なおログ[Blog]

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2015年5月

2015年5月31日 (日)

河童寺

「苧麻」と書いて「からむし」と読む。「麻」が含まれるだけに何となく繊維を思い浮かべてしまうが、区名の由来とされる「からむし」を題目とする麻生区文化協会の機関誌が届いた。

冒頭には柿生の常安寺が特集されていて、「河童の詫び証文」伝説が紹介されている。その言い伝えは諸説あって、馬を川に引きずり込もうとした河童が和尚に咎められて記したとされる説や雨乞いの際に和尚から御経を取得した河童が御礼に記したとされるものまで様々。モノは現存しないそうだが、今は亡きOセンセイの解説位は聞いておけば良かったナ。

そう、河童にしてもなまはげにしても「いい子にしていないと妖怪が...」の畏怖の念を抱かせる水木しげる先生の世界は大事。火山の噴火に相次ぐ地震と昨今の天変地異は何かの予兆ではないかと気がかりなんだけど、スマホの緊急地震速報が「いつも」鳴らない。隣のスマホが鳴っているのに...。やはり五感を磨いてこそ。そんな文明の利器に頼らぬ姿勢はこの御仁も同じ。

朝から厚手の長袖シャツに軍手姿で草刈り機を回すおらがセンセイ。どこぞの会合で近況を聞かれた当人が、「日々是草刈也」と回答したら相手から趣味三昧の日々を称賛されたとか。草刈はゴルフの隠語、「そんなに行く訳なかろう」と本人。でも、相手にそう思わせてしまうんだからやっぱり...。閑話休題。

さて、外では「慣例こそ弊害、やはり多数決で...」なんて啖呵を切っておきながら部屋に戻れば「人事は慣例に則った序列で...」なんて発言している自分が居て。そういうのを巷では二枚舌っていうらしいんだけど、私こそ改革者ならぬ一番の守旧派かも...。だって、同部屋の軋轢は生まないに限る。そもそもに多数決なんて亀裂が入るもとだからね。本来であれば団長は概ね四期目あたりで副団長は二期目あたりが妥当なんだけど、今の団長を推薦した以上は「アンタがやれ」って回ってきた役職。まぁ自ら選んだ道だから仕方ないんだけど。

依然として続く総会シーズン。都合上、全員を呼べぬ団体からは会派の代表宛に案内が届く。おいしい団体以外は副団長に...なんてことは無い(はず)だが、団長の名代として遣わされることが少なくない。それはそれで結構なんだけど市内団体の総会となると開催地はおよそ川崎区が9割以上。往復2時間は箱根と大差なく、区内の移動途中に...なんて訳にはいかんからそれだけで半日仕事。

NPO法人川崎市地域腎臓病連絡協議会、いわゆる川腎協の総会に名代として出席した際に司会が合いの手を入れてくれた。来賓の挨拶後に「諸センセイ方は多忙にて退席されますので拍手で見送りを...」。特に立て込んでいた訳ではないんだけど。折角出てきた以上はそのまま帰るなんてのはもったいない。とぼとぼ歩いていると「おい、どこへ行くんだよ」との声がして振り向けば車の窓を開けたHセンセイ。一本向こうの路地だったらヤバかったナ。そう、役所の裏は...。

聞けば区内消防団の操法大会だとか。でも、待てよ。操法大会は朝からだからそっちこそ怪しいぢゃないか。

(平成27年5月31日/2123回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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2015年5月30日 (土)

初打席

「おい、アンタは試合に出ないのか?」-「年齢が些か不足しておりまして...」と返事をしていたものの、そんなにオッサンに見えるかな~と。麻生区壮年ソフトボール大会の出場資格は満四十歳以上。やむなく大会運営を手がけるスポーツ推進委員の仕事に徹していたんだけど、苦節十年、晴れて出場機会が回ってきた。

実は昨年も資格を有していたんだけど前年通りの選手登録にて抜け落ちていたらしく、一年遅れのデビュー戦。そんなデビュー戦でホームランでも打とうものなら大事な票が減りかねない。が、ちょうど選挙も終わったばかりだから気兼ねせず...。いやいや、そんな甘くない。試合の時だけ来てスタメンだなんてのは...。期待の初打席はショートゴロだった。

さて、6月定例会が迫って来た。来週早々には上程が予定されている議案の説明を受けるんだけど、注目の一つは市長の「特別秘書」設置の為の条例案。既に市長や議長には専任の秘書がいるんだけどあくまでも公務員だから政治的活動が制限される。政治的行為の制限が少ない特別職として新たに「特別」秘書を認めよとの内容。ちなみに新聞等の報道によれば月給の上限61万円、賞与も含む年収は1千1百万円で定数は2名以内、任期は1年(再任可)とか。

実は昨年の9月定例会にて上程が予定されていたものの、市議会の反発を受けて直前に取り下げた曰く付きの議案。その理由には市の厳しい財政を鑑みれば不要ではないかとのそもそも論もあれば、設置自体には異論はないが、些か拙速すぎやしないかとの反発もあっただけに市議の改選後となる今回はタイミングとしては悪くないと思うんだけど...。

最大会派を籠絡させればおよその勝敗は決すだけにあの手この手で迫りくる根回し。そこまで深い意味は無いんだろうけど隠密行動はあらぬ誤解を招く元凶。まぁ私なども蚊帳の外にてそっと聞く耳だけ立てているんだけど、様々な噂が聞こえてくる。事の真偽は知らぬが議案の内容以上にやはり嫉妬心こそ脅威ではないかと。

ビジネスの世界でも実際の権限を握る上司に目が向きがちだけど、ほんとに大事なのは下々。所詮は下々なんて横柄な態度で接すれば時に思わぬしっぺ返しもあれば逆も然りにて援護射撃で支えてくれる。「うちの部長は鰻が好みなんだ」。社内とて出世するには上のおぼえがめでたいに限るけど、物事を成就させたいのであれば下だよ下。

たとえ期数が下でも正論は正論。今後の市政運営を語るに期数の上下は関係ない。若手の中には有権者の皆様に約束してきたものもあれば自らの信念を曲げられぬこともあるだけに上の隠密行動が油を注ぎやしないかと。波乱含みの展開にどう折り合いをつけるか、4期目の中間管理職って結構嫌な役回りなんだよナ。

そういえば、イチ押しのA部長が定年を目前に見事局長級への昇進を遂げた。上の顔色を窺う連中が多い中、当時は右も左も分からぬ新人にも随分と気遣いを見せてくれて。まさかセンセイ「だけ」ってことはないと思うけど、その姿勢を高く評価している。

(平成27年5月30日/2122回)

電子書籍「一日一話」

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2015年5月29日 (金)

無断欠勤

何日か「無断で」休みをいただいてしまった。日々心待ちにしておられる読者諸賢の皆様にはご心配をおかけした。「一日一話」じゃないぢゃないかって?、それはあくまでも電子書籍のタイトルで、ブログは「異議あり!」だから...。貧乏暇なしにて雑務に追われているのはその通りなんだけど、これまでとてそんなことはあったはず。

不思議なもんで一日休むと翌日も「まぁいっか」なんてスグに怠け癖が出ちゃうんだよナ。サボると翌日は筆の動きが鈍るからやっぱり毎日綴るに限る。ゴルフのトレーナーに聞いたんだけど上達したければ自宅にいてもクラブだけは「毎日」握るんだとか。それにしてもよく毎日綴る暇があったよナと...。

さて、区内の金融機関の女性が機転を利かせて振り込め詐欺を未然に防いだとして警察署長から感謝状を贈呈されたと聞いた。詐欺側の要求額は3百万円。さすがにウン千万円ともなれば誰もが怪しむけど、その程度であれば...。緊急の電話一本で3百万円を振り込めるんだから金銭的に余裕のある方は多いんだナ。

いや、むしろ、それだけ下ろす人が少ないから目立つ。となると行員が根掘り葉掘り理由を聞く。被害者もよもや詐欺とは思ってないから何で自らの口座から下ろすのにアンタからとやかく言われなきゃイカンのかって文句を言われるんだそうだ。ワルいヤツらってのはどこにいてもやって来る。家にじっとしていれば狙われないかって、んなことはない。不測の事態に巻き込まれる可能性はいつもあり得るもの。

そうそう、国会論戦が白熱しているというか「面白い」んだって。一国の安全保障を巡る論戦に「面白い」とは何とも不遜な物言いだが、答弁側の失言を狙った陰湿なイジメに近いとか。追及している方が正義で答弁している方が何やら「悪」みたいな構図が描かれやすいけど、そんな事態にアンタならどうするって対処法が無いのは卑怯ではないか。あぁ言えばこう言うでは姑息ってもんで...。

ヤジだろうが何だろうが「面白ければ」視聴率を稼げるからその部分だけを都合よく切り取って報道が取り上げる。大臣を追い詰めたのは私だなんて地元の有権者の前で偉そうに勝ち誇って見せるんだろうから。そりゃ政府側だって野党に付け入る隙を与えるような法案は支持率の低下に繋がりかねないこと位は百も承知であって、それでも俎上に上げたことの意味を考えなきゃイカンと思うんだ。

現行の平和憲法の理念こそ世界が模範とすべき理想だけど、それはあくまでも「理想」であって、周辺諸国を含む国際情勢の現実とは大きな乖離があるからその穴をどう埋め合わせるか。備えあれば憂いなしだけにあらゆる事態を想定して対処法を議論するってのは大事なことだが、到ルトコロ守ラント欲スレバ到ルトコロ危ウシの格言が如く、事態を想定すればするほどあらゆることが危険に見えてくる。国の安全保障を巡る議論のはずがいかにして与党を追い落とすかに主眼が置かれているような気がして...。

(平成27年5月29日/2121回)

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2015年5月28日 (木)

特観席

それこそが特権階級の証。庁舎前には黒塗りの公用車が用意されていて...。「公務ならば私も利用できるのか?」と尋ねれば「Nセンセイは議長経験者なので...」と意味不明の返事が戻って来た。

