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2015年9月

2015年9月28日 (月)

情け

手入れの行き届かぬ役所前の銀杏並木を年増女の厚化粧に例えたセンセイの武勇伝を聞いたが、年増女の厚化粧とは言い得て妙也。こちらも同様、今さらジタバタしても時既に遅しか。

身長から百を払って0.9を乗じた数値が理想の体重と聞いた。ってことは私の理想体重は...。最終目標のフルマラソンは2ヶ月後ながらもその途中関門となるハーフ(マラソン)迄は残り1ヶ月。つまりは減量月間のはずが体重計の針は大台突破目前にて何とか走る時間を捻出せねば...と機会を模索していたんだけど平日昼間はキツい上に土日も目一杯。尚且つ、今年は雨が多かったから調整不足は否めず。

実りの秋だけに五穀豊穣と無病息災を祈願する地元の祭礼が目白押し。それは私の地盤からかなり離れた地区の祭礼なんだけど何故か居心地が良くてね、何かの折に御誘いをいただいた御縁で御神輿を担がせていただくんだけど、こんなヨソモノも歓迎して下さるもんだから膝元の祭礼と日時が重ならない限り例年伺わせていただいている。

白鳥神社っていうんだけれども神事は午前十時からにてその前にひと仕事、いや、欲張りなもんだからひと仕事をした上に「更に」ひとっ走りなんて思い立っちゃったもんだからいつになく早朝に起床して雑務をこなし、そのまま朝ラン10キロ走って神社に向かった。が、そんな調整不足は体重だけでなく...。

分科会後に行われる全体会の総括質疑の〆切が迫り、調整が大詰めにて「何とかしておけ」と雲の上の議長経験者から指示が来た。そんなものは質問者である団長に直に伝えて下さればいいのだが、「副」団長だけにその責任の一翼を担えとのことらしく...。経験者といえども働いてなんぼの世界。おかげさまで中堅だから先輩にもズケズケと物言うんだけど聞けば当人の後援会の行事が付近にあるらしく、そちらの重要性は十分に承知をしているもんだからつい「今回ばかりは...」なんて情けをかけてしまったんだけど後悔先に立たず。情けは味方で仇(あだ)は敵なんて唄の歌詞にもあったけど、情けこそ敵だよ敵。

御神輿を担ぎながら議会質問を思案するなんて不謹慎なことだから御利益なんてありっこない上に、10キロ走っての御神輿はさすがにキツかった。で、夜は鉢洗いにて車移動なもんだから酒も呑めずにハシゴだよハシゴ。宿題は帰宅して仕上げようと思ったんだけどさすがに...。

そう、本市の公立小学校は2学期制なもんだから秋休みが近づいてきた。日々結構な量の宿題を課せられるらしく私の帰宅時まで机に向き合っている、というか向き合わされていることが少なくない。「性格は知力に勝る」との格言が如く、知力などそれなりにあれば何とかなるもの。それよりもそんな四六時中、机に向き合わされていたら性格が捻くれるかもしれんから「要領よく適当に...」と妻に内緒で伝えていたんだけど、そんな私自身までが机に向き合わせれているのだから説得力ゼロかも。

結局は睡眠時間を削っての深夜か早朝しかないだけに寝不足の日々が続いている。

(平成27年9月28日/2189回)

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2015年9月27日 (日)

ヘッダー

特に何か細かい数字を聞く訳ではないのだからそこまで手元の原稿にこだわらずとも...。が、陰口を叩かれても困るから大雑把な内容だけは予め伝えておくものの、警戒心は尋常ではないから答弁だけは何とか目を通して貰わねばと相手。

つまりはこちらが「全く」信用されていないんだけれども無碍に断るのも忍びない気がして「どうぞ御自由に」と了承するものの、答弁のみでヘッダーは不要と付け加えるのは忘れない。紙の無駄でもあるし、答弁そのものがあれば十分だからそのように伝えておくんだけれども何故か十中八九はヘッダーが添えられてくる。勿論今回も...。

事務所宛に届いたFAXに「この前のやりとりを踏まえて質問(想定)と答弁(想定)を用意致しました」とあった。そりゃごくろうさんなんだけど、万が一、他人様に見られるようなことがあったら何か私がやらせているみたいぢゃないか。まぁ裏を返せばそれだけ気を遣っていただいているってことだから特に咎めもせぬし、ありがたく利用させて貰うんだけど次回以降は周囲にバレないように頼む(笑)。

ということで臨んだ財政局相手の分科会。あくまでも「決算」審査なのだから事業の執行前後で当初予算とはどれだけの乖離が生じたのか、また、その理由は何かということを明らかにするのが主目的(のはず)。そんな視点から流用の実態を取り上げた。

財務会計事務処理に即して処理されているというけれども、かといって何でもかんでも勝手な流用が許されるものではない。包括外部監査の指摘を受けて過去にも「私が」取り上げた経緯があるんだけれども(-平成26年第4回定例会,12月04日-03号-)、当時は件数も数千件に及ぶことから全ての説明は困難にしても細やかな議会報告に努めるとの答弁がされていて...。ならば今回は具体的にどうだったのかと聞くのは当然。

実は当時の「鋭い」質問をセンセイの見張り番的な団体から高く評価いただいたことがあって。内情をばらすとそれは会派の代表質問だったから「たまたま」質問者が私であって同僚諸氏が手がけた原稿を読み上げた「だけ」なのだが、公の会議録では私が質問したことになっていて。私の功績が如く世間で評価されているのは些か複雑な気分なんだナ(元々の原稿は財政通のSセンセイ?)。

と、もう一つはコスト削減奨励制度について。これは使い切り予算の弊害が指摘されて久しいが、本市において知恵を絞り更なる財源確保を果たした部門を評価する仕組み。近年の動向として業務の効率化を図り無駄な歳出を抑制するというものよりもネーミングライツのように広告収入を得る事例が多く、その効果額も数千万円と扶助費の伸びに比べればそこで捻出される財源は微々たるもんだけどそれでも何とか確保しようと「自ら」実践するその姿勢は十分に評価に値する。

昨年度の実績を明らかにするとともにそれだけの創意工夫をしている部門がある中で一部の無駄遣いは許されるものではないと意見を述べた。

(平成27年9月26日/2188回)

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2015年9月25日 (金)

エディ・ジャパン

土壇場でM点灯を阻止すべく執念の勝利。それをマジックだなんて持て囃すけれどもそもそもパ・リーグ並み、というか以上の圧倒的な優勝じゃないと...。

それにしても、こちらは前半戦の息詰まる攻防と終了間際の気迫のタックルに後半は絶対にいけると思ったんだけど...。そう、エディ・ジャパン。ミーハーなもんだから南ア相手に大金星を挙げたと聞いてスコットランド戦を見入ってしまった。日本人離れしたメンバーの多さにどことなく違和感を抱くものの、それが国際ルールってんだから特に異議を唱えるものでもなく...。異文化の方々との意思疎通やコミュニケーションをいかに克服するか。バンドをやるのは妥協の連続だけれども妥協で失なったもの以上のものをコラボレーションで取り戻せると著書にあった。

