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2015年4月

2015年4月30日 (木)

ライパチ

麻生区スポーツ推進委員会の主催による恒例の壮年ソフトボール大会が迫る。出場資格は40歳以上。これまでは年齢を理由に出場を拒んでいたのだが、既に適齢期。出場資格が得られたものの、昨年はうっかり忘れてしまっただけに今年は選手登録を済ませた。

車にはちゃんとボール、グローブ、バットが積まれていていつでも参戦出来るようになっているんだけれどもボールを握ること自体が数年ぶりにてちょっとびびっている。試合のルールがスローピッチ、いわゆる山なりボールだからバットには「間違いなく」当たるんだろけど振り抜くというよりも当てにいっちゃったりしそうで格好が...。

そりゃ昔は授業の休憩や放課後は野球にサッカー、バスケとそれなりにこなしたけど元々運動神経はよくないんだよ。守備なんかはもう内野はダメだね、多分打球についていけないんじゃないか。ライパチ(守備はライトで打順は8番)あたりが妥当かも...いや、ベンチだナ。

最近は学校なんかも防犯とか事故時の対応に過敏になっているから放課後の遊び場所が限定される。幼稚園の園庭なんかも園児よりも地元の小中学生に占拠されているとか...。まぁ御多分に洩れずウチなども運動音痴の典型に違いないのだが、そんな息子が体育の授業の際に野球の試合で活躍をしたなどと自慢げに語るもんだからわが耳を疑った。

どうにも信じられずに同学年の娘に内緒で聞いたところそれは事実に違いないらしいんだけれども、息子のバットにたまたまボールが当たり、それがぼてぼてのゴロ。間違いなく安牌と思われていただけに相手が動揺して慌てふためいている間に得点が入ったとか...。されど、そんな優越感とて「やれば出来るんだ」って自信に繋がるいい機会。苦手克服のきっかけはほんと些細なことなんだよナ。

そうそう、野球といえば最近読んだ一冊にビリー・ビーンに関するビジネス本があるんだけど、ビリー・ビーンといえば言わずと知れたメジャーリーグの名GM。マイケル・ルイス原作で映画化もされた「マネー・ボール」の主人公。わが栄光の巨人軍の強さは豊富な資金力なんて巷では囁かれているけど、海の向こうとて事情は同じ。球団の優劣は資金力が左右するってのが「当時の」常識。

同氏がGMに就任する前のアスレチックスはオーナーの豊富な資金力を武器に快進撃を続けていたんだけれどもオーナーの交代とともにチームは没落の一途を辿る。米国屈指の大都市を本拠地とするヤンキースやドジャースと違ってオークランドでは地の利にも恵まれない。そんな弱者が強者に挑む為には...。

これまでの常識を覆す発想の転換と画期的な手法の採用により年俸総額が最低レベルのチームでも十分に通用することを示した同氏の功績から学べることは少なくない。そして、低迷に悩むアスレチックスを不死鳥が如く復活させたその手腕が評価された同氏に豊富な資金力を有する名門レッドソックスが好条件での移籍を求めるんだけど、その返事がカッコいい。

「私は金のためだけに決断を下したことが過去に一度だけあって、以来、私は二度と金によって人生を左右されまいと決めたんだ」と。「マネー・ボール」はお薦めの一冊。

(平成27年4月30日/2098回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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2015年4月29日 (水)

都構想

俳句教室を終えた。疾風怒濤の一ヶ月にて万事が後手後手になりがち。今月の兼題はみどりの日。これが何とも難しい。「受話器越し祖母の声聞くみどりの日」ってのが先生の選だったんだけど、それ以外に黒川の樹齢四百年の当選桜を詠んだ一句、「悠久の時を刻みて山桜」が同じく先生の選。

統一地方選の後半戦。都内の開票結果を見るにベテランの落選が目立つ。新人への期待の一方で期数を重ねたベテランに向けられる視線は厳しい。議会の慣例によれば当選回数がそのまま地位に繋がるけどそれと有権者の支持は別。有権者に見放されたベテランの末路は寂しい。そこにしがみつくがあまりに晩節を汚しては...。おらがセンセイがよく言われるんだけれども、同じ辞めるにしても出馬して落選したのと後継を当選させるのでは全然違うんだと。「立つ鳥跡を濁さず」とか「老兵は死なず」なんて言われるけれども引き際にこそ当人の美学が現れる。

さて、仕事帰りの車内。ラジオはまいどG戦の実況中継。昨日は勝って同率首位に返り咲いた。今年もぼちぼちGの応援に伺わねばと思っているんだけれども応援といえばそれよりも...。

来月17日に行われる大阪都構想の住民投票。大阪「市」の存続の危機に自民党の政令市の若手市議仲間から招集がかかる。少し前にある御婦人から首都圏近郊の某市では多世代同居や子育て世帯への優遇が進んでいると聞いて視察の機会を狙っているのだが、中々都合が折り合わない。行かずともまずはインターネットで事情を調べてから...と検索をしたのだが、それらしい文献が見当たらない。やはり実際に行って目で確かめねば...。勿論、日帰りにて。

大阪への出張は大義名分があるだけに政務活動費ならぬ市議団の経費にて負担してくれそうなんだけど、行く以上は徒労に終わらぬようにと入念に準備を進めていて...。相手側は失墜した党勢拡大のラストチャンスとばかりに必死なだけに「大阪都構想は断固阻止しなきゃイカン」なんてフレースだけ連呼したら改革派に対する抵抗勢力に仕立て上げられそうでまさに相手の思うつぼ。

およそそのイメージは大阪都構想が実現すれば二重行政の解消、無駄が省かれるとのことらしく、単なる県と市のつばぜりあいであれば政令市において府県が果たすべき役割を再考したほうがいいのではないかと思うんだけど、廃藩置県以来の都道府県にメスを入れるよりは下々である市町村を再編するほうが何かと都合がいいんだろうナ。ということでそれぞれの思惑が交錯する中での壮絶なプロパガンダの争い。

でも、今後において仮に道州制にせよ大阪都構想にせよ、行政区の線引きが変わる可能性がある訳でその際には今までは協力関係にあった市議同士、府議県議と市議が同じ土俵で相見える可能性は否定出来ぬ。いかなる事態に遭遇しようとも選挙は必ず勝てる態勢を整えておかねばならぬし、それ以上に御身大事の姿勢が改革を阻んではならぬとも...。

(平成27年4月29日/2097回)

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2015年4月28日 (火)

おわび

衣替えの季節。ぼちぼち新しいスーツでも仕立てて貰おうかなどと...。そんな立派なもんじゃないナ。そう、選挙の際に声をかけてくれた小学生と握手をしようと思ってしゃがんだら「ビリッ」って。とんだ大失態を演じてしまったんだけど、本当にカッコ悪かったナ。でも、その位の茶目っ気があったほうが庶民的でいいかも...。

早朝6時の集合にも関らず、毎日10名もの支援者が応援に駆け付けて下さる。早朝6時だよ6時、尚且つ、無償奉仕でそれだけの支援体制が出来ているのも候補者の人柄?否、後援会の役員の方々が関係方面に召集をかけて下さった結果なのだが、中には半ば無理やりなんてのもありそうで...。

そんなスタッフの一人、H社長とある席で居合わせた。「その節は早朝から御世話になりました」と丁重に御礼を申し上げたのだが、社長の出勤日は運悪く小雪交じりの悪天候。で、そんな慣れないことをしたもんだから翌日にギックリ腰になっちゃったらしく、それは「大変申し訳ない」と平謝りで「おわび」申し上げたのだが、まさか慰謝料なんてことは...。

そう、内外情勢に疎くなっていたもんだからここ一ヶ月位のニュースを振り返っていたんだけれど、ジャカルタで開催されたアジア・アフリカ会議における総理の演説に「おわび」が無かったと隣国が批判していると聞いた。既に幾度となく繰り返されてきたことだけど、過去の過ちに対しての反省はほとんどの国民の意識にあるはずで。同じ日本人同士であれば「すまん」-「いや、こちらこそ申し訳なかった」となるものも、海の向こうでは「すまん」-「そうだ、オマエが悪い。慰謝料払え」って。

そりゃもうヤクザの世界と一緒だよ、「ならば誠意を見せろ」って恫喝されるのがオチ。わが国の常識は世界の非常識、そのへんの価値観の違いが両国間の関係を冷え込ませている一因なんだろうけれども、度重なる首相の更迭に支持率の低迷と求心力の低下、内政への不満のはけ口を外交に求める姑息さは国民も見透かしていたりして...。でも、ズルいことすればいつかは必ず報いを受けるもんだよ。

そう、統一地方選の後半戦にある候補者の応援に行った話は過日の話題の通りだけど、当人は現職ではなくて新人だったんだ。選挙に挑むってことは人生を賭けて臨む訳で、そりゃ泡沫候補かもしれないけど本当に孤立無援の選挙戦って寂しいもんだからね。私の初陣の時なんかもこんな見ず知らずの候補者を手弁当で応援をして下さる方々が居たもんだからその恩はどこかで社会に返さなきゃと思っていて。

勿論、一兵卒で手伝いに行くから本人は承知でも周囲にはバッチは内緒。一介のサラリーマンを装って、スタッフジャンパーを着て商店街を歩いたんだけど、候補者は新人だったから大半はそっぽを向かれてね。それでもある八百屋さんの御主人だけはわざわざ店の奥から出て来て下さって声をかけて下さったんだ。候補者と面識は無かったはずだけど、その心遣いこそ商売繁盛の秘訣ではないかと。候補者の当落?勿論、「上位」当選だったよ。

(平成27年4月28日/2096回)

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2015年4月27日 (月)

時代劇

最近の話題の一つに愛川欽也さんの訃報があった。さすがにあなたの町の宣伝部長には遠く及ばないものの、薬丸印の新名物位ならば私だって...。

行列に消費者の心を掴む秘密あり、その秘密は選挙において有権者の心を掴む秘訣になりうる。などと勝手に思っていて、野暮用で都内に出かけた際に新宿で行列を見かけた。しかも、私の好物の一つ「ステーキ」。物好きなもんだから最前列まで行って店内の様子を覗き見る。店の前のメニュー表もしっかりとチェック。値段もそれほど安くはない上に立ち食い、ひょっとして相当旨いんじゃないかと気にかかるも行列に並ぶ余裕などあるはずもなく...。帰宅後に調べればいまや話題の店だそうで。そのへんはいづれまた。

