なおログ[Blog]

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2018年4月

2018年4月30日 (月)

名刺

どこか郷愁を誘うしゃぼん玉は春の季語、と最近知って「睦まじきもてなし受けて石鹸玉」と詠んだ。

肩書負けしてしまうからいつもそっと隠しているんだけど仲介者に紹介されてやむなく渡した一枚の名刺。「知らねぇよ」と放り投げられてしまった。周囲が凝視する中、恥を忍んで拾い上げ、新たな名刺を手渡せば「知らぬ」と再度宙に舞うこと三度にしてようやく。が、転んでもただでは起きぬ。一時間後には泥酔の本人と肩を組んで、というか組まれて演歌を熱唱。次回は横浜の料亭Aに連れていってやるからなと。

そんな韓信の股くぐりが当人との邂逅。以来、会うたびに督促をするのだけれども酒なくば豹変して。H君なんぞは御自宅に招かれて呑めや喰えやのどんちゃん騒ぎ、挙句の果てに蔵内にズラリと並ぶ酒の中から「好きなの選べ」と特上の高級酒一本を持ち帰ったなどと吹聴しとるもんだから私も劣らぬ一本を、と機会を狙っていて。

某日の宴も酣(たけなわ)に着信があって隣の私の名を告げるや帰りに寄れと言われたとかで伺えば市街地の真ん中に豪勢な平屋造りの新居。贅沢な土地利用は代々続く家ならでは。勝手にといかぬまでも旨い酒をふんだんにいただいた上に泡酒にもその銘柄が残る伊国の「超」高級車を車庫内に見つけてエンジンを。

で、H君の自慢話を元に二匹目の泥鰌(どじょう)を狙ったのだけれどもあれは本人が酔った勢いで「勝手に」持っていったのだと家主。ならば私も勝手に...違うか。が、何よりも傍若無人な酔っ払いを相手に奥様には嫌な顔一つせず手料理を振る舞っていただいて詠んだのが冒頭の一句。また市内に何ともな御大尽を見つけてしまった。

さて、年度新たな配属は未だ無所属厳禁の総務委員会。中枢を担うというよりも単に職員録の前半に掲載される局を所管するだけという話にて特別な権限を有するものでもなくそんなくだらん慣例は最大会派の団長たる私が...といつぞやに宣言して拍手を浴びたものの未だ俎上に上がらず、というか上「げ」れず。

論客ぞろいにてじっと大人しく他人様の発言に耳を立てているのだけれども報告の一つに「川崎市シティプロモーション戦略プラン」ってのがあって、いわゆる本市の広報戦略に関するものなんだけれども他会派の質疑に耳が立った。示される本市への愛着度。課外学習にて本市の魅力を尋ねた小学生に「あるわけねぇぢゃねぇか」と大人の返事。時に謙遜などと表現されたりもするんだろうけど、好きなれど好きとは言えぬ「含羞」を含めれば悲観的にならずともと。

むしろその為に工業地帯のイメージが薄らぐことへの懸念か、「Colors,Future! いろいろって、未来。」なる現市長による市のブランドメッセージに賛意を示す。確かに汗水流して働いた労働者のあの活況こそ国の成長を支えた原動力であってそこを忘れちゃイカンなんてのは私も同感。市の魅力を高めることは会派を超えた共通の課題。現状は局長級以上に限られた名刺の公費化などは経費節約云々以上の効果がありそうな気がしないでもなく。

(平成30年4月30日/2426回)

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2018年4月25日 (水)

電波

通夜席ではあるまいに状況によっては余興の一つや二つ、乃至は助平話か失敗談の一つもできねば過去を疑われかねず。あちらとて純粋無垢な乙女ぢゃあるまいにその年齢にもならば異性の意図位は...。取材源の秘匿とて本来であれば表沙汰になった際に当事者の身に危険が及ぶことに対する配慮のはずが、それを逆手に隠し撮りが許されるならばそちらこそ罪悪ではないかと思うのは常識知らずといえるか。

