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2015年11月

2015年11月27日 (金)

縁結び

朝の通勤時に最寄駅に「現職の」官房長官が立っていたとメールが届いた。そんな噂が広まることこそが狙いだったりして...。人気商売なもんだから評判が立ってなんぼの世界。当日の人数以上に催し物が行われていることが風評として知れ渡ることに意義がありそうではないかと。震災後に被災地からいただいた大漁旗がなびく中、後援会主催による秋の恒例行事「さんままつり」を終えた。

例年、さんま一尾2百円の特価で提供しているんだけど今年は仕入れが高くなりそうだと百円の値上げ。そんなケチなことを言わずとも...。いや、その負担など然したるものではないんだけれども原価割れは有権者買収に問われかねないから。が、仕入れ担当の活躍により例年通りの価格にて提供、多くの方々に喜んでもらったものの、残された大量のごみ。分別を促すものの徹底されない現実にごみ行政の難しさを窺い知ることが出来る。生ごみの中に手をつっこんでペットボトルを抜いて...。そんな仕事は手伝いの方々にやらせる訳には参らぬから私自ら。

さて、政府の婚活支援に対して厳しい視線が向けられていると聞いた。意義こそ否定はせぬが、それ目当てによからぬことを企てる連中がいるもんだから補助金をチラつかせるのはどうか。真面目な出会い系サイト、というか縁結びサイトの運営者が結構な収益を上げていると聞いたが、創意工夫次第でそのへんは克服出来るのではないかと。

そう、こないだの委員会の際に美辞麗句ばかりが並ぶ市の計画に女性市議が憤慨された。少子化対策に本腰で取り組むならば産婦人科医を増やすとか、出産前後の負担軽減を図るとか...。それに限らず親の庇護の下で何一つ不自由なく暮らせれば結婚をせずとも...なんて価値観もありそうだし、そもそもに相手が居なければ元も子もなく。「顔の広いところでいい相手はおらぬか」ということらしく妙齢の女性とメシを御一緒することになった。

人と人を結ぶのが仕事だから婚活支援などは適任だと思うんだけど縁談は鬼門、上手くいって当然、こじれれば後々までの御家騒動の原因になりかねないなんて言われているそうで。が、御家騒動の心配の前に御家断絶の危機、一刻も早く後継ぎを...なんて事情から私と同年代ともなれば女性にはかなりの狭き門だとか。女性は嫁に行くものなんて固定観念があるだけに独身女性に向けられる視線は男性以上に厳しいらしく悩みは深刻な御様子にて。

そう、その手の相談って本人以上に御両親が心配される事例が少なくない。「出来れば公務員が...」なんて、そりゃ随分と現実的だナ。真剣度は兎も角もこの手の相談が意外と多いかな~。晴れてゴールインしてくれれば尚結構だけど、結婚に結びつかずともメシの相手は性別問わず多いに限る。年々部屋内の居場所が狭くなっているような気がしないでもないだけに小難しい話は政策チームに任せてサークル活動にでもシフトしようかと模索してるんだけど、人の嗜好は様々にてこれがなかなか...。

(平成27年11月27日/2213回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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2015年11月25日 (水)

白樺日誌

経験豊かな本団ともなればおよそのゲーム展開は読める、K兄がつぶやいた。最後は体力勝負なんだよナ。つまりは日々の訓練をこなす「署」が有利だと。事実、初回に6点を先取したものの、その後はゼロが続き、8回裏に1点差まで追い詰められて9回裏は逆転...を許した。どっかでみたなそんな試合。

宮城県の気仙沼消防署には東日本大震災にて殉職をされた消防士及び地元の消防団の氏名を刻んだ慰霊碑があるそうで。地元事情に詳しい消防団と消防士との連携は災害時に欠かせぬ。そんな両者がソフトボールの親睦試合を行うとの情報を掴んだ、というか支援者がそっと教えてくれたんだけど。ならば...と。

センセイでござるなどとバッチをチラつかせて闊歩しては大顰蹙を買いかねない。相手は体育会系なんだからやる気を示す(腹は別だよ)ってことが大事で、グローブにジャージを持参して...。「折角だからバット振っていきなよ」までは想定内なんだけど守備が足りぬからどうかとなどとの誘い。見ればメンバーはゴロゴロいるんだけど...。

地元神社の例大祭以来、肩に違和感があるからと固辞したつもりが守備位置レフトってのは...やっぱり憎まれてんのかナ。さすがに見せ場こそ無かったものの無難にこなして面子だけは保った。ひと仕事を終えてベンチにて休んでいれば次の試合の審判はどうかとの打診、というか命令に近い。審判は最も目立つ役回りにて票に繋がるようにとの配慮かそれとも単なる...。「票の為に」(スーツ姿で)それもこなした。