そう、新宿といえば歌舞伎町。迷惑防止条例以降、客引き等の行為こそ目立たなくなったものの、ぼったくり被害は依然絶えないだけにヘンな店には近寄らぬに限る。やはり健全な遊び場じゃないと...。日々刻一刻と変化を遂げる夜の世界にあって、夜の遊び仲間の行きつけがこちら。歌舞伎町や池袋の繁華街などに何故かバッティングセンターがあって、彼らとは夜の二次会以降に随分とそちらで勝負した。

そんな思い出の地、新宿バッティングセンターで2千本塁打の記録が生まれたとのニュースを目にしたのだが、その当事者が42歳女性だとか。私と同い年ぢゃないか。12年には歴代最多の月間52本塁打を記録。そんな彼女はデビューは06年だから私なんかが遊んでいたずっと後。そんなスゴい逸材がいるとは知らなんだ。目下、ライバル不在で3千本に向けて挑戦者募集中だとか。うん、これで更に客が増えそうだ。

さて、ニュースを見る為に事務所にテレビを購入したら政務活動費の適用はどうなるか。なんてのは「おやつにバナナは含まれますか」に似た稚拙な問いであって、「そんなもの常識的に判断せんかい」とその常識の結果が政務活動費だったりして...。ということで当方の事務所に置かれていた旧型テレビも地デジ化とともに処分されてしまったのだが、かつてはそんなテレビが重宝した。

ドラマのゴールデンタイムは月9(月曜午後9時)だが、おらが支援者のゴールデンタイムは午後4時。そう、国民的時代劇「水戸黄門」の再放送。これが毎回同じような話の展開なんだけど何故か不思議と飽きない。めでたしめでたしに気分よく帰宅の途につかれていたのだが、放送終了とともにすっかりと客が目減りしてしまった。

そう、時代劇といえば、最近の雑誌に「本物の時代劇がなくなって日本は駄目になった」なんて見出しがあって、もうそれだけで十分な購入理由になるのだが、時代劇が描いていた庶民の暮らしにおける思いやりやモラルこそ日本のよき伝統文化。やっぱり「水戸黄門」や「銭形平次」「大岡越前」に「子連れ狼」なんて時代劇が身近にあったせいか、世の中の秩序が「自然と」保たれていたような...。

時代劇然り、落語の人情噺然り、こんな御時世だからこそ何とか復刻出来ぬものかと。お笑い番組の氾濫とともに時代劇の没落を寂しく思う一人である。

(平成27年4月27日/2095回)

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2015年4月26日 (日)

井田乃里

市内の長寿福祉会が創立五十周年を迎えたということで、祝賀式典の御案内をいただいた。この長寿福祉会が運営する長寿保育園はおらが柿生の鈴保福祉会が運営する柿生保育園と並んで地元の篤志家が私財を投じて設立した由緒ある名門保育園。私の選挙区外なのだが、それは何ともめでたいということで地元の予定を何とかやりくりして伺った。

行政関係者は副市長。これは市長の代理ということで違和感はないものの、市議会の関係者は私一人。議長もいなければ副議長もおらず、そう、あれだけマメな活動で有名な地元の田中和徳代議士さえもその姿がない。ちゃんと案内状は届いた(はずだ)よナと確認してしまった。

新人研修は正副団長の仕事だが、当時、市議団の団長はNセンセイ。勝手が分からぬもんだから質問原稿なども念の為、あくまでも念の為に「確認」に行くのだが、これが何故か赤ペンでびっしり。元の原稿が跡形もなく...これじゃまるで別物ぢゃないか。内容だって決して他に見劣りするものじゃないはずなんだけど...。そんなNセンセイこそ長寿福祉会の理事長(当時)であって当時から園庭の話は随分聞かされた。

園庭こそ認可保育園の証。園庭がない保育園は認めんと頑なだった。さすがに雑居ビルはマズいけどその条件が参入障壁を高くしているのであれば広く門戸を開放して競争を促したほうが利用者にメリットがありそうだけど...。それじゃセンセイのところみたいに地元の御大尽しか作れんし、何よりもそれにこだわり過ぎては需要に適応できんじゃないか。なんてことは言えなかったけど、それも時代の流れか最近は近所の公園の利用を前提に認可保育園の設立が認められるようになった。

で、もう一つのこだわりは株式会社の参入。社会福祉法人と株式会社ではそもそもの理念が違うと。向こうは利益至上主義だが、こちらは子供たちに豊かな情緒、健やかな成長を求めているんだと、そんな話も随分聞かされた。確かに創設者の理念が継承されるこちらの保育園では子供たちへの愛情がひしひしと伝わって来るものの、こんな御時世だから利用者の中にはそんな理念以上に「預かってくれさえすればいい」、そこで働く保育士も「それなりの給料が貰えさえすればいい」、で、運営者も「儲かればいい」と。

そんな時代の風潮を憂慮されていたセンセイも数年前に他界された。ただでさえ家庭での温もりが薄れがちなその園児たちがどんな大人に成長するんだろうと危惧しているんだけど、そのへんは数字に見えるものじゃないからナ。赤ペンのみならずメシも随分御馳走になったから葬儀も参列して「丁重に」御焼香をさせていただいたつもりなのだが、今回の案内が私「だけ」ってのはもしや...何やら狐につままれたような。

各保育園の玄関にはNセンセイ自らが揮毫された法人理念「縁(えにし)」の文字が飾られているそうで。本市が念願の待機児童ゼロを達成した年に創立五十周年を迎えるとはさぞかしNセンセイも御満悦かと。当日にいただいた記念誌「井田乃里」に記された沿革を眺めつつ、故人を偲んでいる。

(平成27年4月26日/2094回)

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2015年4月25日 (土)

グラドル

現職の任期中にて役所から「委員長」宛のFAXが届いた。4月1日現在の本市の待機児童がゼロだとか。

晴れて公約達成の市長、翌日の朝刊を見れば瞬間的なゼロに対する自戒を込めたコメントが...。財源に糸目をつけぬ覚悟を示していた以上、何が何でも達成することは予め予測出来た訳だから今回の選挙戦も「委員長として必ず達成する」などと公言しておけば更なる票に繋がったかもしれぬが、行き過ぎた待機児童対策は将来に禍根を残しかねない。

福祉から就労支援へと大きく転換が図られた保育施策に落とし穴はないか。保育士として働く為に子供を保育園に預けてなんて笑えない話も...。三つ子の魂百までとはよく言ったもので贅沢は出来ずとも旦那の稼ぎで生活が回るのであれば3歳位までは親元で育てるのが理想だと思うんだけれど。

さて、グラビアアイドルのことをグラドルっていうらしいんだけど、そんなグラドルに筆談ホステス、女優に元キャスターと目白押しの候補者たちによる選挙戦。本人がせずとも周囲が勝手に騒ぎ立ててくれるからもうそれだけでも十分な宣伝効果であって当選濃厚だとか。

ということで、つい、僻(ひが)み根性が前面に出て、転身の意図を勘繰ってみたくもなる。それが売れっ子ならば転職の必要はないだけにまさか落ち目になる前に次なる食い扶持を...なんてことはないと信じたいけど、まぁアイドルってのは目立ってなんぼの世界だからそれが性なんだろうけど...。果たして有権者の審判やいかに。

そんな候補者たちの先駆けか晴れて国会議員の職を射止めたあのセンセイ。疑念が残る夜の行動を咎められての釈明会見。当人に辞職を迫る党首に対して法の権利を盾に拒絶して居座り続けていると聞いた。小選挙区ならまだしも比例当選にも関らず離党時に辞職をせずに現職に居座り続けることに対しての批判は根強い。

さて、本市。会派の代表者による世話人会が続いていて、その報告と協議の為の団会議の招集がかかる。都度、諸々の議題が上がるのだが、その一つに無所属議員の処遇があった。会派の所属人数により部屋の広さが変わるんだけど会派に所属しない無所属議員には1人1部屋の個室が割り当てられてきた。

元々無所属で当選してきた面々については分からなくもないが、近年は任期途中における会派の離脱者が後を絶たない。そのたびに「安くない」改築費を投じて個室を用意してきたのだが、自己都合で離脱しておいて1人1部屋を「新たに」用意する必要はあるのか、それこそ税金の無駄遣いではないのかとの声があって、任期途中の離脱者は大部屋に間仕切り程度で十分なのではないかとの声が意見の大勢を占めた。

あとはこれまでの慣例だった全会一致の決定事項。物事の決定の際に全会派が一致しなければ認めないなんて慣例が未だ残る。それじゃあ物事が前に進まんぢゃないかということでそのへんを打破出来るか。当面は予断を許さない状態が続きそうだ。

(平成27年4月25日/2093回)

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2015年4月24日 (金)

家庭訪問

近年は投票日を待たずして期日前投票で済ませる方が少なくない。中盤あたりでは「あなたに入れたから」と見知らぬ人から声をかけていただく機会が多かった。中には「知人の関係があって投票出来ないけど応援しているから」なんて方もいて、ほんと律義な方だよナ。声をかけられるだけでもうれしいもんである。

そうそう、出陣式にOさんの姿があった。初陣時からの支援者の方でバス旅行などにも参加いただいて御夫婦ともに随分と御世話になった。今年の新年会の際には御主人だけの参加に「奥様は元気ですか?」と声をかければ「妻はちょっと体調を崩しておりまして...」と。もうぼちぼち回復されたかなと出陣式の際に再度伺ったところ、「実はちょうど一年前に...」と。こちらに余計な気を遣わせまいとされたOさんの心遣い。確かに振り返ってみれば新年会の際に少し言葉が詰まったんだ。選挙後にそっとOさんの御自宅を訪ねた。

そう、市議選を振り返って市長がコメントした。「しっかり地域に入り、【地道】に活動した人が当選している」と。やっぱり「地道にコツコツ」なんだナ。選挙は地道にコツコツだけどこちらはそうもいかず...。昨年度の政務活動費の実績報告の期日が月末に迫る。領収書だけは全て保管しているものの帳票類が間に合わない。てんやわんやの状態に部屋の引越が重なり、なぜか視察関係の書類が見当たらない。もしや、ダンボールの中...。

さて、新年度スタートから2週間。小学校は今日から家庭訪問だそうで。近年は中に入らずに玄関の立ち話で済ませるらしく、それは大変失礼ではないかと妻に言えば、先生方の回る都合もあるだろうからとの返事。私の小中学校時代は同席すれば何言われるか分かんないから友達と遊びに行っちゃうんだけど後で聞けば「そんなに居たの?」って位。ほんと冗談抜きに1時間はあたりまえだったもんナ。