善意が仇になる時代。いつも泣かされるオンナと薄情なオトコなんて図式が描かれるのは世の上っ面しか見とらん諸君の既成概念に負うこと大にして今やオンナのほうがしたたか、いや、正確に申し上げれば性差以上に当人の性根が大きく。不適切な関係の代償に金銭貰って相手を売り飛ばすばかりか自ら被害者なんてのはそもそもに人としてどうか。彼とて人の子、野次馬の諸君とて異性に限らず叩けばホコリの一つや二つ。御注意あれというよりも憤懣やるかたない様子にて「公共の電波の無駄」と傘寿過ぎの御婦人から御忠告をいただいた。

貪欲な性分にて同時に何冊かの本を読んでいるんだけど、その一冊にグーグル元会長の著書「第五の権力」が含まれる。第四の権力との攻防。露骨な不買運動なんてのは下であって、社内の不祥事を散々叩かれたどこぞの社長が記者会見で深々と詫びつつ表明した広告自粛に各社の白旗が上がったのは知る人ぞ知る話。正義を貫くはずの権力とて所詮は...。

一連の報道を通じて何が残ったか。あれだけ報道されれば社会の不満は増長されて支持率の低下に。ハナから狙いはそこなのだから「無駄」といわれるのも無理からぬ話で。罪人が如く徹底的に追い詰めるその行為や陰湿なイジメと変わらず子の教育が語れるか。それを理由に大臣辞任を迫るいつもの面々とて然したる功績なんぞなくして都合よく選挙で勝てるはずなく、自らの不都合を棚に上げて追及を緩めぬ以上はそれ相応の対価は覚悟しておかねばなるまいに、と思わんでもなく。

運動会が近い。ソフトボール投げ数メートルの運動音痴である息子が学年リレーの候補に入ったと聞いた。おい、そりゃ計測器の不具合か故障ではないかと疑ってみるも確かに身軽というか華奢にて足だけなら。走りは運動の基本、そこに苦手意識があっては運動そのものと疎遠になりかねず。走遊部が徒競走で早く走りたい子供たちの為の走り方教室「駆けっCoaching」を催すと聞いて久々に顔を出した。

当人の物事に向き合う姿勢に教わることが多い指南役のSさんと併走しつつ雑談を交わす。ほんの少しだけフォームを矯正するだけで見違えるほど上達するばかりか種目が好きになる。好きこそ物の上手なれ、好きになる為の動機付けは二つ。一つは試合で勝つこと、そしてもう一つは勝敗以上の愉しさを見出すこと。ほんの些細なきっかけで愉しさに気付く、苦手を得意に変える逆転の意識転換。その意識付けだけでその後の人生が好転する。独特の軽妙な話術と実践手口は万人を幸せにする第一歩ではないかと。スポーツの指導者が果たす役割ってスゴいよナ。

(平成30年4月25日/2425回)

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2018年4月20日 (金)

神風

何せオタクなもんだから今日もまずはそちらから。

「蒼天已死」(そうてんすでにしす)と蜂起を呼びかけた黄巾の乱は後漢末期。そこから晋王朝の建国迄がいわゆる三国志の舞台なのだけれども当時を描いた超大作の題名「レッドクリフ」にその戦いの意義が窺い知れる、赤壁の戦い。

「関羽、張飛ら一騎当千の猛将は手中なれど、軍師不在が不遇の元凶、臥龍か鳳雛かいづれかを得れば天下を獲れる」と劉備に説いたのは水鏡先生。三顧の礼を以て迎えた臥龍こと軍師孔明が曹操の野望阻止の為に授けた秘策が天下三分の計。その為にはまずは魏と呉を争わせ、その間隙を縫って蜀を獲る。

呉に迫る脅威に降伏か開戦か、劉備の使者として呉に乗り込んだ孔明の大論陣に開戦を決意する孫権。呉が得意とする水上決戦で挑むにも船団が自由に動かれては効果半減。そんな状況を察して味方を演じて敵陣を訪ねて連環の計を進言したのが鳳雛こと龐統。船同士を鎖で繋げば水上に慣れぬ北国育ちの兵士の船酔いを防げると。