かと思えば、関係者以外立入禁止の向こう側に特別観覧席、いわゆる「特観席」があって、卓上には立派なオードブルの数々に冷たいビールが並ぶ。「会費は?」と訊けば「結構です」と関係者。議長経験者の口利きでの予約。さすがに最大会派の領袖ともなれば太っ腹だナなんて思っていたんだけど...。十年以上前の話。

昭和25年に第一回が開催されて以降、これまで長年の歴史と伝統を誇る川崎競馬。博打はテラ銭、胴元が儲かる仕組みだが、兎に角、中でも競馬は元手と管理費がケタ違い。そんな川崎競馬は経営改善を目指して平成12年に神奈川県と本市を構成団体とする一部事務組合に移行し、県議会及び市議会から監督役の議員が選出されるようになった。会派の構成人数に応じて「自動的に」配分されていたこれまでの慣例を打破して行われた選挙。

各会派から選出される候補者の推薦人は正副団長。以上の実績から誰それを適任者として推薦するから賛同を賜るよう云々と推薦文を読み上げるんだけど競馬といえば欠かせぬ勝ち馬予想。「まさに対抗馬ならぬ本命として...」なんてフレーズも脳裏をよぎったんだけど、拮抗した状態にて微妙な綱渡りとなるだけに不用意な発言は禁物。だからそういう時はくだらんウケなど狙わずに粛々とやるに限る。ということで勝敗は大方の予想通り順当に決まった。

それまでは最も当選回数の多い議長経験者の指定席にて推薦文を朗読する必要も無かったんだけれども、今回からはそうはいかぬ。推薦文を作成するにあたっては競馬組合の経営状況も把握しておかねばならず関係資料を取り寄せた。

神奈川県川崎競馬の経営状況を見るに、平成16年度末には過去最多となる約36億円の累積赤字を記録するも、その後は着実に経営改善を遂げ、単年度黒字が続く。東日本大震災後に暫くは赤字に転落したものの、平成25年度末にはそれまでの累積赤字を解消。本場入場者数は減少傾向にあるものの、在宅投票やJRA受託発売などが好調なことから平成25年度は構成団体への配当も予定されている。もしや、あの時のオードブルは...。

さて、春のGⅠシリーズ。先週のオークスでは3番人気のミッキークイーンが樫の女王に輝いた。2着は1番人気のルージュバックだが、3着はゲート入りをしぶとく拒んだクルミナル。ゲート入りを拒むってことは走りたくなかったんだろうけどそれでも3着に食い込むってんだから女心は分からんよ。いよいよ今週末は競馬の祭典「日本ダービー」。

そうそう、冒頭の「特観席」なんていえば秘密の花園を思い浮かべる読者諸賢も居るかもしれないけど、立派なソファーがある訳でもなく、ごく普通の会議室なんだけどね。でも、確かに眺めはいいんだ。

(平成27年5月28日/2120回)

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2015年5月27日 (水)

ついで

砂丘の県に待望のカフェがオープンしたとの話題を聞いた。都会生まれの人には分からないと思うけど、田舎にとっては大きな出来事なんだ。が、そもそもに私なんかはくつろげる空間に「不味くない」コーヒーがあれば十分。だいたいマキャートだとかフラペチーノだとかカタカナが多い上に気取ってそんなもの注文するから待ち時間が長くてかなわん。席に座れば店員が注文を取りに来るのが喫茶店ってもんで、「本日のコーヒー」があれば十分ではないか。んなことないって?

そうそう、諸々の仕事を抱えていてテンパっていたんだけれども、そんな時に限って役所の職員がある事案の説明にとやって来た。それも登庁ランプが点灯していたセンセイ宛にやって来て、部屋内にいるセンセイ全員に話を聞いて欲しいと。そりゃあくまでもそちら側の都合ってもんで...。

大事な事案だけに各会派を回ってなるべく多くのセンセイ方に説明して来いとの上の意向であることは分かるんだけど、こちらとて仕事の優先順位がある訳でむやみやたらに呼び出されてはかなわんよ。しかも、何かその他大勢で括られた「ついで」みたいで...。さりとて、当人に報告がなければないで逆に呼び出されて怒られることもある訳で...センセイってのは何とも面倒な存在なんだよナ。

そう、ミシュランの星付きレストランはゼロだけどJR川崎駅前には神奈川県内に一つしかないゴーゴーカレーがあるのが自慢の一つ。社長のM氏は同い年の友人で私が誘致したようなもんなんだけど...違うか。でも、本人に進言したのは事実。で、カレーといえばおらが百合ヶ丘駅前に「アスミタ」ってインド料理店があるんだけど、こちらのカレーも中々旨い。

ネパール大地震から1ヶ月。建物の倒壊等による死者は8千人以上。救援物資が届かず、未だ避難生活を余儀なくされている方々も大勢いる。機を見るに敏というかそれを地元の評判に繋げようという意図も含まれているんだけど、やれば惻隠の情も生まれるし、両国の友好にも貢献できるはず。かながわ自民党及び自民党川崎市連の旗振りにてネパール大地震被災者支援の為の募金活動を行った。

ネパールといえばインドの北東部に位置し、発展途上国にてその収入はヒマラヤ登山口としての観光収入に依存する面が少なくない。インド国内には200以上の言語があるものの、最も利用人口の多いヒンディー語とネパール語が類似していることからネパール人の中にはインド国内に職を求めるケースも多く、インド国内のガードマンなんかは大半がネパール人だとか...。

また、最近よく目にするインド料理店だが、意外にもネパール人が経営する店も少なくないと。前述の店もその一つにて久々に仕事帰りに立ち寄って、現地の話を伺った。

(平成27年5月27日/2119回)

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2015年5月20日 (水)

ミシュラン

運動会を終えた。といっても最近は「運動会」とは言わずに「スポーツフェスタ」というのだとか。そのへんに違和感を抱く位だから開門前から並ぶなんてのは...。さりとて「早めに行くように」との指示に反論しようものなら家庭内に要らぬイザコザが生まれかねない。事務所にて雑務をこなしてなるべく待ち時間を少なく...。開門まで数分なのだが、その数分が長い。そこで一句、「見上げてやゆったり流る春の雲」。

人気の最前列は観覧するには最適だけど昼はアツくてかなわん。隣の声が聞こえてしまった、「今日は朝4時だよ4時」。父親といえば一家の大黒柱(のはず)。そんな父親の威厳などどこへやら。まぁ私なんかが育った田舎は学校の校庭そのものがだだっ広い上に四六時中開放されているから開門なんてものもない。適当な時間に行けば御近所さんや知り合いがいて「ここどうぞ」って。確かに都市部の学校の校庭は狭い上に子供の数が減ったことから溺愛の度も増して両親に祖父母、相手方の祖父母まで...。

そういえば、最近、妻が高校時代の同級生とランチに出かけた。数年ぶりの再会なのだから多少の贅沢でも...とはならず。友人とてそれなりの御令嬢な上に御主人はあの大企業勤務といういわゆる勝ち組。それでも親元を離れての生活はかなり金銭的にキツいとか。

それもそのはず中学受験にて名門校を志望しているもののそちら授業料が大きな重荷。「倹約しなきゃ、家計がもたぬ」との夫婦話が耳に入るらしく、久々の外食時に「今日は幾ら位までなら大丈夫?」と気遣う息子に申し訳ないと。他人様が羨む家庭でさえもそんな状況なのだから...。わが家にも迫りくる「お受験」の脅威。そこまでして行かせるだけの価値があるものか。確かに試験や面接を通して篩にかけられるから有能な人材が集いそうだけど、いづれ社会人として就職すればいろんなヤツがいる訳で...。

そう、ランチといえばあの三つ星レストランで有名な格付け本の特別版が発売されたと聞いた。何が特別かといえばいわゆる神奈川県版ってヤツでこれまでは首都圏としてひと括りにされていたものが、横浜や湘南以外に「初めて」川崎市にも、とあった。が、市内には一つ星すら一軒もないぢゃないか。実は都内の行きつけの串焼き屋が一つ星を獲得したんだけど、んなもの取れば予約が取りにくくてかなわん。隠れ家的店だったのに...。

そうそう、格付けといえば冒頭の運動会。それは劣等感を生みかねない、なんてことから順位付けを行わない学校があるとか。実は長男が徒競争にて1位になった。それもそのはず、学年でほぼ同じタイムのメンバーを順に並べるから誰にもそれなりの可能性がある訳で、最終組はリレーの選手ばかりの組。勿論、うちなんかは前半組なんだけど、練習ではいつもビリから2番目と聞いていたから帰りにそっと聞いたんだ、「よく1位取れたな」って。

そうしたら自信満々に教えてくれた。手をグーからパーにすると速く走れるって友達から聞いたんだと。結局そんなモンだよ。劣等感ばかりか逆に自信に繋がることもあるんだよ。

(平成27年5月20日/2118回)

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2015年5月19日 (火)

念書

その慣例を踏襲すべきか否か。慣例によれば議長は第一会派、副議長は第二会派、第三会派と第四会派は監査委員。それじゃあ出来レースのようなもの。これまでの慣例からの脱却を目指すわが会派と慣例の踏襲にこだわる会派との交渉は平行線にて何度となく重ねられた協議は物別れに終わった。

監査委員こそ議会と対峙する行政側に席を有する役職なだけに議会の意向を受けて市長から提出される議案を承認することで選出される仕組みだが、正副議長は全議員による選挙。これまでは最大会派が擁立した本命に対立候補は不在。あくまでも信任投票のようなものなんだけど、会派の中には代償として念書に署名を求めてくることもあったりして...。慣例で選任されるのに何で念書に署名せにゃいかんのだとの不満。

