なおログ[Blog]

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2015年2月

2015年2月28日 (土)

座布団一枚

兎にも角にも口外出来ぬ話にて詳細は「あえて」記さぬが、私と地元の代議士との連名で党市連会長宛に要請文を提出、関係者の同意が得られて、結果、統一地方選に向けた党本部女性局の全国遊説キャラバン隊の第一回遊説地に選考いただいた。

というのも当方の選挙区で県議選に擁立された候補者が「注目の」新人女性ということで白羽の矢が立ったらしいのだが、全国あまたの候補者の中から選ばれたことは本人の名誉。が、それ以上に党本部も宣伝するだろうからこの川崎市麻生区が注目を浴びる絶好の機会。そのへんまでは結構なのだが、当日はキャラバン隊が「全て」仕切るとのことで、目下、居場所に悩んでいる。こちらは今さらながらに他人様の舞台で目立とうなどという気はさらさらないから不在でも構わないのだが、不在は不在で陰口を叩かれかねない。う~ん、どうしたものか。

そう、女性候補といえば、右も左も知らぬ初当選の頃にベテランの記者から女性候補は座布団一枚と教わった。つまりは候補者が女性であるということだけで一歩抜きん出ているの意。確かに男社会だから必然的に女性は目立つ。脂のベトベトしたオッサンよりもイメージがいい上に、新たな支持層の発掘や無党派層を取り込めるのだとか。

多分にそんな選挙戦略も含まれていると思うが、党の公約集の中に「地方創生・女性の活躍」と大きな見出しに「すべての女性が輝く社会」の実現とあった。女性の社会進出を積極的に後押しすることに異論はないが、それが管理職の登用に枠をはめるようなクオータ制であったり、社会進出の結果、家庭が疎かになるのであれば諸手を上げて賛同できぬ。

かつて、ノルウェーの女性首相(当時)が英国のサッチャー首相に女性閣僚の積極登用を求めたところ「残念ながら、今の英国には閣僚のポストにつくだけの実力のある女性はいない」と答えた話は有名。女性の社会進出が阻害されている要因は時に除かれねばならないが、実力以上の下駄を履かせることは役所の縁故採用と同じく間違いの種。そもそもにそれ自体が自ら卑下しているようなもので、機会の均等というよりも結果の平等色が濃い。

そして、男の芝刈りと女の洗濯という昔からの伝統的な価値観を信じてやまず、家事を押し付けられて女性は男性に搾取されているなどというくだらんジェンダー論は歯牙にもかけぬが、社会進出という本人の自己実現の代償が家庭の崩壊では笑い話にしかならぬ。さりとて、家庭に大きな支障をきたさぬのであれば大いに挑戦すべきではないかと。か弱い女性は過去の話、草食系男子に肉食系女子の時代。最近は男性以上に女性のほうが意外と腹が据わっていたりして...。

そうそう、遅ればせながら街頭演説会の詳細だが、本日28日(土)午後5時より新百合ヶ丘駅南口にて。党本部組織本部長の要職を務めるわれらが田中和徳センセイもやって来るとか...。

(平成27年2月28日/2040回)

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2015年2月27日 (金)

不祥事

もう結構な御歳のはずなのだが、随分と御無沙汰している親父さんの近況を居合わせた御子息に聞いた。「最近、親父さんの調子はどうかね?」-「この前なんか車のサイドミラーが破損しているから問い詰めたら通行人の野郎が向こうからぶつかってきやがってなんて言いやがる。万事そんな調子で危なくて仕方がない」などと冗談交じりに話すHさん。それはさすがに...ということで今日は「言い訳」の話。



さて、夜の帰り道、駅に向かう途中の路上でK課長が声をかけてくれた。こちらはほろ酔い気分だが、向こうは残業後の仕事帰り。どことなく負い目を抱きつつもしっかりと職場の近況報告を伺っておいた。



そんな真面目な職員が報われない。委員会の冒頭に全員が起立して「申し訳ありませんでした」というのは見慣れた場面。市民の皆様にお詫びすべきところ、その代表者のセンセイ方に...ということらしく。咎めたところで汚名が消える訳でもないが、事案によっては管理責任以上にそりゃ自己責任ぢゃないかというものも...。



今年に入り相次ぐ職員の不祥事。新聞の社説にも-「川崎市」不祥事-などと取り上げられたばかり。さすがにそれだけ相次ぐ不祥事に看過出来ぬとわが会派の質問原稿に盛り込まれた。「あらゆる機会を捉えて、全庁を挙げて様々な対策を講じてきたところですが...」とは市長の答弁。「規範意識の醸成を含め、これまでも依命通達の発出や不祥事防止委員会の開催、職員研修や予防的監察などを継続的に実施しているほか、今年度からは新たに服務チェックシートの活用を」と総務局長が補足した。



そのへんの文章能力はピカイチ。管理側に落ち度がないことの釈明のようなものだが、それだけやってきても不祥事が相次ぐってことは...。中でも学校関係が少なくない。「教育公務員は児童生徒の教育活動に直接携わることから一般の公務員よりも一段高い規範意識、倫理観が求められると認識しており、今後も教職員の綱紀粛正、倫理の確立についての指導をこれまで以上に徹底する」との教育長の答弁空しくその日の朝刊には新たな不祥事が発覚。



