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2019年9月

2019年9月30日 (月)

右腕

それまで積み重ねてきた経過がその一言で覆されることしばしば。最低でも県外然り八ッ場ダムに築地市場と翻弄されてきた方々少なくなく、時の為政者の言動が一時は万来の喝采に英雄扱い受けるもその後を見れば禍根を残すこと往々にして歴史に学べば当人の言動とは逆の結果、つまり元の鞘ってことが大半を占める。

イケメン俳優に劣らぬ容姿に颯爽として物事に動じぬ胆力、巧みな弁舌は父譲りか。それでいて盤石の地盤有せば将来の総理候補と目されるは必然なれど真価問われるはこれからにて例の汚染処理水を巡る一連の発言の責任やいかに。名を為す大物の陰に名番頭あり、父君とて右腕に恵まれた訳で命運左右するは個の資質のみならず。

別格の厚遇扱いは議長に同じ。それが代役の代役たる所以なのだけれども揃い踏みとあらば随行も倍。抜きん出て目立つ存在ゆえ、少なくとも選出区内の機会位はそちらに譲ろうにも運命のいたずらか同区選出が正副を占める。逆ならば目の上のたんこぶ呼ばわりだったはずも嫌な顔一つせずに補佐役に徹していただいており。就任時に「仕事上の相談は副議長に、放課後の誘いは私宛に」と訓示にならぬ訓示を述べたもんだから内政はそちらに任せて自らの宣伝に余念なく。

「オリパラ」などとの造語に多少注目は寄せられどまだまだ足りぬ。いや、大舞台に上がれずと夢に挑戦し続ける無名選手を応援して何が悪い。「副」議長の肝入りにて発足のパラムーブメント議連では名ばかりの会長職を演じているのだけれども矢継ぎ早に打たれる手は形骸化しつつある他へのあてつけだったりもして...。折角の意欲を削がぬよう相談には全て「是」と。

不足する会議室の一方で分不相応に持て余す部屋。私の在籍云々に関係なく勝手に使って結構と。来る者拒まぬ議長室にて役職関係なく立入自由なのだけれども内緒で来る以上はそんな相談もある訳で現場の実態を聞くにいい機会。厳格化される勤務時間に徹底される服務規律、その意図は分からんでもないけど曲解されて余計なことは断じて許さぬとなれば話は別。とりわけ、市民の相談窓口などは尚更のこと、冊子を渡してハイ終わりでは不親切すぎやしまいか。

他に手が回らんのであればまだしもそれほど多忙に見えぬとあらば...。悲しいかな事の成否以上に職員対応の拙さに起因する苦情少なくなく。こちとて呼ぶに重宝するは意を汲んで縦割りの庁内を奔走してくれる職員な訳で人事評価高からずと。現状に改善が必要との意識有するは健全な証拠。早速に上級職を呼んで改善を促すは容易なれど問われる抜け駆けの責任。通報者の立場を損ねぬよう細心の注意払いつつ、まずは隠密に現地調査から。

物乞いというか浮浪者というかみすぼらしき娘チエは血縁でもなんでもなく。誰も近寄らぬ娘のシラミつぶしの手伝いに切れる堪忍袋の緒。「できる人ができない人のためにしてあげる。それがあたりまえだと思わぬか」の母の一言に自らを恥じる童子の名は福沢諭吉。障害者支援にせよ窓口にせよ、何か特別のことを求めとるのではなくまずは人として当然のことから。

(令和元年9月30日/2526回)

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2019年9月25日 (水)

川浜

足裏は内臓に通ず、その道の権威が「健康」の主治医の一人なんだけれども先生曰く三十分以上の運動は逆効果とか。かと思えばラン仲間の一人でもある歯科医の先生によれば空前のブームにいづれ膝痛の患者増は免れぬなどとこぼされれば脅しにしか聞こえん訳で。老後の心配なぞは出たとこ勝負と無謀にも昨年同様...いや、「上乗せ」で申請を終えた。迫るオクトバーランの目標距離は内緒、というか、それ以上に時間をどう捻出しようかと。