今回は本命以外にも対立候補が擁立されるそうで、選択肢が増えることは健全な民主主義の証。また、それ以外に神奈川県内広域水道企業団、神奈川県川崎競馬組合、神奈川県後期高齢者医療広域連合の各種委員は本市から複数人が派遣されるんだけど、各会派の構成人数に応じて枠が按分され、候補者の選任は各会派の判断に委ねられる。

各会派による候補者の擁立後は議長による指名推薦。つまりは予め決められた候補者を議長が読み上げて承認を取る形式、つまりは「A氏、B氏、C氏、以上の3名を川崎市議会として推薦することに異議ないか?」-「異議なし」だったんだけど今回からはこちらも選挙。ならば私なんかも...いや、今は副団長の役職にて自らが候補者に名乗りを上げるどころか会派にて擁立した候補者を当選させる為に関係方面への「根回し」というか賛同を得られるように働きかける地味な役回りを仰せつかっていて。

既存会派はそれぞれに独自の候補者を擁立するから自ずから賛同をいただくべき対象は無所属のセンセイ方となるんだけれども、私どもが擁立した候補者に投票したから何か見返りがある訳でもなく...いや、寄らば大樹の陰って言葉も。些か虫のいい話に聞こえなくもないが、今回の判断には概ね好意的な受け止めを示していただくとともに、日々の関係からか別に念書を求められる訳でもなく賛同の意を示して下さるセンセイが多かった。

正副議長や各種委員の選任後、議会運営を協議する場は議会運営委員会、通称「議運」に移されるんだけど、他の常任委員会と違ってこの「議運」だけは会派間の論戦の場となるだけに緊迫感がまるで違う。議運は各会派の正副団長で構成されるから不肖私なんかも末席を汚していて...。

そうそう、無所属のセンセイ方には個室が割り当てられているんだけれどもこれがほんとに狭い。圧迫感があって窓の外は隣ビルの灰色の壁。寂しがりの私なんかは鬱病になりそうな...。1人10平米の面積が平等に配分されているんだけれどもやっぱり大部屋のほうが開放感があっていいよナと。

(平成27年5月19日/2117回)

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2015年5月18日 (月)

ロマンスカー

顧問を務める団体の一泊研修にて箱根を訪ねた。当初は躊躇していたんだけれども午後の仕事を早めに切り上げて、逃げるようにロマンスカーに乗り込んだ。仕事を忘れて車窓からぼ~っと外を眺めていたら...寝ちゃった。懇親会のみで夜には戻ってきたんだけど箱根って意外と近いんだナ。片道の乗車券1千円に特急券6百円で往復2時間ちょっとなんだから役所と変わんないぢゃないか。

さて、別な研修会にて警察官から区内の犯罪動向を伺った。痴漢や強姦等々、女性を狙った悪質な犯行が目立つとのこと。襲われた際にスマホをいじっているケースが実に9割以上。スマホの明るい画面に夢中でハッと暗闇に目を転じた時に慣れない隙が狙われやすいとか...。そうそう、後ろは気を付けないと。

待望の一冊「俺の後ろに立つな」(さいとう・たかを著)を読んだ。小学館「ビックコミック」に連載されている同漫画の連載開始は68年からってことはまもなく半世紀。誰かのブログとは大違いだナ。ゴルゴ13の由来こそ存じ上げていたものの、さすがにデューク東郷のそれまでは知らずに...目から鱗。本人の自叙伝らしくこれまでの人生や経験などが綴られているんだけど数々の挫折を克服してきたことが窺い知れる。

ある漫画雑誌の投稿コーナーに投稿した際に手塚治虫先生に悪い見本としてアイデアも絵のタッチも子供らしくないと酷評されたことが今に繋がっているとか。確かに子供ウケしないかも...。本人自らが趣味「仕事」というように漫画へのこだわりと執着はさすが。視聴率を稼ぐ為に連続ドラマなどでも「あぁ~次が見たい」と思わせる工夫などが見られるが、ゴルゴも当初からそのへんのコマの研究されてきたとあって、確かにそのへんは思い当たるフシがない訳ではない。

著書には同氏による映画の評論も含まれていて中に「スティング」が登場。米国ニューシネマの代表「明日に向かって撃て」のジョージ・ロイ・ヒル監督にポール・ニューマン、ロバート・レッドフォードらが主演。ギャングの親分に師匠を殺害された若い詐欺師がベテランの助けを借りて復讐を挑むストーリー。

エンディングはその主人公二人が拳銃で撃たれて倒れてしまうんだけど...。大どんでん返しにて観客自体がペテンにかけられてしまうというオチなんだけど私も好きな映画の一つ。それこそ映画通には酷評されてしまうかもしれないが、ラーメンの好みのようなもんで人それぞれ。ゴルゴの作者と好みが合うとは私も中々(笑)。

そうそう、米国映画といえばこれを抜きには語れない。既に三十年以上も世界中のファンを魅了し続けてきたスター・ウォーズ。剣を振り回すシーンは日本のチャンバラ時代劇を連想させるが、それもわが国が生んだ映画界の巨匠、世界の黒澤監督の影響か。ライトセーバーっていうんだけれどもに年甲斐もなく四十過ぎのオッサンがハマるんだから。

そんなファン待望のスター・ウォーズが年内公開に向けて俄かに騒がしくなってきた。六本木ヒルズ展望台にてスター・ウォーズ展が開催されているらしく、タイミングを狙っていて...。

(平成27年5月18日/2116回)

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2015年5月17日 (日)

名前

一郎が長男ならば二郎は次男、三郎は三男とおよそ家庭事情は窺い知れる。昔は子沢山の家庭が珍しくなかったから「一」から順に付けてみたけど...。ちなみに私の母は5番目で正子。

まぁそれでも名前負けしないそれなりの大人に成長するんだろうから余計な心配かもしれぬが、最近はキラキラネーム、いわゆる「奇抜な」名前も目立つ。正義とあれば「まさよし」と読むのが自然だけど、正義と書いてジャスティス(=正義)なんてのもあれば、驚愕は正義と書いて...ソフトバンク。いや、そりゃ確かに意味合いは分からぬでもないが、名前だよ名前。あくまでも聞いた話だから真偽のほどは知らぬ。大丈夫かニッポン。

そうそう、何かいい話題でもないものかと本屋を物色していたんだけど、よくありがちな「カリスマ経営者」の習慣を紹介した本を見かけた。「ネクタイを毎月3本買う人はなぜスゴイ仕事ができるのか」。毎月ネクタイを3本か...。別に本を購入するものでもなく、つい、そのタイトルだけが妙に気になってしまうんだけど、「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」なんて本もあって...。

「たまたま」長財布を愛用している私の通帳残高は一向に増えそうにない一方で、いつもの社長なんかは二つ折りのどう見ても経営者とは思えぬボロい財布で贅沢三昧。別な知人の経営者はマネークリップだけどそちらも金銭の不自由は無さそうだからまぁほどほどにってことなんだろうけど...。

そう、ついチラ読みしちゃったんだけど本によれば「カリスマ経営者」は筆記用具にこだわっていてボールペンは一生モノをとある。私なんかも一生モノではないにせよこだわりの一本を愛用していて、ひょっとして「カリスマ経営者」の資質を備えているんぢゃないかなんて頷いてもみたりも。金融機関などで署名を求められる際には向こうのペンを借りずに自らのペンで署名すべし、その理由は他人様の手垢が云々とのことなんだけど手垢以上に何か違和感があって結局自らのボールペンになっているだけの話。ちなみに1本3千円にて。

そうそう、数ヶ月ぶりに都内のクラシックコンサートに顔を出した。東京フィルハーモニー管弦楽団の首席客演に招聘された新進気鋭の指揮者アンドレア・バティストーニ氏による演奏。Kセンセイの手配による定期演奏会なんだけど、肝心の当人が自らの一枚を譲ってくれた。あれだけ音楽好きのセンセイが譲ってくれるとは珍しいではないかとその意図を考えあぐねていたのだが...。

曲目は巨匠プッチーニのオペラ「トゥーランドット」。オペラとは疎遠で「トゥーランドット」といえば料理店位しか思い浮かばなかったんだけど、トゥーランドットは姫の名前でそんなわがままな姫君が愛に気付く作品。途中のアリア「誰も寝てはならぬ」は誰もが聞いたことがある名曲で物語の最後は男女二人が結ばれる結末なんだけど、これはやっぱり男二人で見に行くようなもんじゃなかったんだろうナ。でも、これはハマるよ。

(平成27年5月17日/2115回)

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2015年5月16日 (土)

操法大会

行政が担うべき消防活動は消防「署」。消防「団」といえば地元の任意団体。何々消防団何々分団何々班と。平たく申し上げれば団が行政区単位で分団が村、班が部落となる。私どもの選挙は行政区、つまりは「団」単位だけど、村、つまりは分団が選挙における「一応の」地盤とされる。

麻生消防団ポンプ操法大会を終えた。成績の上位2班は上部大会、いわゆる市の大会への出場資格が与えられるんだけど、当然のことながらセンセイ方も来賓として招待されていて、専らそちらの話題は「どこぞのセンセイの分団はやっぱり強いナ」。団の威信をかけて負けられぬ一戦は村の評判に繋がる。

麻生消防団は3分団12班からなり、私の分団、というかおらが村の分団にはT班とH班の2班。だからそちらだけ見て、そ~っと失礼することも出来るんだけど相手の地盤とて支援者はいるもんで、「おい、うちの班を見ずに帰るのか」-「【勿論】帰る訳ないじゃないですか」。あ~あ、運動会行きそびれてしまった(泣)。

「アイツ、また、居ない」なんて巷じゃ囁かれているけど、結局最後の閉会式まで残ったセンセイは私だけだから...実は意外と真面目なんだよ。そうそう、上位の常連であるT班はここ数年「準」優勝が続く。「そんなことでは誰かと同じ。今年こそ絶対一位だから」とハッパをかける。誰かと同じ?そうだ、それって私の選挙結果ぢゃないか、次回こそ万年2位の汚名返上を...といっても2回連続の2位だっただけなんだけど。