成績は悪くないんだけど問題児だったから先生も言いたいことが随分あったみたい。それでも小学校から高校までクラスの中での人気はダントツ。別にモテたんじゃなくてまとめ役として適任ということらしく学級委員長は指定席だったんだ。勿論、他薦だよ。中には不良連中なんかも居たからね、彼らを直接呼び出せばいいのに私が職員室に呼び出されるんだ。監督不行き届きだって正座させられて...。

で、進学時の内申書に「責任感はピカイチです」なんて書いてくれればこちらも我慢のし甲斐があったってもんだけど実際はその逆で...。地元の最難関校でも試験の自信はあったけど内申書が最悪らしくて三者面談の際にはっきり言われたんだ「(最難関校は)まずムリだって」。さすがにどれだけ当日の試験結果が良くても裸足じゃあ高い下駄にはかなわない。なんて理不尽なんだろうって思ったよ。

でも、スネても何も変わんないからね。元々勉強は好きなほうじゃなかったから「まっ、いいか」って別な高校を選んだんだ。

(平成27年4月24日/2092回)

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2015年4月23日 (木)

新体制

工場から問屋経由の物流。工場からの荷を問屋で別なトラックに積み直して...。ならばいっそ工場から直送すれば途中の手間が省けて効率的。一応、義理立てで伝票だけは問屋経由。で、万事めでたしめでたし。のはずが、物流会社が一社になればそちらの仕事は減っちゃうから...。う~ん、なかなか上手くいかないもんだナ。

「こっちは今回全く声が聞こえんぞ、選挙カーはどこを回っているんだ」との声は選挙に付き物。それだけ候補者を気にかけていただいている証拠なのだが、そんな声に振り回されると...。仕事帰りに都内の候補者の応援に伺ったんだけど「紹介したい人がいるから何時に来てくれ」との電話。慣れていない新人だけに折角の貴重な申し出を無碍に断れずに選挙カーの進路を変えてそちらに向かったものの渋滞に...。代理を派遣しようにも陣営にそこまでの余裕はないようで当人が「申し訳ございません」とお詫びを入れた。いっそ携帯の電源でも...ほんと他人事だよナ。

御節介が過ぎると時に余計な軋轢を生みかねない。福祉ボランティアにて過ぎた御節介が本来の目的にそぐわないという行政側の対応に憤慨したYさんから御電話をいただいた。多分、売り言葉に買い言葉で関係がこじれちゃったんだろうけどかくして調整役の出番となった。もうほんと宥め役が少なくない。

さて、統一地方選の後半戦。前哨戦で躍進を遂げたあちらの政党の鼻息が荒い。同じ躍進した政党といえどもこちとら「まぁしゃあないナ」なんて消極的選択の結果だが、向こうは「ふがないヤツら(=第三極)には期待できぬ」という怒りの票。政権の怠慢は許されるものでもないが、世の中の不満と不安が増幅されるだけに...。そのへんは日本人の絶妙なバランス感覚に期待しているのだが、わが党にとってもこれからが正念場。

市議会の会派届け出を終えた。初当選5名を含む最大会派。その新執行部を巡る人事。慣例に従えば団長は4期生の出番であって中でも年長者の廣田健一氏(多摩区)が本命。副団長は2期生あたりの役職なのだが、現在は原典之(中原区)しか居ない。副団長のもう一名をどうするか。さすがに初当選組に副団長は重荷。3期生の2名は改選前に副団長を終えたばかりだから...。

何となく嫌な風が吹いていたから同じ4期生の中でも政策通のYセンセイを御推薦申し上げておいたのだが、団長の脇は中堅の4期生で固めるようにとの下命にて何故かこちらにまで役が回って来た。異例の2回目。別に特別な手当てが支給される訳でもなく、まさに縁の下の雑用係みたいなもんだけど、まぁ「アイツには荷が重い」なんて言われるよりはましではないかと。そうか、こんな私でもまだ期待されているのか。

ということで団長は廣田健一氏(多摩区/4期)、副団長は吉沢章子氏(多摩区/4期)と私。また、神経をすり減らして...否、ズルさも要領を得ているからナ。

(平成27年4月23日/2091回)

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2015年4月22日 (水)

手話通訳

最近、巷で聞いた自動車整備工の話。油まみれの店内を見かねた友人が「さすがに改装したほうが...」と。店主がしぶしぶながらも決断をすれば客が急増。しかもその大半が女性客だそうで、つい躊躇しがちな男性に対して女性は即決即断、約8割がその場で購入を決定するという思わぬ収穫にニンマリだとか...。

晩年は難聴に悩まされたベートーヴェン。その苦難の中に見出した生きる喜びを表現した「第九」。自らが指揮棒を振るった初演後、奏者に促されて後ろを振り向けば拍手喝采、スタンディングオベーションの嵐だったって話は有名。

最近は突発性難聴に悩む大人が少なくないと聞いた。一般的な会話はそれほど支障がないものの、複数人の同時会話についていけなかったり、声の音階によって聞こえなかったりと。聴覚は平衡感覚を司る上に耳鳴りなどは脳に直接響くからそれが更なるストレスに繋がり...。

選挙の際に道端で障害者の方々からも声をかけていただいた。黄色い点字ブロックの上には立たないよう注意はしているんだけれども白杖の視覚障害者に対して声をかけるべきか否かはつい躊躇しがち実際に困っていない限り私なんかは声をかけないほうが多いんだけど。視覚障害者に対する選挙公報の音読は予め用意されたオプション。

四年前の選挙戦。最終日の演説に手話通訳者を同席させた候補者がいて、残念ながら落選してしまったんだけど立派な姿勢だと思ったんだ。それは聴覚障害者に対する配慮という候補者の判断を評価したつもりなんだけど。一方で障害者に配慮していることで候補者のイメージアップにも繋がるんじゃないかと。相変わらず卑しいヤツだナ。

今回も聴覚障害者の方々に対して候補者の政見等の周知の機会を確保するため、川崎市ろう者協会から選挙管理委員会を通じて手話通訳者の派遣要望が寄せられていたんだけれどもどうも踏み絵を迫られているみたいで...。

派遣料のゼニカネは二の次にして仮に派遣して貰えばそちらの団体にはいい顔が出来るものの、一方でそこに手話通訳がいることが当事者たちに周知されなければあまり意味がない。それでも派遣してもらったほうが票に繋がったかな~と振り返る今日この頃。

手話通訳者を入れる前にいかに多くの聴覚障害者の方々に聞いてもらうか、また、今回の選挙を通じて候補者の認知度と派遣要請の件数などはどうだったのか等々に興味があって、そのへんは焦らずに選挙を終えた後にでもゆっくりと話でも伺いに行こうと機会を狙っていたんだ。同じ手話通訳を派遣していただくのであれば実際の当事者たちとの意見交換に同席してもらったほうが価値があるのではないかと。

ということでアポなしで突然の訪問に事情を説明したら当事者が訪問をスゴく喜んで下さったんだ。遠いところからありがとうって。それが単なる愛想ではなくて本当に嬉しそうな笑顔だったんだ。当日は専門の手話通訳は不在でスタッフが無償にて対応して下さったんだけどこんど改めて手話通訳者を含めた意見交換の機会を確保することに...。

(平成27年4月22日/2090回)

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2015年4月21日 (火)

産休手当

泥酔して失態を演じた姿をパチリ。猜疑心が強いもんだからそんな悪だくみを憂慮してみたりもするのだが、神様に仕える立場だから万が一にもそんなワルい連中はいないと信じていて...。そう地元の神社の若手会が研修でマッサンゆかりの余市を訪ねていることをフェイスブックの投稿で知った。選挙でお手伝いいただいた面々だけに御礼を兼ねて「すすきの豪遊ツアー」でも御一緒したかったのだが...。残念だナ。

さて、そちらは全て妻任せなのだが、息子のクラスが3年3組であることを「つい最近」聞いた。ということで、寝に帰るような状態だから夫婦の会話はほとんどないのが自慢にならぬ自慢の一つだが、たまたま数少ない話題が産休手当の話になった。ハナから退職する意向にも関らず産休後も働く意欲を示すことで産休手当を満額貰っての退職をどう思うか。

そりゃ当然の権利といえば当然の権利だけれどもあくまでも産休後の会社復帰が前提の制度だけに見方によっては悪用といえなくもない。同様に失業手当とてハナから働く意欲も無いのにハローワークに行くことでそのように「見なされる」。サンデル教授の領域なんだけどそこに負い目はないのかと。

そう、失業手当といえば今回の落選者。年齢も年齢な上にセンセイなんてのはクセがある連中が少なくないから好待遇で迎えてくれるなんてのは稀。となるとやっぱり選挙に落ちればタダの人「以下」。次なる生活の糧を心配してみるのだが...。

私なんかも初当選前は6ヶ月の無職生活。あくまでも自己都合での退職だったから支給開始が遅れることは承知をしていたんだけれども失業手当は退職前6ヶ月の給料の最低でも5割なんて聞いていたからね。何てったってハゲタカ外資なんだから貰いも多くて仮に半分でも並みの会社員よりは遥かに高額。そりゃ「貰わなきゃ損」って気分にもなっちゃうよ。

で、ハローワークに聞いたんだ。「失業手当を申請したいのですが...」って。理由を訊かれて「来年の統一地方選を目指して活動している」って正直に答えたら「それは就職活動ではないからダメです」とキッパリ。そりゃごまかすことも出来たよ。でも、これから政治を志す者が世間様をダマしちゃイカンだろって。ということで何にお金がかかるかって選挙費用以上に無職時代の生活費。確かに本来は人件費が最も高いんだけれどもそこは地元の支援者の方々が「無償の善意」で支えてくれた。だからほんと手弁当で手伝って下さった方々には足を向けて寝れないんだ。

ビジネスとて同じ。起業する際に何が一番大変かって、仕事が成約して最初にチャリンって現金が入って来るまでのつなぎ資金でそれが借金で賄われていようものならその重圧はハンパじゃない。トラック運転手なんかも車両を購入したはいいけれど果たしてそれだけの仕事があるんだろうかって不安はつきまとう。コミバスなんかは路線によっては黒字が見込めるものもあるはずでスタートアップの資金だけでも暫定的に市が面倒をみてやればあとは返済も含めて上手く回るはず。少なくとも赤字補填的な補助よりはましではないかと。