県の議長殿から案内届き、祝賀会に顔を出した。当選回数のみでいえば同期の桜なのだけれども向こうは血統馬、いわゆる「世襲」なれど暗愚ならぬ積み上げた実績は当日の参加者が物語る。父君はかつて県政に君臨された首領にて既に御隠居の身なれど息子を案じてか血が騒ぐ政治家の性分か久々に御姿を拝見。

いや、拝見どころか水向けられて壇上で一席ぶったのだけれども人の将に死なんとすその言や善し、齢九十にして「自らの葬儀には必ず来てくれ」との前口上に始まる挨拶はさすがの名演ではなかったか。そう、当日が開幕日にて不在の隣市の議長の行方を邪推しておれば見透かした同市の市議が一緒にどうかとパブリックビューイングに誘って下さって臨場感あふれる特設の会場にて麦酒片手に見知らぬ方々と歓喜の声を上げた。ラグビーならずとスポーツの魅力はその一体感。さすが横浜市だナ。

種目の栄枯転変に絡む時代背景。野球なら「ドカベン」に「巨人の星」、サッカーならば「キャプテン翼」、バスケならば「スラムダンク」と続き、ならばラグビーといえばコレ抜きには語れぬ。目下、爆風スランプ「ランナー」とZRAD「負けないで」がマラソン曲の定番なのだけれどもこちらの主題歌を入れて三大にでも。俳優の山下真司氏などはこの役柄がその後を決定づけたと申しても過言ではあるまいに。

架空の舞台「川浜」は川崎と横浜より一字づつなどとトリビアじみた話題は豊富なれど主人公の不良生徒の名はこの人に由来するとか。大八木敦史著「我が道」を読んだ。並はずれた体躯に天真爛漫な性格、主将とは違った圧倒的な存在感はドカベンの岩鬼に重なり。故平尾誠二氏とのコンビは知られたところなれど痛快な自叙伝には日本人初のオールブラックス入りを狙ったなんてのもあって。前著は挑発的な題名の「ラグビー校長、体罰と教育を熱く語る」にてアスリートのセカンドキャリアと子供の育成を目指した教育実践を説かれているのだけれども避けて通れぬ体罰論。

地位の威光を傘にした卑劣な制裁は断じて看過出来ぬもその全否定の裏にはヘンな平等思想が根底にあって。そりゃ理想として説く意義は否定せぬも現実の社会には理不尽が横行しとる訳でそのへんを隠したまま理想だけを教えるから現実に適応できぬ生徒たち。今どきならば発禁扱いの青春ドラマにはそんな場面が少なからず登場するも似た場面を経験した同世代は数知れず、されど、当時を振り返ってあれは体罰だったという奴がどの位いるか。むしろあの親心に勝る鉄拳こそが更正の転機と語る不良連中は少なくないはず。

次戦の相手は屈指の強豪アイルランド。どれほどの身長差があろうとも倒しにいかねばならんのがラグビーにて。

(令和元年9月25日/2525回)

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2019年9月20日 (金)

良猫

季節外れの花を「機を逸す一輪揺らし秋の風」と詠んだ。季語は「秋の風」ゆえ花の名を記さば季語二つ。ちと工夫したつもりが、ヘンに凝らずと前五は「咲き残る」で結構と赤ペンにあった。予め用意されていたとしか思えぬ手際良さの挨拶状に前後して届いた胡蝶蘭。はて、逆ではないのか。いや、置ききれぬ余剰品とか。やっぱり人気の大臣ってのは違うんだね。まぁあって困るもんでもなく縁起物ゆえと部屋に飾りし翌日に地元の代議士が比例三回にして「ようやく」政務官にありついたと聞いてそれはめでたい早速に...いや、ちょうどいいぢゃないか。

言論統制に厳しい監視下はさながらジョージ・オーウエルの世界を連想させるも隷属には程遠く、むしろ適応するは善導に繋がっているのではないか。さすが白でも黒でも鼠捕らば良猫の国。結果的に社会に道徳が根付かば手段問わずとも...隣国の近況描く一冊を読んだ。あぁ見えて私の最初の公認時の面接官だから一応の恩人である訳で、下手な小説に劣らぬ壮絶な過去の真偽は定かならずも欲せずとその手の話は「本人から」随分聞いた。まつわる話には全く不自由ないのだけれどもこと最近などは執拗なまでに追われる過去。その位の危険な橋を渡らねば人として成長出来ぬ。下馬評に「要注意」などとの印あるそうで、実力も見ぬうちから騒がずと。仕事さえ出来れば白でも黒でも...違うか。