T班はさすがに訓練の成果か失敗なく立派な実技を終えた。他の班次第だが優勝も含めて上位は間違いないナ。一方のH班はここ何年か下位に甘んじていて、昨年などは他人様には言えぬ成績。背水の陣で臨んだ今年は期待の新人を投入して...。

さて、閉会式における成績発表。優勝は黒川班。ってことはT班はまたも...。いや、それ以上に気になるH班の順位。そのH班は12班中8位に食い込んだ。それも前後の点数は団子状態にて次回に期待が持てる大健闘。最後まで居残ったり、村の順位を気にしてみたりと今回に限って随分とこだわりを見せるその理由とは...。

市の大会までは上位成績班が進出。その上の県大会には市を代表して1チームが出場するんだけど各消防団の持ち回りにて来年が麻生消防団の順番。出場チームは分団単位なんだけど、こちらも持ち回りにて来年は21年ぶりにおらが村の分団に回って来るらしく...。川崎市の代表として出場するってんだからみっともないことも出来んし。

そういえば、既に消防団を引退されたTさんが言ってた。当時、県大会に出場した際のT班とH班の混成チームがスゴかったんだと。日頃の部落単位の競争から村が一丸となれる瞬間。村の威信をかけて臨む一戦。選手強化委員長ならぬ村の応援団長を買って出ようかと。

(平成27年5月16日/2114回)

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2015年5月15日 (金)

シンパシー

「波の~谷間に~命の花が~♪」久々に「兄弟船」を聞いた。父方は農家なんだけど母方が漁師の家系にて伯父の漁師仲間がよく口ずさんでいたのがこの歌。何を隠そうわれらが田中和徳センセイの十八番(オハコ)でもあるらしく...。確かに兄弟盃とか任侠モノが好きそうだもんナ。そんな大物代議士が「満を持して」派遣された大阪都構想の住民投票。満を持して...でもないか。

中盤における官房長官と党幹事長の発言が報道で大きく取り上げられた。あくまでも立場上の違いなのだが、あえて両者の発言の違い浮き彫りにすることで疑心暗鬼に陥らせ、士気の低下とともに賛成票の取り込みを狙った深遠な陰謀「離間の計」ではないかと疑ってしまうのだが、そりゃ三国志の見過ぎかな。

どちらかといえば、同じ釜の仲間が必死に戦っていることに対して大きなシンパシーを持っていると語った幹事長の発言に親近感を抱いてしまうのだが、危機感を募らせる府連会長が党総務会にて緊急応援を直訴。結果、白羽の矢が立ったのがわれらが田中和徳センセイなんだけど、府連が応援要請を求めたのはあくまでも党四役。組織運動本部長とて党四役に匹敵する十分な役職だと思うのだが、報道によれば今後の政権運営においてそちらの協力を得たい意向から四役は見送られたとか...。

方や受入側は受入側で「(要請した)党四役じゃないのかよ」との不満と失望の声も聞こえてきそうなだけに、敵陣に乗り込む同氏が両者の発言を踏まえた上でどんなスタンスで臨むのか。引けば弱腰、押せば上の咎めという重圧の中でマスコミは手ぐすねを引いてシャッターチャンスを狙っている。進むも地獄、退くも地獄の絶体絶命のピンチでの演説。大物弁士ともなれば最近は大半がYouTubeにアップされているから探したんだけど...ない。まだまだ全国区じゃないんだろうナ。こんな損な役回りをこなす陰の立役者にこそシンパシーを抱くけど...。

さて、川崎市議会。交渉が難航する世話人会。依然として溝が埋まらぬことに募る苛立ち。物事が先に進まぬ時は組織内に軋轢が生まれやすい。団会議中、「こちらに火の粉が降りかからぬように...」とうつむき加減で視線を下に落としていたんだけど、そんな時に限って淡い幻想が木っ端微塵に打ち砕かれる。「後は正副団長で」と損な役回りが回って来た。まぁ誰かがやらねばならぬ仕事なんだけど。

帰りのエレベーターにて対立会派のS兄と御一緒になった。「ふぅ~っ」と漏れるため息。対立会派といえども同じ宮仕えの立場にてどことなくシンパシーを抱かずにいられない。「こんどメシでも...」-「えぇ」。そりゃもうイデオロギーとか価値観の違いなどというのはどれだけ議論を重ねても溝は埋まるものではないからそこで生まれるストレスだけは最低限に抑えねば...。

そうそう、ストレス解消といえばメシにワインにクラシックでもいいんだけど、ジョギングってのも効果的。夜のジョギングを終えて、ひとっ風呂でも浴びに...と、そこでバッタリと会ったのが...。やはり考えることは一緒か。否、向こうはダイエットだそうで。おいおい、随分気楽ぢゃないか。

(平成27年5月15日/2113回)

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2015年5月14日 (木)

市民目線

有権者への絶好のアピール機会。まだまだ身近じゃないんだなと思う瞬間。

ある小学校の水道設備の老朽化が著しくぜひ改修をと。声援に交じってそんな幾つかの陳情が寄せられた選挙戦。選挙戦の最終日に仕事を終えた運動員から預かった陳情の話を聞いた。「遊説途中にてあまり詳しく聞きとれずにスマン」と詫びる当人から大雑把な内容を伺った。

相手の名前も顔も分からぬ見ず知らずの方から「又聞き」の陳情。万が一の際には知らぬ存ぜぬで押し通すことも出来そうなもんだが、北京の蝶が如くバタフライ効果にてどこで大きなうねりになるやもしれぬし、何よりもそんな市民目線に役所とて気付かぬこともあるはず。これこそセンセイの仕事に違いないとまずは現地を訪ねた。

小田急線を跨ぐ歩道階段のバリアフリー化を求める陳情。階段に隣接して通行量が多い陸橋があるんだけどそちらには歩道はなく、歩道と車道は完全分離されていて安全性は担保されているものの、確かにキツい。当時はバリアフリーの視点も薄かっただろうし、途中で転居されてきた方かもしれぬ。何かいい方法は無いものか。

京セラの稲盛和夫氏の経営哲学の一つに「悲観的に計画し、楽観的に実行する」とあるんだけど、どんな事案でも最悪の事態を想定して陳情者に過度な期待を抱かせず、さりとて、裏では最善を尽くして結果を出す。だから私の陳情に対する返事はいつも...シブい。

市側の過失を認めつつ本人と重ねられてきた交渉。「さすがにあれは...。申し訳ありません」と誠意を尽くしてきた担当者が年度末に異動。それは単なる偶然なんだろうけど拭えぬ不信感。それまでとは手のひらを返したような対応と途絶え気味の報告に粛々と進む手続き。「これが最終的な結論であって、不服があるなら裁判で」と最後通牒が申し伝えられた。期待が幻滅に変わる時、裏切られた際の憎しみは倍増する。

税金で成り立つ役所なのだから中にはゴネ得を狙う輩がいたり、ここぞとばかりに大金を掠め取ってやろうなどという山師的な人物がいないとも限らない。が、医療過誤などと違って物損の些細な金額。そんなにモメるならいっそ私のポケットマネーで...と言いたくもなる。当事者とて金銭的には不自由していないのだからさっさと手打ちして承諾書に署名すれば余計な労力を使わずとも済みそうなもんだが、そこでゴネる、というか、それでも異議を唱えるんだから当人からすれば余程理不尽な話なんだろうナと。

「当事者は期待されていたようだが...」と伝えれば、「それは一方的な本人の誤解にて現場でもそんな話はするはずもなく、万が一しているとすればそれは現場の勝手な判断だ」と。え~!それでは当事者に寄り添おうとした現場の職員は報われぬし、まさにトカゲのしっぽ切りってやつで、人事異動も組織防衛以外の何物でも無いんじゃないか。公僕なのだから絶対に失ってはならぬ市民目線、失えば思わぬしっぺ返しがやって来る。だから道端で見ず知らずの方から寄せられた陳情とて無碍に出来ないんだよな。そんな対応に泣き寝入りさせられている方々は少なくないと思うけど...。

(平成27年5月14日/2112回)

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2015年5月13日 (水)

施錠

田舎から上京して驚かされたことって?ある深夜番組にてそんな設問に対する県民性の比較がされたらしく、おらが新潟県民が驚いたことの第一位は...「家の施錠をすること」だそうで。

確かに郷里の実家などはほんと鍵をかけない。夏なんか親父は居間でゴロ寝してたりしたもんナ、網戸一枚で。これがいい風が入って来るんだよ。家の施錠の有無も言われればなるほどと思うんだけれども私からすればやっぱり天候。特に冬なんかは真逆にて週間予報などでも東京地方は晴れ時々雨が日本海側では雪時々晴れだから...。

そう、ならばバッチを付けて驚いたことは...やっぱり医者だね。もう随分昔の話だけど当選直後に体調を崩したことがあって運悪く議会の開催中だったもんだから地元の病院にも行くに行けず。市役所のすぐ近くには市立川崎病院があるものの総合病院だから他と同様に混雑が予想されて...。

で、「一応」聞いてみたんだけど、「それはすぐに診てもらったほうがいい」と局長。あれよこれよで「何時何分に何番の待合室に」と。で、言われた通りに伺えば3分と待たなかったナ。これが議員特権ってヤツかって...違った。当時は非番の先生を特別に診療に当てて下さったみたいで、その後は診療時間外の対応も含めて随分と融通を図っていただいた。

それともう一つは職員の態度。それはたまたまその人物が目立ってしまったんだけどバッチを付ける前後で露骨に態度が変わったんだ。市民の皆様が理不尽な対応に泣かされることの意味がよく分かった瞬間。市役所通りですれ違うと向こうから挨拶、というよりも軽く会釈をして下さることが往々にしてあるんだけど、そちらの部署だけは「センセイ、当選おめでとう!また、行きましょう」と行く先はいつもの居酒屋。