それも小学校教師が深夜に帰宅途中の女性に猥褻な行為をしようとして逮捕されたと。近所では同様の被害が発生しており、警察は関連性を調べているとのことだが、まぁそこまでいくと確信犯。やはり電車内の痴漢とか婦女暴行等は特に卑劣で許せん。そんな行為をコソコソやる位なら温泉街で堂々とコンパニオンを呼んで...。



そうそう、度を越した「公費宴会」は全国でたびたび話題に上がるが、どこぞの議長会が懇親会にコンパニオンを呼び、その費用を公費にて支払ったとの記事を目にした。コンパニオンの同席についての意見を求められた会長が「会合が円滑に進む」と(コンパニオンの)必要性を強調したとされるが、そりゃさすがにマズいよナ。呼ぶのは勝手だけど公費はイカン。



(平成27年2月27日/2039回)



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2015年2月26日 (木)

議員年金

次の選挙は私にとって四期目の挑戦。三期続ければ年金を貰えるんでしょ?と未だ誤解されている方もいるのだが、今日は議員年金のおさらいから。



元々議員年金は「国会」「都道府県議会」「市町村議会」のそれぞれの階級により別々の制度で運用されていることから自己負担割合も支給額も随分異なる(はず)。企業における厚生年金は事業主と被保険者の折半となるが、議員年金の中でも市町村議会議員年金などは6対4で「6」が自己負担で「4」が税金。それが国会議員年金は7対3で「7」が税金で「3」が自己負担なのだから批判を招くのも当然でオイシイ制度設計になっていた。



既に国会議員年金は廃止されていて、市町村議会議員年金も廃止。それもそのはず、当初3千3百もあった自治体も平成の大合併により1千6百と半分以下に...。議員定数などは合併の特例措置などにより継続した身分保証がされてきたものの、さすがにそこまで合併が進むと財源が枯渇しかねないという理由で決断された。



だから廃藩置県以来、合併とは無縁の都道府県議会議員のみ年金制度が残っていて、3期12年以上の都道府県議会議員には年金が支給されることになる。で、廃止に伴い、「税負担の分を除く」これまでの自らの掛け金が改選後に返還されるらしいのだが、なぜか八割に減額されるのだとか...。閑話休題。



そうそう、おかげさまでこれまでは選挙のたびに票を上積みしてきたのだが、さすがに四期目ともなれば...いやいや、過去の投票率は50%前後であって、二人に一人は選挙に行かないのだからそんな方々に対して働きかければ十分にチャンスはあるはず。しかも、今回は私の区に限らず候補者乱立にて大混戦の模様。「アイツが立候補したことで誰々が不利になるんじゃないか」とか「新人候補が多ければ現職が有利だ」とか、まさに競馬の勝ち馬予想が如く、様々な憶測が飛び交い、怪文書なんかも...。



一寸先は闇の世界。そんなくだらん下馬評に振り回される位なら一軒でも多く戸別訪問に歩くのが最善。ちなみに投票の依頼を目的とした戸別訪問は禁止されているから御注意を。候補者がひしめくことで彼らの支持者はほぼ必ず投票に行くから投票率はアップするのが一般的。有権者にとっても選択肢は多ければ多いほどいい。されど投票した候補者の公約ってスグに忘れちゃうんだよナ。



さて、昨日の続き。消防団や民生委員の成り手不足と報酬の増額についての考察だが、仮に月額1千円が上がったからといって成り手が見つかるはずもなく...。むしろ、私なんかニンジンをぶら下げられているようでどうも好かんのだが、中には「あのセンセイのおかげで...」との口コミが広がるから票に繋がる一方で、それは将来の借金、財源の余裕がない中で報酬の増額を図るのは為政者としてはどうか...。と私は思う。



(平成27年2月26日/2038回)



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2015年2月25日 (水)

タグ付け

私が日々活動を続けられるのも地元の後援会の皆様の支援があったればこそ。そんな当事者の支援団体が後援会で、その後援会の代表者が後援会長。当事者にとってはまさに後ろ盾となる後見人。

選挙を目前に焦る候補者の行き過ぎた行動に対して手綱を引くのが後援会長の役目であることが「一般的」なのだが、当方の場合は事情がちと異なる。というか逆。積極果敢な後援会長の手綱を...引ける訳などなく。私であれば躊躇するであろう相手の膝元でさえも物怖じせずに私の宣伝に回って下さっているらしく、逆に私なども落ち着かずに前代未聞の戸別訪問を実施中。

そうそう、フェイスブックに「タグ付け」なる機能があって、他人様の投稿であっても私を「タグ付け」しておけば一緒に居たことに出来る。自らの近況をアップする手間が省ける上にそれが私の友達に対して「自動的に」宣伝されるのだから「タグ付け」する投稿さえ間違わなければ何とも便利な機能なのだが、勝手に付けられちゃうと「アイツ、またワイン会かよ...」なんて他人様の妬みを買いかねない。そこで、「タグ付け」する際に同意を必要とするような設定が出来ると聞いたのだが、う~ん、分からん。というかやる気が無かっただけだったりして。

さて、予算委員会の国会中継。閣僚の辞任と任命責任を巡って審議を拒否した野党に国会が空転と聞いた。時の権力の転覆を企てている連中というのは「常に」いるもので、落選組は一日も早く国政に復帰したいのであろうし、野党党首は議席回復を虎視眈々と狙っている。が、それは大変卑しい性根の持ち主で、彼らは国家国民の為というよりもあくまでも自己都合、どうもそのへんが幼稚に見えてしまうのは気のせいか。他人の不幸は蜜の味とばかりに混乱を喜ぶのはわが国の没落を待ちわびる周辺諸国位ではないかと。