「確かにそれで船酔いは防げるかもしれぬが、敵に火計を用いられてはひとたまりもない」と懸念を示す臣下に曹操が返した言葉は「風向が逆にて心配無用」。対する呉陣営、追い風吹かねば火の粉が自陣に及びかねず、逡巡する呉の将軍たちを前に孔明が口を開いた、「秘伝の術にて風を吹かせてみせましょう」。

祭壇で祈ること数日、突如風向きが変わり、乗じて攻め込んだ呉の大勝利に終わるのだけれども、決戦前夜にあって呉の冷徹な軍師周喩が囁く、「孔明とは神か悪魔か、生かしておく訳には参らぬ」と向けられる追手。種を明かせば、そりゃ秘術でも何でもなく、森羅万象に精通する孔明がその季節においても数日間だけは東南の風が吹くことを知っていただけの話。所詮はまじないや神仏の御加護なんてのは...。

そう、ついこないだ、同い年の数名を誘って酒席を催したのだけれども、その際に年回り上、今年が凶年と聞いた。「厄年は数年前のはずだが...」と聞き返せば厄年後の凶年ってのがあってそれが今年なのだとか。昨年とんだ災難に遭われた当人の誕生月は一月にて節分迄は前年と解釈すれば図星とかで貴殿も御注意あれと教えてくれた。

厄払いなんてのも誠に都合のいいものであって不幸があればあったで(厄払いを)せぬからだと言われ、されど厄払いをしたからとて不幸が無いとは限らず。凶年を知れば知ったで多少なりとも軽率な行動は慎みそうなもんだけど、知らぬが仏なんて格言もある訳で。めでたさこそが自慢の種にて然したる悩みも不安も無いのだけれども相手も「善意で」教えてくれた以上は無視する訳にも参らず。

大安とはいわぬまでも仏滅はよけて参拝に訪れれば平日にも関わらず少なからぬ御祈祷の方々。神官の奏上文に知る他人様の苦悩の数々。私なんぞはそれだけで十分なのだけれども手渡される御神札と御守。粗末に出来ぬゆえ自宅の棚上に祀れば並ぶ御神札に聞こえる妻の小言。

そうそう、かねてより御当地出身の知人に話を聞いていたんだけど、折角の機会とばかりに帰路に寄った稲村ケ崎のイタメシが旨かったナ。

(平成30年4月20日/2424回)

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2018年4月15日 (日)

右翼

早朝の苦手意識こそないものの正午以降はしんどく、まぁなるべくなら御遠慮申し上げるのだけれども悪評が残ってはかなわん、汚名返上すべく翌週も向かった先は...。思想的には逆なのだけれどもライトなんて守備位置も用意された上に打順とて下位が順当に違いないけど八番とあらばよもや相手はブログの読者ではあるまいなと勘繰ってみたり。そう、肝心の成績は、四球、遊撃手失策による出塁、そして、最後の打席は二遊間を破る痛烈なヒットと雪辱遂げて球場を後にした。メッキ剥がれぬよう次週からは長期欠場か。

地元の大学生と隣合せの機会があって雑談時の話題がそちらに振れたもんだから一度挑戦してみてはどうかと勧めておいたのだけれども...。ただでさえ苦痛以外の何物でもない過酷な競技に金銭を払って挑戦するなど狂気の沙汰だと誰しも思うのは当然で中には合わぬ御仁もいるのだけれども食わず嫌いはよくない。ましてや、そんな目標なくば減量など到底かなわぬ訳で。

実はこの週末に某所でのフル(マラソン)出場を予定していたものの、初当選以来の恩人の訃報に出走を断念。参加費は勿論、往復の機代に宿泊、レンタカー、そして、延泊しての周遊計画等々のバカにならぬ違約金。受けた恩は金銭に代えられず...などといえばカッコいいんだろうけど、悪天候の予想に憂鬱だったのも事実で。ということで、久々の事務所。千客萬来の客人にあって本市所縁の偉人伝、波乱万丈の人生を聞いた。

忍びよる開戦の足音に疎開先を求めて移住する方々をよそ目に「逆に」本市に移住して医院を開業。医者以上に実業家の視点有する聖マリアンナ医大創立者の明石嘉聞氏の数々の功績と逸話に多くを学んだ。その一つに看護師向け保育園があって、当初は院内の福利厚生を目的とした先駆的な保育園も補助金が入る以上は広く一般にと開放されて...。