一般的に居酒屋などでも隣同士になるとどうもぎこちないことが少なくない。こちらは然して気にするものでもないんだけど向こうは針の筵(むしろ)のようなものらしく...。兎に角、ちょっと、いや、かなりヤンチャだけど正義感が強い上下水道局の面々。上下水道なんてのは独占企業体だから怠け癖が染みつきそうな気がしないでもないけど、職務意識は高く、挨拶なんかはほんとキチンとしているんだ。

当選後に歓迎されるってことはやっぱり監督が甘すぎるんだろうかと胸に手を当てて考えてみたりもするんだけど、上下水道局の管理者の部屋に入れば机の目の前にはトロフィーがズラリ。自治体対抗などでも好成績が目立つ。川崎水道って伝統的にそちらでも全国的に有名なんだそうで。

そうそう、庁内の各種配布物は各自のメールボックスに無造作に積み上げられていくんだけど中に「かわさきし職員家族大運動会」の案内を見つけた。何で「川崎市」が平仮名なんだろうかなどとヘンな目線で見てしまうんだけど案内状というよりも単なるチラシ。昔、やはり新人の折に顔を出した記憶があるんだけど各局対抗の運動会。居酒屋の鉢合わせ以上にぎこちない気がしてならないんだけど応援に上がるべきか否か。

(平成27年5月13日/2111回)

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2015年5月12日 (火)

貴為和以

仕事柄、幾つかの団体の顧問を仰せつかっているんだけれども、元々控えめな性格にて全てが向こうの御推挙によるもの。そもそもにそんな力量は持ち合わせていない上に顧問など偉そうな役職にあらずとも業界団体の為には尽くすのだからと何度か御辞退を申し上げたのだが、「そこを何とか」と懇願されて...。随分と勿体振るぢゃないか。

そんな団体から年次総会の誘いをいただくのだが、勿論、その後は懇親会の席も用意されていて。酒席が票になることは重々承知をしているものの、酒を注いで相手の御機嫌をとるのはどうも好かん。ならば総会に出席した上で生の声を聞かせていただくほうが顧問としての役割を果たせるのではないかと思っていて...。不気味な噴煙に火山活動が活発化する箱根周辺。そちらで総会を開催するとの御案内が届いた。さすがに...いや、そちらの心配よりも往復の時間が何とも。

さて、内臓に疾患を抱えて自宅療養を余儀なくされるYさんを訪ねた。縁側にて日向ぼっこのYさんが「まぁどうぞ」と。ほのぼのとしたひととき。「このへんに市の隧道があって、子供の時にそこが遊び場だったんだ」と懐かしげに昔を語るYさん。縁側から見える応接間には立派な額縁が飾られている。本市にゆかりのある有名人の揮毫だそうで。楷書、行書あたりであれば何てことはないんだけど草書となると...「貴為和以」だ。そう、「和を以て貴しと為す」は聖徳太子の十七条憲法の第一条。何事も「和」だよ「和」。

「支持政党は自民党なんだけど安倍さんだけは...。そんな人多いよ」との陰口を聞いた。そもそもレッテルを貼ったり、そんなイメージに仕立て上げるのは向こうの得意技。あんな人が総理になったら戦争になっちゃうよと恐怖が煽られた結果...。時の為政者の宿命とはいえ何とも気の毒な気がしないでもない。

白馬の王子様を期待し過ぎて適齢期を逸してしまったなんてことのないようどこかで「妥協」って必要なんだよナ。小作人が農地を手にした農地解放なんかでも自ら開墾した土地なのだから当然といえばそうかもしれぬが、それとてあくまでも他人様の土地だったんだから貰って当然なんて態度を示せば関係はギクシャクするのは当然。

さて、回数は重ねられるものの、中々思うように進まぬ世話人会に各人の苛立ちが募る。緘口令が敷かれているから多くは語れぬけれど腹は括ってブレないようにとの合意は出来た。そんな会議の為の待機場所はあくまでも「仮」控室であって、会議室に積み上げられたダンボール、その狭い空きスペースをどうにか活用している状況で中央の机の上には共用のPCが1台のみ。片道1時間かけて登庁したはいいけれどそれじゃあ仕事にならん。

そんな鬱憤のはけ口となるか、部屋内の親睦を兼ねての一泊研修が企画されていて。折角ならば風評被害に悩む箱根周辺はどうかと。どうせ品位に疑問符が付く面々なのだから高級旅館なんてのは贅沢。業界団体等の総会で利用される大型旅館を物色すれば既に予約で満室だそうで。

(平成27年5月12日/2110回)

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2015年5月11日 (月)

トルネード

選挙運動は夜8時まで。まぁおよそそうなんだけど、既に夜8時には当方の事務所の電気が消えていたと評判だとか。「そんな余裕があるんだったらトップ当選も狙えたんじゃないか」とK兄。

夜8時に遊説を終えてそのまま戻って8時半、当日の反省と翌日の作戦会議を終えて解散は夜9時半というのが一般的。されど朝6時から夜8時まで途中に昼食休憩1時間を挟んでの13時間はさすがにキツい。疲れた顔して人前に立つならゆっくり休んで翌朝に笑顔で立とうじゃないかとはおらが後援会長の方針。

さて、プロ野球DeNAが球団史上初となる両リーグ最速20勝にキヨシ監督も御機嫌とか。元Gのキヨシ監督は少年時代のスター選手。何よりもあの天真爛漫さがいいよナと。中でもプロ24年目の41歳、ハマの番長こと三浦大輔投手も23年連続勝利のタイ記録をマークしたと。ハマの番長に山本昌と現役最年長や燃え尽きるまで現役でのプレーを希望する選手は絶えないが、長く留まることで弊害になりかねないこともありそうで...。去り際の美学は人それぞれにて他人様がとやかく言う事でもないけど、球界の御意見番の苦言も逆手にとってそつなくこなしたKAZU。サッカーのヒーローが「KAZU」ならば野球はこちら...。

私の社会人デビューは96年。既にバブルも終焉して、就職氷河期とされた年なんだけど、その前年95年は年初から阪神淡路大震災に地下鉄サリン事件と暗い話題が続いただけに、同氏の活躍はキャンパスの話題に。日本製の家電製品は世界を席捲し、その勤勉性や道徳観なども世界から称賛されていたものの、さすがに体格差だけは...。小柄で胴長短足の日本人が通用するとは夢にも思わなんだ世界、その常識を覆して風穴をこじ開けた。

スポーツ誌の独占インタビュー「全ては野茂英雄からはじまった」を「貪り」読んだ。イチローやハマの番長も同い年にてその活躍に勇気づけられるけど、でもやっぱり野球のヒーローは「NOMO」なんだよナ。その成績もさることながら海を渡って未開の地に挑戦したこと。当時はメディアからも無謀な挑戦って結構叩かれただけにやっぱりスゲ~って。

何かに挑戦しようとする挑戦心は向上心に繋がる。政治家になりたいと思ったらどうすれば選挙に勝てるだろうかと必死に考える。その目標を達成する為に様々な手法を実践して試行錯誤を積み重ねる。で、晴れてバッチに手が届くんだけど、バッチ以上にその過程こそ意義深いもの。バッチはあくまでも勲章だけどその経験は後に通じる。

当時はグラウンドに行くのが楽しくて、ただひたすらの腕を振り続けたと語る本人。記録はいつか塗り替えられるものだけどその偉業だけは後世に残る。近年は鳴り物入りで渡米する選手も目立つが、史上最高は6年契約で出来高を含む年俸総額が6千万ドルのダルビッシュ。当時の「NOMO」はマイナー契約にて移籍契約金は10万9千ドル(約1千万円)だそうで...。

(平成27年5月11日/2109回)

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2015年5月10日 (日)

ロコモ

地元消防団の晴れ舞台「操法大会」が迫る。今年は消防団創立30周年となるだけに目抜き通り沿いの区役所広場での開催。17日(日)午前8時半~麻生区役所駐車場にて。

手を繋いで仲良くゴールなんてのはもってのほか、地元の威信にかけても負けられぬ、絶対に優勝だ。なんて気負ってみても私は部外者なんだナ。消防団員の確保に悩む幹部連中に必死に売り込みを続けているものの、一向に入団要請が届かない。「地元の消防団に自ら入りたいとは中々立派なヤツじゃないか」なんて評判でも立ってくれればまだしも「票目当てかよ」と。いやいや、そんな批判は恐るるに足りず、待望論とて根強い(はず)なんだけど...いや、単に迷惑なだけだったりして。閑話休題。

さて、晴れて「川の道」フットレースの日本横断ステージ全520kmの完走を遂げたMさんの喜びの声を聞いた。朝10時に葛西臨海公園駅をスタートして荒川を一路上流に向かい、170.2km地点の埼玉県秩父市中津川のこまどり荘にて一回目の休憩。以降は7時間の休憩3回のみを挟んで全130時間でゴール到達。69歳のMさんは最年長の完走者だそうで。よ~し私も...。

まぁ今さら見てくれを気にする年齢でもないんだけれど、健全な精神は健全な身体に宿る。「万が一にも」消防団からの入団要請があった際にはいつでも馳せ参じるようにしておかねば。ということで「洗濯物を増やすな」との妻の小言を横目にようやく始動。新緑の中をジョギングにて汗を流した。さて、今年はどこを走ろうか...。台風6号が接近中にて梅雨近し。梅雨のない北海道の大自然を駆け抜けるサロマ湖100kmは伝統のウルトラマラソン。さすがに1ヶ月では調整もキツいよナ。が、今年は既に申込終了にて。