そう、チームスポーツって個人種目以上の達成感があるよナ。ドナルド・トランプ氏ほどではないにせよ自由奔放な物言いと既成概念を打ち破る行動力が魅力のカリスマ経営者、ヴァージン・グループのリチャード・ブランソン氏の著書を久々に読んだ。著書の中ではポジティブシンキング(前向き思考)の重要性についても述べられていて。社会への不平不満をこぼしてばかりいる人はどこにでも居るもの、そう、つい最近もどこかで見かけたけどふとそんな姿が重なった。

さて、決算審査特別委員会も大詰め。分科会の審議もあと数日を残すのみ。分科会における審議に入る前段に本会議にて財政局長から主要施策の成果説明を受けたんだけど、ふと耳が立った場面が数回あって...。その一つ、身近な地域交通環境の整備の項目。バス路線が充実している南部に比べて北部地域は路線に乏しく身近な地域交通に対する期待も高い。駅に近ければ必然的に地価が高くなるのは当然。そちらを選択しておきながら新たなバス路線を求めるのは些か虫のいい話に聞こえなくもないが、手をこまねいて見ている訳にもいかず。

まずは既存のバス路線を工夫して...となる訳で、それが市バスならばバッチをチラつかせて実現を迫ることもありそうだけど、相手が民鉄バスとなれば...ひたすら低姿勢に徹して。公益性を前面に赤字覚悟の市バスと違って民間はシビアだから黒字になるかどうかも分からぬリスクをとるのは避けたいだけに及び腰。そんな状況を打開する為に国の路線バス社会実験支援制度を活用して云々と誇らしげに語られたもんだから早速にMr地域交通のMさん、いや、女性だった、を呼んでそのへんの事情を伺ったんだけど、随分と詳しい状況を教えてくれた。

今回の路線バスの実現に向けた社会実験における本市の負担はたった30万円だとか。当然ながら既存のコミバス「山ゆり号」の収支状況や細山7丁目への路線開設(随分具体的だナ)等々の諸課題について意見交換を行ったんだけど、予算が無くとも創意工夫で何とか課題を克服しようとする前向きな姿勢が実を結ぶ次なる機会に期待している。

(平成27年9月25日/2187回)

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2015年9月24日 (木)

別勘定

妻方の母親の誕生日にて久々に都内で食事会となった。結婚此の方御一緒して支払いをしたことがないのが自慢にならぬ自慢の一つ。以前、半ば勝手に勘定を済ませた際にも帰り際に戻されて以降、その親心に甘え続けている。が、毎回キチンと払う用意は出来ていて、このたびも「誕生日位はこちらの負担で...」-「気にしなくて結構よ」とすっかり御馳走になってしまった。

ということでそちらに糸目をつけぬ母親の嗜好に合わせて老舗懐石あたりになるんだけど、コース料理1万円~ってのにどこもかしこも満席だなんてのは巷も結構いい贅沢してるぢゃないか。駅から少し離れた懐石料理「H」の最後の1席に落ち着いた。

かと思えば、地獄の沙汰もカネ次第とばかりに世帯を同一にしていると金銭的な負担も課せられるから扶養義務を放棄して生活保護の世話にでも...と世帯分離を模索する事例も少なくないとか。親の恩、子知らず。何とも世知辛い世の中ではないかと。

そんな事情はこちらも同じ。年金にしても福利厚生にしても扱いは全て別。コピー機から事務用品、パソコン1台までが全て別勘定。政務活動費が支給されている以上、すべからくそちらで...と。そのへんに横柄な態度で庁舎内を闊歩するセンセイ方に対する役所側の意趣返しが見て取れる(のは私だけ?)。

そんなことから個人パソコンも独自の調達になるんだけど、システムの担当者がいる訳でもなく保守点検から基本設定、ウイルスソフトの更新諸々が全て業者任せにて必然的に調達コストは高くなりがち。役所の都合で姥捨て山に隔離された私どもはやむなしにしてもパソコンなどは部署毎に調達をしていたのでは管理が行き届かない上に調達時のスケールメリットが生かせない。

また、IT関連は専門性が高いことからチェックがおざなりになりやすく、開発されたシステムも首根っこを掴まれてしまうから保守や更新時の費用などは相手業者のいいなりになりやすい。そのへんはベンダーロックインの弊害として指摘されていることなんだけど、決算書上にはシステム運用経費で数千万円と一行しか記されていないから内訳の詳細に関する資料提示を求めた。

また、個人パソコンの調達に関しても資料を請求した上で、公の会議録にもキチンと残るように決算審査特別委員会の分科会にて質疑を行ったんだけど、現在、本市の事務用パソコンの台数は10,177台で全職員に対する配置率は約77%。内7,731台は総務局システム管理課で一括調達されていて、調達方法については5年間のリース契約による一般競争入札。入札の参加企業は5~8社程度とのことで、平成26年度の実績は年2回で計1,208台の調達を行い、その他プリンタ等の関連機器を含めて約1億4千万円だそうで。

(平成27年9月24日/2186回)

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2015年9月23日 (水)

アマ天

地元神社の例大祭の準備。「今日はやけに人数が少ないぢゃないか」などと言える立場にはないんだけど、居合わせたのは会長以外に私と国会浪人中のSセンセイ。落選後、近隣在住を理由に地元神社の若手会への入会希望があって、所属政党が異なることから私への気遣いか会長から相談があった。

そりゃ票目当てってもんで...なんて言おうものなら「オマエはどうなんだ?」って。特に拒む理由もなく、度量が狭いなどと陰口を叩かれては損...と、結局は損得勘定にて入会を了承した。何よりも会長が悩んで「一応」相談に来る位だからキャラはワルくない(はず)。ということで先輩風を吹かせているんだけど、当日の集合時間が間違っていたらしく、「やっぱりセンセイってのは...」と苦笑いの会長。

で、本番当日のひとコマ。「この中で顔の利きそうなのは...」と会長から御指名されたは同じS姓のひょうきんものS君。S君の隣には私が居たんだけど...と落胆の色を隠せない。そんな後輩のS君の趣味はカメラだそうで、私のカメラマンとして活躍いただいているんだけどこれがどうして...。会長にはそっと内緒で、とサボっている写真を撮られた上にそれをSNSなどにアップされたりもするんだから油断も隙もあったもんじゃない。ちなみにかくいう私も若手会の中では本人の意に反して何故か「ザキヤマ」などと呼ばれている。閑話休題。

