まり、飢饉はバッタの大量発生に端を発せり。大自然の猛威は地震、台風に限らず。大群ならずと主食を食い荒らされてはかなわぬ、害虫を捕獲のみならず食材に転じた生活の知恵。見た目こそキモいけど、あれをおかずに白米が進むんだよナ。

色彩以上に刻まれし歌が特徴。少しかじれば似た作品が可能と知らば。巷に氾濫する贋作に「盗人とてそれで糊口をしのぐことが出来るならば」と自ら相手の作品に歌を刻む鷹揚な一面を見せた大田垣蓮月。江戸城の無血開城の立役者は言わずと知れた勝海舟と西郷南洲。世紀の対面の前に西郷どんに届きし一枚の短冊。「あだみかた勝つも負くるもあわれなり同じ御国の人と思へば」。五文字の「あだ」は「仇」にて敵味方の意。

同じ御国に生きる以上は耳塞がずとそこに新たな視座を得られるやもしれず。何よりも後姿の観察だけでは退屈でかなわぬ。じっと言い分を聞いておったのだけれども仇方の質問の一つに冷暖房の購入と月々の電気代に補助すべし、それも高齢者世帯に、なるものがあった。撒餌に文句は言わぬ、が、国民はあまねく平等に、格差是正云々などとあれだけ騒いどるのだから「高齢者」「冷暖房」に限らずと生活を全て無償化すると言わば良さそうなもんなれど。

かたや民間企業のリストラに雇用を守るべく介入すべし、なんてのも越権、自由の侵害の類なれど、生活者の苦悩に寄り添い、何とかせねばとの姿勢は安穏とした体制側に忘れていたものを気付かせてくれたりもして。

そう、運転手との雑談が興じて目下「北の国から」にハマっており。北の大地での自給自足の日々。生産調整の名のもとに畑に転がる野菜。畑に捨てられた野菜を拾うは犯罪か。まだ食べられるものを規格外と畑に捨てるはもったいない。されど、それが市販されて消費者が購入するかと問われれば。衣服ならぬ生鮮品にて足早く、作った分だけが売れる訳ではないところが肝。これだけ人類が進歩しても解決出来ぬ課題の一つが食品ロス。

臨時休校時に不要となりし食材を経済的に困窮した世帯に提供しては、と仇方。もったいない、と知るも配送の手間に衛生面、そして、無償配布は営業妨害、などと訴えはせぬも八百屋の経営、と続き。そこに慣れぬ素人が少なからぬ労力を費やす位ならばいつも通り市販の品を購入した方が全体として効率的だったりも。

そう、休校時の食材納入業者への補償も含めておられた。大本営は国なれど発注は本市。以前、地元の学校のお抱え業者が相談というか悩みを吐露されていたことがあって。運動会時の昼食を依頼されるも突然の中止に最近は支払われぬことも少なくないとか。「次の機会に」と茶を濁されて。得意先とあらば注文も拒むに拒めず。

そのへんは規約に記されてはおらぬ。されど、前日から食材の調達もせねばならぬ、料理の仕込みとて同じ、相手方の事情を察して目配りするが人の道ではないかと思うのだけれども。飽食の時代にあって「食」について考えさせられることは少なくない。

(令和2年9月20日/2595回)

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2020年9月15日 (火)

納得

秋の味覚、山梨県牧丘町から巨峰が届いた。天高く馬肥ゆる秋。いや、何も食欲旺盛は秋に限った話ではないけれど、時節柄かそちらに関連した会話多く。口で言う割には一向に減量が進んでいるようには見えぬと団長。いや、ちゃんと走っとるのだけれども何せ大食漢にて消費に勝る摂取量だけはいかんとも。

居並ぶ来賓、私の右隣は言わずと知れたその人とおよそ決まっとるのだけれども右後方より聞こえし一言。「久々の姿も前の御仁が痩せておらず安心した」と聞こえた、というか確かにそう言った。数日後、番台の上から当人の後姿を眺めれば...うむ、確かに。

そう、議長が番台に上がる時は副議長は議場内の自席を占めるは可なれど逆は成り立たず。議場内に議長いるなら番台に座るべし、とのことらしく、不在扱い、つまりは「強制」退去を命じられ。むしろその方が好都合に見えなくもないけれども、首輪でも付けておかねば行方知れず、その間に何かあらば...ということでBGMに議場の質疑流れる議長室に軟禁されて。