そうそう、これからの時代のキーワードは「健康」。ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)、通称ロコモとは権威ある日本整形外科学会が提唱する新たな概念。年齢とともに進む身体機能の低下。中でも骨や関節、筋肉に何らかの支障が生じて運動障害に陥ることをロコモティブ・シンドロームといい、特に筋肉量の減少症をサルコペニアというのだとか。いづれも歩行障害や転倒の原因であって要支援・要介護状態に繋がりかねないだけに注意が必要。その対策としてランニングは「最高の予防」になるとか。走れば「介護」が遠ざかるなんていいよナ。

県内一高い介護保険料からの脱却とか介護度が改善した事業者にインセンティブを付与する逆介護保険はあくまでも財政面における技巧的な話であって、何よりも当事者の健康意識をいかに高めるか。他人様にやらされる予防対策よりも自発的な健康意識に勝るものはない。その為にはやはり運動。中でもどんなに不器用で運動神経が鈍くともそれなりに上達して愉しめるのがこちらの種目。

何てったって「半袖」「短パン」「運動靴」があれば始められるんだから絶対にお薦めのスポーツ。特に近年は老若男女を問わず競技人口が「大幅に」増えたから話題性も十分。見知らぬ人とも会話も弾んで何かと重宝するんだよナ。

(平成27年5月10日/2108回)

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2015年5月 9日 (土)

筒井五輪

この前、散髪の際にたまたま理髪店のテレビで見かけた1粒5万円の高級いちご。生産者が手塩にかけて育てた自慢の一品であることは伝わってくるんだけど、些かプレミアムが過剰ではないかと思ってみたりもして...。それでも買い手が付くんだから大きな御世話か。

さて、戸別訪問は禁止。といってもそりゃあくまでも「当選御礼」を目的にしたもので...。「近況伺い」にて久々に地元を歩いたんだけど、Hさん宅ではトマトの出荷にバッタリ。品種もあるんだろうけどこちらのトマトが抜群に旨く、都内の高級デパートにしか置いていないんだとか。つい、居合わせてしまったもんだから「どうぞ」と。もう何の為に歩いているのか分からんナ。

ヒットアンドアウェイとは相手にパンチを当ててすぐ距離を置くボクシングの作戦。それが転じて犯罪などでも短期間に荒稼ぎして逃亡することをそう呼ぶらしいんだけど、不審電話などでも相手に反論の隙を与えずにガチャンと。前回と同一犯の可能性が濃厚なんだけど受話器を取った瞬間に「靖国行くな」と声が聞こえてガチャンと切れた。その数秒後に再度着信があって「コラ!」と叫んだら地元の代議士の秘書だった。間が悪い人物ってのはいるんだよナ。いやいや、いきなり「コラ!」なんてのはこちらの不手際以外の何物でもない。失礼。

そうそう、今回の改選におけるわが会派の新人は5名にてうち国会議員の秘書上がりが4名。ちなみに豊作といわれた私の同期(えっ誰も言っていない?)では6名中1名、残りは豆腐屋の御主人であったりハゲタカ外資上がりであったりと。そう、秘書の世界はオヤジ(=代議士)が黒といえば白も黒になる世界だけに忍耐に忍耐を重ねてじっと我慢の日々。

そんな秘書の世界を描いた漫画「票田のトラクター」。あくまでも漫画なんだけどその主人公、筒井五輪が私にそっくりだと妻が大ウケ。五輪の名は勿論、東京オリンピックの年に生まれたことにちなみ選挙の源さんこと、選挙好きな父親が名付けたと。まさに実弾が飛び交う時代、えげつないというか当時の秘書としてはやり手の主人公なんだけど何で私に重なるんだろうか。容姿が似ているそうで。んなことないと思うんだけど。

さて、運動会といえば元々は秋の季語だが、近年は春に行われる小学校も少なくない。それはそれで諸般の事情ということなんだろうけど看過出来ぬは手を繋いでみんな並んでゴールのひとコマ。んなバカな話あるかっての。やってもやらずとも同じでは怠惰な大人になるではないか。野球だってどんなボテボテの内野ゴロでも一塁まで全力疾走。その執念が相手のミスを誘い、勝利への道をこじあけるんだ。

どこぞの議会における全会一致の慣例とて手を繋いで並んでゴールするようなもの。最大公約数しか前に進まない。そんなことでいいのかとの不満が燻っていて。悪しき伝統に翻弄されてきたけどもう決別すべきなんじゃないかと。果たしてこれまでのしがらみを打破できるか。

(平成27年5月9日/2107回)

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2015年5月 8日 (金)

新人研修

選挙の収支報告を終えた。終えたといっても「全て」後援会のKさん任せにて最後に候補者の欄に署名と捺印をするだけなのだが、寄附金については税金の控除対象となることから別途にて関連書類を添えて提出することになる。受理の際には件数を記して押印をする欄があるんだけれどもそれまでの候補者の中では最も多かった。あくまでも件数「だけ」の話であって額は知らぬ。

「出陣祝」「陣中見舞」「当選祝」とほとんどは本人不在の事務所に御届けいただくから本人の見知らぬ所で授受されていて、当方の場合はKさんがそっと一覧を下さった((別に隠すものじゃないナ)。えっ!?あの方も...って。だからその寄附や不明朗な会計を巡って本人が追及されているシーンなどは些か酷ではないか。逆を言えば関連業者に「あえて」届けさせて相手候補を貶めることも出来るってことだから...。

ということで、そんな御礼も兼ねての戸別訪問といきたいところだが、そちらは禁止事項にて。有権者の中には知らぬ方が多いから「アイツ、あれだけ応援してやったのに挨拶も無しかよ」なんて陰口を叩かれたり...。いやいや、私の支援者の方々はそんな野暮じゃないから。

そんな折、郷里の同級生から呼び出しがあった。25年ぶりの同級会の開催に向けてプチ幹事会をやるから来ぬかと。どうせ行くなら話題の金沢にも...と御当地の御曹司に「久々にメシでもどうか」とメールを送れば「来月以降だな」とにべもない。ということで暇を持て余している...訳でもないのだが、川崎市議会は各会派の代表者による世話人会の開催に前後して団会議の招集がかかる。

これまでの慣例を打破出来るか否か会派間の折衝も大詰め。それを申し上げれば世話人会そのものが慣例なんだけど、世話人の報告を受けつつ、団としての方向性を協議する重要会議。ましてや権威主義のカタマリみたいなもんだから当時から新人が物言えるような状況になく、県水道企業団がどうだとか競馬組合がどうだとかなんてのはちんぷんかんぷん。

で、およそ結論に辿りついた後で意見を求められても「それで結構です」って言うしかなかったもんナ。内容は全く分かっていないんだよ。そんなのどこ吹く風と議題は進んでいっちゃうんだけど、今にして振り返れば全然「結構」じゃなかったのも少なくない。新人とてどの先輩に聞くべきかって悩むんだよナ。さしあたって1期上の先輩か正副団長あたりが無難なんだけど、期数が多い先輩についていったほうがオイシイことがありそうだし...。

今後の団運営について正副団長にて役割分担を決めたんだけど団長は最終的な意思決定、もう一人の副団長は政策面に渉外担当、ということで私はレクリエーション担当。否、それ以外の雑用全般。ってことはひょっとして新人研修は私の役割ではないかと新人面々をメシにお誘い申し上げているんだけど最近は管理職の誘いをにべもなく断る面々が少なくないとか。確かに呼び出されて説教でもされたらかなわんからナ。待望の金沢行きが頓挫にてその位でも...。

(平成27年5月8日/2106回)

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2015年5月 7日 (木)

性格判断

指の長さで性格が分かる?足の人差し指が親指よりも長いと親よりも出世するとの迷信に足を見てみたのだが、やはり...。で、次は手の指の長さ。中指が最も長いのは言わずもがなだが人差し指と薬指ではどちらが長いか。話題の性格判断によれば...。

「中指の次に長いのは薬指」は【チャーミングな愛されタイプ】にて「いつも周りに人がいて、みんなに愛されるチャーミングな人。ちょっと空気が読めないときもあるけれど、悪気はない。そこまで含めてチャームポイントにしてしまう魅力があるのだ。問題解決能力はピカイチ。困ったときは一度相談してみよう」と。

ちなみに「中指の次に長いのは人差し指」は【頼りになる自信家タイプ】、「人差し指と中指が同じくらい」は【争いを好まない平和主義者タイプ】だそうで。いづれもそれなりのことが記されているのがこの手の特徴にて、私の場合は勿論【チャーミングな愛されタイプ】なんだけど、「とりわけ」中指に匹敵する位に薬指が長い。ってことはまさに天職?すまん、冗談が過ぎた。

このGW中、書店に平積みされた本が目に付いた。「困難な選択」(ヒラリー・ロダム・クリントン著)。来年に迫る米国大統領選。年齢が微妙だが、知名度と資金力は圧倒的に有利とされる候補者の行く末やいかに。好調であるがゆえに職を求めて押し寄せる経済難民はシリア内戦以降10万人を超えたとか。人道的立場から手を差し伸べようにもそのその判断は将来に禍根を残さないとも限らない。イチかゼロかで片付けられない難題にいかなる判断を下すべきか、まさに「困難な選択」を迫られるドイツの辣腕メルケルの手腕が見物。

それが時代の潮流か世界的に女性のリーダーが目立つ。されど女性じゃなきゃイカンかというと、あの国だって...。そうそう、国会議員に占める女性の割合の国際比較を見ると先進国の中でもわが国は圧倒的に少ないんだそうで。故に女性の議員を増やそうと大々的なキャンペーンがなされるんだけれども笛吹けど踊らず。

依然として女性の活躍には高い障壁があって...などと喧伝されるが、その主犯格とされる男性の意識。かつては一強多弱の勢力図に政治を志しても自民党の大物現職に行く手を阻まれてやむなく他党から出馬したものの...なんて話も。だとすれば女性に限らず隙間が狭かったって要因のほうが大きいのではないかなどと(勝手に)思ってしまうのだが...。

