苦行
それが一つの登竜門、というか近道らしく、最近の候補者の経歴を見ると国会議員の秘書上がりが少なくない。以前であればおらがセンセイの為に粉骨砕身尽くした結果、晴れて道が開けたもんだけど最近は予めそこに狙いを定めるしたたかなヤツも。ましてや「地方」議員なんてのはドブ板程度にしか思われていないから秘書なんてのは御用聞きに丁度いいのかも...。今日は冒頭から随分と自虐的だナ。
さて、「一般的に」政治家っちゅうのは要領がいいから都合の悪い所用には代理として秘書が派遣されることが少なくない。中にはVIP待遇に勘違いしちゃう秘書もいるけど、それ以上に人は表裏があるから相手側とてセンセイ本人にはいい顔しても秘書には一転冷たかったり...と。こちらは秘書などいないからその豹変ぶりは分かんないけど、まぁそんなもんだよ。
そうそう、最近、参議院議員のKセンセイの秘書がわざわざ必勝ビラを届けて下さったんだ。県全体が選挙区にて日々県下全般を駈けずり回っているらしく。センセイの御親族だからあくまでも黒子役に徹しておられるのだが、秘書の目から見た世界ってのも中々勉強になるもので、そんな年配秘書からも人として教わることは少なくない。必ず行かねばならぬ秘書と違ってこちとら一人親方のようなものだから会合なども勝手に休んでも特に沙汰はないからある意味では気楽な稼業。ブログなんかもあくまでも副次的なものだから過度な期待はせぬように。
海外視察「以外に」社会人時代は随分と海外を経験させてもらったけど文化や慣習がまるで違う異国の地で気付かされることは少なくないし、何よりも外に出てこそ見える自国の魅力は少なくない。なんだかんだいっても日本が一番なんだよナ。こんな恵まれた国はないよ。
で、最近、読んだ一冊に前駐日ドイツ大使のフォルカー・シュタンツェル氏が著した「日本が世界で愛される理由」って本があって、同氏が在任中に綴った「大使日記」ってブログを加筆したものだとか。そんな異国の大使から見た日本の姿ってのは興味津々。中でもとりわけセンセイに関しての評価などは...。
どの民主主義国家でも共通して「政治家」というのは間違いなく最も疲れる職業の一つだと援護して下さっている一方で、朝の駅頭でひたすら頭を下げて握手を求める選挙戦は「苦行」、「みなさんの為に働きますよ」と誇示する狙いだけに候補者にとっては立っているだけで意義があると。それって本音はどうなんだろうかと疑ってみたくもなるんだけど、そんな「選挙戦」は「露天風呂」や「富士登山」に並んでもう一度日本で味わいたいことだそうで...。
そう、選挙戦といえばどこぞの陣営が徹夜覚悟の場所取り要員を確保したとの情報が舞い込んできた。ならば、わが陣営も負けずに...。以前は後輩の学生にニンジンをぶら下げて徹夜で見張らせておいたのだが、最近はそんな根性のある後輩もいないから。いやいや、その前にニンジンは選挙違反だからナ。
(平成27年3月31日/2071回)
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