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2016年6月18日 (土)

飯館村

未だ仮設暮らしが続く被災地。精神的な不安や葛藤の中で気を紛らわすには塗り絵や編み物が効果的だとか。そんな編み物の販売を通じて被災地支援に繋げるべく活動を続ける団体にわずかばかりの協力をしているんだけど、そんな支援の御礼にと飯館村の仮設住宅の方々が私「ども」、つまりは自民党川崎市議団宛にやってくるのだそうで。ほんと義理固い面々だナ。

そんな福島県で続く廃炉作業、汚染水を防ぐ為に壁を作って遮断するって理屈は分かったものの、その壁は地中の中に水を凍らせて...そんな夢の技術を信じてみたものの結果はやはり。壁のはずが壁になっておらず、追加でセメント系の材料を注入するのだとか。夢の技術に投じられた税金は数百億円、監視委員ならずとも憤懣やるかたないとはこのことで退くも進むも茨の道は核燃サイクルに同じ。

かと思えば、行政の効率化と国民の利便性向上が謳い文句のマイナンバー制度。批判に晒されつつも、どうにかこぎつけたまではよかったものの、年末に申請したカードが未だ届かないとの苦情。さすがにそれは粗末すぎると区役所を詰問すれば情報を一元管理する国のシステムが繋がらないから「少しづつ」しか手続きが進められないのだとか。

古びたパソコンのフリーズ画面に再起動を繰り返すようなもんで、「今回こそは...」と待つこと数分、裏切られては再挑戦の繰り返しに募る焦燥感。「国のシステム不具合で...」なんて弁明しようものなら火に油を注ぐようなものだけにひたすら低姿勢でお詫びに徹する現場の苦悩を御存知か。それが自らの失態を叱責されるならばまだしもお上の失策の尻拭いとあってはやはり憤懣やるかたなく。

ただでさえ住基ネットの失敗があるのだから同じ轍を踏まぬよう細心の注意を払って慎重に慎重に...ってこと位は官僚諸君も気付きそうなもんだけど結局は全て業者任せだったんだろうナ。私などはとやかく言わぬほうなのだが、少なくとも税を投じてやる以上は失敗するなってことだけは。

さて、複数候補の擁立に仁義なき戦いの様相帯びる参院選。敵は本能寺ならばまだしも身内にありって近親憎悪は見るに堪えぬ。地元の代議士から召集令状が来ては馳せ参じぬ訳には参らず、「久々に」朝の駅頭に立ったんだけど妨害行為も少なくない。それは政治への不満というよりも公衆の面前における醜態という視覚的効果を意図的に狙ったもの。

こちとら既に慣れっこだから怯むものでもないんだけど、不思議と御年配の男性で意地の悪そうな人相とおよそ相場は決まっていて、初対面の善良な人物に絡むとはこれまでいかなる人生を歩んでこられたのか同情してみたくもなるんだけど、その性分がどうにも卑し過ぎる。卑しいといえばこのたびの追い落としにてどこぞの都議の露出が目立ったと聞いた。そもそも政治家に徳目を求めるのは八百屋で魚を求めるに同じと言ってのけた御仁がいたが、そのへんの追及で名を売るとはどうにも好かん。

それにしても朝の駅頭では通勤途中の公務員が挨拶とともにビラを受け取ってくれることが少なくない。あくまでも公務員は公共の奉仕者にて政治活動を禁止されているからこちらから押し付けるもんでもなく、その心境は知る由もないんだけど、幾分か緊張気味の表情は無視したら何されるか分からんって恐怖心からか。でも、随分と助かってますハイ。

(平成28年6月18日/2268回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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