そんなのに明け暮れているから国民の皆様からそっぽを向かれるのは当然。「だから政治家なんてのは...」などと一緒くたにされてしまうのだから真面目なセンセイは報われない。といっても私のことぢゃないから...。そんな国会に比べて地方議会のほうがまともな議論が行われていたりもするのだが、そんな地方議会選挙において無投票の割合が高くなりつつあると聞いた。14年実績値では全国の市町村議会議員選挙の17.2%が無投票だったとか。

が、そんな成り手不足といえばやはりこちら...。久々に民生委員推薦区会が催され、委員として出席することになった。本年4月1日付け委嘱の為の候補者の審議なのだが、現在の充足状況や当事者の履歴書等々の資料が添付される。勿論、会議後は全て回収されるのだが、当事者の過去の経歴から社会的信用、居住歴や推薦人等が審議の対象となる。推薦区会の俎上に上がる時点である程度の篩(ふるい)にかけられているからよほどの理由がなければ拒否されることは無さそうだが、さすが民生委員ともなれば模範的な家庭環境の方が多い。

そんな成り手不足の民生委員の確保策として報酬を上げるべきだとの声も聞こえるが、比較的富裕層が多いとされる麻生区での欠員が多いってことは報酬の多寡は大きな要因ではなさそうだ。いみじくも委員長が発言されたように地域内の繋がりが希薄化していることに端を発するのではないかと。

(平成27年2月25日/2037回)

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2015年2月24日 (火)

公認證

大安吉日。統一地方選に向けた必勝祈願及び公認証授与式が稲毛神社にて執り行われた。明け方まで降り続いた雨も止み、急速に回復して一転快晴に。鉄は「金を失う」と書くだけに新日鉄の鉄は旧字の「鐵」、「王様の鉄」が正式だが、公認証の「証」も縁起を担いで「登」。

同期の桜は六人兄弟、長男が多摩区の廣田健一氏ならば私は末っ子。兎に角、キャラが立った面々だけにその調整役は次男となる中原区の松原成文氏。そのへんのバランスが絶妙にて私の脚本でドラマ化しようものなら抱腹絶倒間違いなしなのだが、こと選挙に関してはいづれも3期連続当選を果たした歴戦の兵。このたび、無念にも三男が病に倒れて、残りの五名が四期目に臨む。

その必勝祈願。祝詞に「梅かぐわしき...」とあったが、今月の俳句教室の兼題は「梅」。事務所脇の駐車場が幼稚園バスの停車場になっていて、出勤前に居合わせる園児の相手をするのが日課になっている。当時はバスに乗る際も母親と離れるのが嫌で泣きじゃくっていたY君もこの四月からは小学生。「はや三年育つ園児や梅の花」と一句詠んだ。

自ら句を詠むばかりではなく、相手の句を読むと頷かされることが少なくない。今回の中に「紅梅のきは立つ空の青さかな」なんてのがあったが、確かにこの季節の青空って紅梅の色を際立たせるよナ。そうそう、古沢から五力田に抜ける途中の抜け道に手入れされた紅白の梅の木があって、今がちょうど見頃を迎えている。「抜け道に足をとめたる梅の花」と詠んだもののこちらの評はいまいちにて...。

さて、前半戦のヤマ場となる各会派の代表質問が迫って来た。わが会派の質問者は団長の石田康博氏(宮前区)。これで改選期を迎えるだけに当人にとっては最後の大仕事。既に質問原稿を仕上げて、行政側からの答弁待ちなのだが、本日、その結果が届くことになっていて、その答弁次第で再質問の有無を判断することになる。

市政一般及び議案については各常任委員会の所属毎に担当することになるのだが、今回はその一つに小児医療費助成の拡充に関するものが含まれる。小2までの拡充に関しては対象者に一定の所得制限が課されることになるが、その具体的な中身と課した理由、また、対象年齢の拡大時における今後の所得制限の扱い等を聞いた。また、自治体間の対象年齢については差異があり、各自治体が自主財源を投じて格差是正を図っている現状に対する認識や世代間の公平性に関しての見解を求めていて...。

予算編成に関しては財政健全化に向けた視点、とりわけ、減債基金からの借入れ分54億円の返済見込みや来年度以降の対応等に関する答弁が注目。減債基金を打ち出の小槌のように利用されては将来にツケを残すばかりであって、そこに警告を鳴らさねば将来世代が報われない。そんなわが会派の代表質問は26日(木)午前10時より本会議場にて。

(平成27年2月24日/2036回)

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2015年2月23日 (月)

丘の湯

千代ヶ丘のAさんから携帯に着信があった。冒頭から「休日にすみませんが...」と恐縮されていらしたのだが、「年中無休にて遠慮なく...」と申し上げた。一向に進まぬ道路整備に募る苛立ちを隠しきれない様子に今後の方向性をお伝えした。

例年であればもう少し余裕がありそうなもんだが、今年は横浜マラソン...もとい、統一地方選があるだけにそちらの活動が重なる。そんな一大決戦を目前に地元の応援団のスカウトに奔走中。最も効果的な作戦は戸別訪問。平日は身動きが取れぬことから土日を利用して歩いているのだが、「手伝って下さらぬか」と依頼すれば二つ返事で「いいよ」と。ウチなどは「来るものは拒まず去るものは追わず」の柔軟姿勢だが、中には随分と執拗な陣営もあるらしく...。そのへんが吉と出るか凶と出るか。