故に出番回ってくれば水を得た魚の如く方々に神経を注いでいるのだけれども数いる局長の中でもK局長など演台から遠方の隅に陣取りしも指名から登壇までを待たせてならじと俊敏な移動ばかりか、登壇後とて正面ならぬ質問者の方を向いて一礼。そんな姿勢というのは伝わるもので真摯な態度に質問側の追及も...いや、そこは変わらず。些細な所作に知る当人の性格。ちなみに太め残りのその人とて一礼の向きは...。んな観察ばかりで肝心の答弁を聞いとるのかね。

閑話休題。ぽつんと残らばいやが上にも目立つ。非協力的に見えがちも好んで残っとるものでもなく。長年の懸案、暗礁に乗り上げたかの用地交渉に終止符。そう、二年前に地権者から突然の御指名に立ち寄りて聞く当人の言い分、過去の市の対応に随分と御立腹の様子。前任者などは初対面の挨拶後に突然の金額提示、「ゴネ得はありえぬ」と残して以降は連絡が途絶えた、とか。

市の非礼を詫びつつ臨みし仕切り直しの一番。金額の差など知らぬ。が、少なくとも交渉の場に臨もうとの意思があるのだから脈が無い訳ではあるまい。さりとて、私の介入に示談金が倍になると誤解されてはかなわぬ。市とて無い袖振れぬ、後に訴訟沙汰になっても正当性を損なわぬ金額しか出せぬ事情は予め了承願うと念を押し。

一方、担当には過去に頓挫せし理由は不信感にあり、まずは誠意、それでいて査定に解釈の余地生まれるものについては相手の意向を斟酌して。万が一にもこじれるようなら同席も厭わぬと伝えおいたものの、その後はなしのつぶて。いつしか忘れかけていたのだけれども突然の着信に契約を終えた、と地権者。

外堀埋められ、理不尽な要求を呑まされておるまいか、と水を向ければ、心配には及ばぬと。ってことはやはり私の名を借りた倍額提示でも、と担当に詰め寄れば、十分な枠内にて「納得」の契約と。「納得と共感」、どこかで聞いたナ。発言者の真意こそ知らず仕舞いなれど、そりゃ誰もが否定できぬ不滅の価値観にて。

こじれた交渉の決着、そこに両者の関係が改善するに一役買えるは何とも。これであの道路が広がりますゆえ。

(令和2年9月15日/2594回)

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2020年9月10日 (木)

空気

覆水盆に返らず。ゴネて結論が覆るは稀なれど、意思決定の過程が不透明、とは追及側の常套句。議事録の開示求めるウラには不都合な事実が隠蔽されとるに違いない、との不信感。密室の談合は許せぬとの言い分にも理はあれど、昨今などは意にそぐわぬ発言者への徹底的な弾圧があったりもするから。舞台裏の放談にこそホンネが聴けるもので、そこを封ずるに却って弊害の方が大きくはあるまいか、との危惧を抱いてみたり。

餓死寸前であろうと飽食の余興であろうと一片のパン盗むに「窃盗」なる行為は変わらず、一貫して峻厳な固定倫理が支配するは西欧。一方、社内会議後の赤提灯に語られる逆の結論。「あの状況下ではあぁ言わざるを得なかった」との弁明が巷に溢れるはこの国。論理と空気の二重基準のもとに戦艦大和の出撃があった、とは著者の分析。人類とは錯誤の歴史、振り返って何故にあれほどのバカ騒ぎをしたのだろうとの述懐は少なくなく、この状況下において書店に並ぶその手の関連本よりも示唆に富む一冊ではないかと。「空気の研究」(山本七平著)を知人に勧めていただいた。

空気に抗(あらが)うといえば、今定例会の議案の一つに特殊勤務手当の増額を求めるものが含まれる。あくまでも児童相談所に携わる職員に限定された処遇改善なれど、いわゆる「手当」を取り巻く空気は言わずもがな。確かに当時などは御手盛りなどと揶揄されるだけあって本市でも五十以上もの手当が存在したものの、今や数えるほどまで削減進み、その効果額は年間十億円以上。故にこの御時世において何らかの手当が庁内検討の俎上に上がるというのはほぼ結論ありきと見るが自然。財源が血税である以上は御手盛りは厳に慎まねばならぬ、されど...。

「空気の支配」と申してもそこに無抵抗だったものではなく、「水を差す」なる方法を民族の知恵として有していたと前著にあった。そう、今回とて増額の妥当性を検証するが本分なれど、時には世の風潮に阿(おもね)らずに増額なる選択肢も排除せず検討してみてはどうか、と水を向けてみたものの、そもそもに特殊勤務手当なるものは「著しく危険、不快、不健康又は困難な勤務、その他の著しく特殊な勤務を対象とするもの」であって云々と慎重な答弁に終始されており。

