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2018年3月20日 (火)

波風

口を挟まぬ、いや、正確には挟「め」ぬ代償に買い与えた一冊。興味なくば続巻は読まず結構と。それが今や督促されて仕事帰りに買って帰るんだけど帰宅時に喜ばれるっていいもんだネ。スター・ウォーズに匹敵する大作、あちらは架空なれどこちらは実話、しかも、二千年近く前の中国が舞台。世を生き抜く知恵と目から鱗の人生訓が含まれる。私の少年時の愛読書且つ推薦図書、横山三国志全六十巻。それに比べりゃ今回なんぞは些事に過ぎぬ。

定例会もようやく閉幕、本会議の結果だけ見ればズラリと並ぶ賛成可決の文字。その一事を以て役所の追認などと揶揄されてはかなわん訳で。前半のヤマが代表質問ならば後半は採決。冒頭の古老の一言が即結論なんてのは私が新人の頃の話。今や民主主義の世の中だからね、自由な発言が許されるんだけど、それだけに部屋内で紛糾することしばしば。少なくとも私が団長の間は波風立てんでくれと伝えてあるのだけれどもそんなのは意に介さぬ連中にて今回もやはり...。

採決の意向確認時において反対とまではいかぬまでも付帯決議を付してはどうかとの提案、つまりは賛成はするけれども条件を付けるか否か。たった数行程度の話なんだけど、役人の作った文章に手を入れるって話だから「双方に」軽い話ではない訳で。付さねば通じぬ、いや、付さずとも通じる(それが忖度ってやつ)、で、価値観の相違にていづれの言い分もアリな話。九対一ならば一を宥めて終わりなんだけれどもこれが割れちゃうもんだから。

で、そりゃ何事にも大なり小なりあって当然なんだけど、そのものに加えて個別の利害損得が絡んだりもするから余計に複雑。市長の推薦会派ゆえなんて話もあったけど、下駄の雪じゃあるまいに必要とあらばモノ申さねばこちらの存在意義が問われかねず。牽制球位は投げねば互いの緊張感が生まれぬ、いや、死球になっちゃうかもしれんけど(笑)。「仮にそれで話を進めるにせよ他会派の賛同を得られねば単騎玉砕、それは恥ではないか」-「いやいや、玉砕といえども意を示すことに会派としての存在意義が」との反論。

膠着状態に陥らば自ずからこちらに水が向く訳で、「おい、団長、そのへん踏まえて他会派との折衝にあたってはどうか」。えーっ、「そのへん」などと言われても機微に疎い私にゃ意味が分からんよ、「こちらの肚も固まらぬ段階の交渉は足元を見透かされるだけではないか」と口撃を交わした。こちとら内外問わず万事宥和路線にて付す付さぬ以上に後に遺恨残さぬことが最優先、まぁまぁまぁと宥めようにも一度抜いた刀を収めるにそうたやすくはなく。だから波風立てぬように...と。

で、寝て翌日の会議、「多数決の結果...」が手っ取り早いのだけれども勝った負けたで騒がれてはかなわぬ上にしこりを残しかねず。「付けぬ、それが私の(というか正副)の結論だ」と。「文句あるヤツは名乗り出ろ」と言わず、いや、言「え」ず、幸いにもそれで了とされて。終わればそんな様子は微塵も見せずに平然と隣同士で談笑されているのだから何とも役者というか腹黒な面々ではないか。そんな腹黒から陰口が聞こえてこないことを願っている。

(平成30年3月20日/2418回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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