閑話休題。私などは祖父が戦没者なもんだから祖母が語る戦争体験を聞かされてきた最後の世代であって、エセ平和主義者以上に特別な想いを有しているんだけど、ぜひ一度訪ねなければと機会を狙っていた一つがこちら...。私以上に大きい体躯に朴訥とした語り口が特徴のTさんから筆舌に尽くしがたい悲惨な体験を聞かせていただいたのも数年前。とんとご無沙汰、その後に体調を崩されて施設の世話になっていると聞いたが、幸いにも訃報は未だない。元気だろうか。

60万人もの日本兵が永久凍土の地に移送され強制労働をさせられたシベリア抑留。祖国で待ちわびる家族に手紙を綴るにも紙などの上等なものはなく、白樺の皮に空き缶のペンで刻んだ書簡をまとめた「白樺日誌」。検閲が入るから不都合なことは書けず純粋に家族への想いを綴った一つ一つを読んで揺さぶられる心に止まらぬ涙。

他港が閉鎖する中でこの舞鶴港だけが最後までの帰還港となり、とりわけ抑留者の帰還を待ち望む家族が日本全国から舞鶴港に押し寄せ、息子の帰国を願って日々岸壁に立ち続ける姿をいつしか岸壁の母と呼ぶようになったとか。帰還者が祖国を実感したものは舞鶴港から見える松の緑であり、畳の匂いだったとの記述があった。

舞鶴引揚記念館は旧ソ連領内の抑留生活の歴史を後世に伝え、平和の尊さを世界に発信する施設として寄付金を原資に作られた施設。周囲の引揚記念公園内には関係者による多くの植樹が見られ、復元された引揚桟橋を見下ろすことが出来る。高台の慰霊塔にそっと手を合わせて鎮魂を祈った。

(平成27年11月25日/2212回)

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2015年11月23日 (月)

東海道線

そうそう、夜ランの際に気付いたんだけど大手都市銀行の店舗内ATMが利用可能なことにびっくり。今でこそコンビニATMで24時間対応なんて目にするけど、私が社会人一年目の時などは外資銀行のCバンクしか無かったもんナ。最低預金額なんてあったけど口座の維持には手間がかかる訳でその位のハードルを課しても深夜のATM利用は十分に価値があった。サービスの競争が利便性の向上に繋がることは少なくない。

JR東海道線の終着駅は東京駅という認識だったんだけど今じゃ大宮以北までの直通運転が大半だってことにこれも最近気づいた。埼玉方面などは利用する機会はほとんどないからナ。沿線の魅力アップに繋げようと首都圏の私鉄各社は相互乗り入れに積極的だけにJRも負けじと...。

そう、さいたま市で催された今年の政令市議連ではホスト市を代表して現職の議長のO君が檀上で挨拶をされた。O君などとエラそうな物言いだが、O君とは当選同期にて年齢こそ向こうが若干上ながら当時から妙にウマがあって随分と御一緒させていただいた間柄。当時なんかはさいたま市に四十代の市議は3人しか居なくて、首都圏の4市対抗でフットサル大会をやろうにも試合にならん。千葉市なんかも若手が少なかったから横浜市と川崎市が単独で千葉市とさいたま市が連合チーム。そんなさいたま市も今回の改選で若手市議が10名になったと感無量の御様子にて何より。

さて、こないだの委員会ではある陳情についての審査だったんだけど、その内容は現行の入札制度を見直すべきだとの趣旨。入札制度については価格「のみ」を以て最終的に落札者を決定する一般競争入札が定番だったものが、近年は工事における品質や地元への貢献度等々を斟酌した総合評価落札方式が主流になりつつあって、ダンピング防止には一定の効果が見込まれるものの、制度が複雑化された分、恣意的な判断や技巧的な手法が結果を左右しているのではないかと拭えぬ疑念も...。

陳情はそんな当事者らしき方からのものなんだけど当人によればある入札案件において落札価格は最も安かったものの、「実績」の項目で著しい評点、というかマイナスを付けられたことで受注を逃したのだとか。市は公平性を盾に瑕疵はないとの一点張りだが、公平性などといっても尺度は様々、税とて定「率」か定「額」か、水平的視点と垂直的視点でいづれも公平との解釈は成り立つ。それを認めれば制度の根幹が崩れるだけに恣意的な判断など認めるはずもないが、全てが客観的にぐうの音も出ぬほどまでの制度設計であれば今回のような陳情など出て来ぬ訳で...。

およそ博打なども摘発された際には一介の博徒以上にテラ銭を徴収して場を提供する胴元が最も罪が重い。役所側には入札に参加させてやってんだからゴタゴタ抜かすなの独断専横的な面は無かったか。相手とてお上に楯突いたしっぺ返し位は十分に覚悟しているんだろうからそれを曲げてまでやるとはよほど憤懣やるかたなかったんだろうナ。

結果は兎も角も社の命運を背負って札を入れる業者の心情を慮れる公務員でなければならんのではないかと。

(平成27年11月23日/2211回)

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2015年11月20日 (金)