減らぬ待機児童。本来であれば産休・育児休暇を取得して1歳児からの入園となるべきも0歳児がそのまま繰り上がるが故に新たな余剰枠少なく、「ならば...」と育児休暇を早々に切り上げて0歳児からの入園申請が行われる事例は少なくない。が、0歳児は1歳児に比べて保育士の配置基準も厚く、そのへん産休・育休を「適正に」取得いただいた上での入園が叶えば保育士不足に悩む状況の改善が見込める他、社会的な負担は随分と軽減されるはずなのだけど...。

逆張りというか逆転の発想で状況が改善する事例は枚挙に暇なく、そちらを模索していかねば社会保障の制度は続かぬ。介護とて症状が改善すれば喜ばれるべきも支払われる報酬は減る訳で理念とは裏腹に重度化が進む実態は本来あるべき姿とはほど遠く。入居者の介護度が改善した事業者こそ、と考案された「逆」介護保険。他分野然り、餌で釣ることへの賛否こそあろうがその視点やよしではないか。

以前、支援者の御婦人から多世代同居が社会負担の軽減に繋がる御話を伺ったことがあった。その後を気にかけておられた様子で早速に御手紙を記せば、「夏のゴルフ楽しみにしてます」と御礼の手紙が届いた。

(平成30年4月15日/2423回)

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2018年4月10日 (火)

横審

およそ年度末が目途とされる役所の計画立案。が、さすがに最終週に机上配布とあっては数日後には人事異動となる訳で「おい、ナメとるのか」と詰問してみたくもなるんだけど、時に年度末が好都合なことも。

道路工事の施工前に近隣の状況を訊かれて、「喜ばれこそすれども石を投げられるようなことないはず。ましてや、あそこの御宅は市の退職者ゆえ....」と申し上げれれば、「いえ、センセイ、それが一番危険だ」と見抜いた課長の慧眼恐るべし。相手の手の内を知るだけに同意に際してアレコレと条件を付されてしまったのは新人時代の話。

親戚縁者に市のおエライさんが居たらしく「遊んでる位ならば役所で働け」と縁故採用を公言して憚らぬYさん、退職後、相当年が経過するんだけどやはり...。事務所の留守電に不機嫌そうな声が残っていて早速に翌朝に訪ねた。およそ隔日、というか定曜日の出勤に「たまたまの」欠勤が絡んだだけなのだが、三日間の事務員不在に「架空(請求)はあるまいな」と機先を制された。で、肝心の用件ってのが...。

数ヶ月前に依頼された御自宅前の道路の補修。数年前に別のセンセイに頼んだもののなしのつぶて。で、私に鉢が回ってきて二番煎じながらも受けた以上は動かねばならぬ。何とかならぬかと指示すれば、あの凹凸というかざらついた路面は転倒防止の為に意図的にされたものと返答があって、まぁ確かにそう見えぬこともないのだけれども「しばし猶予を」と担当者。そのへん微妙な言い回しにてさりげなく「困難」と市の意向を伝えておいたものの、突如、実施する旨の連絡があったそうで。

そのまま放っておけば何ら生じぬのだけれども「どうせ年度内の余った予算で実施するんだろうから低価格での落札に手を抜かぬよう」と余計なひと言。が、敵も敵にて「我々も社員を食わせていかねばならんので」と当意即妙、機転の利いた親方の回答に義侠心に厚いYさんの心が動いた。「役所もひでぇことをしやがるな。これっぽっちですまぬが」と特別な差入があって、万が一、工事中に苦情があればオレに任せろと。で、めでたく完成した御礼にと菓子折り片手に三日間通い詰めたものの留守だったって話。実はいい人なんです。

さて、世は熟女ブームだそうで、「ならでは」の視点に教わることも少なくない。どこぞの七福神巡り二十回目の年にそちらの打診を受けたと本にあった。著者は元横審の内館牧子氏。そう、横審といえば巷で騒がれるあの話題。その手の話を知らぬものには砂の上に上がったからとて何ら変哲なく、土を踏ませろとの言い分は分からんでもないが、禁じられてきたのはそれなりの理由がある訳で。