閑話休題。川崎市議会も各会派の代表質問を終えて次なる舞台は決算審査特別委員会。委員長を指名して雛壇を下りたものの、肝心の質疑は「現職」の議長は許されぬ、というか正確に申し上げれば辞退するのが慣例だとか。おい、バカ言っちゃイカン。んなものに従えるかっ。と言えれば大したもんなのだけれどもそのまま丸め込まれて生じた一日は無駄に出来ぬ。駄々っ子ぢゃあるまいに休むと告げて向かいし先は...。ライフラインの断絶に復旧遅れて募る苛立ち。そんな状況を物語るが如く本市にも職員の派遣要請が届いた。

日夜の作業に徹する作業員を責むるは酷。防災服着てショベル片手に行くは厭わぬもまずは現地を見てみねば。と、早朝より車走らせ房総半島の館山自動車道を一路南下。やはり通常より交通量明らかに多く、災害派遣を掲げた自衛隊車両に警察車両、そして、作業車等の往来目立つ。途中から一般道にて村落回れば壊滅に近いビニールハウスと瓦屋根に被せられたブルーシートが異様に目立つ。瓦は特注品にて調達が大変なんだよナ。意外と残るは頭上の青い道路看板、鉄塔以上に風圧に晒されそうなもんだけど。

そう、これだけ被害が広域に及ぶ割に見えてこぬ「県」の存在。政令市は自前にてそれなりの対処や復旧が図れるもののそれ以外の一般市及び町村は「圧倒的」に人員が不足しており、そちらの支援を、とは東日本大震災直後の仙台市の管理職の談。日頃はあれだけの権勢を誇っておられるのだからそんな時位は...。問われる「県」の役割。

首都圏を直撃した災禍は近年異例。結果的に停電等の被害は千葉県を含む一部に留まったものの、全域に及べば混乱必至。本市の避難所にしても避難者数が少ないから冷静に対処出来るも大挙して押し寄せられてはどうか。支援物資の調達、罹災証明の発行に派遣先の状況等々。対岸の火事ならぬ次の糧とすべく学ぶこと多き一日にて。

(令和元年9月20日/2524回)

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2019年9月15日 (日)

弁士

特段の便宜図った記憶は無いのだけれども持参されし厚めの封筒。その手の類は全て会計に没収されてしまうからそんな事実、中身の金額を後で知った。晩年は道楽に生きた御仁にて全国行脚の途中に陣中見舞と立ち寄っていただいて、しばし歓談の後、翌日には念願の橋の開通式典にて被災地へ行かねばならぬと見送った。

あれからほんの数ヶ月、突然の訃報に死因知る由もなく、満面の笑み浮かぶ遺影に偲ばれる人柄。享年七十八歳。焼香に待つ列の後ろに聞いた、本人は一年前から余命を知っていたんだ。ってことはあの封筒も...。Hさんらしいナ。

さて、センセイ方に研鑽を積んでいただくべく企画された研修会、人生百年時代に向けた地域づくり~地域包括ケアシステムのあり方について~。招いた講師が最高学府とあらば肩書きに申し分なくも学者然とした内容では心に響かぬ。が、逆も然り、聞く方とて怠惰な姿勢は話し手の意欲を削ぎかねず、成否握るは「双方」の意欲。

長時間に及ぶ代表質問を終えて向かいし次なる会場は市内各校から選抜された十三名の弁士が並ぶ高校生の弁論大会。午後六時の開会といえど疲れたなどと言っておれぬ、何せ彼らとて日中の仕事の後に勉学に勤しむ定時制の生徒たち。

必携品に「ハンカチ」と記されし案内見れば本気度が伝わってくる訳で。そんな特別な機会の式辞とあらばいつになく視線が鋭いような気がせんでもないのだけれども秘書に渡されし原稿にはキチンと「双方」が大事とあった。