北斗神拳

最近はブログの更新頻度が少ないじゃないかって?別にサボっている訳でなくパソコン利用が役所に限定されるだけに仕事帰りに事務所で...って訳にはいかんからナ。ちなみにネタは豊富なんだけど、愛読者の皆様には申し訳ない。

実はそちらのファンにて北斗神拳秘奥義を目の当たりにするが如く羨望の眼差しで当人を仰ぎ見てしまうのだが、「秘孔」こそ東洋医学の真髄。いや、先生は「経絡」とか言ってたナ。中国四千年の神秘。そう、「つぼ」の話。

咳のし過ぎで腹筋がイタイ。何とか咳だけでも止まってくれればと市販の医薬品を試したんだけど、やはり回復する兆しなく。やはりクスリは専門の医師に処方してもらうに限る、休日急患にでも行ってくれば...との後援会長の助言に隣の休日「夜間」急患診療所を訪ねた。

地元医師会の協力により輪番制で隙間を埋める同診療所は何かと重宝する。当日は患者少なく、ものの数分で診察室に呼ばれて受診。「では、抗生物質と咳止めに喉の痛みを和らげる薬を...」、そうそう、それそれ。一日分なのが些か物足りないがそりゃ仕方ない。峠を越えて翌朝には体調は急速に回復を見せた。やはり侮れぬ西洋医学。

さりとて、風邪の罹患者などは「あっち行け」などとどこでも嫌われる存在で居場所すらない。何とか隔離室(っていっても単なる自宅の寝室なんだけど)を用意されて、じっと寝込むのも十時間が限度。腹筋の痛み以上に声が枯れて出ないのがしんどい。ましてや話すのが仕事であってそんな時に限ってよく鳴る電話。出ない方がいいんだろうけど無視する訳にもイカンから折り返して...を繰り返してとうとう声が全く出なくなった。そんな日はやはり...。

折しも政令指定都市議員連盟なる会合があって何ら重要な役職を拝命している訳でもないんだけど好都合とばかりにかこつけて都内の贔屓の店を訪ねたんだけどあいにくの定休日にて、やむなく他を探すことになった。雨後の筍が如く目にする専門店。左手の光る指輪に「最近、奥様との関係はどうです?」-「実は...」-「やっぱり、そうでしょ?」と四柱推命や占星術以上に応酬話法に長けた占い師に負けぬ「まがいもん」はおよそ日本人ではない。

雑居ビルの上階は些か怪しい気がしないでもないが、まぁ3千円だからと入店。やはり出てきたのは日本人じゃないんだけど、やはり無駄な3千円だった。ということで結局は翌日に贔屓の先生を訪ねたんだけど実は彼女もそちらの国の御出身にて。いや、でもこれがほんとに中国四千年の歴史に東洋医学の真髄を会得されているかの如く詳しいんだ。足裏は健康のバロメーター、押せば臓器の健康状態が一目瞭然。ほんとの話。

今回は耳を見ただけでピタリと言い当てた。耳にも「つぼ」が多いんだそうで。耳や足裏の「つぼ」を刺激して臓器の機能回復を図り、人が本来備えている免疫力を高めることで治癒に繋げる方法こそ最善ではないか、と勝手に思っているんだけど。次の予約が無ければ時間など二の次、「患者さんの喜ぶ顔が何より」と語る足つぼ整体の先生がかかりつけ医の一人である。

(平成27年11月20日/2210回)

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2015年11月18日 (水)

深夜ラン

相手の機嫌を損ねぬようにと適当に相槌を打っていたんだけど、はたと気づいた。手帳には地元の神輿会のコンペが記載されていて、妻に弁明を試みたんだけど見ていた子供が「来なくてもいいよ」と助け舟。それが我慢するというよりも「別に」って表情だったもんだから。そう、授業参観。で、どっちを選んだんだって?そりゃ勿論...。

さて、迫る本チャンの日程に選択肢は狭まるばかり。本番前に走った距離以上の成果は出ないシビアな世界なだけに純粋に走り込んで距離を重ねるのが最適なんだけど少しでも体重が軽ければ...などと減量との両天秤、二股をかけて調整を進めるんだけどこれが中々しんどい。ボクサーの減量検査が如くきっぱりと失格を言い渡してもらえば救いがあるんだけど、体重に関係なく出場資格が与えられるもんだから...。二兎を追うものは一兎も得ず、なんて嫌な格言だナ。

朝は植物の光合成が始まる上に脂肪燃焼はその後も継続するから早朝の有酸素運動が効果的なんだけど隣の豆腐屋、失礼、おらが会派の団長が如く早朝3時に起床して仕事をこなせば午後には...。ということで夜ランならぬ深夜ランに夢中、というか数日続いただけなんだけど、そんな慣れぬことをするもんだから案の定...風邪をひいて寝込むことになった。

さて、本題。この世界に限らず、当事者の立場で物事を考える重要性は言わずもがなだが、地元のS兄が当該部門の配属にて現場の御話を伺う機会が少なくない。ラスパイレス指数などという指標で他の政令市と比較すると下位に位置づけられる本市だが、諸悪の根源はそこにあると槍玉に上げらる清掃部門。