折角の善意を咎めた対応への批判こそあれどもその一例を以て男尊女卑の象徴が如く槍玉に上げられるとさすがに異論を挟みたくもなり。稀なる事態への対応も一説によれば尻込みするオトコどもを横目に駆け付けたのがオンナだったとか。男女格差を巡る話は尽きぬが、女性が大臣になるならぬとは次元が違う話。そのへん女性軽視とひと括りにされたらかなわんと言いたいのだろうけどいかんせん厄難続きの状況にあっては物言えば唇寒しか。

およそ自らに不都合なものは何でも叩く世の風潮こそ由々しきはないかと思わんでもなく。

(平成30年4月10日/2422回)

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2018年4月 5日 (木)

三振

移籍組のN君も昨年の実績からして二桁は...。本来は別件にてお会いしたはずもいつしか選手一覧を片手に勝ち星予想。で、結果は推して知るべしなんだけど、確か昨年も...。G談義の御相手、齢八十の御仁にてそこまで熱狂出来るってスゴいよナ。

開幕の季節、伝統ある早朝野球リーグの会長を仰せつかっていて開幕式への出席依頼があった。DHを用意してあるゆえ始球式のみならず試合も、と。おいおい、DHなんてのは「打つ」だけでしょ、試合着で行く以上は四番サードと言わぬまでもライパチ位は任せてもらわねば。投手見ればそこそこの球威に緩急位で変化球がある訳でもなく手を抜かずと結構と打席に立ったまではいいけれど振れど当たらず、二打席連続三振、最後の打席は「平凡な」内野ゴロ。三タコだよ三タコ。で、さっきまで呑んでたから調子が冴えぬとマウンド上。昔であれば空振りなんぞはありえんのに。

ソフトボールでも一塁までの全力疾走につまづいた訳でもなく転倒、いわゆる足がもつれる壮年を時折見かけるもあれとて脳で描く動きに身体が付いていけぬ老化現象だそうで。身体機能の衰えに落胆隠せず、「来週も来るから」と負け惜しみを残して球場を後にした。で、次なる現場は障害者スポーツ教室の手伝い。グランドゴルフにて視覚障害者の方への技術的な指導とともに目標から拍手で位置を知らせるんだけど、聴覚のみで枠に入れば喜びも一塩らしくそんな姿にやっぱりスポーツっていいよナと。

さて、損傷目立つ道路の修繕を求める陳情が少なくない。が、それが公道ならぬ私道もしくは私有地を含むとなると事情は別。私有地の修繕は地権者でと当然の理屈が振りかざされることになるんだけど、そんな理を貫けば相手とて私有地への立入禁ずと通せんぼでもされれば双方に不快感だけが残りかねず。

随分昔の話だけど、駅への近道として利用される階段通路の損傷に関する陳情が寄せられたことがあって、市に修繕を指示すればあれは私有地にて対応しかねるとの返答。さもありなん、ならば票が減るのを覚悟でと地権者との直談判に臨んでみれば当該地を無償譲渡をしたいのだが、市に受取を拒否された経緯があるとか。

早速に調べてみれば市の譲渡規約の中に「階段」の文字なく追加させて事なきを得たのだけれどもおよそ地権者とてそれ以外に転用の利かぬ土地を有するにはそれなりの事情ってもんがある訳で半ば公然と利用されている私有地の修繕に市税を投入してもバチは当たらぬと迫るのだけれども及び腰な面々。「恫喝」というよりも「懇願」に近く、こちらの顔を立てて秘密裏に処理していただくのだけれどもそれとて不当介入だ越権行為だなどと騒がれてはかなわん。

よもや私のことではあるまいなと思いつつも議長から呼び出しがあって庁内のパワハラに関して事情聴取を受けた。あくまでも村内の状況と私見を求められただけなのだけど、さすがにあんなにイジメられたら不憫と同情する事案もあれば一方ではその程度のことで結論を出せぬとは怠慢以外の何物でもないと思しき事例もある訳でおたがいさまな面はないかと申し上げてみたものの、個々の主観が絡む事案は何とも...。

(平成30年4月5日/2421回)

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