天高く馬肥ゆる秋、なんていっても特に星空が遠ざかる訳でもない。むしろ、雨上がりの快晴は塵が払われるから天文観測にはいい季節なんだけど、秋の星座は地味目。こう見えてロマンチストなもんだから天文が隠れた趣味の一つ。よく晴れた新月の夜に都会から離れた高原などで星空を眺めるなんてのはいいもんだよ。見える光は何万光年もの遥か彼方から辿りついた光。光って1秒間に地球を7周半するんだけどその光の速度で何「万」年だからね。そんな星空を見てるとどんなに粋がっても砂漠における一粒の砂のようなものでちっぽけな存在であることを気付かされる。

そんな天文の話相手というよりもその魅力を語る同氏の話をこちらが一方的に聴いていただけなのだが、本市の天文観測に尽力された故箕輪敏行先生の業績を紹介したパネル展「箕輪敏行先生の思い出~川崎の星空とともに~」が3日間だけ開催されると聞いて仕事を早めに切り上げて(というか、途中で抜け出して)、生田緑地にある宙(そら)と緑の科学館を訪ねた。こちらはちゃんとした正真正銘の「先生」にて当人を懐かしみつつ、その業績を改めて拝読させていただいた。

同氏が創設に携わった川崎天文同好会は既に創設六十有余年。会歌のアマ天賛歌には「パロマの巨眼も僕らが愛機も、眺むる宇宙に変わりはないさ」の一節があって、パロマとは当時世界最大のヘール望遠鏡を有した米国のパロマー天文台。ちなみにアマ天とはアマチュア天文家の略。プロに負けじとの気概が窺い知れる賛歌ではないかと。

(平成27年9月23日/2185回)

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2015年9月18日 (金)

現在調査中

分科会1日目を終えた。私が所属する総務分科会は他の分科会に比べてダントツに所管局が多い。まずは総務局に関する質疑からなんだけど危機管理室が含まれるだけに今回の集中豪雨時の対応に関するものが大半を占めた。

集中豪雨における避難勧告に鳴り響くサイレンの音、外に出ればサイレンの意味が分からずに右往左往する近隣住民。不安だけが増幅され、現在の状況を確認すべく閲覧しようにも本市が運営する災害情報ポータルサイトには繋がらない。それだけ勧告を頻発すればシステムにどれだけの負荷がかかるか分かりそうなもんだけど...。そのへんを網羅した質問を私の一巡前に新人のSセンセイがぶつけてくれたもんだから私の質問は1項目「災害時における個人情報の取扱」のみ。

このたびの豪雨災害において甚大な被害を受けた茨城県内の某市における行方不明者を巡る一連の対応について個人情報に配慮して公表を差し控えたことが安否確認の遅れに繋がったとされている。結果的には全員の安否が確認されたものの、その間も関係機関による「必死の」捜索活動が継続されていたというから突然のタイミングで「やっぱり全員居ました」では...。個人情報保護法とて災害時など個人の生命、身体、健康又は財産に対する急迫の危険を避けるためにやむを得ないときには、警察などの関係機関等に対して情報を提供できるとの規定があるだけに、仮に本市においてもそのような状況に陥った際の個人情報の取扱を聞いた。

「災害の規模や行方不明者等を踏まえて適宜判断したい」との答弁に「(緊急時において)氏名公表もありうるのか」と再度詰め寄った。昨今は災害時要援護者の避難支援制度も然り個人情報保護にこだわりすぎるあまりにかえって不都合な事例もあることを指摘しつつ、人命救助等の緊急時においてはとりわけ臨機応変に対応すべきと述べた。役所側とて「適宜判断」としか言いようが無いのは承知。それだけに危機に遭遇した際の指揮官の判断って大事なんだよナ。

そう、当日つい気になってしまったのが、一巡前のSセンセイの質問に対する答弁。防災情報ポータルサイトのアクセス不具合についてその原因を問うたのに対して「現在調査中」と。「事実関係を把握次第...」とは不都合な時に用いられる常套句だが、既に1週間が経過するのに今尚調査中とはこれいかに。ましてや危機管理に関わることだけに看過出来ぬ答弁。想定以上の負荷が招いたシステム障害であることは一目瞭然のはずなのだが、まさか、相手が新人だからって...。

防災情報の発信は危機管理室の所管だが、ことシステム不具合となればシステム部門が役割を担う。そのへんの縦割りに一因がありそうだが、原因判明後の結果報告とともにそこまでの時間を要した経緯も含めて報告するようにと求めた。一朝有事の際の失態は許されない。今回は本市の被害が大事に至らなかったことは不幸中の幸いだが、今回における他の委員も含む一連の質疑が今後の糧となることを願ってやまない。分科会の最後には委員が指摘した事項に対する改善策を改めて報告するようにと委員長から異例の苦言が呈された。

(平成27年9月17日/2184回)

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2015年9月16日 (水)

M大学

そりゃどんなにエラそうに権威をかざしてみてもそちらの事情だけは法曹界とて同じ。いつもこんな話題ばかり目がいってしまうのは暇な証拠なんだけど...。そう、誰かの母校となるM大学の教授が教え子の「女性」に試験問題を漏洩したとされる件。権威の失墜を招いた責任を負うのは当然ながらもことその男女関係となるとそこに至るまでの経緯が気になって...。

どこまでの不適切な関係だったのか、なんてのは週刊誌に任せるとして、まぁいつも不適切な関係で叩かれるのは男性と相場は決まっているものの、古今東西、およそ世間を騒がせる出来事の背景には女性が絡むもの。教え子側に「色仕掛けで陥落出来る」と踏んだ下心は無かったか。また、報道によれば難関とされる司法試験においてその女性の答案だけが「情報漏洩がなければ作成困難」な回答だったことから法務省自らが調査に乗り出したというんだけど、さすがに満点を取れば怪しまれるとの機転は利かなかったのか。

そんな失敗談こそ役に立つ人生の教訓。「かわいがっていた教え子なので何とか合格させてやりたかった」と動機を述べる位だからほんとに純粋な人物だったのかも。魔が差すなんて言葉があるけど最初は一瞬の隙だったんだろうナ。それが徐々に深みに嵌って...単なる妄想で。法曹界以上に様々な魅惑が押し寄せるこちらの世界。そちらよりも世間慣れはしていそうだから多少の防衛能力はありそうだけど最近はヘンなセンセイも居たりするから...。

こんな仕事をしていれば時にやんごとなき事由につき欠席せねばならん時もあれば、他人様に聞かれたくない内緒話も然り。そんな時はちょっと野暮用、というか、諸事情があって...とさりげなく伝えておけば大目に見てくれるはずなんだけど、「誰それと会う約束があって遅刻するから」とAセンセイ。誰それがどう見ても一般人じゃないだけに...。教授と同じで根は正直なセンセイなんだナ。