そんなことで地元を「歩いて」いたら道端にて老婦人と目があった。「山崎さんですか?」-「えぇ、そうです」と御返事申し上げたのだが、いつも散歩時にポスターを見ていただいていたのだそうで、名刺を一枚下さいと言われて丁重に一枚差し出した。「写真負けしていてすみません」と一言添えて...。

さて、区内に「丘の湯」という施設があって、丘の上にあるから「丘の湯」。よみうりランドが運営するスーパー銭湯なのだが、丘の向こう側は稲城市。この「丘の湯」を越えて稲城市に入ると急峻な坂に曲がりくねった道が続く。昔からの旧道なのだが、稲城市と本市を結ぶ重要な路線。そんな丘の向こうの稲城市側では大規模な区画整理が進行中にていづれ曲がりくねった道が改善されるのだとか...。

オリンピックに向けて進むインフラ整備。道路整備が段違いのスピードで進む東京都に対して、遅々として進まぬ神奈川県。そんなインフラの遅れは都県境だけに余計に目立つ。特別区や市町村同士の財源は決して見劣りするものではないが、向こう側には圧倒的な財政力を有する東京都の全面的なバックアップが期待できるだけに...。そんな稲城市には中央道の稲城ICがあって、区内の道路事情は兎も角もそちらに近いのが麻生区の魅力。山を越えて稲城大橋を渡ればあっという間に。

されど、この稲城ICは東京方面のみの片方向スマートIC。八王子方面へは別途多摩川を渡って調布ICからとなるのだが、これが途中の渋滞が随分とひどいことから稲城ICにはフルインター化(=双方向のアクセス)実現を求める要望が多く寄せられていたとか。この3月に待望の府中スマートインターが開通予定で八王子方面へのアクセスが随分と改善される見込みと聞いた。

そのへんまでは歓迎なのだが、帰りは本市内、とりわけ世田谷町田線に抜ける道路の大混雑が予想される。河川同様、流入水量に比べて本線が著しく狭いんだから世田谷町田線の拡幅なくしては抜本的な解決にはならぬ。渋滞にハマると鬱憤が募る上にその待ち時間は社会的な損失、尚且つ、そんな負のエネルギーは政治に向けられかねない。昨今は増え続ける社会保障費にインフラ予算は押され気味で...言い訳無用か。

(平成27年2月23日/2035回)

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2015年2月22日 (日)

ハナモモ

桃の節句が近い。さすがに新年会は...などと思うなかれ。今年は統一選の年だけに決起大会を兼ねてあえて遅めに予定する向きが少なくない。ということでこの土日も同僚諸氏の新年会にて市内巡業。各地の名産や特色を学べるいい機会になっている。日々のお詫びも兼ねつつ、市議団団長の石田康博氏の新年会に伺った。

団長は自他ともに認める「雨男」であって、昨年なんぞは新年会が雪、いや「大」雪と重なった。「長靴を履いてどうにか..」.とならず、数十センチの積雪にさすがの私も途中で挫折してしまったのだが、決戦の年「だけ」は最高の晴天に恵まれるとはなんとも強運の持ち主。しかも、単なる5期目の当選のみならず団長経験後の当選ということは...そう、議長。そんなめでたい年の新年会が雨や雪とあっては縁起でもない。まぁ兎に角、本当に性格がいいセンセイなんだよナ。

会場はわれらが農協、JAセレサ川崎の支店にて開催されるのだが、驚愕はその舞台上。壮麗な生け花が飾られていてまさに春爛漫。「松が取れて梅に桜と花札をめくるようだが、四月の統一地方選には...」と始まった開会宣言だが、舞台上のその花は「ハナモモ」というのだそうで。当人の地盤となる宮前区馬絹エリアは花卉の生産が有名。とりわけ「枝折り(しおり)」と呼ばれる「ウメ」「モモ」「サクラ」等の枝物の荷造り技術は昔から定評があって、「ハナモモ」の出荷は小さいつぼみのうちに枝を切り、室に入れて開花に繋げると聞いた。

桃の節句を目前に控えたこの季節は出荷のピーク。舞台上の「ハナモモ」は馬絹花き生産組合の作品であって、数年前からは出荷がひと段落を迎えた頃に本市にも寄贈をいただくようになった。本市では現役の技術・技能職者に対して市内最高峰の匠「かわさきマイスター」の称号を贈呈し、技術の継承や後継者の育成活動を支援しており、この馬絹花き生産組合の中心的人物、吉田義一氏も「かわさきマイスター」の一人。

さて...。舞台上の本人の隣に御家族の姿を見かけた。こんな仕事をやっていると心配されるのが夫婦仲。スグに離婚説が流されちゃうからナ。確かに政治家の妻ってほんと様々。しゃしゃり出れば窘められ、姿が見えねば陰口を叩かれる何とも損な役回り。ウチなんかは子供の保護者会などに出席しても私の宣伝一つせずに帰って来る位だから典型的な後者なのだが、こちらとてそこに「些かも」期待はしておらず...。その分、こちらの仕事は好き勝手やらせてもらっていて、妻に依存せずとも純粋に本人の活動が評価されるのが理想ではないか。などというのは負け惜しみか。

そうそう、数日前の新潟vs金沢の続き。東京生まれ東京育ちのNさんは会社の支店勤務にて金沢に1年、新潟に2年の生活歴。そんなNさんに軍配を聞けば、絶対に「新潟」だと。ちなみに新潟県は全国でも離婚率が低いことで有名。その理由とは...。

