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2019年1月25日 (金)

電柱

「読書」に忙殺されている。などと言わば随分と時間の余裕があるんだナと思われるかもしれんけど、「読書」と申しても「書物を読む」ならず、「読んで」「書いて」と。「読む」は趣味、分野問わずあれもこれもと欲のままに溜め込んだものの、移動途中位では追いつかず。「書く」も本稿のみならず、舞い込む依頼に凡夫の非礼を詫びつつ、拙い文章を添えて御返事申し上げた。

少し前にどこぞの信号機が薄型になっていて、そこだけがいち早く更新図られる背景には近所に住まう大物官僚の隠然たる力の証左ではないかと勝手ににらんでいるのだけれども政治家に徳目を求めるは八百屋に魚を求めるに同じとの名語録残る豪放磊落な御仁の居宅も区内にある位で、いわゆる「大物」官僚の居住率が高い。

そんな「大物」の中には前述の御仁が如く手腕買われてバッチ転身組が少なくなく。全国比例ゆえ地元の知名度は劣るも同区の縁で決起大会に招かれたことがあった。当日の弁士は位人臣極めた大物中の大物官僚。その弁や「彼は官吏としては有能なのだけれどもこと議員となると....」。議席さえ与えて下されば仕事はこなすとそういうことを言いたいらしいのだけれども確かに媚びを売るというか電柱に頭下げる性格とは程遠く。悲しいかなそちらが跋扈する世界、再選果たされず政界を去られた。

偶然にも通勤電車内で数年ぶりに見かけて声をかければ御元気そうな様子にそれが世に言う天下りというのか知らんけど政府系のシンクタンクに職を得ておられたと記憶する。が、今や御立派な社会的地位を有する方々がズラリと並ぶ会議の座長とのことでそちらの提言とともに意見を述べよと。電柱への御辞儀厭わぬ私如きに意見求めるは八百屋の魚に同じ。駄文添えれば前回に続いて再び。前回が「地方創生」ならば今回は...「少子化」。

文中、目を惹くのが事実婚と扶養義務の文言。倫理上、産んだ責任を負うのは当然ながらそこが厳格化されればそこに躊躇して断念する男女もいるかもしれんし、逆に授からば容易ならぬ覚悟を有するだけに。いや、そりゃあくまでも快楽の産物であって本末転倒、婚姻が先との価値観残れど少子化の時代にあって子を授かるは天の恵み、出来ちゃった婚をいかに解釈するか。

家族制度を左右しかねぬ事実婚には慎重論根強くもひとり親家庭については経済的に困窮した世帯多く。貧困の連鎖への懸念から子への支援を求める向きもあるもそこに至る過程は様々であって、少なからず親の「勝手な」都合も含まれない訳ではなく。そのへんのべつくまなしに括っていいものか。

勿論、ひとり親家庭の支援を拒むものではないんだけど「支援は当然」と言われればそこに些かの違和感を覚えてしまうのは私位か。出自とて運、ぞんざいな物言いなれど、どこかしらでそれも当人が背負う宿命と悟る人生観、というか多少の負い目があってもバチはあたらんのではないか。

不都合なことは伏して言わず、世論に迎合する美辞麗句の類を並べるが当選への近道、が、憎まれ役は誰かが演じねばならず。医療費とて当人の不摂生のツケを社会に回す側面はないか等々、親父の小言が如く警鐘を鳴らす役回り、悪人を気取るもまんざらでも...いや、悪人。

(平成31年1月25日/2478回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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