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2018年10月10日 (水)

言霊

県内屈指の進学校、台風接近に生徒の懸念は帰路ならぬ校門前の...「ぼろや」。そんな時に心配される位だから外観は推して知るべしなのだけれどもそれにしても随分な命名ではないかと妻に問えば生徒誰もが名を知る人気店だそうで。名物は「なかよし」、正確にはなかよしうどんってんだそうだけど、揚げ玉に油揚げ、たぬきときつねってことで値段百円也。当時の話。

侮れぬ夢枕、いや、言霊の力。少し前の原稿に「首都圏こそ免れているものの」との一文を盛れば進路も...そう、直撃。目立つ運休の文字に本日閉店の貼紙。どこぞの避難勧告に同じ、万が一、事故にでも遭われれば責任を問われかねぬとの懸念は分らんでもないのだけれども頻発される「閉店」「運休」は些か過剰過ぎやしまいかと徒労に終わった店の前でボヤいてみるも深夜の暴風に色褪せた顔写真の貼られた掲示板が宙に舞ったと聞いて...やはり賢明な判断だったナ。

残る爪痕。事務所の道路向かいに樹林地があって春にはちょっとした桜の名所なのだけれどもその巨木の一本が...。かろうじて電柱が防いでいるものの、あの重量であれば長くは続かず。早朝より役所に対応を指示すれば民地を理由に反応鈍く、暫くの猶予を...。んな悠長なことを言っとる場合か、と二の矢放てば夜には何台もの大型車両が駆け付けて事なきを得た。それにしても東電の対応早かったナ。

問われる危機管理体制。降雨量を多目に見積もった新たな浸水被害想定、洪水ハザードマップ改訂版の公表は災害時の注意喚起を促す狙いも住民側の求めは次なる一手。危険箇所に指定された以上は...ということらしく。ならば不安煽らぬ為にも情報は伏せておいた方が...とはならぬ訳で。「至ル処守ラント欲セバ至ル処危ウシ」とは孫子の兵法。次から次へと広がる不安。

懸念払拭されるに越したことはないのだけれども台本通りにいかぬのが災害対応。あとは現場適応力で...ってのがホンネなんだろうけど振らぬ賽の目を理由に公助や共助が疎かにされてはかなわぬ。向けられる他者への批判は危機管理に限った話ではないんだけど、まずは自己責任、そのへんの意識の希薄化を憂慮する一人であって、自助の精神を育まねば社会の負担は増すばかり。

されど自助と申してみても逃げるに逃げれぬ方もいる訳で障害児者や高齢者、入院患者等の災害弱者の不安は健常者以上。崖地は県、だそうで、土砂災害防止法に基づく土砂災害特別警戒区域、いわゆるレッドゾーンの指定作業が進む。従来の目付役は市の福祉部門なれど災害時の対応とあらば危機管理部門、されど、区域指定が県とあっては時に混乱招きかねず。

立ちはだかる縦割りの壁をいかに克服するか、そのへんの姿勢は相手に見えてしまう訳で重層的な糊代こそ歓迎されども押し付け合いにならぬようとの文面を盛り込んで決算審査特別委員会の総括質疑を終えた。

(平成30年10月10日/2458回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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