(平成27年2月22日/2034回)

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2015年2月21日 (土)

川崎野菜

横浜マラソンの事務局から当日のゼッケンが届いた。にも関らず夜の付き合いが続いて...。それにしてもこの前の坦坦麺は旨かったナ。

そう、そんな悠長なことを言っている場合ではなかった。迫りくる統一地方選、区内のおよそ目ぼしいところは貼り尽したはずなのだが、この直前にきて後援会長を筆頭に役員の方々がポスターの枚数を「更に」増やしていると聞いた。「あそこの御自宅にも貼らせてもらったから...」との報告に後追いで挨拶に伺う日々。私も負けじと新規開拓にて区内を回っている。

こんなにいいヤツは居ないと思うのだが、なぜか地元連中に「付き合いが悪い」などという不名誉なレッテルを貼られていて。そんな若手仲間がいつぞやの帰りにその店に立ち寄ったのだとか。「(駅からは)ちょっと遠かったけど旨かったよナ。ワインも結構呑んじゃって...」との話に「私に内緒でズルいぢゃないか」とは言わなかった、否、言えなかったが、そんな旨い店ならば...と機会を伺っていたところ、前夜にモナリザン(川崎市役所第三庁舎裏の「有名な」イタリアンレストラン)のペペロンチーノが絶品と聞いてしまったことが背中を押した。

およその場所は聞いていたものの詳細は不明。小田急線百合ヶ丘駅から徒歩15分にて住所は麻生区「高石」。ピザの専門店と聞いて、早速にスマホで検索。「麻生区高石」「ピザ」で検索したのだが、全くにヒットしない。ってことは宣伝せずとも...。ようやく見つけた店の前にはイタリアの国旗がなびく。やっぱり「鰻」が一番だけど久々のイタメシってのもまた食欲をそそる。兎に角、旨いもんを食べてる時ってほんと幸せだよナ。

ランチメニューはスープと窯焼き自家製ピザのセットで1千円から。ピザは種類により若干の別途料金が必要となるが、「マルゲリータ」「マリナーラ」に「クアトロフォルマッジ」が並ぶ。選んだのはやっぱり...「クアトロフォルマッジ」。「クアトロ」は数字の「4」、4種類のチーズのピザの意。これがほんとに旨かった。そう、たまたま店のメニューを眺めていたのだが、スープの紹介欄には「色々、川崎野菜に根菜のスープ」とあって、「川崎野菜」って表記が気に入った。

「川崎野菜」といえば黒川の大型直売所セレサモスが大変好評にて年内には宮前区内に2号店がオープンする予定。「川崎野菜」なのだからやはり北部エリアのみならず、何とか南部エリアにも拡大出来ぬものかと期待をしているのだが、地元農家も労を厭わずに各地に遠征。黒川のTさんなんかは隣の多摩区宿川原まで出張されているとは聞いていたものの、地元の斥候班によればこれが行列の出来る人気店らしく...。そういえば私が小さい頃などは野菜を積んだトラックが近所まで売りに来てたけど、実際の作り手と話が出来るメリットは小さくない。

(平成27年2月21日/2033回)

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2015年2月20日 (金)

商品券

実は...未だその真の魅力には気づいていないのだが、全米において年間最高視聴率を誇るアメフトの祭典「スーパーボウル」。東西対決となったニューイングランド・ペイトリオッツvsシアトル・シーホークスの一戦は史上稀に見る好ゲームにて視聴率も史上最高の49.7%を記録。そんなチケットは勿論プラチナ価格1枚50万円が平均額と聞いた。そこに約7万人の入場者数を乗じれば収入350億円となり、それ以外にCM枠が30秒で約4億円とか...。



が、近年の注目は何といってもハーフタイムショー。今後は出演するアーティストから出演料を徴収するとの方針が話題だが、主催者側の言い分は企業がCM枠を買うのはそれだけの宣伝効果が期待できるというものであって、ハーフタイムショーそれに出演するとなればCM同様に宣伝効果は抜群。ノーギャラ、いや、出演料を払ってでも十分な見返りが期待できるぢゃないかいうもの。



さりとて、大物アーティストともなれば高額なギャラを「貰って」なんぼの世界。自分たちこそがイベントの価値を高めると信じて疑わないだけに、そのへんは真っ向から言い分が対立する。数年前までは出演料が支払われてきただけに主催者側から見れば負担の軽減のみならずむしろ収入に繋げる逆転の発想。それは視聴率の上昇が招いた思わぬ副産物だが、好循環を生み出すビジネスモデルは魅力を高めるところから。



さて、本題。市議会は議案の提案説明が終了、来週以降に行われる予定の代表質問の結果を踏まえて各常任委員会に付託されるのだが、その前に先行して議決を諮らねばならぬ議案や追加議案等も含まれることから臨時的に本会議が開催されることも少なくない。今回も市内公立小学校の改築工事おける契約金額の変更についての議案が先行議決となった。内容は工事の途中に地中埋蔵物が出土したことに伴い、その除去費用6千4百万円を本市が負担するというもの。当日の本会議は5分程度で終わってしまうだけに、そのへんは事前に何とかならんものかと思いつつ...。



