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2018年6月25日 (月)

風鈴

夏といえば...。「夏休み」「海」「山」と続き、「アイス」や「宿題」なんてのも「らしさ」があっていい。で、参観効果か手を上げぬ一人の生徒が発言した、「風鈴の音」、風鈴ならず風鈴の音とは視点が鋭いナ。で、次なる設問は住まいの工夫。「冷房」「扇風機」とそれは文明の利器ってもんで些か趣旨がそぐわぬのではないかと見ておれば、さっきの生徒、こんどは「打ち水」と。

ふむふむ、確かに工夫には違いないが、拙宅のどこにそんな風流な仕掛けがあるんだ、おい、俳人でもなるか。「夏を快適に」と題した家庭科の授業。保護者の感想欄ながらも子供へのメッセージをと脚注にあって、「日本は春夏秋冬、四季折々の楽しみがあります。夏といえばやはり夏休み。みなさんの発言に昔を思い出してしまいました。暑さに負けず、がんばって下さい」と記した。

さて、一つの犯罪が他に影響を及ぼす模倣の連鎖は知られたところだが、世間を震撼させる犯罪が続く。万人の平等などは絵空事の理想郷に過ぎず、誰しもが何らかの差別偏見に悩み、社会の不都合に葛藤を抱きつつも、勝手が過ぎれば社会秩序が保たれず、そこをぐっと堪えるのが大人ってもんではないのか。

無差別を狙った卑劣な犯行は根底に自らの境遇への不満や社会への怨念がある訳でそのはけ口を罪なき他人に向けるは御都合主義ってもんで如何なる理由があろうとも社会的に許されるもんではない、とフツーに口にしたつもりが、時に善悪の判断も喪失するほど精神的に追い込まれるものだと妻。人権派弁護士ぢゃあるまいに何を知った物言いで。

親こそ最後の砦、自殺ほのめかす子を放置するどころか戸籍外して別な肉親に養子縁組させる親の心理も私には分らんが、どんな性格であっても学級に一人、いや、学年に一人位はウマが合うというか興味を示してくれる級友がいるもんで、友達がおらんなんてはずがなかろうにと反論すれば、そんな単純なものではないと再び。

どうせこちとらイジメには無縁の半生にてそれは単に機微に疎く鈍感なだけだったかもしれぬが、近所の定食屋とて金銭を払えば誰でも客になれる訳でそこに会話は成り立つし、人と接触する機会などはそこらじゅうに転がっとる訳でやはり孤独の原因は本人の自助努力に負う面が...。仮にそれがなくとも苦悩を昇華させるのは人に限らん訳で本の疑似体験に救われることもあれば音楽とて。

サマーミューザも一つだけれども、夏といえばやはりこの作曲家。裕福な家庭に生まれ育ったメンデルスゾーンは早熟な天才。同氏のヴァイオリン協奏曲(コンチェルト)、頭文字を取ってメンコンと呼ばれるその作品はベートーヴェン、ブラームスに並ぶ三大協奏曲の一つに数え上げられるとか。個人的にはチャイコフスキーのソレも甲乙付けがたい一曲だと思うのだけれども。

が、何といっても当人の看板はこの曲。シェイクスピアの「夏の夜の夢」を元に作曲された同名の作品に含まれる「結婚行進曲」。披露宴における新郎新婦入場のパパパパーンの曲。っていっても最近などは現代曲が使われるから聴く機会は少なくなっちゃったけど、天才が人生の絶頂期を表現した曲にて新婚ならずとも幸せな余韻に浸れる一曲。妻にでも...やめておこう。

(平成30年6月25日/2437回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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