一方で、数が少ないから隅に追いやられているかっていうとそんなことは「全く」ない。わが会派の紅一点の女性市議だって既に団長資格を有しつつも異例の副団長として政策のとりまとめに奔走されているし、で、私なんかが女性を敵視しているかっていうとそんなことは微塵もなく。ましてや、地方議員ともなればドブ板何でもござれの地元の雑用係。そんな雑用を頼む相手はやっぱり...男。しかも、【チャーミングな愛されタイプ】の。

女性だって派閥の領袖に取り入ってのし上がる悪女が居ないとも限らない。となると障壁の云々以上に性別問わずその資質が正当に評価されることが大事なんぢゃないかと。

(平成27年5月7日/2105回)

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2015年5月 6日 (水)

すき焼き

仕事柄、届く郵便物が少なくない。中に達筆にて宛名が記された封筒を見つけた。結婚式の招待状にしては些か小さい。もしや...。そう、裏面の差出人にはおらがセンセイの名が記されていて、四期目の処世訓でも同封されているのかと思いきや、ゴルフコンペの組み合わせ。当日の集合時間から服装等々諸々の注意事項が全て手書きにて。そんな余裕があるなら選挙中も一席ぶってもらえば良かったかナと。いや、それはこちらの勝手な見方ってもんで向こうにとっては選挙こそ二の次だったりして...。万が一、落選でもしていたら誘われていたんだろうか。

ということでこのGW中にゴルフを御一緒させていただいたんだけどこれが何とも調子が良くてね~。スコアは内緒だけどほんといい贅沢をさせていただいた。同じ組に上品な御婦人がいらして以前は企業の新人研修の講師をされていたと伺った。ゴルフなんかでも本人には絶対に言わないけど著しく態度の悪いキャディは気になるもんナ。安くない金額を払う以上、その位は...なんて。で、その「上品な」御婦人も現役時代は相当に厳しかったらしいんだけど、何故か当人の指導を受けた従業員に限って会社の退職率が低かったとおらがセンセイが教えてくれた。

そう、選挙後に昔の同僚からすき焼きを御馳走になったんだけど、これがとびきり旨かった。選挙中は禁酒していた訳ではないんだけど何故か喉を通らなくて。2週間ぶりのビールはまた格別に旨い。当選祝いといえば支援者の方から「GW中に一緒にメシでもどうか」との申し出をいただいた。私の名前を書く為だけに投票所に足を運んで下さっただけでも十分。本来こちらが当選御礼を込めて用意すべきものなんだけどそんな振る舞いは「買収」にて捕まっちゃうから...。ということでこちらもすっかり御馳走になってしまった。

おかげさまで当選後に支援者の方々から金品を含む「当選祝い」を数多くいただいた。そんな御祝い金が最も金銭的な価値は高いはずなんだけどあんとき幾ら貰ったか以上にどこで誰とメシ食ったかが記憶に残るってのは不思議だよナ。で、そんな時は手ぶらで行っちゃイカンと妻から釘を刺されていて返礼品を用意することになった。特に金銭に糸目は付けないんだけど度が過ぎればかえって嫌みになりそうであるし、一歩間違えば御用になりかねない。あくまでもささやかな気持ちってことで。

百合ヶ丘が誇る洋菓子屋「ニコラス」のフィナンシェ、それも季節限定の「桜」シリーズが旨いと妻から聞いた。既に「桜」の季節じゃないから...などというのは余計なひと言。そのまま店にて物色したのだが、確かにそれがお薦めらしく、折角ならば...と私も頬張った。ナッツ類を含む料理や菓子が好物なんだけど、「くるみの丘」ってのも旨かった。

帰り際、店内に母の日の贈り物用のチラシを見つけた。そうか、この週末は母の日か...と郷里の母に花の手配を終えた。

(平成27年5月6日/2104回)

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2015年5月 5日 (火)

よろず相談

選挙の際に辻立ちをしていたらゼロが並ぶ白い車が真横にピタリと止まった。ヤバい、ヤバい、ひたすら低姿勢にて...。う~ん、人によって態度が豹変するヤツは信用ならんからナ。車のドアが開いて出てきたのは地元のM兄。単身赴任先から一時帰宅されていたらしく、「必ずアンタに入れるからな」とだけ言い残して去って行った。ふぅ~っ。

さて、Sさんが代表理事を務める団体がアート市inアルテリッカしんゆりに出店されると聞いた。選挙の際に友人紹介の自筆はがきを届けて下さった御礼に売り子の手伝いでも...と、のこのこ出かけたのだが、どこにもそれらしきブースは見当たらず、聞けば前日だけだったそうで。そう、Sさんじゃ失礼だナ。主に福島県相馬市を中心とした被災地の支援活動を続ける一般社団法人あむえこねっとの笹久保孝子さん。

やむなく事務所にて雑務をしていたのだが、机上の電話が鳴った。「はて、こんな休日に誰だろう?」と受話器を取れば、「余った切手を買い取ってくれぬか?」と。まぁよろず相談所なのだから様々な事案が持ち込まれるが、中には見知らぬ方からの相談も少なくない。郵便局を勧めれば、そちらは手数料を払っての現物交換となることから不都合なのだという。

目当ては現金?数量を訊けば82円切手30枚ほどを1千円でどうかとのこと。最近、県外から転入されてきたらしいのだが、元々自民党の支持者にてこちらで調べた結果、当方に辿りついたと。折角だから正規料金で受けることにした。持参するというからそりゃ手間をかけるからこちらが行くと伝えて、早速に御自宅に伺わせていただいたら「こんな迅速なセンセイ見たことない」って。そりゃ票になること「だけ」は早いんだよ。違った、ちょうど暇だったんだよナ。

かと思えば、やはりこの連休中に受話器に出た途端に「憲法を変えるな」と言い詰められて、反撃に転じたら「ガチャ」って。おいおい、名を名乗ってその理由位は説明してもらわねば。んな陰湿な性格ではつまらん人生で幕を閉じちまうよ。9条を変えるなってんならどこぞで聞いたが、憲法を変えるなってのはまず理由を説明してもらわねば腑に落ちぬ。あの政党にも独自の憲法草案があって「天皇制はこれを廃止する」なんて謳ってるんだから...。

そうそう、例年、昭和天皇陛下の御生誕にあたる昭和の日に地元の高石町会の定時総会が開催されていて、不肖私が書記を仰せつかっている。執行部以外に議長と書記が司会者一任にて一般から選出されるのだが、世帯数3千に迫らんとする大所帯だけに難局も予想される。私なんかが議長となれば坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、「この前はよくも...」なんて恨みを買いかねないからナ。勿論、町会在住って紹介してもらうんだけどこちらとて「さりげなく」宣伝いただける上に向こうにも会議録の作成等で重宝するから何とも都合がいいらしく。

そんな高石町会にとって今年は役員の改選の年。新会長以下、新たな体制の船出となるが、まず、冒頭の仕事の一つが町会の規約改正。昭和46年以降ほとんど改正されてこなかったことから一部手を入れたんだけど古い表現や時代にそぐわない内容も...。

(平成27年5月5日/2103回)

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2015年5月 4日 (月)

メーデー

何を隠そう「ゴルゴ」ファンの一人なのだが、さいとう・たかを氏の自叙伝なるものがあるらしく、そのタイトルはズバリ「俺の後ろに立つな」(知っている人にしか通じないか...)。

でも、んな本は古本屋位にしかなさそうだから、あちらのサイトにて検索すれば...あった、あった、中古本にてなんと本体43円也。それに配送料を含む手数料257円の計300円にてそれっぽっちでは梱包の手間賃すら出ぬではないか。が、消費者にとってはこれほど便利な仕組みはない。尚且つ、顧客の嗜好に合わせてお薦め本なども表示されちゃうんだからスゴい。

でも、それだけ顧客情報が筒抜けってことであらゆる方面にそのデータが利用されている訳だからやっぱりコワいよナ。まぁそれを言うなら公立図書館とて似たようなもので一長一短。万人に「全て」納得される都合のいい話なんてのは滅多にないから...。

さて、川崎市といえば労働者のまち。長らく革新市政なんてのが続いちゃったもんだから未だに市役所前では大々的な街宣活動が行われることが少なくない。それが役所の業務時間内に行われるもんだからうるさくてかなわん上に本市のイメージダウン。通行人も眉をひそめてるよ。

「派遣の全面禁止を断固求めていきます」と、それがメーデーのデモ行進に向けたアピールらしいのだが、でも、派遣を全面禁止すれば失業者は更に増えぬか。そもそもに派遣に比べて正規雇用は社会保障や福利厚生に手厚い分、会社における1人あたりの人件費負担は重くなる。となると雇用の枠が狭まるのは自明の理なんだけど。その職種は正規雇用じゃなくても短期的な派遣で十分ではないかと門戸が開かれたはず。採用の幅が広がるとともに雇用の流動化が進み、そこで認められれば正規雇用への道も開ける。

正規雇用か派遣労働か、そりゃあくまでも経営判断ってもんであって不当解雇云々なら話は別だけど他人様がとやかく言う話ではない。「こんなちっぽけな給料で働けるか」なんて愚痴る前に新天地を求めればいいではないか。まさに鎌倉幕府時代から連綿と続く御恩と奉公の精神。「こんな私のようなものでも雇ってもらって申し訳ない」-「いやいや経営が厳しくて安い給料ですまん」とおたがいさまの精神こそ日本の雇用慣行だったはずなんだけど、あえて雇用不安を煽ることで労使関係を拗らせ政治的な勢力拡大を狙うあちらの暗躍が見え隠れ。

外資系企業なんかいってみなされ、もっとドライだよ。売り上げが達成できなきゃ即クビも覚悟しなきゃいけないし、あくまでも契約だから「嫌なら辞めろ」って露骨だよ。が、雇われるほうとて負けちゃいない。他から破格の提示でもあればすぐ移籍しちゃうんだから...。で、今日の結論なんだけど、他国に比べて日本は格段に労使の「労」が恵まれている。経営者だって創業家以外は大企業の社長っていったって年収2~3千万円でしょ。ハゲタカ外資の一介の社員のほうがよほど貰いは大きい。