(平成27年4月21日/2089回)

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2015年4月20日 (月)

第二幕

最近、聞いた話では今回の当陣営のウグイス嬢の評判がすこぶるいい。このへんは判断が分かれるところで土地勘の薄いプロのウグイスよりも地元の顔役のおばちゃんや支援者の御令嬢のほうが票に繋がるなどと囁かれたりもするけれど...。

候補者の氏名を必死に連呼して売り込もうとする姿勢は分からなくもないが、声はデカければいいってもんじゃない。過ぎたるは及ばざるが如しでがなり立てられたら逆効果。耳触りのいい声は候補者の印象に繋がる。そんな耳触りのいい声とともに大事なのが...記憶に残るフレーズ。

まいど登場の指南役Kさんがマイクを持てば候補者顔負けの話しっぷり。十分に代役をこなして下さるのだが、今回はNHK朝の連ドラ「まれ」に絡めてのフレーズが記憶に残る。「まれ」のモットーは地道にコツコツ。山崎なおふみも地道にコツコツと。

そう、地道にコツコツといえば地元の御用聞き。ドブ板なども全く厭わず何でもござれだが、つい最近も縁石のガタ付きの補修依頼が寄せられた。健常者は気にならずとも足が不自由な人にとっては大きな障害。転んで怪我でもすれば...。早速に現場を確認した上で道路公園センターに直行。行政側の迅速な対応にて補修を終えた。

以前であれば電話一本、現場に担当者を呼びつけて力を誇示するなんてのもあったらしいけど、そりゃ時代錯誤ってもんで。こちとら役所の監督役だから相手に媚びる必要は全くないけれども嫌われるのは損だよナ。

さて、万歳三唱からちょうど一週間。そんな休日は朝から予定がびっしり。と同時に統一地方選の第二幕。政令市以外の一般市と都内特別区で市区長と議会議員の選挙がスタート。午後から地元の支援者Yさんの要請で県内中堅市の現職のセンセイの応援というか陣中見舞に伺うことになった。

相手は当選回数二桁に迫らんとする大ベテランのセンセイ。「選ばれる」ってことは何かしらの魅力がある訳で、尚且つ、それだけの経験を重ねれば酸いも甘いも嚙み分けるだけに「老獪さ」も含めて教わることも少なくない。ちょうどそちらに親戚の伯母がいるもんだから予め住所等を送付しておいたのだが、センセイ自らが直接訪問いただいたらしく...。

「御子息さん夫婦も御近所にお住まいのようで」と奥様まで御存知の様子。内助の功も然ることながらそこまで期数を重ねても決して手を抜かぬそのセンセイの行動力には驚かされる。過去に落選経験があって苦労された分、やっぱり地道にコツコツなんだナ。

それにしても駅前の公営掲示板に並ぶ候補者の顔ぶれを見たんだけど40名以上が並ぶと目移りしちゃうからやはり10名位が妥当かナと。

(平成27年4月20日/2088回)

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2015年4月19日 (日)

おむすび

選挙に酒は御法度ながら出陣祝いや陣中見舞いに酒が届くことが少なくない。秋田県のF先生から陣中見舞の酒が届いた。1升瓶ならぬ2升瓶?否、2升半。升升半升が「益々繁盛」に繋がることから縁起がいい贈答品として好評だとか。ということで今日は商売の話から...。

手軽でヘルシー、尚且つ、テイクアウトな可能なおむすび。近年、駅構内や街中におむすび店が目立つ。何故か無性に食べたくなり、ネットで検索して地元のおむすび専門店にてひと休憩。ツナマヨ、こんぶ、たらこに高菜、あとは...いい加減に食べ過ぎ。「愛情がこもっているからね」と厨房のおばちゃん。コンビニのおにぎりと違って温かいごはんに適度な堅さは懐かしの味。同時並行で昼食弁当も手がけていて、回転率や原価率を加味すればこちらもかなり繁盛している様子。

が、おむすびといえばJR大塚駅近くのおにぎり専門店「ぼんご」。学生時代にバイトの先輩に連れて行って以来の贔屓だが、兎に角、具材が豊富でおにぎりがデカい。コンビニのおにぎりの2倍位ありそうな大きさは貧乏学生の胃袋を満足させるのに十分。こちらの店は既に三十年以上も続く老舗だが、老舗といえば...。

私の選挙タスキは地元のMさんの手作りだったんだけどさすがにこの御時世において「わざわざ」作っていただくのは相手に申し訳ない。餅は餅屋に任せて既製品を使用することになったんだけど、ネット通販なんかも結構な値段がする上にどうも作り手の愛情が不足しているように思えて...やっぱり縁起物だからナ。

事情通に聞けば市役所の近くに老舗Sがあってそちらにて調達が可能と聞いた。訪ねれば狭い路地裏にひっそりとした佇まいの店があって、店の看板には縁起屋と記され、額縁や招福品などが置かれているものの、これで商売は成り立っているのかと心配してみたくもなる。最近は商店街の中でも昔ながらの情緒が残る商店が次々と姿を消して、勢力図が一転。

一例を申し上げれば豆腐屋。かつては市内に100店舗もあった豆腐屋も減少の一途を辿り、今では30店舗程度だとか...。早朝から冷たい水に手を入れて出来た豆腐一丁の価格はたかがしれている。豆腐一丁を作る手間暇を考えればそんな薄利の商売よりも店舗をテナントに貸してそちらからの収入にて生活を賄うほうが遥かにラク。コンビニやパチンコ店、ドラッグストアなどは虎視眈々と出店機会を狙ってるから。縁起屋Sは表通りから路地裏に移転されたそうだが、もしや...。

が、そんな縁起物の効能もあってか無事当選。店と同様、一時に選ばれる以上に選ばれ続けることは更に難しい。3期目ともなれば安泰などと言われたもんだが、今回の選挙では私よりも期数を重ねたベテラン数人が落選。苦杯を嘗めたが、一寸先は闇の世界。それだけのベテランでも落選の憂き目に遭うのだから選ばれ続けるのがいかに難しいか。当選の余韻に浸っている暇はなさそうだ。

(平成27年4月19日/2087回)

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2015年4月17日 (金)

筍ごはん

隣の区のI先生から当選祝いの電話があった。既に後継に託されて御隠居されている身だが、いま尚、こちらを御心配いただく心遣いがありがたい。現役当時から続く恒例の御自宅での観桜会も今年は選挙にて中止。寂しかったのかナ。

そうそう、遊説途中に八十過ぎの地元の重鎮が畑を耕している姿が目に付いた。一家の大黒柱の御子息を借りちゃったもんだから働き手が不足いたんだろうナ。恒例の筍掘りも残りの家族で行ったとか...。筍といえば期間中に地元の御婦人Oさんから差し入れていただいた筍ごはんが旨かった。

さて、当選者が一同に会する当選証書授与式にて晴れて証書をいただいた。現職の任期は5月2日迄であって、その翌日からが新たな任期となるのだが、どうもその端数が些か気になっていて...。もしや、5月分の報酬狙いではないのかと勘繰ってみたくもなるのだが、少なくとも私の初当選以降は日割り計算2日分の報酬のみにて...。ちなみに昔は知らんよ。

だからそこまではのんびりと...が、当選の余韻に浸る暇なく押し寄せる仕事の山。陳情によっては電話一本で事足りるのだが、一番の懸案は昨年度の政務活動費の支出報告。領収書を指定の用紙に貼付した上で複製をして、それに付随するA4用紙2枚の報告書類を添付する。これが領収書1枚につき、領収書の原本を含む計4枚の帳票が必要となるからその手間が煩わしくてたまらん。

公費である以上、全ての領収書を添付することに異議はないんだけれども報告書類が多すぎるのは何とかならんもんかと。だって、1人分が分厚いファイル一冊になるんだからそれが60人にもなれば役所側の労力も大変なんじゃないかと。もう、ここまでくると日頃のイジメに対する役所の意趣返しではないかとも思えてしまうのだが、書類の多さは役所仕事の典型。まぁ世間様の槍玉に挙がる悪名高き政務活動費だから甘んじて従うけれども他はどうか。

子ども子育て支援新制度の施行に伴い、急増中の保育園。増加とともに懸念されるのは保育の質。監査の重要性は言わずもがなだが、それだけ保育園が多くなれば役所とて限られた職員体制では目が行き届かぬこともありそうで...。で、関係者によれば年間を通じて結構な量の書類を提出させられるらしく、そのへんが随分と重荷になっていると聞いた。

尚且つ、大半が書類審査のみで実際に現地の様子を目で見るのは稀だとか...。万が一、何らかの不祥事が際には「斯々然々の報告を受けています」ということを実証する役所側の都合で目視が疎かになっているとすれば本末転倒。でも、政務活動費なんかは全て公開の対象になっていて、今は物好きな方が閲覧に来られるから都合よく解釈すれば、「あえて」煩雑にしてくれていたりして...。

んな気が利く訳ないよナ。ちなみにそちらの提出期限は4月末日だそうで。

(平成27年4月17日/2086回)

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2015年4月16日 (木)

支部長

既に四期目。特に大きな失態もなければ当選圏内は「何となく」予測出来るだけに目指すは最多得票以上にやはり無事故で平穏に幕が下りること。選挙カーの手配は安全安心のY自動車。大安吉日に納車いただいて、そのまま身代わり不動尊にて交通安全祈願。経を聞きつつ、祈念するのは交通安全以上に...必勝祈願?否。

これまでは全く心配したことが無かった他人様の心配。何といっても新人候補を二人抱えての選挙戦。一人は市議候補で一人は県議候補。「一応」支部長を拝命している以上、全員の当選も目指さなければならぬが、圧倒的に知名度が不足。おひとよしなもんだから私の新年会にも両名を呼んだ。県議候補は兎も角も市議候補はいわば宿敵。懐の深さを見せたといえば恰好はいいけれど情けは人の為ならず、勝負事の世界だけにいつかは恩が仇になることも...。「脇が甘い」との批判もいただいた。

老沼純氏は今は亡きOセンセイの後継候補。別に本人から「アイツを頼む」なんて言われちゃいないんだけど隣村が何とか擁立した候補者だけに落選させる訳には参らぬ。選挙中も各方面から様々な情報が寄せられて、情勢分析の結果、当落上にてかなり厳しそうだと。さすがに票は譲る訳にはいかぬから最終日の前夜に本人にメールを打った。「Oセンセイの弔い合戦だけに必ず勝つように」。そんな檄が利いたか終電近くまで新百合の交差点で一人で必死に立ってたもんナ。えっ、そんなの見ている暇があったらオマエも立てって?。結果、同氏はかろうじて滑り込んだ。