そう、コロナ下において前年度比の売上が減少した中小企業に対して支給される本市の小規模事業者臨時給付金。その実績が想定を下回る、しかも「著しく」との報告を受けた。本来、想定を下回るは不本意なれど、歳出を伴うものだけに財源が浮くは嬉しい誤算と結ぶは短絡的。五割以上の減収が条件となる国の持続化給付金の支給対象は約二割。五割に及ばずと減収に喘ぐ中小企業を救済すべく独自の支給を決めたものの、想定の一割にも満たぬ実績が物語る現実。

想定の根拠となりしは民間の信用調査会社が実施した調査結果。四月の段階では自社の業績悪化がそこまで深刻化するとの認識は薄かったようで。当初は全体の二割と見込んだ持続化給付金は八割にも及び。給付金以外にも積もる関連予算。コロナに失う命以上に空気が生んだ二次被害のほうが深刻ではないか。

(令和2年9月10日/2593回)

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2020年9月 5日 (土)

柿中

越前に隠遁の十兵衛を訪ねる盟友の藤孝、生まれたばかりの赤子を抱く藤孝に妻の煕子がつぶやく、「人見知りする子が泣かぬは不思議」と。確かにその一コマは覚えとるけどそれが何か...と言いかけてはたと気づく。明智に細川とくれば...。光秀モノである限りは後の姿は描かれずともその運命の糸をさりげなく織り込んだ演出が憎く。史実のみ見れば、叡山の焼き討ちに本能寺の変を企てし謀反人、逆臣の徒と教わりしも時代背景、舞台裏の秘話知らば評価一変。著者の誇張や恣意的な解釈があったとしてもそれを含めて後は読者がどう咀嚼するか。

名目上は郷土史なれど、そこに付されたコラムに知る当時の秘話。おぼろげな記憶に知ったかぶりの自慢話を披歴したものの、気になる事実。かつては一を聞いて十を教えて下さったOセンセイが居たのだけれども。第三十一代議長が自ら編纂された郷土史を調べるべく向かった先は柿中こと柿生中学校。いや、正確に申し上げれば校舎に併設された柿生郷土史料館。郷土を綴った蔵書が豊富な上に無償ボランティアが昔話を語ってくれる。気になる夏の研究課題は「村の名物センセイ」について。

代々が教育者の家柄などと聞くと世間的にはさも名家の誉れ高そうに映るも実際は遺産なくそこに活路を求めざるを得なかった、当時は兵役から逃れる為に、かくいう我が家も...。「ふむふむ、そうだったのか」と真に受けるは思慮浅く、謙遜、謙遜。そんな自由奔放な話が聴けるのも当館の魅力。珍客の登場も温かく迎えられて調べものついでに花が咲く地元談議。帰り際の校庭には夏空に白球を追う選手たち。村の歴史を後世に残さんとの気風が醸成された御当地にあってそれを受け継ぐ生徒とあらば礼儀正しく帽子を脱いで挨拶をしてくれた。

閑話休題。議長といえど発言権なく、口を挟めぬ議会運営委員会。予定なき挙手は市議会の暴れん坊将軍ことH団長。違反者が目に余るゆえ議長名での通達を求める、との発言にしばしの静寂。前段は分かった、が、「議長名」の通達か。それで通じるが大半なれど、確信犯とあらば通じぬ一般常識。通じぬどころか違反の根拠を示せ、などと逆上せぬとも限らず。議会宛の請願・陳情は常任委員会における審議に結論を得るが原則。役人側からすれば常任委員会における答弁こそが満額回答な訳で、たとえ本会議といえどもそれ以上の答弁は信義に反する。いや、刻一刻と状況が変化しとるのだから更なる答弁があって然るべき、拒むなど言語道断、というのが対する当事者側の言い分らしく。

時に敵の軍門に下ってか「特別」なソレが示されたりもするのだけれども隣はダマっちゃいない。規則を遵守しとるがバカを見る運営はおかしいではないかとの批判はまだしも、それが許されるならばオレ様にはアイツ以上の答弁を...なんて結局は譲歩したツケが回ってくる訳で。渦中の当人とて大舞台に鬼の首を獲ったかの如く有頂天面も見渡せば憮然とした面々に囲まれていたりも。そもそもに請願者が求めるは願意成就の結論にあって、その過程段階の答弁を手柄と誇ってみてもはたして損得どうか。そこに自ら信用失わずとも、と老婆心ながら。

(令和2年9月5日/2592回)

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