そう、そして、もう一つの注目は平成26年度一般会計追加補正となるプレミアム付の商品券。これは商店街連合会などの新年会時に話題に上がっていたものだが、商工会議所や商店街連合会等が発行する商品券の2割分を税金で負担する、つまりは2割分のお得感が生まれる商品券の発行財源は7億9千7百万円。そのうちの2億4千万円を事務経費に充当して、残りの5億5千万円がプレミアム分として加算される。本市の発行総額は33億円。



緊急経済対策として行われるものだが、各自治体に1億円が配られたふるさと創生事業は昔の話。バラマキなどと言われればそれまでだが、商品券となれば預金に回せるものではないから間違いなく景気刺激が期待される。そして、何よりも自らが「選択」して使えるっていうバウチャー的機能はいいと思うのんだけど、御客様から選ばれる為には何をすべきか。商品券とともにそんな魅力づくりも考えてみたいもの。



(平成27年2月20日/2032回)



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2015年2月19日 (木)

本人通知

前半戦のヤマ場となる代表質問の原稿〆切日。およそ世の中というものは理不尽なもんなんだけど...。案の定、声がかかった。「おい、帰るぞ」-「えっ?質問原稿がまだ...」。それが幇間の宿命にて、周囲の視線を気にしつつ、退散したのだが、最後は御自宅までの送迎を仰せつかることになった。

まぁそんなことを記したりすると日々このブログをチェックしている輩が上にチンコロして、すぐに呼び出されるもんだからヨイショ的な記事にせねばならんのだが、正味一時間の車中は大先輩の御意見を伺いつつ、見聞を広げる絶好の機会。と、そのへんまでは許容範囲なのだが、そんな日は寝る間を削って深夜か早朝の仕事となる。

翌朝一番に仕上げた原稿を事務員宛のメールに送る。本来であれば前日が〆切なれど、正副団長が内容を確認するのは翌朝の登庁後だけに「この原稿をそぉ~っと、忍ばせておいて...」と依頼。目立たずとも思わぬ働きをしてくれる事務員こそ陰の立役者。そういう人こそ大事にせねばならぬ。ということで事なきを得た。

さて、物騒な時代。本人の許可なく住民票の写しなどが勝手に不正取得されることがあるらしく、本市でも第三者に不正取得された場合に本人にその事実を知らせる「本人通知制度」がスタート。弁護士や司法書士などは本人の同意がなくとも証明書の交付が認められるのだとか...。

そういえば、また例の如く献金疑惑が浮上していて野党各党が追い落としに夢中。天上界の話は分からんからあくまでも推測の域を出ないけど「越後屋、おぬしもワルよのぅ~」-「御代官様、これで何とか」の状況を連想しそうだが、実際は随分違うんじゃないかって話。

「襟を正す」などといえば恰好はいいが、「萎縮させる」逆効果も。やっぱり「萎縮」していてはいい仕事は出来ぬ。しかも、たったそれだけの金額で釈明に追われるのは不本意であって割に合わぬ。そんなことよりもっとワルはいるよ。

巷では振り込め詐欺が話題だけど、政治家の場合は自らの口座を公表している方もいて、銀行の口座を公表しておけば向こうから勝手に...。本人はあくまでも「善意」の寄附を求めているはずだが、相手方の腹は様々。「御礼」であればまだしも「見返り」となれば便宜供与の最たるもの。で、勝手に振り込まれちゃうもんだから防ぎようが無い。「貴殿の口座を...」なんて人は実際にいて、振り込まれれば小人ははしゃいじゃうんだろうけど記録が残るから後々厄介。

だから第三者から口座に振り込まれたら通知が届くような制度でもあれば...。いやいや、振り込みは電子記録が残るからそれをスグに返却しても献金を受けた証拠「だけ」は残る。どこかで口座が知られれば相手をハメる為に意図的に利用される可能性も...。何とも理不尽な世界なんだけど、「もし」貰うなら足のつかぬカネに限る。なんて...。

(平成27年2月19日/2031回)

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2015年2月18日 (水)

ちりめん問屋

バレンタインデーに発売された一番列車の切符は発売開始から25秒で売り切れたとか。1ヶ月後に開業が迫る北陸新幹線。現在は上越新幹線にて越後湯沢駅まで行き、そこから在来線の特急「はくたか」号にて現地まで。越後湯沢から金沢までの所要時間は3時間、蛇足ながら丁度1時間のところに私の実家、直江津駅がある。

東京-金沢間を2時間半で結ぶ北陸新幹線は現在の長野新幹線を延伸する形でこれまでに比べて約1時間半の短縮が見込まれていて、そんな開業を一日千秋の思いで待ち続けた金沢市民は少なくないはず。開業を祝福するかのように金沢市をホームタウンとするプロサッカーチーム「ツエーゲン金沢」がJ2への昇格を決めた。兼六園を筆頭に魅力が盛り沢山の金沢市。それだけ利便性が高まれば確かに観光客は増えそうだが...。

東北新幹線の新型車両「はやぶさ」の登場によりぐっと近くなった仙台市は今や日帰り圏内。夜の繁華街は閑古鳥とか。そりゃ会社の経費で行く以上は日帰りとて我慢せざるを得ないが、プライベートで行くのであれば宿泊先を確保してのんびりとくつろぎたいところ。

各県一駅にて私の実家の最寄り駅は上越妙高駅なのだが、「はやぶさ」の北陸新幹線版、最速の「かがやき」は通過になるそうで地元に鬱憤も募っていると聞いた。かねてより日本海側の首位の座を巡り因縁の争いを繰り広げてきた新潟vs金沢の一戦、北陸新幹線の開業に伴うその軍配やいかに。