そして、もう一人は県議候補の赤木まいさん。公認後に妊娠が発覚、出産予定が翌5月とあって候補者の差し替えも含めてすったもんだがあったんだ。外野は勝手気ままに言うけれども出馬を辞退させればマタハラ(=マタニティハラスメント)だなんて言われかねないし、そのまま当選すれば公務に支障をきたすことは明らか。事情を知らぬ方々が何でそんな候補者を擁立したんだって批判は支部長に向けられる。行くも地獄、戻るも地獄の状況で出した結論はやっぱり本人の意思が尊重されるべきってことなんだ。

当人は地元の昭和音大の講師にて文化芸術に造詣が深く候補者としての資質も申し分なかった。およそ芸術家ってのは唯我独尊の近視眼的な方が少なくないから幅広い視野が必要だと思うんだけど、そんな芸術畑の同氏が手を上げてくれたことが何よりも大きな収穫。で、妊娠のハンデもあれば応援団は選挙を知らぬ素人集団なんだから戦は上手く回るはずもなく...。

「なんでそんなことも出来ないんだ」との厳しい批判が向けられる。あくまでもその陣営に向けられたものなんだけど、最終的には本人の耳に入るだろうからそんな雑音は候補者にとって大きなストレスになりかねない。「右から左でいいから...」と助言はしたものの、冷や冷やの選挙戦。気になるのは演説の内容よりも足元だよ足元。転ばぬように転ばぬように。そうそう、身代わり不動尊にはそんな不慣れな候補者も一緒だったんだけど祈願した内容は勿論...。

(平成27年4月16日/2085回)

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2015年4月15日 (水)

投票率

過去4回とも票も順位も上げてきたはずなのだが、今回は...足踏み。といっても順位は前回と同じ2位で票は「若干」増えたんだ。

2位に甘んじているとよりも最善を尽くした結果であって、通信簿のようなものだからそれを悔むようなもんでもないんだけれどおらが選挙区の場合は私を含む上位2名の得票数は不思議と前回とほぼ同数。が、緻密に申し上げれば1位のA候補は39票「減」に対して、私は17票「増」だから差は縮まったんだ。で、今回は投票率自体が4ポイントほど下がっているから前回並みの得票数を維持したってことは...自分で言うな。

ということで様々な憶測を呼ぶ結果分析。「前回アイツが獲得した票はどこへ逃げたんだ?」なんてのが選挙通の関心事。国政よりも政党色は薄れがちというけれども政党別ではおらが政党の躍進が目立った。市議選では新たに擁立した新人を含む全員当選にて議席を上積みして手堅く固めた。あとは獲得票数では共産党が大躍進。その言い分は兎も角もブレない姿勢が評価され、第三極への不信感がこちらに流れたのではないかと。

それを裏付けるように前回は軒並み上位当選を果たした候補者が見るも無残に票を減らして落選の憂き目に。そりゃそうだよ、当選前はやれ政務活動費の廃止だ、議員定数の半減だなんて言ったって当選しちゃえば手のひら返しちゃうんだから...。有権者もバカではないから政党を転々と渡り歩く候補者は自己都合にしか見えないんだろうナ。結果的にそんなセコい候補者に鉄鎚が下された選挙ではないかと。

そんな政党に所属していた一人、T氏は前回トップ当選を果たしたものの、今回は直前に県議選への出馬を表明。その理由は定かじゃないけど、同じ政党に属していた県議の評判が散々だったから許せなかったのかも...。次点に泣いたが、現職の市議として県政に「やっぱりおかしい」って思うところもあったんだろうナ。

そうそう、低迷する投票率の回復を狙った普及啓発ポスター。そのタレント起用が毎回話題を呼ぶんだけれどもそれが投票率に繋がらない。それに加えて、年々選挙はやりづらくなっている。政党名、候補者の氏名、候補者を特定できるものが記されたのぼりは選挙違反。それを平然と無視する候補者もいるけれども候補者の氏名すら著しく制限されるんだからみすみす投票率を下げているようなもの。そうなると必然的に名の売れた現職が有利だから別にいいんだけど...。

統一地方選の前半戦は県知事選と県議、政令市議が同時に行われるものの、知事選のみ一週間ほど告示が早い。告示日以降は期日前投票が可能だが、知事選「だけ」を目当てに行く人はほんの少数。されど受入れ体制だけは整えておかねばならぬから人員配置だけは県議選及び市議選と同じ程度が必要。ちなみに過去の会議録、これは昨年の定例会で同じ会派の吉沢章子氏(多摩区)が取り上げているんだけれども1日約150万円も経費がかかるそうで、知事選の前倒し分だけでも何とかならぬかと迫っている。

行っても行かずとも事務執行にそれだけの経費がかかるのだから...。

(平成27年4月15日/2084回)

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2015年4月14日 (火)

特別席

朝5時から夜8時までのぶっ通しだから肉体的に精神的にもかなりしんどいのが選挙。選挙カーで手を振っているだけじゃないかって?んなことはない。今はそんな時代ではないと辻立ちや駅頭が中心の選挙戦。仮に助手席とはいえども有権者から「見られている」から神経がすり減って疲れてしまう。そんな時はワンボックスの伴走車の毛布の置かれた最後列のシートが抜群に居心地がいいんだよナ。

運転手は私と同世代の気心の知れた面々だけに「ぼちぼち休憩でも...」と打診すれば、「休みなよ」と優しい一言。「ちなみに当時、センセイはほとんど助手席に乗っていなかったぞ」と続いた。聞けば「行って来い」と言われて候補者不在の遊説が多かった上に、別な証言によれば選挙カーの後部座席の更に後ろには特別席があったのだそうで。そりゃもう完全な道路交通法違反なのだが、尚且つ、「特別な」座席自体は立派なれど即席で作ったもんだから慣れない運転だと座席が横転して...。

かと思えば、途中下車での辻立ちは数分間、貫禄十分のセンセイが街中でタスキして演説するなんて慣れないことをやれば鬱憤も溜る。で、おらがセンセイの場合は途中に抜け出して睡眠ならぬ大好きな趣味...そう、ゴルフ。で、本来ならば隠れて行くべきところを本人の性格が性格だから駅頭で見かけた候補者に車の窓を開けて「ごくろうさん」と声をかけたなんて話は地元の有名な語り草。そんな他人様に阿らぬ姿勢、有権者に媚びない姿勢は決して真似出来るものではない。

そんな存在感たっぷりのおらがセンセイだが、私の初陣時は後援会長として大活躍。当時は私の候補者の資質とか人間性以上におらがセンセイの陣頭指揮に村が動いた。早いもので既に四期目、おらがセンセイも特別顧問に退かれて、後任の後援会長に選挙を任せたまではいいけれど...。どうやら手持無沙汰にて本人は趣味のゴルフの相手探しに奔走。「山崎君はこのへんの日程で都合はどうかね?」とこちらまで誘われて「センセイ、それどころぢゃないんだけど」などと反論も出来ず。そんなセンセイに鈴を付けるのは後援会長の任務。

投票日当日の開票時には選挙速報のテレビ番組以上に開票所の生の情報が最も早い。当日は各陣営から立会人を選出するのだが、開票所の中でもその立会人は開票を最も間近で見ることが出来るから立会人からの情報をいかに早く事務所に伝達するかが陣営の腕の見せ所。昔は双眼鏡にてサインを確認するとか、トイレで紙を渡すとか様々な連絡方法が考案されたそうだが、今は情報公開が進んで一般人もかなり近くまで立ち入りが許される。

で、そんな諜報員が事務所へ連絡を入れればそのたび毎に事務所は一喜一憂。受験の合否を待ちわびる子と親の心境に近い。事務所には各候補者の氏名と時間毎の票数を記入する大きな用紙が用意されるのだが、その候補者の氏名を毛筆で記入することこそおらがセンセイの仕事。前回は枠もセンセイに依頼したのだが、候補者の数を間違えられたか最後の候補者の氏名が小さい。今回は...。

(平成27年4月14日/2083回)

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2015年4月13日 (月)

場所取り

選挙公報にはちゃっかりと「毎日」更新なんて謳っておいて選挙が終われば「それまで」。投票日にはブログを更新してないぢゃないかと心配された方も居ると思うが、法律上、投票日「だけ」はホームページの更新が禁止されているらしく...。別にサボっていた訳でもなく、ちゃんと当日は早朝から顧問を務める少年野球連盟の大会の開会式に参列して、午前中は事務所の片づけ、昼は久々の鰻と...それは余計だナ。

そうそう、選挙中のマイク使用は午後8時まで。つまりは最終日の午後8時がマイク納めとなるものの、地声での運動は可能だから終電まで駅に立つ候補者の姿も...。最後の一票迄という執念は分からなくもないが、その必死さと同情票への期待は有権者に媚びているようでどうも好かん。

その執念が運命をこじ開ける時もあれば選挙の明暗を左右することは百も承知だが、それで負けるのであればそれも運命とバッチに「しがみつかない」姿勢が持ち味だからナ。そうそう、このへんは価値観の違いだから別に当人を批判している訳ではなくて、あくまでも私には真似出来ないって話。

それにしても今回もほんとに大勢の支援者の方々に手伝っていただいた。多分、無報酬の手伝いは候補者の中でも最も多かったんじゃないかと。それも特に利害関係がある訳でもなく、純粋に「村の為に」という面々ばかり。勿論、こちらがスカウトに出かけた方々もいれば向こうからお申し出をいただくこともあるんだけど、手伝いに来て「今日は足りてるから...」なんて言われた日には「もう二度と来るか」ってなっちゃうから注意が必要。ほんと選挙は心理戦なんだ。いかに相手陣営の士気を挫いてこちらの士気を鼓舞するか。前者は余計か。

選挙運動の中でも遊説こそ花形なんだけど、選挙カーは1台だから運転手は一人で事足りる。だから交代と休憩要員を乗せる伴走車を「あえて」用意したり...。かと思えば、朝の駅頭の場所取りなんてのは酷な役回りの一つ。4時半に起床して5時には確保。万が一、他陣営に取られていたら次なる場所を確保して6時には駅頭を開始できるように整えるのが任務なんだけど、何よりも寒空の中、じっと待っているだけの仕事だから誰もやりがたらない。というかいない。