さて、決算審査特別委員会が開幕。ここ何年かは検討協議会の答申を受けて取り入れられた分科会。常任委員会単位で構成される分科会でより集中的な審議を行った上で、市長出席の本会議場において各会派の代表による総括質疑が行われる流れ。そんなことから分科会における主役の答弁者は課長。そのスタイルは一般的な常任委員会と大差無いはずなんだけど、決算審査「特別」委員会とあっていつも以上に質問取りに躍起。

朝から会派控室の入口でセンセイの到着を待ちわびる姿は必死さのアピールなんだけど、大の大人が入口に立っている姿は何か悪い事をして廊下に立たされるあの時代を連想させる。いや、ほんとだよ、夜だってセンセイが会合から帰って来るのを「ずっと」廊下で待ってるんだ。「ちゃんと後で呼ぶから」なんて言われたって絶対に居残るからね。いつの間にかもぬけの殻なんてことが過去にあったんだろうナ。兎にも角にも猜疑心が強い。

さすがにこちらの都合で立たせておくのは忍びない。前の都合から遅刻しそうな際は「中でコーヒーでも...」と伝えておくんだけど、絶対に廊下だもんナ。言葉に甘えて部屋の中でコーヒー片手に談笑などしている姿を見られたらいつカミナリが落ちぬとも限らない?まぁ私の場合は御心配なく。

(平成27年9月16日/2183回)

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2015年9月15日 (火)

事務次官

Yストアの店舗前で販売される梨。地元名産の多摩川梨とあっては無視する訳にも参らず。多摩区菅(すげ)産とのことで、最近いただいたUさんの梨が旨かった。部屋では健ちゃん、いや、廣田健一センセイが団長、私が「副」団長で...と伝えれば購入した分以外に「特別に」サービスが付いた。

さて、各会派の代表質問を終えた。途中、「今の答弁は(事前に配布された)答弁と違いますよ」と隣のH氏。その答弁は公の会議録に残る訳だから事前に双方において入念なチェックが行われ、訂正があっても事前に「差替え」の判が付いた原稿が手元に届く。

それを一字一句違わずに読み上げるのが「当然」とされていただけに当日の確認は疎かになりがち。思い込みとは思わぬ盲点か。割愛されたというよりも従来の答弁に説明が加筆されただけだったんだけどちゃんと行政側に抗議はしたよ。それがルールだから。

さて、過日の集中豪雨。防災訓練の日にはちゃんと返信メールを送ったはずなんだけど当日は何故か情報が届かない上に携帯の緊急速報も鳴らず。詳しい人物に聞けば設定が「OFF」になっているとのこと。特にいじったつもりはないんだけどナ。それにしても今回は緊急速報がよく鳴った。あちこちに出される避難勧告。対応の遅れで責任を追及される位ならばいっそ早目に...なんてことはないと思うけど。

ちなみに今回の避難者は全市で84名、うち区内は1世帯1名のみ。大山鳴動して鼠一匹とは言わぬまでも笛吹けど踊らず。豪雨時の移動とあっては避難所までの行路が危険にて自宅待機が何よりも安全だったりして。その後の報告によれば市内に大きな被害なくひとまず安堵。

災害時に「水」「米」「毛布」の次に欠かせぬ「情報」。詳しくはそちらで...と宣伝しておきながらいざ事態となると情報を求めてアクセスが殺到するもんだから市のホームページが繋がらなかったと苦情をいただいたんだけど、関係者のお誘いにて「災害復興と情報発信」と題した公開シンポジウムに出席させていただいた。

主催は日本広報学会にて何とも時節にかなったテーマではなかったか。当日の基調講演は復興庁事務次官。事務次官を招くとはさすが学会。復興庁の事務次官などと言われてもピンと来ないが、その名前だけは見覚えが...。

役人の世界は加点主義ならぬ減点主義にて失点が無い人物が評価される世界。だから出世を望む役人はブログなど余計なことはやらぬに限る。政治家は逆だよ、叩かれてなんぼの世界だけに何でも誇張して...そりゃ私位か。当時の役職は確か課長だったと思うんだけど、何かの機会にそのブログを拝見したことがあって、あの霞が関において何とも稀有な人材ではないかと記憶に残っていた御仁。

そんな御仁が出世の階段を上られて事務次官に就任された今も続くブログに当人の人柄が窺い知れる。被災地支援とあっては人の機微も知らねばならぬ。道半ばながらも当人の御活躍と一日も早い復興を期待したい。

(平成27年9月15日/2182回)

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2015年9月14日 (月)

払拭

「雨のせいで十日も空いちゃったよ」とこぼすセンセイに、まだ十日「しか」ってほうが適切では...。いや、折角の機嫌を損ねるのは得策ではない、言いかけて止めた。そう、御大の趣味の話。

「忙しそうですな」と御心配をいただいて、「要職を拝命しているもんですから」と返事をすればどうやら個人的なことではなく、事件、事故が続く本市を憂慮されてのことらしく。役所の不祥事というよりも民事的な色彩が濃い事案にて槍玉に上げられる宿命は不運といえば不運だが、市内の出来事だけに緩慢な姿勢は許されるものではない。

で、その一つ、全国ニュースでも報道された幸区内の有料老人ホームにおける事故。昨年末の2ヶ月間に入居者3人が相次いでベランダから転落死されていたことが報道で取り上げられ、事の重大性から何とか代表質問に含めよう画策をしたんだけど既に通告〆切後との理由から新たな追加項目は認められぬと議会局。ならば、それらしき項目、といっても市政全般を網羅した「新たな総合計画」の質問に「関連して...」と付した上でそっと忍ばせておいたんだけどボツに。すったもんだの結果、代表質問の当日に臨時の健康福祉委員会を開催し、そこで報告を受けるということでようやく折り合いがついた。

多額の公費が投入される特別養護老人ホームと違って有料老人ホームは開設時に届出を受理する位で、開設後は事故報告書や監査に関する権限を有しているものの、その対象数は有料老人ホーム130施設以外に諸々を含めて対象施設は約2千施設。市はどこまで把握していたのか、市の監査は適正に行われていたのか、未然に防ぐことは出来なかったのか等々。詰め寄せる報道陣のカメラが回る中、追及の矢面に立たされ、釈明に追われる課長は実直な性格にて日々の勤務態度は良好なだけに些か気の毒。