さて、今日の話題は...人事。あれだけ批判が多くとも抜群の人気を誇る公務員。そりゃ身分保証に福利厚生はピカイチだけに今以て採用試験のたびに依頼をいただくことが少なくない。確かに「昔」は採用に関して組合枠やセンセイの口利きによる縁故採用なども存在していたものの、今やセンセイの口利きなどは屁の突っ張りにもならぬ時代。それで公務員の地位が手に入るんだから謝礼は幾ら包んでも十分にお釣りがきそう。昔はいい時代だったんだナ。

で、そんな難関をクリアして晴れて公務員に採用されれば人事異動と昇給試験が付きまとう。昇給試験に合格したとしても異動の権限を握るのは管理職だが、それが恣意的である可能性も十分にあったりして...。やはり人事異動は上に媚びる人物が有利。公平性なんてのは建前にすぎぬことは承知だが、それでもアピール下手で地味にコツコツと積み重ねている人材が不遇の時を過ごすのは大きな損失。

庁内を歩いているとそんな真面目な人物の評判を聞かせていただくこともあって聞けば必ず上長に伝えるのだが、物事の判断を下す上においては材料というか情報は多ければ多いほどいいからそれが人づてに聞いた内容であってもキチンと伝えておいて損はない。

そう、隠密に諸国を漫遊して悪人を懲らしめる勧善懲悪の国民的時代劇「水戸黄門」が4年ぶりに放送されると聞いた。平均視聴率22.2%、最高視聴率43.7%という驚異の数字を誇る黄門様。そんな黄門様的な役割はセンセイにぴったり。そういえば黄門様の設定は「金沢」じゃなくて越後のちりめん問屋の御隠居だったナ。

(平成27年2月18日/2030回)

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2015年2月17日 (火)

経営統合

さて、現在、川崎市役所は第一庁舎から第四庁舎まであって、それでも足りずに周辺の民間ビルと賃貸借契約を結び、入居をしている状況で、その賃借料は約6億円/年。そんなことから進む本庁舎周辺の再編整備だが、東京オリンピック・パラリンピックを目途にすれば、建設ラッシュに資材高騰が重なることから数年遅らせての完成が見込まれている。

私ども市議会が入居している庁舎は議会棟ならぬ第二庁舎の上層階。権威をかさに陣取っているように見えるが、この庁舎は別名「水道庁舎」と呼ばれるように長年に亘り本市の水道部門が下層部を占めている。そう、水道事業は自治体の独占事業なだけに利益も生みやすい訳で...。

今回の定例会は別名「予算議会」といわれるように予算審査特別委員会が含まれる。かつて、「母屋でおかゆをすすりながら、離れですき焼きを喰っている」との発言が話題になったが、一般会計以外に特別会計なるものがあって、そんな特別会計こそが諸悪の根源が如く喧伝されがち。国においては特別会計の規模は一般会計の数倍だが、本市を含む自治体においてはほぼ同等程度。

本市であればその規模は一般会計が約6千億円に対して特別会計が約5千億円、公営企業会計は約2千億円となっていて、地方公営企業の中には病院、下水道、水道、工業用水道、自動車運送いわゆる公営バスの5会計が含まれる。各々が独立採算制にて不足分は一般会計からの繰入が行われるのだが、中でも赤字補てん的な投入については議会でもやり玉に上がることが少なくない。

とりわけ、利益の出やすい上水道に対して下水道事業に関しては「雨水公費・汚水私費の原則」により一般会計において負担すべき公費が定められているが、それ以外に一般会計から繰入られる補助金については見直しを求めてきた。今年度の予算書に目を通して見ると全体の規模460億円に対して雨水分の負担金は120億円。それ以外に一般会計から約9億3千万円の補助金が投入されている。

また、水道事業については市内需要と給水能力の乖離が大きな課題とされていて、中でも本市独自の給水以外に他の自治体と結成している神奈川県広域水道事業団への受水費負担は応分の負担とされるものの、それ自体が大きな負担となっていて企業団に対してその見直しを求めてきた。

庁舎名に「水道」が残るように、かつては上水は「局」としてわが世の春を謳歌した一方で、下水はあくまでも建設局の一部門として機能してきた歴史を有するが、平成23年4月に上下水道部門の経営統合が図られて、組織も上下水道局に一本化されることになった。結果、料金徴収の一本化や出先機関の共用化等が進むことにより、目に見える成果が生まれつつあるのだが、まだまだ各方面に改善の余地がありそうなだけに...。

(平成27年2月17日/2029回)

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2015年2月16日 (月)

乗合タクシー

羽目を外す時は川向こうに限る...などとプライベートにて都内のパーティーに出席。.ドリンクはセルフサービスとのことでカウンター向こうの女性に「グラスの白ワイン」を頼めば、突然に「ひょっとして、山崎さんじゃないですか?」などと言われてつい胸に手を当てて過去を振り返ってしまった。何もやましいことはないはずなのだが...。

政治家として必須な条件、相手の顔と名前を知らぬ粗相を詫びつつ、「どこかでお会いしたことありましたっけ?」と聞けば、「自宅の周辺にポスターが結構貼ってあるんです」と。「ちなみに住所は?」-「高石です」。相手が有権者と判明した途端に妙に腰が低くなってしまう情けないヤツのだが、それはまさに当方の事務所がある膝元。やはり会うのは初めてとのことだが、日々ポスターを見て下さっていて、初対面にも関らず声をかけていただくとは何ともありがたい。世の中ほんと狭いし、何よりも...泥酔していなくて良かったナ。さて、さて...。