直営であることが原因とされ、過去には分別品目の拡大と収集業務の民間委託が何度と無く俎上に上がるものの一向に出ない結論に苛立つ改革派の面々。今回の計画でも今後2年間で「検討する」との記述に結論を出せとキツい一言。そりゃゼロからやれば明らかに民間委託に分があるんだけど現行の直営から民間委託に移行する際には既存の職員はどこぞの組織に居残るから全体としてみればほぼ委託分だけ「追加」となる。

指定管理者なども同じ。故に「官から民へ」の流れの中で推し進められた指定管理者制度の財政効果は未だ示されていない。つまりは拙速な民間委託は追加の財政負担を伴う結果に繋がりかねない。そんなことから些か気の毒な気がしないでもないが、責むるべきは当時の判断であって、そんな過ちを繰り返さぬように。

ということで、後年度、それも数年ならずも数十年後まで影響を及ぼすものの判断は慎重に慎重を重ねなければならんのだけど、本市において今後見込まれる大規模な投資はいかほどか。そんなことも部屋内の政策チーム(勿論、私は含まれてないけど...)がキチンと用意してくれているから資料を提示して財政当局に事業の取捨選択を迫ったつもりだったんだけど...。

大雑把に申し上げれば事業費総額8千7百億円のうち現在の未執行分が6千2百億円、全て実施しても財政負担は耐えうるとの答弁が戻ってきた。現在は「延期」というか事実上「断念」となる縦貫地下鉄構想の総額がその程度だったことを鑑みれば確かに当局の言い分も一理ありそうだけど、当時に比べて増えた歳出もある訳で...。

(平成27年11月18日/2209回)

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2015年11月16日 (月)

作戦会議

重量級の事案が特定の委員会に偏り過ぎてはいまいかとのことから見直しが協議検討されているんだけど、年度内に結論を得て実際に動き出すのは早くとも来年度からだけに...。

市の将来を左右しかねない重要な事案ともなれば本来は全員協議会にて議論を重ねるべきかと思うんだけど折衷案として総務委員会と市民委員会の二つの委員会を合同で開催する「連合審査会」案が提示されて了承された。

当日の内容は、「新たな総合計画」第1期実施計画素案、今後の財政運営の基本的な考え方(素案)、行財政改革に関する計画素案、区役所改革の基本方針素案といづれも年度内には市としての結論がまとめられるものばかり。全員野球がモットーのわが会派、臨むにあたっては新人からベテランまで所属委員同士で課題の共有や意思疎通を図りつつ、質問が重複をせぬように役割分担を、と「綿密な」作戦会議になるはずだったんだけど...。

オレがやらずともきっとアイツがやってくれるはず...との淡い幻想。ただでさえ楽天家で怠惰な連中が多い会派なのだから全員が同じ思惑を抱けば...十分にあり得るナ。最大会派の看板を背負っているそんなみっともない真似は出来んし、逃げ得は許さんとばかりにSセンセイのレクチャーが始まった。こりゃ適当な相槌ではイカンということで取り繕うようにメモを取っていたんだけど、途中、後は各自まとめておくようにとのことらしく。そんな時に助かるのはやっぱり...。

向こうにとってもこちらの腹の内が分かるだけに当日に突拍子もない質問をされるよりもある程度の事前準備が出来るから損はないと思うんだけど残業中に呼んで意図を伝えれば翌朝にはちゃんと論点整理された資料が机上に置かれていて。資料の上段には相手がまとめたことがスグ分かる余計な一文が記されているからそれを削除して各位に配布すれば立派な殊勲賞。そういう汚れ役的な役回りは私の仕事なんだよナ。

そのへんはまた何回かの連載で取り上げていくんだけどまずは計画期間。今回の計画は向こう十年、つまりは平成37年度迄の計画なんだけどこれが税収増も含めてかなり楽観的な見通しが示されているんだけどそれ以降はどうなんだって話。意外と知られていないのは本市の生産年齢人口のピークが当年でそれ以降は減少に転じる。右肩上がりの途中ならばまだしも都合がいい目標年次が示された疑いはないか、ひょっとしてそれ以降に見えない崖が隠れているのではないかと。

また、一方では向こう十年の計画に含まれる大規模な投資的経費を伴う事業は横浜市営地下鉄3号線の延伸を含む11事業。さりとて、事業規模が未定との理由で収支見通しに盛り込まれた事業は「本庁舎建替」「JR南武線連続立体交差」「羽田連絡道路整備」「国道357整備」「京急大師線連続立体交差」の5事業のみ。

それだけでも結構な事業費が見込まれそうだけど計画期間、今後十年間に計上された金額は195億円のみとはこれいかに。あくまでも一般財源ベース、つまりは国庫負担や市債分は除かれるだけに後年度負担が全く見えんじゃないかと。