警察の現場検証によれば3件の転落死はいづれも事故と結論付けられていてウラもとってあるだろうからさすがに他殺ってことは無いんだろうけど。とすれば、ベランダからの転落死に120cmの柵を自ら乗り越えた動機は何か。あくまでもホームズ好きの私の推測にしかすぎんけど、施設側の対応を虐待とは言わぬまでも当事者が明日に希望を見いだせなくなっていた可能性はないか。とりわけ3件目の転落事故の当事者は96歳の女性であって、その日付は12月31日なだけに偶然にしてはあまりにも出来すぎてはいまいか。

はたまた性善説に立てばたまたま「し忘れた」ということになるんだろうけど事故報告書が市に提出されたのが翌年の9月、そう、つまりは今月に入ってから。その前の2件についてはいづれも事故後直ちに提出されていただけに...。故人の御冥福を祈らずにはいられないが、と同時に人の根源を深く考えさせられる事案ではないかと。

そう、この週末にあさお落書き消し隊の活動に顔を出した。ジュリアーニの割れ窓理論さながらに小さな芽を摘むことで抑止効果を狙ったものなんだけど他人様に喜んで貰うことは金銭に代えられぬ価値を有する。が、それ以上にそんな地道な活動が本市の負のイメージの払拭にも繋がることを願ってやまない。

(平成27年9月14日/2181回)

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2015年9月11日 (金)

台湾料理

今日は9.11。米国同時多発テロ事件から14年。悲しみを乗り越えて、その跡地となるグランドゼロには新たなビルが完成。その設計は日本人だそうで...。実はちょうどテロの1年前の9.11に現地に滞在していたことからとりわけ衝撃を受けた。その際に購入した水彩画の絵はがきには当時の2本の世界貿易センタービル(WTC)が描かれている。

地元の百合丘小学校から創立50周年の記念式典に関する案内状が届いた。在校生自筆の手紙が添えられていて...。そんな百合小の児童生徒たちが通う通学路の安全対策。線路反対側の土地区画整理の竣工に伴い、ここ何年かで通学の児童生徒が増加する見込みが示されていて、その道中にある横断歩道橋の老朽化が目立つことから改善が求められていた。

線路を跨ぐその歩道橋の所有者は小田急電鉄となるだけに市を通じて申し入れが行われるんだけど、鉄道会社への要望事項は主に神奈川県が主催する鉄道輸送力増強促進会議にて行われる。県下の市町村と鉄道各社の合同会議となるだけにその他大勢のうちの一つとなりかねない。そんな懸念から昨年末に要望書を片手に小田急電鉄の本社を訪ねたんだけど、今月末には歩道橋の改修が予定されていると聞いた。

さて、市連の上部団体となる県連から支部長会議の開催通知が届いた。議題は「党勢拡大について」。「党員が足りぬ」とハッパをかけられるだけなのだが、講演は党組織本部長の田中和徳センセイ。私が支部長で幹事長は新人のOセンセイだから「どうかね?」と一応打診してみたものの体よく拒まれて...。両名とも欠席となれば後でどんな咎めを受けるか分からんから都合を付けて出席することになったんだけど、それにしても私の選挙区から横浜方面はほんと不便。

町田から横浜線経由、登戸から南武線経由、武蔵小杉から東急東横線経由のいづれも1時間以上かかる上に乗り換えが生じるから片道運賃も割高。尚且つ、最近は普通の急行以外に多摩急行やら快速急行やらが増えたものの百合ヶ丘駅は通過。以前は1台通過を待てば乗れたのに...。それが34分で到着する上に片道360円。そう、あざみ野駅からは横浜市営地下鉄で30分。今は駅周辺のコインパーキングを利用したパークアンドライドなんだけど、やっぱり、あざみ野-新百合間の地下鉄延伸の実現を急がなきゃナ。

で、折角遠征した以上、昼メシ位は優雅にいきたいところだが、横浜といえば以前から気になっていた店があって...。日ノ出町、野毛界隈のディープなエリアにある台湾料理店が過去に「孤独のグルメ」にも登場したことがあるそうで話題を集めているのだとか。知人から何度か御誘いをいただいていたんだけど中々機会がなく...。台湾料理といえば小皿料理。が、メシに白米が欠かせぬ性分にてついライスなんてのを頼んじゃったんだけど...う~ん。

そちらはやはり日本に限る。おいしい白米に味噌汁の組み合わせは最高。秋刀魚の季節がやってきた。

(平成27年9月11日/2180回)

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2015年9月 7日 (月)

ふれあいネット

スポーツ用品店で見かけたパンフレットには白い砂浜と青い海。が、それ以上に制限時間7時間の文字が目に付いた。直前に迫る申込期限を前に参加費の振り込みを終えた。沖縄の離島、久米島マラソン。参加資格さえ得ておけば...なんて悠長に構えていたんだけど、これがどうして予定が立たぬ。

羽田-那覇間は余裕があるものの、那覇-久米島間の空路は満席状態。ならば定期航路のフェリーでのんびり...いや、いっそ前後数日間を含めてバカンスに、などと様々なケースを模索したんだけど肝心の大会前日の宿泊先が確保出来ず。そのへんは得意とするところで久米島観光協会から宿泊先情報を入手して片っ端から電話したんだけど...やっぱりダメだった。そんな事情とて参加費は戻って来ないから何とも残念。

さて、迫る代表質問に向けての調整が大詰め。議会局から通告された質問書提出の〆切は金曜日の午後3時。それもそのはず、翌火曜日には各会派に答弁書を届けねばならず、月曜日には市長、副市長や局長との答弁調整を終えねばならんから週末を迎える前に...ということでこの週末は休日返上か。そういえば〆切前にA事務局長が直々に「中学生死亡事件に係る専門委員からの提言」と「中学生死亡事件に係る庁内対策会議報告書」を届けてくれた。その真意を測りかねているんだけど前回の取り下げに些か御不満な様子だったから今回は...。

そうそう、区内の少年野球連盟の顧問は以前からなんだけど、このたび、壮年野球リーグからも顧問就任の打診があって、いつもながら「名だけでよければ」と無愛想に承諾させていただいた。が、折角の好意に何もせぬ訳にもいかず「一応」協力は惜しまぬ旨だけ伝えておいたんだけど、市内の野球場は完全予約制にてかなりの申込が殺到するらしく、予約に必要な「ふれあいネット」のカードを作ってくれぬかとのこと。

その位はお安い御用でと依頼を受けたまでは良かったけど...。野球場専用団体カードは代表者を含む9名の登録が必要で全員の自署と身分証明書のコピーが義務付けられる。そう、川崎市公共施設利用予約システム「ふれあいネット」は過去にその団体の構成員が市外在住者であったり、架空の名義であったりとすったもんだがあって今日を迎えているだけに申請時の手続きはかなり煩雑且つ重荷になりつつあって。そんな時に重宝するのが...。