それで文句ばかり言われるんだから報酬面では大しておいしい役職だとは思わんけど。

(平成27年5月4日/2102回)

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2015年5月 3日 (日)

鎌倉

私の初当選時に持ち帰ったクレマチスが今年「も」見事な花を咲かせたと御連絡をいただき、玄関先に咲き誇る様子を見せていただいた。

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クレマチスは別名テッセン。テッセンは「鉄線」に繋がり、蔓が絡まることから手入れが大変。繁殖性が旺盛にて他の植物を阻害したりもするから何かの機会に抜こうと模索されているらしいのだが、「もしや...」が脳裏をよぎり決断できず今日まで。「おかげさまで12年ですからいつでも気にせずにどうぞ」とお伝えしたものの、バッサリやって次回は落選なんてことになっちゃったら...。いやいや、そりゃ運命ってもんで心配すればキリがない。それにしても縁起の呪縛ってコワいよナ。

新緑の季節といえば野山の散策。春の遠足の定番といえば神社仏閣に城址と相場は決まっていて、当時は同級生の父親が住職を務める国分寺に居多神社、春日山城が定番。ならば、このへんは...。私は地元っ子じゃないけど妻は代々の地元にて少なくとも私よりは周辺事情に詳しい。小田急線の各駅に新緑の丹沢・大山キャンペーンが目立つ。麓の豆腐屋が評判ということ位しか知りえないのだが、地元小学校の遠足の定番、大山阿夫利神社は訪れてみたい名所の一つ。所望したのだが却下されてしまった。

当時の思い出というのは大人になっても残っているもの。小学生の時なんてのはどこだっていいんだよナ。親に連れて行ってもらった事実だけあれば...。深夜帰宅の際に古都鎌倉のガイド本が置いてあったんだ。県内の観光名所といえば横浜、鎌倉、箱根あたりが御三家になりそうだが、鎌倉の大仏ともう一つ、行きたい名所があるらしく...。

そうそう、鎌倉といえば私が小学生の頃に祖母に連れられて来たのもこちら。当時はやはり鎌倉の大仏を見て、夜はハマスタこと横浜球場にてプロ野球観戦。当日からG党のはずなんだけど対戦カードは大洋ホエールズvs広島カープ。試合の勝敗は忘れたけど、宿泊先のホテルのエレベーターで偶然にもミスター赤ヘルこと不動の四番打者の山本浩二選手と乗り合わせて握手してもらったんだ。

さて、久々の鎌倉。情緒あふれる街並みに神社仏閣の数々は心を和ませてくれる。鎌倉の大仏の後は念願の...銭洗弁財天。念願なんていっても勿論、私じゃないよ。それが今時の世相ってものか、かなりの混雑ぶりにて海外からの観光客も目立つ。「水で浄めた金銭が何倍にもなって...」との解説に福沢諭吉翁の御札を浄める御仁も少なくないが、そりゃあくまでも迷信ってもんで...。

そうそう、途中、江ノ電に乗ったんだけど、駅に「テレジア」の看板を見かけた。もう、随分前の話だけど当時の学生インターンとともに社会福祉法人聖テレジア会が運営する重症心身障害児施設「小さき花の園」を見学に行ったんだ。丁寧な解説とともに施設内を案内していただいたんだけど、偶然にも看護部長が同じ区内の方でそれ以降は私が朝の駅頭に立っていると声をかけて下さったんだ。電車通勤だから朝はほんと早かった。始発に近かったはずだけどとんと御無沙汰にて...御元気かな。

(平成27年5月3日/2101回)

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2015年5月 2日 (土)

川の道

「大型連休を海外で...」との出国ラッシュ。国内とてどこも混雑にて遊園地なども長蛇の列。尚且つ、バカ高い料金を払ってまで出かけるのはどうも気が進まず...。

明日からいよいよGW。そんな前夜に着信があった。仕事帰りの午後8時にいつもの社長から「メシでもどうか?」と。夜9時半に都内の鮨屋で合流して世間話に花が咲いた。翌朝から九州に沖縄、その後は海外と会社を休業して1ヶ月の余暇を愉しむそうで。ならば前夜位はゆっくり休んで翌日に備えればいいぢゃないかとも思うのだが...。

そういえば都内の候補者の応援に出かけた際に「陣中見舞」を包んでおいてくれと依頼を受けたんだけど、金額を訊けば「5千円」だと。会社員であればまだしも1ヶ月の休暇を取得して海外に出かけようという社長の金額とは思えず、「さずがにみっともないぞ」と伝えたのだが、それでいいのだそうで。「セコいヤツですみません」と手渡せば大番頭の御婦人がひと言、「意外とそんなもんよ」と。

万事そんな調子にてケチるべきは陣中見舞にあらずGW中の宿泊料金ではないかとの話題になった。そりゃ、確かに「高くとも大丈夫だろう」という需要と供給に応じて金額が決まる市場原理に基づいているものの、ビジネスホテルまでが便乗しての割高料金。しかも、それが五割増し程度なら許容範囲かもしれぬが、数倍ともなれば些か「あこぎ」過ぎやしないかと思えてならぬ。庶民としてはそのへんをいかに回避すべきかなんてのはぜひとも拝聴賜りたい内容。

チェーン展開のビジネスホテルには株主優待の無料券があって、中にはシーズン如何に関係なく利用が可能なものもあるらしいのだが、行きたい日にはどこも満室。キャンセル待ちを期待しようにも、四六時中、パソコン画面とにらめっこでは一向に埒が明かぬばかりかイライラ感が募るだけ。

当人曰く、予約のキャンセルが生じると自動的にアラートが上がるソフトがあるとか...。んな話を自慢げに語る社長だが、そもそも私なんぞは貧乏暇なしの不定休にてそんな混雑時に出かけぬからナ。ということで、GW明けに都会の喧騒から離れてのんびりと大自然と夜の星空でも....。

そうそう、大自然といえば火山列島のわが国は急峻な山々が連なり、そこから流れ出る川の恵みが風光明媚な景色と四季折々の自然風景を愉しませてくれる。三国峠から流れ出て太平洋に注ぐ荒川と日本海に注ぐ信濃川。そんな太平洋と日本海を繋ぐ「川の道」を舞台にした壮大でロマンあふれるレース、日本横断「川の道」フットレースがこのGW中に開催中。驚愕の総延長520kmにマラソン仲間の鉄人Mさんが挑む。その途中経過はホームページにて閲覧可能だが、264.7km地点に到達。同じ画面のにらめっこでもやはりこちらに限る。

(平成27年5月2日/2100回)

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2015年5月 1日 (金)

美貌格差

話題の英会話教材の謳い文句は「ただ聞くだけ」。読む以上に聞く方が圧倒的に時間内の情報量は多い。それだけに聴覚に障害を抱えた方は大きなハンデを背負う。さりとて、ほんとの記憶の天才は見た内容そのもので覚えるのだとか。

ある雑誌の巻末に書評を見かけた。ズバリ、「美貌格差」(ダニエル・S・ハマーメッシュ著)。書評には容姿がいいことで有利になる就職活動や恋人探し以外に「選挙」なんてのも...。生涯年収に至っては並み以上と以下とでは23万ドル(約2,700万円)の格差なんだって。ちなみに一見、女性のほうが左右されそうだが、女性よりも男性のほうが容姿による収入が大きいとか。まぁあくまでも著者の分析だけど。

その副題には「生まれつき不平等の経済学」と添えられているんだけど、聴覚障害者の方々との意見交換を終えた。専門の手話通訳者の派遣を申し込んだ上での機会なのだが、時間内に手話通訳で伝達できる情報量は限られているだけに予め聞きたい内容を整理してFAXにて送付。限られた時間内で有意義な機会となった。

中でも統一地方選に川崎市ろう者協会から手話通訳者の派遣案内をいただいたものの、不遜にも「果たして通行人の方々の中にどれだけの手話通訳を必要とされる方々がいるんだろうか」などと懐疑的な見方をしていて、ならば自らの訴えを聞いていただく以上に当事者たちの御意見を聞かせていただくほうが大事ではないかと。

聞けば手話通訳者の派遣要請をいただけば区内在住の会員には通知が行くのだそうで。今回の選挙における市内の実績は7件(やっぱり少ないよナ)。ちなみに「わが会派は?」と恐る恐る尋ねてみれば...。7件は延べ件数にて実数は6名、うち1人がわが会派だそうで、しかも、当人だけ2回の派遣要請をされたとか。そんな事実を周囲に吹聴するなんてこともなかったみたいだけど、結果は1万票を獲得して区内トップ当選。それが1期生(当時)だっていうんだからやっぱり努力してるんだナ。

そうそう、当日は市内における聴覚障害者の状況、とりわけ、最近は突発性難聴の方々も少なくないが、先天性の方々と後天性の方々とのギャップ、手話通訳者の派遣状況から市への要望等々について聞かせていただいた。

「不便ではあるけれども決して不幸ではない」と言い切る当事者たち。最近は高齢化とともに病院への通院回数が増えていて、医師との対話に手話通訳者は必須となるものの、協会から派遣可能な手話通訳者は限られることから当事者たちの希望に添えないことも少なくないとか...。また、そのたび毎に派遣の手配をするとなるとその調整とて結構な手間となる。実績こそ少ないものの、近年は役所や病院に手話通訳者の常駐や聴覚障害者への対応を模索するケースも増えつつあるそうで、そんな状況なんかもお聞かせいただいた。

障害者ゆえに世間的な耳目を集めることを何よりも当事者たちがどう思っているのだろうかということは常々疑問に思っている一つなのだが、帰り際に事前通告には無かったあの話題を聞いてみた。今回の統一地方選で都内某区にてトップ当選を飾られたあの候補者をどう思うか。

(平成27年5月1日/2099回)

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