やっぱり作戦会議って大事だナ。ちなみに前述の5事業の事業費総額3,497億円にて。

(平成27年11月16日/2208回)

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2015年11月11日 (水)

ダメ論

特に設定をいじった訳でもないのだが、事務所のインターネットが利用出来ず不便を強いられている。「一応」元IT業界なもので原因究明の結果、通信機器の不具合ではないかとの結論に辿り着いた。単なるハコモノだから電源を再起動して何とか繋がったものの翌日にはやはり...。二回、三回と繰り返してうんともすんとも言わなくなった。おい、何か言えよ...言う訳ないナ。

さて、区の課題を超党派で...と今年も来年度の予算要望を片手に市長室を訪ねた。当方が支持又は推薦する市長であればまだしも各党相乗りした候補を打ち破った市長だけに依然として微妙な関係が続く。向こうとてこちらに恩がある訳でもなく、むしろ逆効果で余計に予算が減らされそうな気がしないでもないよナと適当に相槌を打っていただけなんだけど途中、ある市議の発言に市長が気色ばんだ。

「勝手放題言いやがってコノヤロー。じゃあアンタならどうすんだって」ってことなんだろうけど、よほど腹が立ったんだろうね。まぁそれだけ真剣な証拠な訳で...。だからんな席で余計なことなど言わずに局長と直談判でじっくり話すか、このブログが如く言いっぱなしが好都合。外野の私どもでさえそんな調子なのだから庁内ともなれば...。

以前、中国人経営者から上に嫌われても下から嫌われちゃイカンと教わったことがあって、最近「たまたま」御一緒したS局長に仮にそんなことがあっても下には八つ当たりせぬようにと御進言申し上げた。上がヘンな顔していたら折角の仕事意欲も削がれるし、上司の御機嫌ばかり気にして都合の悪い話は口をつぐむから。

いみじくも「働きやすさ・働きがいに関する職員アンケート」の結果を踏まえた対策が行財政改革に関する計画素案に盛り込まれ、「中堅職員」に仕事上の過度な負担、係長級で仕事上の過度なストレスを抱えていることから勤務時間の削減を...との記述にそりゃ些か都合良すぎやしまいかと。

量的改革から質的改革へなんて謳われているけど、それとて当然のことで行革として「あえて」示す必要はないのではないかと。少なくとも巷では一般的な公務員が民間以上に大変な職場だとは思われていない。ハゲタカ外資なんかでは「今日限りで解雇だ!」なんて平気だからね。そんな過度な重圧に向き合っていると不思議と楽観的になってくるもんで...。

そう、本屋を物色していたんだけど表紙の装飾、いわゆるデザインと本のタイトルが購買意欲に与える効果は小さくない。教壇から生徒を指名するあの仕草、それもサンデル教授ならぬ見てくれのいい女性教授が表紙に。尚且つ、タイトルに「ハーバード」や「スタンフォード」なんて本を小脇に抱えていればそれだけで知的に見えなくもない。「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」(ケリー・マクゴニガル著)が目に付いた。

が、それ以上に欽ちゃんのダメ論のファンなもので。「ダメな時ほど運がたまる」とか「ダメなヤツほどダメじゃない」とか、その人生論に肩の荷が下りる。対人ストレスは慣れっこなんだけどさすがにハコモノ相手では...。今日も再起動してみようかな。

(平成27年11月11日/2207回)

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2015年11月 9日 (月)

ゆりっこ

途中、腕章をした案内係に「もしかして市長さんですか?」と声をかけられた。徒歩で来るなんぞは「単なる」陣笠で御目当ての御仁は黒塗りで来るから...と自嘲気味に御返事したものの、やっぱりそれだけの風格と貫禄があるんだろうナとほくそ笑んだ。

が、暫くして気付く。多分PTA関係者なんだろうけどそちらに知られていないってことは全然知名度不足じゃないか。落胆を隠せないまま式典を迎えた。そう、地元の百合丘小学校の創立五十周年。昭和35年に地元の悲願であった駅誘致に成功して以来、わが国の高度経済成長とともに発展を遂げてきたわがまちの由来は百合の花咲く丘で百合ヶ丘。

当日の式典では川崎市教職員組合の支援を背景に当選し続けたSセンセイを御見かけしたんだけど、当時は約1千6百名もの児童生徒を抱える市内最大の小学校で4年11組の担任だったと思い出話を聞かせてくれた。しかも1学級50人で11組ってんだから...。

その教え子の一人がうちの事務員で既に私よりもひと回り、いや正確には...(最近もあったナそんな表現)、まぁそんな妙齢の事務員はおらがセンセイの御令嬢なんだけど現役当時に「Hちゃんは私の教え子だから勿論私に票を入れてくれるわよね?」と戸別訪問にやって来たとか。その位の押しがなければ選挙は勝てんぞと教わったのも昔の話、両名とも既に御隠居の身にて当日は隣合わせで談笑されていた。