それを片手に申請窓口を訪ねたんだけど、ズラリと並ぶセンセイ方の氏名にその1枚が10枚分に相当する下駄でも履かせてくれるのであればいいんだけど、下駄どころか不足分で埋め合わせた国会議員の秘書の健康保険証コピーに自宅住所の記載がないと差し戻されて...。それでも貴重な1枚に関係者は大喜び。

それが運用のルールに則ったものには違いないんだけど、最近は一部の団体が圧倒的な枚数を有しての独占状態らしく。バッチを利用して何とか確保できぬものかと抜け道を...。そりゃ内緒だから。

(平成27年9月7日/2179回)

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2015年9月 6日 (日)

番付

天候不順に心配される作物の収穫。多摩区菅の梨園から市議団宛に梨が届いた。送り主は御隠居のUセンセイ。糖度も高く旨かった。

さて、上位から所属の会派だけ申し上げれば「民」「民」「自」ということらしく、政策通ランキング?んな訳ないナ。船長の好感度ランキング?ならぬ逆だそうで...。で、「自」は誰かって話なんだけど順当にいけば私。仕事をするということは文句を言われることで、ほめられる為に一番良いのは仕事をしないこととは田中角栄語録。

ここだけの話、首長と議会には隙間風が吹いていて、その関係を決定づけたのはどうも前回の定例会に上程された「特別秘書」の議案らしく、あの時も「否決」で各会派の足並みが揃ったんだけど、ならば誰が賛成ならぬ反対の討論を挑むかって話で...。目の前の市長に「アンタの議案には反対だ」って宣告する訳だから損な役回り。で、同調していた他会派も結論は同じ否決なんだから最大会派の代表がやれば十分だろってことで、内部協議の結果、団長ならぬ「副」団長の私に鉢が回ってきた、というか「きちゃった」んだ。

で、はっきり申し上げたよ「否決だ」って。そりゃねこちらだって有権者の期待を背負っている以上、専横的な決断は戒めねばならんし、報復を恐れずに挑む位の度量がなければ...なんて日々言いたい放題なんだけど、未だ活動が足りずにどうやら上位の「自」は残念ながら私じゃないみたいなんだ。で、何故に私ではないのかと憤慨していたら「アンタはいつも向いている方が違うから対象にすら含まれていないんじゃないか」と先輩。そもそもにそんな風評が立つこと自体が笑止千万、稚拙な話であって、そんなものに一喜一憂しているのは小物の証拠。

泰然自若にて目立たずとも日々地道にコツコツと仕事を重ねる一人に中原区の松原成文氏がいて、周囲の信頼度と安定感は抜群。都合のいいことは倍、悪いことは半分に伸縮するのが一部にとっての常識らしく、「あの仕事は私がやったんだ」なんて言ったって、たまたま1回発言しただけだったりすることは少なくない。同じ会派とて選挙になれば同じ土俵で戦う訳だから成果を独占したり、抜け駆けなんてのも特に不思議はないんだけど、折角だから「会派として」要望してはどうかと同氏から打診があって、団会議における協議の俎上に載せた。

子宮頸がんワクチンについては平成22年から公費助成が開始され、平成25年4月から予防接種法に基づく定期接種となったものの、接種後に全身の痛みを訴える報告が相次いだことから同6月には接種の勧奨を中止することに。定期接種後に健康被害が生じた際は入院・通院を問わずに医療費が支給されたものの、以前の場合は一部の医療費しか支給されずに救済を求める声が少なくなかった。

公費助成や定期接種を求める際にはあれだけ積極的な姿勢が見られたものの被害後にダンマリでは責任回避ではないかということで「子宮頸がん予防ワクチン副反応における川崎市独自の救済支援を求める要望書」を健康福祉局長に提出。そんな同氏が今定例会の代表質問に登壇予定。質問日は10日(木)にて乞うご期待を。

(平成27年9月6日/2178回)

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2015年9月 5日 (土)

グリーンカード

「逃げるとは卑怯なり」-「何を小癪な、逃げも隠れもせぬわ」が通じる国。逃げることを「バックレる」というらしいんだけど、姿を見ないとスグに「バックレた」などと吹聴されかねないから撤退前には方々に根回しをして...。逃げることに後ろめたさを抱くのは武士道精神の賜物。道徳心は一朝一夕には育めないだけに、そんな母国を愛してやまず、米国の永住権などには見向きもしないけど...。

最近聞いた話。ある国々では米国における出産が人気であって、とりわけ富裕層を対象にしたツアーなどを斡旋する会社もあるのだとか。わざわざ海外などに出かけずとも住み慣れた自国での出産を望むのが自然だと思うんだけど、米国で生まれた子供には「自動的に」永住権が付与されて二十歳を迎えた際には国籍の選択が可能ってのがその理由。でも、他国の国籍を取得するってことは裏を返せば自国の将来に悲観的な見方が横たわっているってことだからナ。

さすがにそこまでやらぬにせよわが国などでも島国根性などと揶揄されるように出る杭が叩かれる風土があってそのへんはどうも好かん。例のエンブレムなども自らが招いた騒動ながらも執拗に追い回して相手を追い落とそうという嫉妬心と怨念にも近い執念がもたらした悲劇。別に当人を追い落としても何ら利益は無いはずなんだけどそれ自体が目的化してそこに快楽を覚えるとは何とも寂しくはないか。

例のデモとて「安保反対」がいつに間にか「安倍政権を許すな」で、政権を打倒した暁には...何か目標がある訳でもなく。政党のドタバタ劇にしても既に選挙区には与党の現職がいるからという当人の都合で合従連衡が組まれるのは当然の帰結であって、政権の打倒を御旗に結束した勢力の顛末は過去に同じ。嫉妬心や功名心が人を堕落させることは少なくない。

さて、生活保護が過去最多を記録したとの報道を目にした。「やはりアベノミクスなど偽りではないか」との声も聞こえてきそうだが、以前であれば生活保護の受給者数は雇用情勢に大きく左右されたものの、最近はちと事情が違っていて...。その伸びに目を向けて見ると事実働くことの出来る世帯を含む「その他の世帯」では減少しているものの、世帯別では65歳以上の「高齢者世帯」の伸びが顕著で全体の約半分(49.2%)を占めている。

つまりは本来年金により賄われるべき世帯が生活保護に流れている老後破産の実態が浮かび上がる。ゆえに今後においては雇用情勢が改善しても減少に転じない可能性が高い。という独自の分析をもとに以前から警告を鳴らしていたんだけど...。詳しくは平成25年第2回定例会-06月24日-06号-の会議録を参照。

それっぽっちの年金しか貰えぬのであればいっそ現役時代に年金保険料など払わずに生活保護に依存したほうが「得」だという金銭的な損得勘定が広まれば制度破綻は明らか。さりとて、年金の受給額が少ないとゴネてみても賦課方式なだけに現役世代の負担に繋がる負のスパイラルにてまさにパンドラの箱。