誰かに任せて候補者が寝ているなんて出来ないし...。ということで私自らが担うことになるんだけど、「私もやるよ」との申し出は後援会長。「予定の場所が取れなかった」では味方の士気の低下は免れない上にこちらとてじっと我慢の1時間は過酷そのもの。さすがに選挙を知り尽くしているだけに、そのへんを見透かした上での申し出なんだけど、選挙に限らず、そんな地味な役回りをさらっと出来る人物っていいよナと。

(平成27年4月13日/2082回)

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2015年4月10日 (金)

握手

今回の選挙戦、すこぶる反応がいい。ほんとの話。といっても園児から小学生、中学生の未成年なのだが...。そうそう、そういえば久々に今回はJKこと女子高生からも手を振られて気分上々...でもないナ。

いづれも未来の有権者だが、選挙権がないからと侮ること勿れ。「アイツは選挙区外だから」と冷たくあしらった人物の友人や親戚が区内に...。意外とそういうケースは少なくない。親や友達への口コミ効果、それは「票」の面でバカに出来ぬ威力を有するが、それ以上に...。

選挙ってのはものスゴく体力を消耗するから「そぉ~っ」と抜け出してマッサージにでも行こうかなどと不埒な行動が頭をよぎるが、それを克服出来たのも未来の有権者からの声援の賜物。そんなプラスの「気」って、少なくとも私にとっては「票」以上の価値があるんだ。今回の選挙戦でプロのウグイス嬢から聞いたんだけど国政選挙も含めて誕生石やパワーストーンのブレスレットをしている候補者やウグイスが少なくないとか...。

それもそのはず、選挙ってのは様々な人との関わりが生まれるから多くの気が交錯する。現職ともなれば「選ばれた」存在なのだからそれほどヘンな気を持っている訳ではないと思うのだが、選挙中にマイナスの気を貰ってしまうことで運気が下がることを防ぐ意味があるのだとか。ふむふむ、物好きなもんだから時にそんな迷信に縋ってみたくもなるのだが、どうもジャラジャラするのは性に合わぬし、迷う隙なく「センセイはいらなそうですね」とウグイスから言われてしまった。

そちらの専門家じゃないけど「気」は人相に現れる。だから候補者は顔で選んでほぼ間違いないと思うのだが、それとて単にカッコいいとかいう話ではなくて清潔感があるとか誠実そうだとかそのへんを全てひっくるめた判断。ちなみにポスターは着色がされているからダマされないように...。選挙には握手が付き物であって、握手をすることで気が移ると信じてやまないが、日本人は恥ずかしがり屋だから握手が苦手。でも、子供たちは純粋だから「恥じらい」が薄い。そちらには圧倒的な人気を誇るから今回「も」未来の有権者とは随分と握手をして「気」を貰ったんだ。

こちらとて四十そこそこの小僧ッ子だけど、いつも不平不満ばかりの人からは運気が逃げる。見ていてそう思うもんナ。やっぱり他人様に嫌な想いはさせちゃいけないし、おいしい果実は独占しちゃイカン。そりゃ駅に立っていれば時に因縁をつけてくる人もいるよ。辺野古に反原発、集団的自衛権がどうだこうだと。イヤなら投票用紙に他の候補者の名前を書けばいい「だけ」の話なんだけど何故かしつこい。昔は言い争ったりもしたけど、最近は口論せずに握手して宥めるんだ。

そんなヤツらと握手したらヘンな気を貰っちゃうなんて人もいるけど、んなことは気にしない。いい歳してそんな嫌がらせは稚拙そのものだが、「この人にも幸運が訪れますように」って気を込めて。ほんとだよ。だって、「気」ってのは「いいこと」をしている中で自然と生まれてくるものだけにブレスレットは不要だが、今回の選挙を通じて得票以上に相手にいい気を送れたかナと振り返って迎える最終日。疲れもピークだからこんなブログを書いてる暇があったら早く寝なきゃ。

不退転の覚悟で臨む四度目の選挙戦。いよいよフィナーレ。

(平成27年4月10日/2081回)

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2015年4月 9日 (木)

待機児童

そろそろ選挙公約なんかも目に触れる頃だが、市長公約と同じ内容を宣伝しておけば間違いない。そんな候補者でいいのか。市長と言い分が同じでは議員不要論も当然。その目玉公約「待機児童ゼロ」。

そもそもに待機児童とは保育園に入園したくとも出来ない児童のこと。保育園には「認可」と「認可外」があって「認可」のほうが厳しい制限が課せられる分だけ補助が手厚い。園児1人あたりの平米数や園庭の有無等々。それでは新規の参入障壁が高いではないかとの一方、規制緩和で雑居ビルの狭い部屋に押し込められたのでは保育といえるか、そのせめぎ合いが続く。

以前は「保育に欠ける」、つまりは自ら育てたくとも家庭の事情で育てられない園児に対しての福祉施策だったものが、現在は就労支援に大きく転換。女性の社会進出を促進する為の「重要」施策としてクローズアップされてきた。そして、実際に「旦那の収入では持ち家などは夢のまた夢、稼がねば...」という風潮が助長されてきたのも事実。が、いざ働くとなると誰かが子供の面倒を見ねばならぬ、親元は遠いから保育園に預けて...されど「認可」は定員超過。ということで枠の拡大が図られてきたのだが、「隣が預けられるならウチも」という潜在的な需要が掘り起こされた結果...。

で、全体を俯瞰(この俯瞰ってのが大事なんだけど...)して見れば、およそ10年前は就学前児童数は約7万5千人、内幼稚園の受入枠が2万3千5百で「認可」保育園は約1万2千。で、当時の待機児童は全市で約5百人だから単純に保育園の受入枠をその分だけ拡大すれば解消されそうな気もするが...。直近の実績をみれば就学前児童数8万人に対して内幼稚園の受入枠はほぼ同じだが、保育園は約2万2千人。つまりはここ10年間で1万人の枠を増やしたものの、それでも残る待機児童。

本市の「認可」保育園は園児1人あたり年間の運営費150万円に対して保護者負担は30万円。つまりは残りの120万円が税負担ってこと。保護者負担が軽い「認可」保育園をバンバン作るのが手っ取り早いのだが、財政負担はどうか。いや、それ以上に施策展開に工夫が無い。だって、土地を見つけてニンジン(=補助金)ぶら下げて成り手を募集するだけだから...。園児1人あたり120万円として1万人の枠拡大、それだけで年間120億円の負担増。事実、10年前に比べてその位は増えた。ならば家庭保育を前提に40万円を支給したほうが全体のコストは割安ではないか。

まぁ事はそう単純でも無いのだが、それは介護も同じ。施設の場合は利用料以上の負担が税金ないしは保険料で賄われるのだからなるべく「自助」を促すような仕組みを模索していかねば制度はいつか行き詰る。現金支給にあらずとも本市が課税権を有する固定資産税の減免など、ここらあたりで発想を転換して、政策誘導的な視点での税の軽減を模索してみてはどうか。

が、そこに立ちはだかるは徴税部門の「高い」壁。貧しい農民から年貢を搾取する姿は今も同じ。「そんなことしたら税収が減っちまう」、いやいや、それ以上に本市の負担が減るんだよ。そこが役人的発想の限界で...。

(平成27年4月9日/2080回)

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2015年4月 8日 (水)

規制と競争

隠すものでもないが、私は川崎市ならぬ新潟県生まれのヨソ者。でも、明治時代などは東京都の人口よりも新潟県の人口のほうが多かったんだから...。そう、新潟県といえばコメどころ。以前にコメ農家からこんな話を聞いた。「うちが丹精込めて作ったコメとアイツのコメと何で買取価格が一緒なんだ?」と。

一生懸命やってもやらずとも結果が同じであればそりゃ堕落するのもムリはない。というか、そこを支えてきたのは日本人の勤勉性なのだが、近年は事情も違う。一方のおらが麻生区には農協が運営する農産物大型直売所セレサモスがあって、そちらの商品には生産者の氏名が記されている。消費者にとって生産者の顔が見えることは安心に繋がり、生産者にとって消費者に喜んで貰える立派な野菜を出荷しようという意欲に繋がっている。そして、何よりも隣接の農家と切磋琢磨することで好循環を生み出す先進的な取り組みではないかと自負していて...。

そんな競争の対極にあるのが規制。何よりも壁を作るってことだから外と遮断されることで疎くなりがち。本来は庇護する為の目的があったはずなのだが、社会情勢が刻一刻と変化する中で当時の判断が今も通じる保証はどこにもない。規制の内側にいることは下駄を履いているようなもの。そこに胡坐をかいていては時に成長を阻害することだってありうる話。

いつの間にか単なる既得権益に成り下がり、「成長の為に」その壁を取り払おうにも断固阻止のプラカードを掲げて、「こんどの選挙で落としてやるからな」なんて恫喝じみた行為が行われることもしばしば。いやいや、業界の将来を憂慮しての善意のはずなんだけど...。いつも挑戦する勇気、そして、挑戦される覚悟を失ってはイカン。

さて、正月のおせち料理に欠かせない縁起物「数の子」。数の子はニシンの卵だけど「国産」数の子は滅多に御目にかかれなくなった。石狩挽歌って歌があるんだけどその中に「あれからニシンはどこへ行ったやら~♪」って歌詞が登場する。ニシンそばのニシンとて今は大半が海外産。北海道の江差はかつて北前船の寄港地として活況を呈し、ニシン御殿なる立派な屋敷が残っているけど今は...。

「親の敵と魚は見たら獲れ」「海に出た以上、大漁こそ命」と信じてやまない漁師は同じ一次産業でも完全な自由競争の世界。獲らなきゃ獲られるという現在のオリンピック方式は仕事をした人が報われる自由競争の典型例。資源不足の逼迫した状態が競争に拍車をかけるが、資源自体が枯渇してしまっては無意味というもの。

国土こそ狭いものの、世界第6位のEEZ(排他的経済水域)を誇るわが国は漁業大国。ある一定の個体数が維持出来ればあとは大自然の営みで毎年の漁獲高は安定する。当初から腹八分目にしておけば良かったんだよナ。わが国の漁業は高齢化と後継者不足に悩む衰退産業になりつつあるが、世界の潮流は資源管理。資源管理に成功した国々では漁業は儲かる職業として人気を博しているという。

一次産業に限らず、規制の意義を今一度見直す必要がありそうだ。

(平成27年4月8日/2079回)

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2015年4月 7日 (火)