そう、下町ロケットのドラマが人気と聞いたが、視聴率を左右するキャスティング。今回の実行委員長がK姓ならばPTA会長もK姓、顧問にもK姓が並び、校長先生も...とはいかぬまでも地元のツボを心得た見事なまでの配役に実行委員長の手腕、というか策士ぶり?が窺い知れる。この地元のツボってのが大事なんだよナ。記念誌の揮毫をされたK姓の筆頭格おらがセンセイも御機嫌の様子にて...ツボってそれだけ?。

式典では児童生徒が学年ごとに演技を披露してくれたんだけど個別支援学級の付き添いの先生が活躍。そう、本市として特別支援教諭の採用と育成に力を注いでいるんだけど、とりわけ百合小には評判のいい先生が在籍して居られて細やかな気遣いを見せる。

また、式典終了後には名物のゆりっこ合唱団による歌声を聴かせていただんだけどかなりのレベル。そんなゆりっこ合唱団の指導者は保護者の間でも怖いことで評判の先生らしいんだけど時にそんな先生も居ないと...。別に竹刀を振り回している訳ではないし、過保護は人を堕落させるから。

さて、現在、川崎市役所の庁舎前には幾つかの樹木が植えられていて、そちらに疎い私にはソテツ位しか分かんないんだけど各方面から寄贈を受けた由緒ある樹木が並ぶ。市の花がツツジならば木はツバキ。で、市内に樹齢二百年とされるツバキが市内某所に現存する御話を伺ったばかりなんだけど、今回の創立五十周年には実行委員長から御衣黄(ぎょいこう)って樹木が贈呈された。

桜の一種にて黄緑色の花を咲かせるそうだけど、校門脇の花壇に植えられた御衣黄にゆりっこたちの健やかな成長を願いつつ、帰路についた。

(平成27年11月9日/2206回)

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2015年11月 8日 (日)

王冠

児童虐待が疑われる場合には児童相談所には立入調査が認められているものの、もし、虐待が無ければ親子関係に禍根を残しかねないし、入らずんば幼い命が失われる危険性も...立ち入るべきか入らざるべきか、そんな葛藤に苛まれる関係者の苦悩はいかばかりか。

相互に児童生徒の個人情報を提供し合うことで連携して非行防止及び犯罪被害の防止を図ることを目的に市と県警との相互連携に係る協定が締結されたとのことで市から報告を受けた。必要と思われる場合には区役所に在籍する教育担当と協議相談の上、所定の用紙に必要事項を記入の上、警察側に手渡しとされるものの、証拠書類が残るだけに公に晒すことに躊躇はしまいか、区の教育担当などは当該校における生徒の状況を直接知り得る立場にはないのだから適切な判断が下せるか、ならば担任の教師又は校長先生が...等々。

本市における中学生殺害事件の教訓を踏まえた再発防止策の一つとされるものの、他都市では既に締結されているだけに遅きに失した面は否めないが、本制度が活用されることで未然に防止されることを期待している。でも、本当に大事なのは制度の有無以上に事に臨む関係者の姿勢だから...。

さて、今年も市政を語る会の方々から招待をいただき、出席者に名を連ねることになった。不党不偏とされつつもどこかしら違和感を有する運営に参加を見送るべきではないのかとの助言もいただくものの、目立ってなんぼがこの仕事。かねてより公的な墨付きを...と主催者側の求めに「お上」は首を縦に振らぬらしく、ならば区選出の市議団として共催はどうかとの打診に他のセンセイに倣って「えぇ」と御返事申し上げた。

後半は各市議と参加者が分科会に分かれて議論を重ねるんだけど、今回の目玉は「土砂災害」グループ。つい最近も区役所において土砂災害ハザードマップに関する説明会が実施されたばかり。危険地区を公表することで災害時の注意喚起を促したつもりが、そんな危険個所を放置しておいた市の責任はどうなんだ、早急に対策を講じるべきではないか等々と別な方向にも波紋が広がったとか。

聞けばその事実を広く公表すべきではないかとの御意見に既にやっているとは市の回答だそうで。十分か否かの尺度は人それぞれ。関心がなければ毎朝センセイが駅頭で配布するビラに同じ。瓶の口金の王冠などもマニアにとっては宝だが、一般人にとってはただのゴミ。文句を言わせぬように東京都が如く分厚い災害対策マニュアルを全戸配布してもやればやったで内容が足りぬと言えばキリない。まぁそんなこんなで苦情殺到が懸念されるだけに今回の趣旨にはそぐわないのではないかとセンセイ側。んなこと言っても既にチラシも配布している訳だからナ。

いつも世の中に不平不満を抱いている方々はどこにでもいるもの。ここぞとばかりに...という方々相手にいかなる抵抗を試みるか。先般、意外な人物からブログ見てるよと教えていただいた。ここだけの話、トークは不得手だから陰でコソコソ綴るしかないんだけど「いつでも」「どこでも」「誰でも」が勝手に見れるブログで御勘弁を。

