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2016年4月29日 (金)

光の路

「H美ちゃん、良かったよ」とKさん。「そんないい店、私に内緒で...」と言いかけてはたと気付いた。もしや、H美ちゃんって...。日本語ってのは表現が微妙でそれがまたいい面でもあるんだけど、スグそちらに捉えてしまうのは卑しさの証。人は見た目が何割なんてそれが全てぢゃないけどおよそ直感は正直だからそう言わしめるのは本人の魅力かそれともKさんの大物ぶりか。着任早々だから実力は知らんけど、とりあえずの評判は上々のようで。まぁ冗談はさておき。

さて、過日の募金活動の際に小学生が小さな財布から小銭を取り出す姿に純粋な善意が見えた。この齢になると善意以上に不純な動機が勝っちゃうからナ。赤い羽根募金なんかでも地元の民生委員が居ればこれ見よがしに近寄って...。連盟歌と並び斉唱される「光の路」の歌詞に「偽りも怠りも卑しき欲も打ち破り...」とあった。やはり老後の心配よりも将来を担う子供たちの健やかな成長。

支援者の御推挙で「有識者」としてボーイスカウト育成会に名を連ねていて本年も総会に顔を出した。開会直後の来賓紹介で退席される他のセンセイを横目に居残っていたんだけど、隊ごとに行われる前年度の活動報告などはそれぞれに創意工夫があって聞くに十分。オーバーナイトハイクなどは文字通りの数十キロの夜間行軍。決して学校では教わることのない課外活動にあの時はがんばったナというそれが将来の自信に繋がるだけに学問以上に大事な機会ではないかと...。閉会時には「御多忙の中、最後まで」と丁重な御礼の言葉があったんだけど、「他の予定が無かったもので」などと言えず。

さて、その前後に話題がこちらに及んだ。どこぞの自治体では近隣の反対から保育園断念との報道を目にしたが、対岸の火事ではなく同様だとか。過去には人命は地球よりも重いなんてのもあったけど99人の総意よりも1人の権利がまかり通る時代。昨今は物言いが付くなら「まずは地元で...」と行政側もにべもなく静観しちゃうから物事が前に進まない。一方でバンバン進む待機児童対策。国の意向で保育園の運営者が保育士の為の宿舎を借上げた際に上限6万円が支給されることになった。

「待機児童」というだけで予算の増額が図られる実態に表立って異論は唱えぬまでもどうもそちらに偏り過ぎてやいまいかとの話。入園の可否が天国と地獄のように語られる一方で定員割れに悩む幼稚園。やはり園児獲得には0歳児から預けられる保育園が圧倒的に有利。従来の子育て支援から女性の就労支援に大きく転換を遂げた保育施策。さりとて、やはり大事なのは子供の将来であってその為に何が最善かを考えるに幼稚園の教育的側面、つまりは幼児教育が果たすべき役割こそ劣らぬもんだと思うけど。

保育園は厚生労働省、幼稚園は文部科学省が担う縦割りの最たるもので、そもそもに目的が違うのだからとの言い分はあるにせよ財布の中身はまるで違う。その垣根を取り払う為に本市でも「こども本部」が創設され、今年度からは新たに「こども未来局」としてスタートすることになった。一元化した組織などといえば聞こえはいいが、従来の課をくっつけただけでは画竜点睛を欠く。真価が問われるのはこれからだ。

(平成28年4月29日/2257回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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