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2017年12月 5日 (火)

賞与

初詣のチラシ広告の協賛金。そちらが貴重な収入源となるだけに受注販促に余念ない神社の若手会と地元を歩いた。どこも必ず繁盛しとるとは限らん訳で中には閑古鳥の店内も。が、地元の氏神様によく知る相手の依頼とあっては拒みにくく。手を出すほうも出されるほうも...。渡される紙幣に生活の苦悩を肌で知る瞬間。

さて、その手の話題は伏せておいたほうが利口ってもんなんだけれども迫りくる賞与の支給日。護送船団の世界ゆえまずは国の人事院が世の景気動向を慎重に判断した上で勧告が示され、それを閣議決定した後に国会の承認、その流れを踏襲して本市も...というのが大まかな流れであって、やはり最後は有権者の皆様に負託をいただいたセンセイ方。

それとて、景気動向に左右される訳だから何も増ばかりではなく時に減もあれば増とて諸手を上げてというものではあるまいに、あくまでも勧告に従って...。議案を承認して晴れて支給となるのだけれども御立派なセンセイなどは一般職や市長を含む特別職はやむなしもまずは隗から始めよとばかりに自らの分は要らぬと。さりながら賛成多数で可決されれば「例外なく」支給されてしまう訳でそこまで意地を貫くならばいっそ辞退又は返上してはいかがかと思わんでもないのだけれどもそんな話はとんと聞かず。

その意味、無所属ってのは群れに属さんから議会の運営上、疎外されやすくそれが時に不憫に見えたりもするんだけど、無所属のみならず政党が反旗を翻すとなると事情が違ってくる訳で。本会議の雛壇で理由の説明を求められるからそうなると役職上「必然的に」こちらに鉢が回ってきて喜べぬ役回りを演じてみたものの募る鬱憤。賛否にこそ口を挟まずとも結論を見越しての大衆迎合を狙ったしたたかな戦術ではないのかなどと...。

さて、どこぞの団体主催の政経懇話会に会派代表として招かれることになった。都市計画に建築物や道路の許認可は区役所に窓口があったものの役所の合理化という論理で整理統合、本庁に集約されてほぼ十年。本庁は市の南部にて不便を強いられる北部の不満。「そもそも誰が何の権限あってそんな話が進むのか」と憤る相手。「皆様の御意見を踏まえて市に要望を」との他会派の返答に釈然とせぬ相手。

他に補足あればと司会者に促されて手を上げた。「貴殿の意図や議員が役に立たぬと御見受けしたが...」と返せば「そうだ」と質問者。なかなかはっきり言うナ。そりゃそれぞれの役割をキチンと認識されとらんからそんな批判に陥るのであって、両者の役割は似て非なるもの。議員はあくまでも行政の監督役であって故にアレコレと物は言うが最終的な権限は行政側、つまりは市長。

が、そうでもせねば向こうとて市井の声が聞こえぬ上に市長とて独断専横に繋がりかねんからそこに「一応の」存在意義がある訳で。勝手言いたい放題ながらも責任は相手方...とエラそうなことを言ってのけてはたと気付いた。んなことでは賞与の反対者を笑えんではないかと。

(平成29年12月5日/2397回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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