(平成27年11月8日/2205回)

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2015年11月 7日 (土)

ついで

いつぞやの出張の折に生まれた空白の時間。某名所に連れて行けとの命令にレンタカーを借りて運転手をさせられた経験を有するんだけどこんどは訳あって別な人物の運転手を仰せつかることになった。

わが会派の主軸打者で私が末席を汚す総務委員会の委員長を務める、ってことは人物が特定されちゃうんだけどYセンセイが足の腱断裂にて手術をされた。断裂に至る詳しい経緯は省くが、踵(かかと)を地面に付けぬようにとの医師の指示に不自由な生活が続いているとか。

勿論、運転などもってのほかで移動については御子息や父君がその役割を担われていたんだけど、区内ならまだしも十キロ以上離れた役所の往復となればさすがにキツイ。当人とて私よりひと回り、いや、正確には...まぁいいや。父君も結構な年齢であるし、御子息君とて青春を謳歌する年頃にて親の世話どころではない(はず)。ということで送迎を申し出た、ならばカッコいいんだけど実は一期下のHセンセイから不憫ではないかと打診があって諸般の事情を勘案すれば私が適任ではないかとのことらしく...。

そりゃあくまでも「ついで」だから送迎自体は大した手間ではないんだけど、大変なのは...車中の会話。気を遣われるのは得意なんだけど相手に気を遣うのは不慣れな上に異性なもんだから...。ここだけの話、当人によれば手術の際に見た夢が仕事の夢だったことから身動きが出来ぬ自宅ではここぞとばかりに仕事を忘れて断捨離に夢中だとか。睡眠中の夢が仕事とは私もかくありたいもの。

どうせ外出自粛令が下されているのであれば目前の定例会の質問原稿でも...余計なひと言だナ。そんな緊張感に包まれた車中なだけに往路は兎も角もさすがに復路はキツい。当人よりも遠路は団長以外に私と同区のOセンセイ位なもの。で、居合わせたOセンセイに「実は今日の帰りなんだけど...」-「電車なので...」。おいおい、まだ用件を言っとらんぞ。ちなみに全治2ヶ月だとか。

さて、そんな委員長不在の中、常任委員会の行政視察を終えた。視察先は新潟市及び長野市。今年は北陸新幹線の開業効果か視察先は金沢市が人気だが、別に観光に行く訳ではあるまいし、そんな大人数で押しかけても見れるものも見れぬし他会派のセンセイに気も遣う。ならば気心の知れた同僚若しくは勝手気ままの一人こそ...。

そう、御当地の御曹司が大学時代の同級生にて案内役を務めてくれるのだが、丁度いい季節だけに近隣の視察にかこつけて...。とりわけ、陸の孤島、福井県などは注目の的。農協改革の急先鋒JA越前たけふや鯖江の眼鏡も気になるが、多世代同居が多い北陸地方は共働き家庭も多く、全般に都会よりも裕福な生活を送っているとか。

が、それ以上にぜひ訪れたい自治体の一つに京都府舞鶴市があって、前日は金沢市に宿泊して翌日は福井県内を視察しながら横断して御当地を訪ねる行程ではどうかと模索していたんだけど金沢から舞鶴まで車で3時間だとか。そんなに遠いとは知らなんだ。百人一首に「大江山いく野の道の遠ければまだふみもみず天橋立」とあるけど折角ならば天橋立でも...違うナ。

(平成27年11月7日/2204回)

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2015年11月 6日 (金)

平仮名

私もその一人にて候補者名のひらがな表記には様々な意図が含まれるのは御存知かと思われるが、特定の漢字表記が差別意識を助長することに繋がりかねないという全く意味不明な本市独自のヘンな解釈がまかり通っているらしく。次の定例会では正しい日本語について教育委員会に論戦を挑んでみようかと下準備を進めている。

さて、本題。話題の杭データの改ざん偽装。過去十年間に同社が関与した市有施設は12件とのことで、目下、その検証が進行中と聞いた。募る不安に公表を急ぐべきではないかとの声もある一方で全てに手抜きがあった訳ではあるまいし、公表した途端に蜂の巣をつついた騒ぎになるのは明白。ゆえに本件に限らず「事実関係をキチンと把握した上で処置を講じて参る所存です」などとひっぱるのがいつもの作戦なんだけど、それは遁辞というものであって何故にこれほどまでに時間を要するのか現在の進捗状況について事情聴取を行った。

前述12件の杭データだけでおよそ5千件、その確認に日夜に追われているとか。勤勉で正直な国民性、ましてや住まいとあればまさか手抜きなど...と性善説に基づいた制度設計。当初は一人とされた担当者も十人以上が関与した疑いが浮上し、ならば会社ぐるみ、いや、それ以上に他社も含めて氷山の一角では...との疑念が浮かんでも不思議はない。「実は建築確認が通ったヤツで違法な建築物になってしまったケースがすごく沢山あるんですよ。故意ではなく懈怠で...」とは過去の事件における国交省元幹部のコメント。

