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2019年7月15日 (月)

立入

歴代稀に見る出席率ではないかと隣席のセンセイに聞いた。が、やはりこの世界、全て額面通りに受け取れぬ訳で裏を返せばその意図するところは「随分とヒマなんだナ」だったりもして。そりゃ「ちと公務にて失礼」などと退席すれば疑われずに抜けれそうであるし、市政とて日々刻一刻と動いとるから何もないなんてことは無い訳で何らかの機会作るもやぶさかならずも先方とて貴重な時間を割いて窮状を訴えとるのだから真摯に向き合うが当然。ということで、来年度に向けた各種団体との予算要望の意見交換を終えた。

要望の中では入札絡みが半数以上を占める。乾いた雑巾は言わずもがな、基本的な構図は貿易に同じ、保護か自由か。保護とあらば権益生み、やがては成長を阻害しかねぬ、ならば門戸を開き競争を促すことで。さりとて、外来種を招かば絶滅危惧種になりかねず。まぁ概ねそんな攻防なのだけれども向こうは防御壁を高くして市内業者を守っとるにこちとら壁低くして外来種を積極的に受け入れる、それが隣同士とあっては余計に目立つ。関税が如く数字の上下で済まぬ話にて。

が、それ以上に「手抜き」というか網の目をかいくぐる行為が横行中とか。競争入札とあらば勝敗決めるは金額なれど杜撰な状況を生まぬようにと事前に提示される条件。が、それとて人の手によるものにて完璧ならず、その欠陥というか「抜け」をいかに見抜くか。それは不備というよりも解釈の余地を残すものだけに相手とて不正の認識なく気付かぬほうが...などと言われかねず。

その為に事後の窓口もあるのだけれども打てど響かず、というか腰が上がらぬ。上がらぬ理由聞かば人手が足りぬとか。どこかの議会答弁ぢゃあるまいに「聞きおく」程度で立入らぬと知らば相手とて図に乗る訳で、入らぬと思われるか、入る「かもしれぬ」と思わせるかは大きな違い、抑止力って話。全般の仕切りは財政局なれど発注は現局。ならばそちらの手を借りればいいではないかとなりそうなもんだけど、立ちはだかるは縦割りの壁。

さて、近年は防災に関する要望も少なくなく。団体の一つから狭隘道路の解消を求める要望をいただいた。道路狭くば緊急時の車両通行に支障きたしかねず、懸念される被害拡大の恐れ。拡幅の為の後退用地を提供するに生じる測量に土地の文筆や登記の手間と負担、それでいて土地境界の合意得られぬとあらば...。市としてもその必要性は十分に認識しているのだろうけど。

いつぞやに意図せずと重なり、災害直後の市役所を訪ねたことがあった。窓口に並ぶ長蛇の列、待合所に俯く顔に焦燥感ただよう光景は見るに絶えず。被災者の生活再建のカギを握る罹災証明書の発行。熊本地震の際には一ヶ月の申請数は十万件、全十八万件の申請に許可を下ろすに四ヶ月を要したと。そこに携わりし当事者たちとて日夜必死に業務を遂行されたはずも当時の教訓を踏まえ、いかに迅速化が図れるか模索してはどうかと御提案をいただいた。

(令和元年7月15日/2511回)

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