しんゆり

昨日が道路網ならば今日は鉄道編。そのへんを整理してみると周辺の大きな動きは三つ。まずは、昨日の小田急線新百合ヶ丘駅までの複々線化、これは現在の東北沢~世田谷代田間の終了後にどうなるか。そして、次は、小田急多摩線の延伸、これは相模総合補給廠の一部が返還されたことを受けて相模原市が運政審における格上げを国に求めている。

そのへんは今暫く時間を要するものと思われるが、早期実現が期待されるのが、何といっても横浜市営地下鉄3号線の延伸。これまでも紆余曲折があって、何度か機運が盛り上がったものの、当時は「しんゆり」もブランド化されていなかったから横浜に綱引きで負けちゃうんじゃないかってストロー効果でびびっちゃった。でも、それはあくまでも一方の都合であってその代償として利便性が損なわれるのは大きな損失。規制に守られた業界は成長が鈍る、成長力が阻害されるのは過去の教訓か。

そのへんの事情を抜きにしてももっと早く実現可能な路線であって、機を逸しちゃった裏事情は...。そのへんはまたいづれ話す機会もあると思うけど、ここまで先延ばしになって新たな懸念が浮上しつつある。それは何を隠そう財政負担。あと5年早ければそれなりの余裕があったはずなんだけど、繰り返すまでもなく、今はインフラよりも...子育て支援。重くのしかかる将来負担に躊躇する可能性はゼロではない。

新百合-あざみ野間の電車迂回は30分、混雑時のバスで1時間、されど、地下鉄が繋がれば「たった」3分。当時6千億円もする壮大な縦貫鉄道計画を予定していたのだからその十分の一で結べるメリットは抜群に大きい。今となっては横浜市民に小田急線や「しんゆり」アクセスを求める声も少なくないとか...。

周辺計画が目白押しで今後益々注目を浴びることが予想される「しんゆり」だが、一方において駅周辺ではインフラ整備が追いついていないことから慢性的な交通渋滞に悩まされている。当時の警察関係者がつぶやいた。「センセイね、乗降客10万人を超える駅であのロータリーはないよ」。そう、駅の北口エリアには区役所や消防署、図書館や市民館などの公的機関が立地する一方で狭小な駅前ロータリーや狭い歩道の改善に多くの声が寄せられている。

区制発足当時の麻生区の人口は約9万6千人だったものの、現在の人口は約17万4千人。公的施設の再配置を含め、現在、市が保有する約2万平米の土地の有効活用を図るべきではないかと市に求めているのだが、区役所の耐震性は基準をクリアしていることから「特に問題ない」だって。そういう話じゃないんだけど...。

中長期的な視点に立った区の将来像を描かねばならぬ。特に都市部は土地が不足気味だけに高度利用を考えるしかないのだが、西税務署に県税事務所等々、往来が不便そのもの。「いっそ合同庁舎でも...」と思うのだが、区内の有権者諸賢はいかが思われるか。

(平成27年4月7日/2078回)

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2015年4月 6日 (月)

インフラ

「公共事業」というだけで何やら...。

あまのじゃくにて福祉を楯に私腹を肥やしている悪徳業者のほうがよほど偽善ではないかと思ってしまう性分なのだが、今日はインフラの話。まさにどこぞの掲げた「コンクリートから人へ」が全てを物語るが、談合に道路等の工事現場の親方のイメージが重なり、昨今においてインフラ整備への風当たりは「相当に」厳しい。あれもこれもの「何でも」時代からあれかこれかの「選択」の時代に...。

となると公共事業は断然不利。寝たきり老人を見捨てるのかと言われて「そうだ」などとはなかなか言えぬ。で、それは役所的にも都合のいい口実にもなっていて、とりわけ大型案件などは先延ばしになりやすい。一方で、朝の通勤時の電車混雑や車の渋滞などは鬱憤が募り、その負のエネルギーは政治に向けられかねない。周辺に目を向けてみるとオリンピックに向けて道路整備が一気に進む東京都に対して本市といえば...。

それだけ潤沢な財源を有する東京都だが、中でも注目はこの3月に開通した府中スマートIC。最も近い稲城ICは東京方面のみの片方向スマートIC。逆方向の八王子方面へは別途多摩川を渡って調布ICまで行かねばならないが、これが経路途中の渋滞が随分とひどいことから稲城ICにはフルインター化(=双方向のアクセス)実現を求める要望が多く寄せられていたとか...。

今回、府中スマートICが完成したことにより今までは上り(東京方面)への利用に限られたものが、上下双方向のアクセスが実現。八王子方面へのアクセスが随分と改善される見込みと聞いた。そのへんまでは歓迎なのだが、それに伴い、隣接の私ども麻生区の通過交通量も増加が見込まれ、とりわけ、区を東西に走る世田谷町田線に抜ける道路の大混雑が予想される。既に混雑している上に更にインター開通ともなれば...。

が、そもそもの原因は抜け道ならぬ本線。河川同様、流入水量に比べて本線が著しく狭いんだから世田谷町田線の拡幅なくしては抜本的な解決にはならぬ。さりとて、読売ランド駅前などは世田谷町田線に隣接して小田急線と昔ながらの旧家が並ぶ上に、国の運輸政策審議会の答申には新百合ヶ丘駅までの複々線化が位置付けられているのだから道路拡幅にしても複々線化にしてもほぼ絶望的。

その打開の為には下北沢近辺において線路の地下化を図ったように連続立体交差事業によって鉄道の地下化を目指すのが最善であって、世田谷町田線の拡幅と小田急線の複々線化の一体的な整備を目指すべきではないかと....。兎に角、この鉄道事業者との交渉はほぼ全て神奈川県鉄道輸送力増強会議なる場で進めるのが慣例らしく、市の答弁も「そちらを通じて...」の一辺倒だが、周囲に手の打ちを見られるようなもの。いっそ直談判にて...。

片側一車線の道路は右折車両が渋滞の一因となるだけに右折専用レーンの確保と交差点付近を重点的に改良中なのだが、民地買収を伴うことから交渉スキルが求められる。そして、東西が世田谷町田線ならば南北は尻手黒川線。ようやく世田谷町田線までの延伸が実現して、全線開通には片平工区を残すのみ。

(平成27年4月6日/2077回)

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2015年4月 5日 (日)

ヨソ者

今日のテーマは「地方創生」。全国津々浦々に昔ながらの村社会が残っていてそれを基盤とするおらが政党。「地元の為に」が合言葉。さりとて、都市部は転入組が圧倒的に多いから、村社会も存在感も薄れ気味。落選しても根無し草の新人候補は転居すれば姿は消せるが、村人はそうはいかない宿命を背負っている。

で、私の初陣時には地元の推した無所属の候補者が他の政党に寝返っちゃったもんだから村社会は「ヨソ者」の私を立てて村を二分しての大一番。どちらかが落選との下馬評を覆してハズレは他会派の候補者だった。このブログにも何度か、いや、頻繁に登場する私の前任のおらがセンセイは歴とした村社会の代表だが、土着であると同時に商売人、いわゆる経営者だったから「いいものはいい」と。別に私がいいというつもりはさらさらないが、その見識に先見の明があって、まちおこしと過疎地再生のカギは「ヨソ者」「バカ者」「ワカ者」なんだそうで...。

さて、過疎に悩む田舎をどう建て直すか。かくいう私も越後の生まれで数年前に田舎の選挙の応援に行ったんだけど、彼らがよく言うのは人もカネも「東京」に持って行かれて大変、だから国の補助金をもっと貰わねばって「本気で」訴えている。そんな国の補助金の一つ、地方交付税には国税5税の一定割合が充当されていて市町村分が約7兆円。それを各自治体に配分されるんだけど、本市への配分は15億9千万円(平成25年度)。

人口比でいえば全国の人口1億2千万人に対して本市は140万人だから約1%、つまりは7百億円位になりそうだが、実際はその10分の1にも満たない額。では、そんな交付税はどのように決まるのか。その自治体の財政の需要と収入の差額になるから行財政改革をやればやるほど少なくなる。抜本的に歳出構造を見直しちゃうんだから...。

数年前までは不交付団体、今でも政令市の中ではダントツの優等生なのだが、そんな本市の中でさえももっと交付税をもらわなきゃダメだって言っている人たちも。隣の村はこんだけもらっているからウチも...なんてやっているような自治体に将来はない。補助金なんて貰っていると足腰が弱くなる。たとえどんな人口が少なくても勝機を見出している自治体もあれば人口が多くても活力に欠ける自治体もある。

何が言いたいのかといえば、経済が順風な時は大半の方々がそれなりの恩恵に預かれる。逆風の時でさえもやり方によっては商売が繁盛している店もある。されど猛烈な追い風の中でも商売が繁盛しない。そりゃもう本人の努力の範疇。やれ政治が悪い、社会が悪いなんて言っているけど、それはさすがに自己責任じゃないかって...。

社会保障もそう。自助、共助、公助。元々は自分のことは自分でやる。今はなんでもかんでも官がやってくれると期待。でも財源はダメ。自助に重きを置く仕組み、本当に必要な方に対して支援を講じるような仕組みを模索していかなければ社会は続かない。そりゃ万人が全部ハッピーになれる社会が理想だけど必ず怠ける人たちがいる。そんな怠ける人たちの不満を煽って成長を遂げてきたのがあの政党。そんな方々に振り回される訳にはいかぬと。

(平成27年4月5日/2076回)

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2015年4月 4日 (土)

言わぬが花

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす...」とは平家物語の一節。「おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」と続く。

前回の衆院選で渡辺喜美さんという衆議院議員が落選した。親子二代で栃木に築き上げた王国も50年で陥落。その父君が野党の甘言に流される有権者を称して「毛鉤で釣られる魚」と言った。言い得て妙、けだし名言と思うのだが、昔から「あれやります」「これやります」の「やります」候補は少なくない。

そりゃおカネをかければ老人ホームや保育園の整備は進むし、その信憑性は兎も角も間違いなく有権者にはウケる。まぁ最近は薄っぺらい公約は有権者も見抜くようになってきたから最近は手口が巧妙になって「あれをこうします。いついつ迄に」と具体性を帯びてきた。さりとて、一部の有権者が耳触りのいい公約に惹かれるのも事実。

が、それが予算削減ともなればどうか。話がまるで違う。予算を削るってのはほんとしんどい。なんだって敵が多いからね。これまでの利権が失われるってことだから相手の抵抗も執拗。「こんどの選挙で絶対に落としてやるからな」って、そんな脅しを受けながら「やれるもんならやってみろ」と気概で跳ね返すしかないんだけど、そんな追及も過去には随分請け負ってきた。やはり今の世代の課題は今の世代で片付ける。将来世代に禍根を残しちゃイカンと思うんだ。