ガリレオの実験で有名なピサの斜塔とて未だ健在であるし、地震大国日本の耐震基準は他国以上にてそれなりの耐震性は有しているんだろうけど、かといって突然に驚愕の事実を知らされて安穏と暮らしていられる訳もなく...。無理が通れば道理が引っ込むの格言が如く耐震偽装は社会的に決して許されるものではないんだけど以前にもそんな事件があったナ。当時を振り返りつつ過去に学べるものはないかと一冊の本を読んだ。”偽装-「耐震偽装事件」ともうひとつの「国家権力による偽装」-(小嶋進著)”。

一級建築士による耐震偽装事件からはや十年。同氏は事件における不動産デベロッパー、つまりはマンションの販売会社、今は亡きヒューザーの元社長なんだけど、国会の証人喚問に呼ばれた際の「何を言っているんだよっ!ふざけんじゃないよ!」と恫喝まがいに声を荒げた場面だけが独り歩きして、マスコミ報道により万事そのイメージが定着。

世間様が描く当時のシナリオは「建設コストを下げる為に不動産デベロッパーと一級建築士が結託して耐震強度のデータを改ざん、その事実を知りつつマンションを販売することで私腹を肥やしていた」と、およそそんな認識ではないかと思われる(事実私もそうだった)が、著者は事件後に会社も仕事も家も、そして家族も失い、現在はマンションの管理・清掃員としての人生を送っているとか。

天国から地獄への転落、それを天が課した使命と受け入れつつ、何もかもを失った同氏が語る回顧録に社会の本質の一端が垣間見える。事の真偽は兎も角も本人にとってはよほど理不尽な「社会的制裁」だったんだろうナ。

(平成27年11月6日/2203回)

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2015年11月 3日 (火)

セレサモス

母屋が手狭な上に老朽化も目立つ、周辺ビルの賃借料は6億円、ならばいっそ新庁舎を...と進む整備基本計画。予め将来を見越して行われるべき計画もさすがにここまでの人口増を予見するのはちとキツかったか。そちらは不可抗力に負う面が大きく行政が介入できる余地は限定的だが、こちらは...。

少し前に行われた植樹イベントを欠席してしまったんだけど、同じ日の別席で地元の植木職人がつぶやいた。植樹の為に森林を手入れして植樹後も「別途」手入れの必要が生じる。それが同業者の仕事になるからやぶさかではないが...と。そんな会話を聞いた隣の町会長、そういえばあそこの公園の大銀杏が伸び放題で雑草も生い茂っていて何とかならんか。飛び火して手つかずの公園の話題となった。公園といえば...。

地元の大御所Tさんによれば近隣開発の際に代償として公園の用地を提供「させられた」。当時、市から提示された図面に記載された樹木の品種と実際の樹木が違うんだとか。住宅に隣接したほうは日照等に配慮して低木、反対側は高木だったものが実際は四隅全てが高木。今では大木になっちゃって電線や住居の屋根まで届く。で、伐採を依頼されるんだけどそこまでの大木となれば...予算が確保できぬとの市の言い分に枝葉の剪定で御勘弁をいただいている始末にて。

街路樹も然り。ただでさえ歩道幅が狭い上に成長著しいユリノキを植えれば根の隆起位は予め予見出来そうなもんだけど歩道の修復に投入される税金、ならば根っこからバッサリ...余計にカネがかかるナ。過去にそんな杜撰な状況を追及したことがあるんだけど、街路樹の維持は大半が近隣からの苦情処理だとか。のべつくまなしに増やされる緑、手入れ届かず景観を損ねていないか。ならば将来的な負担も勘案して慎重に判断したほうが...。

そんな市内の公園緑地面積734haに投入される事業費21億円に対して、ほぼ同規模607haの農地に投入される事業費は「たった」2億円。市域の4%「しか」ない農地にそれだけの税金を投入するのは...との判断か、一般会計に占める予算は額も割合も他都市に比べてダントツに少ないのが本市の特徴。

民地と官地にて一概に比較できるものでもないが、相続税で没収か背に腹は代えられず手放す事例に後継者不足が追い打ちをかけて減少の一途を辿る農地に何とか打開策をと目論む農政部門は本庁から遠い。逃げ隠れるには好都合だが、攻めるには不向きな勤務地にてこちらから出向いて話を聞いた。予算を増やせば万事上手くいくほど甘くない。が、近年の健康ブームと食への関心の高まりが追い風となり、創意工夫で活路を見出そうと必死の状況を窺い知ることが出来た。

折しもおらが農協による待望の大型直売所セレサモスの2号店がオープン。最近は直売の機会が増えた。しんゆりマルシェへの出店も好評だったナ。消費者にとっては顔が見える生産者は信用の証、そして、生産者にとっては消費者の笑顔が何よりもの意欲に繋がる。農業を通じた交流っていいよナ。

(平成27年11月3日/2202回)

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