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2019年10月20日 (日)

両輪

機を見るに敏、通過の翌朝に市内被害への見舞と支援惜しまぬ旨の申出をいただいた。立場上、派遣の権限など有しないことは互いに知る身なれどその細やかな神経には教わること多く。横浜市会議長殿の話。

水位の上昇に流される警報。放流がさも悪者が如く伝えられるも自然流下の調節がそもそもの役目にてそれがなければとうに...。そんな事情すら知らず、放流時の判断の妥当性に下流域において聞こえぬ警報と一方的に断じられては不憫な気がしないでもなく。市内の五反田川の氾濫はつとに有名、大学時代に存分に見てきただけに心配していたのだけれども放水路を含む整備が効いてか付近の被害は免れたと聞いた。

近所の踏切とて大雨時の冠水が顕著、電車通過に支障をきたしていたものの、下水整備を指示して以降は今回も被害無く。道路冠水の名所だったKさん宅前も今や当時の面影は微塵も窺えず。少なくともおらが区においては甚大な被害は免れるも深い爪痕残りし他区の浸水被害。目下、停電の原因究明に復旧に向けた迅速な対応を指示しており。翌日は休日返上にて登庁、京浜東北線の車窓に見る河川敷の様子に躊躇せぬ方がおかしい訳で。

本年は米国ボルチモア市と姉妹友好四十年にて相手方の招聘に予定されし使節団の渡米。未曾有の台風との報道にチラつく中止の判断。そこに市民を守る指揮官としての気概というか矜持が窺い知れた。路地裏の狙撃兵が狙うに恰好の標的。狙われると知ってて外出する位ならば...。いや、年齢のせいか(といってもまだハナタレの域を出ないのだけれども)不思議と出不精というか、国内はまだしも海外など億劫な訳で移動含めてそれだけの時間あらばどれだけ走れるか...違うナ。

後の結論は容易に察しが付いたのだけれども襲来前に市としての万全の態勢を求めるとともに市長行かぬなら「(渡米は)中止で結構」とこちらの意向を伝えた。が、通過後、そして予定された渡航の前日に自ら話があるとかで議長室にて向き合わば、やはりこれまでの経緯から中止には出来ぬ、本来ならばそちらに行かねばならんのだが、状況が状況なだけに自らは残るも議長は行ってくれぬかとの申出。おい、んな虫のいい話がどこにある。

いや、憔悴した当人見れば苦渋の決断に違いなく、火中の栗拾う労は厭わねどその判断は私の一存では決めかねず。女房役に市長の意向伝えれば留守時の心配いらぬも(というかその方が好都合だったりもして)、あくまでも使節団ゆえ行政側の然るべき立場、つまりはその為の「副」なのであって副市長の代行が筋ではないかと副議長。そうそう、私だけの人身御供は御免...それも違うナ。が、前日の決断とあっては荷が間に合わぬ、というか代理立てるに入国の許可が下りぬとか。

市長と議長は車の両輪などとヨイショされど、どちらが役立つかは論俟たず。こちらはあくまでも行政の監視役なれど向こうは選手、つまりは指揮官にて代役は利かぬ。馬子にも衣装、確かに式典などは資質よりも肩書、用意されし台本通り演じてくればいいのだから適任といえば適任か。現場に居ても然したる役に立つもんでもなく三方よしの判断を承諾しての渡米。ならば肝心の調印の署名も私の達筆にて...。それは予め用意していくのだとか。

(令和元年10月20日/2530回)

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