そんな「やります」候補、新人ならば大目に見ることもありそうだけど現職であれば詐欺師に近い。都合の悪い話は聞きにくいもの。それは政治に限った話ではなく、会社とて上司の機嫌取りに徹して都合の悪い話は隠す。でも、そういう話こそ言わなきゃイカン。それをどう受け止めるかは上司の度量ってやつで...。

センセイの仕事は行政の監督。公務員は時に余計なことはやらない風土があるから「そこはおかしい」「こうすべきではないのか」と苦言を呈し、嫌われつつも改善を促すのが大事な役目なんだけど、選挙に勝つ為には「朝の駅頭(辻立ち説法)」「夜の会合」「冠婚葬祭」の三大行為が必要なのだそうで...。

私も7年間はサラリーマンをしていたから朝の通勤時は仕事のことしか頭にないからがなり立てられる鬱陶しさはよく分かる。有権者の反応を肌で掴むってのは大事なんだけれども、ほんと体力の消耗が著しい。で、昼間寝ていて、夜の会合になった途端に...。選挙ってのは本人の仕事上の実力以上に要領のいいヤツがとにかく有利なんだ。まぁ身内ネタをバラして自分だけが善人ぶるつもりもないけどとにかく、そんな耳触りのいいことばかり囁く候補者には負けられない。

(平成27年4月4日/2075回)

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2015年4月 3日 (金)

「だけ」の人

いよいよ今日から選挙戦スタート。まさに「清き一票を」を巡る戦いが全国各地で繰り広げられる。ナチスドイツの例を見るまでもなく、大衆煽動は「情」が「理」に勝るだけに「情」を前面に出した方が「票」に結び付きやすいとされていて....。

選挙とは不思議なもので「なんであの人が...」ってことが少なくないが、まさに火事場のバカ力さながらに、この世界ではその時「だけ」はとんでもない威力を示される方がいる。そのバカ力をもっと別なほうに向ければ大成するのではないかと勝手に推測していて、私なんかは不器用だからそこまでの芸当は出来ないのだが、GNN(義理と人情、浪花節)がこれまでの政治を捻じ曲げてきた。でも、「豹変」するのは何も私どもセンセイの世界だけぢゃなくて...。

役所の手続きってのは複雑且つ億劫というのが定説なんだけど、初陣の時ななんかは立候補の手続きで申請書類に不備があった。ほんの一箇所の記入漏れがあっただけなのだが、後日呼び出されて訂正させられた。当時はあくまでも「新人」候補者だからあれが現職であれば違ったんだろうけど...。それが当選後は手のひらを返したように、「これに記入していただきたいのですが、全てこちらでやっておきますから」って...。

バッチを付けて何が変わったかって、やっぱり役所の態度かな。相談事などでも役所から冷たくあしらわれたもののセンセイに口を利いてもらった途端に...という事例は枚挙に暇がない。ほんとの話。それでも最近は随分と改善されてきたみたいだけど「豹変」とか「媚びる」ってのはよくない。相手を卑下しているってことだから。

これも私が初当選の頃の話だけど、自民党ってのは古い、いや、「伝統ある」政党だから期数こそ絶対であって、会議なんかでも新人は物も言えず、いつも最古老の一言で物事が決まっていた。そんな最古老は雲の上の存在だから滅多に話しかけられるもんじゃないんだけど、丁稚奉公をしていたらある日、声をかけられた。「おい、山崎さん、もう8期目だけど私が今以て納得出来ないことがあるんだが、アンタには何だか分かるか?」って。

「んなこと分かる訳ねぇぢゃねぇか」なんて怖くて言えないんだけど、迷った「そぶり」をしていたら教えてくれた。「アンタと給料が同じってことだよ」だって。でも、悔しかったからそこで言い返してやったんだ。「センセイだっていつも議場で寝てるだけじゃないか」って。その後はもう...。

横柄な態度もどうかと思うけどそれ以上に「票」欲しさに媚びる姿勢がこれまでの政治を捻じ曲げてきた。おかげさまでもう3期12年、その存在意義(=レゾンデートル)を問われる期数。いつ辞めても全く悔いはないから言いたいことは「ハッキリ」言わせてもらう。前回はネット選挙が解禁されていなかったから選挙期間中のホームページの更新は認められていなかった。つまりはブログの更新もNGってこと。選挙中こそ注目度が高まるはずなのにその期間の更新がダメってのはやっぱりおかしいよナ。

注目の選挙戦。思わぬ失言で躓く訳にはいかぬから...いやいや、媚びぬよ。

(平成27年4月3日/2074回)

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2015年4月 2日 (木)

密着取材

選挙以上に大事な踊りの発表会。そのプログラム作成は私の「特別な」仕事だったのだが、孫のT君はパソコンが得意だというので、数年前からそちらにバトンタッチ。それが何故か今年はまた私の元に舞い戻って来た。どういう風の吹き回しかと疑問を抱いていたのだが、なんてことはないT君が晴れて私学に合格したことから勉強に忙しいというのがその理由。で、私?疾風怒濤が如く去って行かれたのだが、なんて押しの強いおばちゃんなんだ。

そうそう、かと思えばスポーツフェスティバルの開催に表彰状が必要だというので何とかしてくれとの依頼も舞い込んだ。パソコンでやれば「ちょちょいのちょい」でしょなんて言われるけれどもさすがにキツい。で、秘策が浮かんだ。市役所の会派控室には事務員が常駐しているんだけど、選挙中はセンセイ不在にて時間的な余裕がありそうだ。「春休みの宿題にて何とか」などとゴリ押しして手渡してきたのだが...。

税金で雇われている事務員に私用を依頼するとはけしからんとの批判の声も聞こえてきそうだが、意外にも会派控室の事務員は公務員としての身分が保障されている訳ではない。他都市では身分が保障されているところもあるやに聞くが、本市の場合は会派との雇用契約にて給与は各自の負担。雇用主は市議団の団長となる。

そう、雇用といえば新たな異動先での仕事が開始。閑職とて落ち込むことなかれ。そりゃあくまでも次の飛躍の為の充電期間。合否通知のようなものだけに物事は都合よく考えねばストレスが募って鬱になりかねぬ。臥薪嘗胆だよ臥薪嘗胆。そういえば昨年、ある東大女子から就職の相談を受けた。私の前職時代の会社に就職を希望しているとかで、幾つかの助言とともに昔の同僚を紹介してあげたのだが、この四月からそちらへの就職になるそうで、新社会人の新たな門出に乾杯。

さて、いよいよ明日が告示日にて決戦の火蓋が切って落とされる。密着取材、とまではならなかったが、私の初陣時にはあるテレビ局から取材の依頼が舞い込んだ。そんな時は新人候補が狙われることが少なくないが、当選確実とまではいかぬものの当落上、少なくとも「脈アリ」候補者であることを意味する。

見事当選すればオンエアで放送されるが、落選すれば日の目を見ない、いわゆるボツ企画。が、それ以上に取材対象は候補者本人ではなく...。「主人にはどんな政治を期待しますか?」とのインタビューに「小さな声にも耳を傾ける議員であって欲しい」と。まぁそのへんも放送を見た人から聞いた話なんだけど...。

告示日を前に郷里の母からメールが届いた。「新しい靴とタイツを買いなさい」と。まぁ靴は分からぬでもないが、タイツの意味を考えあぐねていたのだが、腰痛防止なのだそうで。

(平成27年4月2日/2073回)

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2015年4月 1日 (水)

掟破り

他の〆切は平気で延期するくせにそこ「だけ」は抜かりなく...そう、選挙戦。忙中こそ閑あり。里山に残る樹齢四百年の当選桜の花見に出かけた。交配種ではない天然種にて派手さこそないものの、ちょうど満開の見頃を迎えていて。

選挙戦とはいえども遠慮なく何でもござれなどと記しておいたらそちらの電話がバンバン入る、いや、数件だけ続いた。「後にしてくれ」と言えず早速に受話器を手に取った。過去の経緯をよく知る課長が不在にて「よろしく頼む」と伝言を残したのだが、夕方にメモが残っていた。「御電話ありがとうございます。1日にて異動になりました。御世話になりました」と。文面からその意味を考えあぐねていて...もしや逃亡?。

さて、今日から人事異動。目を皿にして見ているのだが、およそ既定路線が大半を占めるものの予想に反しての人事に裏事情アリ。この異動にはあのセンセイが動いたナ...真偽のほどは知らぬ。

人事異動は市長の専権事項。二元代表制の地方自治においては選挙で選ばれる市長と議長は車の両輪なんて持て囃されるけど事実上は市長のほうが圧倒的な権限を有していて、その権力の源泉こそこの人事。が、故にそちらに阿る輩もいれば、言いたいことを言えずに悩む職員も居たりするから気兼ねなく物申せる私どもの存在意義がそこにある。と、勝手に思っているのだが...どうか。

さて、待望の選挙カーが到着して安全祈願を終えた。初陣以来、地元のY自動車と決まっているのだが、昼間は「あえて」目立つように店の最前列に、閉店後は奥にて厳重な保管。納車後の気遣いも忘れない。丹精込めて作った野菜を農家が出荷するが如く娘を嫁ぎ先に送り出す親の心境なのかもしれぬ。そんな事に臨む姿勢に職人気質が見て取れ、納得のサービスに対価など二の次...いやいやヘンな請求書が届いても困るんだけど、得てしてキチンとした仕事が出来る業者って何故か金額も妥当なんだよナ。

さて、降板のコメンテーターがオンエア中に司会者と口論、プロレス中継でならした同氏も「掟破り」の相手にタジタジとの記事を見かけた。そうそう、あの頃は私もあの絶叫中継に見入っていたよな~。窮鼠猫を噛むってやつなんだろうけど、もういっそ何でもバラしちゃえって。落選議員が内情をバラしちゃうようなもの。それは憂さ晴らしであって、その根底は怨念とか遺恨以外の何物でもない。

自らの不運を他人様のせいにするのは現実逃避の一つだけど、そんな風潮が蔓延すれば社会は一層ギスギスしたものに。やれ「オレの実力を分からぬ社会が悪い」なんて子供の前で言えるか。人事異動なんてのはその最たるもんだけど世の中ってのは元々理不尽なもんだよ。

(平成27年4月1日/2072回)

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