高校最後の夏、逆境を好機に変えた野球部の主将は介護士を目指すと言い、万が一どころか十万分の一の狭き門と知りつつも声楽家の夢追う乙女は「今」を後悔したくないと訴え、壮絶な虐待に親元離れて祖母の元に身を寄せる生徒の夢は小説家。

優勝者の演題は「命の価値」。進むペットブームの陰に広がる闇、過剰な交配に安易な殺処分の実態を厳しく戒める内容。動物といえど命を弄ぶなと社会の暗部を抉る内容と技術は秀逸にて選考結果に異論なくも少なからず含まれる審査員の嗜好。ならば私のイチオシは...。

オタクと思しきアキバ系男子の活躍を描いた漫画「弱虫ペダル」、いわゆる弱ペダの登場人物が「ツール・ド・東北」のコースを走る特別画が新宿駅の地下通路に派手に登場。高一の彼女もアニオタなのだそうで、オタクにはキモいとかネクラとか負の偏見が付きまとうと「起」、されどオタクとて...と並べられし魅力の数々はまさにオタクならではの斬新な視点にてオタクもアリかもと惹きつけて「承」。

で、「転」ずるは定時制、そこに向けられる世間の目は未だ冷たく、恵まれぬ家庭、普通校に届かぬ劣等生、不良等々と。が、こんな愉快な仲間はおらぬではないかと笑い飛ばして「結」。オタクと定時制の取り合わせが絶妙にて。

会長職を仰せつかるまではそんな機会があることすら知らず、折角の才能を埋もれさせては大きな損失。その評価は兎も角も広く世間に知っていただくべく、パラムーブメントに次いで定時制高校の振興議連でも...。逆境に挫けぬ彼らの将来に幸あらんことを願っている。

(令和元年9月15日/2523回)

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2019年9月10日 (火)

刺繍

薄汚れた、というよりも「ほんのわずか」に色褪せた程度の防災服に新たな支給を、と古株。が、そこで安易に頷いては若手への示しつかぬ。どうせ年に一回の訓練時しか着んのだから...と返す前に相手の助太刀現れて防戦を強いられた。

生地に差異なくも市職員の防災服の背後には「川崎市」の目立つ文字。対するセンセイ方は胸ポケットの上に「川崎市議会」の小さな刺繍。「刺繍」は要らぬゆえ同じものでも、そのほうが調達面でも効率的ではないか、と緩まぬ攻撃の手。そんな言い分も分からんでもないけれども大して役に立ちもせんくせに余計な動きをされて同類に間違えられたらかなわぬ、本人たちの為にもそのほうが好都合ではないかとの役所の陰謀、いや、「配慮」だということに気付かねば。センセイってのは役所にとっては招かれざる客、か。

あれから一年、総合防災訓練の講評にて北海道胆振東部地震における大規模停電、いわゆるバーンアウトの話題にふれた。事前通告とあらば隠蔽の恐れあり、想定外こそが災害にて「より実践的」な、つまりは台本なき訓練を「ブラインド」というらしいのだけど語学に堪能な妻には目隠しして非常口を探す訓練と写ったらしく。語学以上に求められる一般常識。

公用車にふんぞり返っていても難局の陣頭に立つ用意はある訳で事前の警戒発令といえど避けられぬ被害。迫り来る台風に届く避難所の開設状況、枕高く寝れるは彼らのおかげにて役立たずとも慰労位は。逆に解釈されかねぬと知りつつも夜間に指令本部の区役所と避難所となりし体育館を訪ねて状況を聞いた。通過時はかえって危険、いかなる事情に避難の判断を下したかは以後の参考になる訳で。が、それ以上に現場に知る体育館への冷房の必要性。

迫る消費税に騒ぐ外野はいつもの話。が、上げる方とて既定路線と涼しい顔をしていられるもんでもなく、かねてよりの幼保無償化がようやく実現。収容人数二千人の会場を埋め尽くすは子育てに励む幼稚園父母の会の保護者の面々。渡されし原稿にはまさに「旬」な幼児教育の無償化に関する記述多くもそりゃあくまでも役所都合の話であって、予算確保以上に大切なことを伝えるがセンセイの役割。

