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2018年3月 5日 (月)

主席

最近、高校時代の同級生S君と二十数年ぶり、つまりは卒業以来の再会を果たした。当人曰く、本市在住の友人を訪ねた「ついで」だとか。髪の生え際こそ随分と後退していたものの変わらぬ人柄、昔話に花を咲かせた。

普通科以外に商業科と被服科を合わせ全8組の高校で主席を争った仲なのだけれども(などとくだらんことを意識しているのは私位なもので)、通学に徒歩数分の私とは違い、彼の実家は車で一時間の雪深い山の中。ゆえに他数名との下宿生活はおよそ帰宅部のたまり場となる訳で、そんな雑音をものともせずに私と争えるんだから(しつこいナ)本来はもっと上を狙えたはず...。その後の進路は地元の国立大から県庁へと典型的な田舎のエリートコースを歩む。

主席でその程度かと思われるかもしれんけど、私なんぞ成績こそ抜群なれど中学時代の内申書なるものが最悪にて受験前の保護者面談の際など当日の試験結果と内申書の配分は半々、試験で百点を取っても全体では五十点に過ぎぬと散々に脅されて進学校を断念せざるを得なかった苦い経験を有する。別に髪の色が違ったとか歪な学ランだった訳じゃないんだけれども、不良連中とつるんでいたせいか。そもそもにそんな恣意的な評価で人生を左右されはかなわんが、西郷どんの残した耐雪梅花麗を見れば...。

そう、保護者面談といえば、さすがにそこまで貧相に見えぬはずなんだけれども私立受験の際に「御宅は母子家庭だが経済的に大丈夫か」などと聞かれて、その面接官の態度がよほど腹に据えかねたのかその時の母の一言が何とも...妻の話。寄付金の多寡が合否を決める、守銭奴が如くの校風に前途なく。校名は伏せるが某有名私立の話。

昔などは早慶上智に遠く及ばぬ中堅校、ましてやバンカラな男子校が如くの校風。学問はやむなしも腕力で他校に負けてはならぬと。その顕著な例がラグビー。横展開の早稲田に猪突猛進の明治。郷里に残る北島忠治監督の顕彰碑にはあの二文字、「前へ」が刻まれていて。今年は全国大学選手権の決勝への久々の進出に、秩父宮まで応援に行ったのだけれども...惜しかったナ。

そんな大学も今や女子高生にダントツの人気だそうで、「あの」大学が...なんて表題の本を読んだ。数年前に志願者数が十万人を超えて早稲田を抜いて全国一に、以後、表彰台が続く。大学の受験者数全体が約百万人とすれば十人に一人が同校を受験する計算になる訳で受験料だけで数十億円が見込まれる。されど、そりゃあくまでも受験料であって、その後に続く数十万円の入学料こそ保護者にとって大きな負担。

指定された期日迄に払わねば折角の合格通知も無効となる訳でそんな事情を見透かしてか他大学の入試日程に合わせて巧妙に仕組まれる納付期限。そんなセコい稼ぎを狙う他大学を横目に損して得取れならぬ独自路線を歩むとか。そのへんあくまでも一例に過ぎぬが、新たなブランドイメージを確立した好例だそうで。

(平成30年3月5日/2415回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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