不平不満を言えばキリが無く。物言えば唇寒し秋の風とはよく言ったもので。

(平成27年9月5日/2177回)

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2015年9月 4日 (金)

国立競技場

制度創設当時に医師会のある先生が懐疑的な見方というか創設そのものに反対を表明していたと聞いていたんだけど、ここにきておぼろげながらその意味が分かるような...。家政婦の仕事が保険で賄われるのはいかがなものかと医療以上に倫理観が問われる介護の世界。と、同時に「あえて」複雑化することで特定の方々のみに都合のいい制度になりつつないかと警告を鳴らす東京財団政策プロデューサーの三原岳氏による「報酬複雑化の過程と弊害」と題した論文が雑誌「介護保険情報」7月号に掲載されている。そう、複雑な制度といえば...。

本市で進む中学校完全給食。これまでは親が愛情を込めて作る弁当こそ...という金科玉条から一転、船長の号令は面舵いっぱいの全速力にて、そりゃさすがに拙速すぎだとゴネてみても進路は変わらんからいかにソフトランディングさせるかが大事なんだけど、てんやわんやの役所の混乱は相手にとっては格好の標的で商談を成立させる絶好の機会。金額さえ確保してくれればあとはウチで何とかするからとの悪魔の囁きはないか。

今回の定例会には南部給食センターの契約に関する議案が上程されているんだけど、今回は建設施工から管理運営の一括契約にてその金額は154億円。そう、PFI方式っていう手法なんだけど業界用語でいう「コミコミ」ってやつで全て一括で業者に委ねるから役所にとっては金額さえ承認してもらえば都合のいい制度になりやすい。それだけに直営で行った場合や公設民営等との比較検討を細部まで入念に行った上で結論を下さねばならないんだけど、資金調達リスクや金利などの金融工学も含んだ複雑な制度設計。生徒数の変動や資材高騰のリスクは一定程度含まれるというけれども御手盛りの可能性はないか等々。

制度が複雑化することで全て吸収される可能性が高いということ。だから餅は餅屋で設計の専門家であるまちづくり局や市の負担軽減の為に財政局との連携を密に図った上で「事前に」慎重に吟味する必要があったと思うのだが、どうも質疑応答を聞いていてそのへんの当事者意識が伝わってこない。「今の御指摘は当該部局に伝えておきます」との他人事のような返答に「そんなバカな言い分はあるかっ」と怒鳴りつけようと思ったんだけど、隣のセンセイの質問が遮った。

百億円以上もの契約を承認してもらおうってんだからその契約内容の詳細や金額の妥当性等は理路整然と説明する位の準備はしておくべきではなかったか。ましてやこれから同規模の施設が2か所、北部給食センターと中部給食センターの競争入札が行われるというのだから担当がその程度では不信感が拭えんではないか。えっ、もう落札者が決定しちゃったって?そ、そうか...。

そうそう、所管省庁が独走して... 縄張り意識が招く弊害。そんな事案って最近もどこかにもあったナ。ある雑誌の記事に「文部科学省にはゼネコンと渡り合うノウハウなどないし、海千山千のゼネコンにとっては赤子の手を捻るようなもの」と辛辣なコメントが掲載されているのを見かけた。

(平成27年9月4日/2176回)

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2015年9月 3日 (木)

呱呱和飲

慣例によれば議長経験者は別格扱いにて大所高所からの御意見を...と。さりとて、現職もその一人なんだけど、最近は四十代の議長も珍しくない。任期を終えても意欲旺盛というか、その年齢で一丁上がってもらっては困るもんだから経験者のAセンセイを代表に市議団による事業仕分けを再始動させることになった。

当人が団長の頃から進めてきた出資法人への天下りや無駄な補助金の削減等々、鋭く切り込むことから相手からは不評なんだけどその位の憎まれ役は市への御奉公としてやってもらわねば...。私なんかはしがらみだらけにて当該法人に現職時代に世話になった人物が居ようものなら厳しい追及に助け舟でも...と臨むんだけどやはりその緊張感こそが怠惰防止の抑止力になる。

そう、このたび「運悪く」選ばれた出資法人は... 学校給食の分野で重要な役割を担う川崎市学校給食会。教育委員会の所管となるだけにそちらからや学校長の再就職が目立つ。その主な役割は学校給食における献立と食材の調達。給食費については調理を除く食材相当分を学校が保護者から徴収して当該法人に納付する仕組みでその給食費は1食あたりおよそ2百円の全校生徒約7万7千人だから全市では年間30億円。それに市からの補助金約4千万円が支出されていて、大雑把にいえば30億4千万円の収入で食材と調理員の人件費を賄っている構図になる。

事業仕分けの視点としては天下り以外に地産地消の推進、給食費の未納の実態、また、当該法人は教育委員会のフロアを間借りしているんだけど適正な賃料が支払われているかとか、米、パン、牛乳に関しては神奈川県学校給食会が一括調達を図っているものの本市単独での調達による食材費の縮減が可能ではないか等々。

過日の山形県長井市の視察には地産地消が含まれ、御当地では予め発注量と購入価格が示されることで農家が分担して埋め合わせる仕組みが確立されていたものの、本市とは単位人口当たりの農家戸数がまるで違う上に、市内統一献立ともなれば...。が、そのへんは市内産に配慮しつつ、県内産に枠を広げての調達。未納については毎年約4百万円程度の未収が生じているものの、その後の督促によりその約半分程度が回収されていて、欠損処理の期間が検討中だとか。

また、その献立は小学生の栄養バランスを考慮したものとされているものの、やはり親が愛情を込めて作った料理に勝るものはなく...。やはり親の手料理だよナ。ということで、久々というかほぼ1ヶ月ぶりに自宅にて夕飯となったのだが、当日選んだワインがこちら。「足利呱呱和飲」と読んで字の如く国産ワインなのだが、栃木県足利市の障害者支援施設「こころみ学園」の生徒たちにより収穫されたブドウから作られたワイン。

その歴史は古く、既に50年代には特殊学級の中学生たちと担任教師により葡萄畑が開墾され、数々の困難を克服したその取組は近年全国的な注目を集め、00年九州沖縄サミットや08年北海道洞爺湖サミットで来賓に振る舞われたのがこちらのワイナリーのものだとか。今回はそんな上等なものではなくもう少しリーズナブルなものだけどこれが何ともフルーティで飲みやすかった。

(平成27年9月3日/2175回)

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2015年9月 2日 (水)

青の洞窟

薬石甲斐なく恩人が天国に逝った。享年77歳。大学時代にふとした縁で知り合った同氏。角刈りにサングラスとガラが悪そうな風貌にダミ声が特徴なんだけど、そんな人物に限って情には厚いもので...。