幼少期の経験が将来を左右するは言わずもがな、相次ぐ物騒な事件の背景には当時の複雑な家庭事情があったりもするもので、溢れるコップの水が如く親の愛情足りれば他に譲ることを覚える、わがままならず他人様への思いやりの心育まれるものにて要望の実現に労は惜しまぬも保護者の皆様の協力なくして豊かな情緒は育めぬ。

さりとて選べぬは出自、それを補完するは友人であり幼稚園の教諭。当日の資料に目を通していて幼稚園協会の会長の寄稿文にペスタロッチの記述見つけた。片田舎で孤児たちの為に献身的な活動続けた同氏の功績は広く世界に知られたところなれど、その同氏が目指したものがまさに...。

王は何かを「得る」のではなく、何を「与える」かだ、と、ムファサがシンバを諭す「ライオン・キング」上映中。

(令和元年9月10日/2522回)

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2019年9月 5日 (木)

料理

人知及ばぬ大自然。不運にも被害に遭われた自治体への見舞金目的に報酬から基金化を図っているのだけれども昨今は原資が枯渇しかねぬ状況。それだけ多いんだよナ。

市の総合防災訓練を前に議場における避難訓練を終えた。所詮は訓練に過ぎぬとの認識からか緊張感の欠如甚だしいとの副議長の激に改善いかほどか。本会議中における大規模地震の発生を想定した訓練にて意義こそ否定せぬも腑に落ちぬのは...その順番。何を隠そう私の退出が「最後」だそうで。災害時における市の対策会議の本部長が市長ならば私も市議会を包含する別働隊の責任者にて最優先に逃すが理にかなわぬか。まぁ議場席の最前列位は将来の有望株にて大目に見るにせよ、二列目以降などは...。

俊敏性に欠ける連中の退出を待っていたのでは埋もれかねず。別経路にて避難せし理事者側の順番は危機管理監に先導された市長が先頭だったような。災害時の退出順に見る「長」の格差。いや、「長」たるもの最後の一人まで見届けてこそ...んな訳ないナ。議長が欠けては折角の災害本部も機能せんではないかと問えば職務代理者がその職務を代行すると要綱にあるとか。その手順とて議事を一時中断、経路の確認後に職員の誘導に従い避難するというのだけれども指示待つは長く、普段とらぬ姿勢にせっかちな連中とあらば果たしてそこまで冷静に対処出来るか。

訓練後の講評に立つは消防局長。北極圏に生息するセイウチは群れの行動、ホッキョクグマは天敵なれど陸はクマに分があり。追わずともそこに居ることを示すだけで相手が勝手に錯乱状態に陥り、我先に逃げまどう群れの下敷きになりし子供が餌食なる悲劇。理性あるホモサピエンスゆえ「殺到」することないはずだが...とこちらの胸中見透かしたかの如く、厄介な連中を諭すに十分な内容。

閑話休題。来賓として招かれし市の老人福祉大会。町内会の単位ごとに編成される老人会の永年活動の受賞は団体に付与されるものなれど賞状受くるは代表者。団体名を呼ばれるに気付かぬ受賞者少なからず、いぶかしく見ていたのだけれども年齢資格は十分と思しき隣の来賓に個人名を呼ぶべしと言われてはたと気付く。それが老化ってもんで。

こちらの常識通じぬ相手に募る鬱憤、叱責されて贖罪の念に悩むは症状の進行を早まらせかねず。彼らとて故意に間違えるものでなく、不作為の結果なのだからそこは寛容であっても。いつぞやに聞きし料理店の話。働くは認知症の方々ばかり。そこには金銭に換えがたい充実感、生き甲斐がある訳で予め心の用意あらばそんな粗相とて笑って許せるもの。ハンバーグが餃子に、注文をまちがえる料理店は私行かずと大盛況だそうで。

餃子食えずともそんな善意が広く知れ渡る意義小さくなく。立案者曰く、譲れぬ条件二つ。料理店のクオリティ、つまりはオシャレで旨い料理にはこだわった、間違えるに「わざと」はやらぬと。ってことは厨房のシェフにおらぬはず...なんてのも偏見か。手料理は意にあらずと旨いと食うべしと古老に教わった。

(令和元年9月5日/2521回)

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