うちは身内同士で済ませて結婚式はやらなかったんだけど御節介な御仁にて何かしらやらねば気が済まぬとのことらしく。仲人ならぬ「オレが神父で」と当人の発案で友人を招いての小宴は金屏風まで用意されて...。まぁ兎にも角にも面倒見のいい恩人であった。当日の参列が叶わず事前に弔問に訪ねたんだけど、その香典返しが郵送で届いた。「夫と一緒に過ごせて幸せでした、ありがとう・・・」で始まる御礼状には御主人とのこれまでの人生が自然体で綴られていて何とも良かった。

さて、贔屓の焼き鳥屋がミシュランの星を獲得したと聞いた。路地裏の隠れ家的な店だったんだけど味は抜群。地元のH酒店の仕入れか、日本酒の銘柄も中々で十分に資格を有するはずなのだが、愛好者としてはこれでまた予約が取りにくくなると思うと些か複雑。かと思えば、数年前に訪ねた関西の焼鳥屋もミシュランの星付きながら...。グルメ評価は袖の下も横行する世界だけに最後はやはり自分の味覚を信じたいもの。

防災の日を前に訳あって久々に被災地を訪ねることになった。旅は見聞を広める絶好の機会にて、とりわけ、勝手気ままの一人旅ともなれば人生修行に最適。次の十字路を右に行くべきか左に行くべきか。まさに旅は人生に通じる。左手に行財政改革、右手に新総合計画の冊子を手に...。んな訳ないナ。くりこま高原駅にて下車後、レンタカーで南三陸町から海岸線をひたすら北上。大槌町までは経験があるから最終目的地は岩手県宮古市。往復の総延長は3百キロを超える。そこに石碑と青の洞窟があるんだとか。青の洞窟は関係ないナ。

途中には震災直後に訪れた気仙沼市があって、気仙沼といえば...漁港。当時は漁港も含めた町全体が壊滅状態にて横転した車が散乱し、内陸には戦艦大和を連想させる大型漁船が無残な姿を晒し、津波の脅威を見るに十分。高台の小学校では自衛隊が炊き出しをしていて、帰宅困難な避難者の方々が往来するものの、物見遊山では失礼千万。そんな折、近所に藍色ののれんがなびく鮨屋を発見。

これがいかにも地元の鮨屋らしい鮨屋なのだが、客は勿論、私一人のみ。「これを機に店を閉めようと思ったんだが、やっぱり復興を見届けてから...」と語る店主から状況を聞いた。被災者が日銭に事欠く状況で贅沢は慎まねばならぬと知りつつも、あえて特上鮨を注文したほうが店の売り上げに繋がりそうだなどと勝手に悩んでいたのだが、店主が薦めてくれたのが特上にぎり。あれから4年、立派なのれんが入口に掛けられていて、再びのれんをくぐることになった。

注文は言うまでもなく前回同様。これが抜群に旨くてね。それもそのはず、前回は仙台からの仕入れだったはずなんだけど今回は御当地産。大トロと名物のふかひれ入れておいたからとサービスも抜群。で、帰りに気になるグルメ評価をチェックしたんだけどこれが何故か平均点でそれ以上の点数の店が上位に並ぶ。どうせなら最上位の店も...と立ち寄ったんだけど、やはり...。そんな道草が利いたか、帰りの電車が間に合わぬと釜石すらも届かず手前の大船渡でUターン。不謹慎ながら気仙沼のすし事情だけは詳しくなったかも。

(平成27年9月2日/2174回)

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2015年9月 1日 (火)

タクシー代

区ゲートボール協会の会長を拝命した経緯は過日の通りなんだけど、会長たるもの審判員の資格がなければ...と些か意味がよく分からん理由で下級の審判試験を受講することになった。例規集の購入に受験料とそのへんの金銭面は仕方ないものの、事前の講習受講や半日程度を要する試験など時間制約を伴うとなるとさすがにちとキツい。試験日は年に数回の機会しかなく必ずその日でと通告された挙句、前任の会長は百点満点だったなどとの重圧にもめげずに向かう会場は神奈川県立体育センター。

これが藤沢市善行にあるんだけど善行といえば...。乗合タクシーの運行実験、と過去に何かの記事で見かけたことがあった。折角の機会なのだから有効活用せねば...。本来であれば事前連絡の上、藤沢市役所の担当課を訪ねたほうがいいんだけど、正式な視察となるとその手続きに結構な手間がかかる上に向こうとて都合の悪い話はせんだろうからやはり現地の評判を聞くのが最適。うちの麻生区でもコミバス「やまゆり号」が運行されていて、他の地区でもニーズはあるものの、諸般の事情から検討が進まぬ状況にて、何とか打開せねばと思案していて...。

コミバスの停留所や順路は警察との協議事項となるものの、既存の車両はワゴンタイプにて安全性を確保するとなると必然的にルートは狭まることから利用者の需要は減少。尚且つ、コミバスの車両購入や運転手の確保が高い障壁となることから既存の運転手と車両の活用が図れる小型の乗合タクシーは検討に値するのではないかと思うのだが、話題の米国タクシー配車サービスの参入に見るまでもなくオンデマンド運行として需要と供給を結び付けるのは相当にしんどい。

全国的に有名な大曲の花火大会にしてもその日だけは40万人もの観光客が押し寄せる。旧大曲市を含む現在の大仙市の人口は8万3千人であって、その宿泊施設は数軒しかないのだからどう見ても売り手市場。リゾートのマラソンなんかも当日だけは需要が供給を遥かに上回るもんだから見えざる神の手が働いてホテルなんかは通常の倍以上。が、翌日以降は半額以下でも閑古鳥なんだから何とも...。前述の配車サービスなどは割高の料金設定となる上にそちらは売り手市場ならぬ買い手市場なんだから結果は当然。

元々は既存の空きタクシーの有効活用を目指したものであって、そこに需要と供給を上手くマッチングさせようという発想が働いていたはずなんだけど、都内に行けばわざわざ呼びよせずともタクシーが頻繁に往来しているから...。で、善行駅前にも客待ちのタクシーがズラリと並ぶ。ならばそのへんを有効活用出来ぬものかと思うのは当然であって、試験会場までの近距離を利用することになった。数百メートルといえども真夏の昼間となるだけにその快適さは料金の数倍の価値アリ。

が、それ以上に運転手と交わす雑談に乗合タクシーの実情を窺い知ることが出来た。ちなみにタクシー代に政務活動費の適用はほぼダメだから全て自腹の支出にて。多分、過去のタクシー券配布とかバブル期のイメージがあるんだろうけど、当時はよっぽどだったんだろうナ。そうそう、肝心の試験結果?そりゃ後で自宅に届くんだとか。

(平成27年9月1日/2173回)

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