来年度から本市の魅力を内外に戦略的に発信する為の組織「シティプロモーション推進担当」が新設されると聞いた。これだけ魅力が多いわがまちが他都市の後塵を拝すのは広報活動が不足しているからだとの結論は(本市に限らず)どこの自治体も辿りつく結論。確かにかつて「川崎市」といえば「公害のまち」に「ホームレス」、私も社会の授業にてそう教わった。

そんな過去のイメージを払拭する為に「音楽のまちづくり」が推進されるとともに、本市の玄関口となるJR川崎駅周辺も大きく変貌を遂げ、「川崎市」のイメージも随分と向上した(はず)。ということで次なる広報戦略に期待を寄せているのだが、過度な背伸びは禁物。巷のレストラン同様に本物はいづれ選ばれるのだからまずは地に足のついた施策推進こそ欠かせない重要な柱。

そういえば、最近の話題に鉄道の廃線やバス路線の撤退等が見込まれ、公共交通の維持が困難な過疎地において貨物トラックに客を乗せたり、タクシーで荷物だけを運ぶ「貨客混載」解禁の報道を目にした。元々は業界間の顧客の奪い合い等を防ぐ目的で制限されていたもの。過疎に悩む限界集落では背に腹は代えられぬということらしく...。

本市とて北部地域には交通不便地域が少なくない。そこに公費を投入する以上、当該地に「都合のいい話」ではないかとの妬みもありそうだが、当事者たちの悩みは深刻なだけにコミバスの話が浮上したりもする。が、路線開設には警察立会による現場検証から収支予測等々と大変な労力を要するのが実情。

仮に現場検証や日々の採算性はクリア出来たとしても車両購入の費用を誰が負担するかって話が次なる難関。そのへん、市バス路線であれば車両購入は市の負担、尚且つ、赤字であっても公共交通としての路線存続が図られることも有り得るが、コミバスとなると断然に障壁が高い、というか高過ぎ。

ならば乗合タクシーの活用なんてのはどうか。駅前でのタクシー車両の客待ち行列は社会の損失、ならばその時間を利用して...。既存の車両を活用出来る利点も大きいし、何よりも乗合タクシーであれば障壁がぐっと下がる。

(平成27年2月16日/2028回)

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2015年2月14日 (土)

私の部下は...

深夜0時前の帰宅が滅多にないのが自慢にならぬ自慢の一つなのだが、帰宅後に妻の薦めで見たショートコメディドラマが興味を惹いた。

若手キャリアウーマンとその部下、50歳のオッサンのコンビが繰り広げる物語「私の部下は50歳」。視聴者参加型の企画オーディション番組「青山ワンセグ開発」が主催する平成26年度バトル1優勝企画。キャストは木南晴夏&緋田康人なるコンビだが、演技力は抜群で呼吸もぴったり。人気役者に多額のギャラを払わずとも視聴率を稼げる好例。世に埋もれている人材は少なくない。

さて、いよいよ予算議会も開幕。話題満載にて「まずはどのへんから...」と関係資料に目を通していたのだが、やっぱり社会保障、特に介護報酬改定の記事が目立つ。介護事業者が儲け過ぎだから報酬を減らすべきという財務省とそれでは経営が立ちいかぬとの厚労省のせめぎ合い。その折衷案が2.27%のマイナス改定なのだが、どこぞの週刊誌の三面記事に介護士にはバツイチや生活苦の女性が多く、副収入を求めて売春まがいの仕事に手を出す女性が増えていて、今回の介護報酬のマイナス改定が更に追い打ちをかけていると...。

いやいや、ちょっと待った。介護報酬は全体で2.27%のマイナス改定ながらもその詳細を見れば介護士の処遇改善で1.65%のプラス、月額1万2千円の給料アップが見込まれている。そもそもに職業に貴賤は無いと信じてやまぬが、それを選択するのは本人であって「カネ」目当てに手を染めたその自己責任を政治に転嫁されたのではたまったもんではない。

そう、介護保険といえば過去にも何度か取り上げた市長の公約「県内一高い介護保険料からの脱却」については横浜市の平均額5,990円に対して、本市は5,540円を示した。ということで、早くも公約達成の見込み。その保険料の多寡だけに耳目が集まりやすいが、保険料の設定は介護サービス給付とセット。その自治体においてどれだけの需要があって、どの程度の整備を進めるのかという3ヶ年計画も併せて示されるだけにその計画の内容と保険料の妥当性こそが議論されるべきではないか。

で、保険料といえば国民健康保険なんかも同じ。18年度に都道府県への移管が見込まれるものの、現在は市町村がその運営主体。本市でも単独の特別会計として収支が報告されているが、保険料収入360億円に対して、医療費の支出は880億円となっていて、約半分を企業が負担する組合健保に比べても歪な構図、尚且つ、加入者の負担が一部に偏在。その補てんには多額の市税が投入されているだけに都道府県への移管後に市の負担はどうか。

また、組合健保における企業負担こそ当該企業にとっての重荷であって、正規雇用が進まぬ理由もそこにある。医療保険制度のグランドデザインをどう描くか。それは国会議員のセンセイの仕事だが、そもそもに「低」負担「高」福祉ってのはありえないんだから。

(平成27年2月14日/2027回)

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2015年2月13日 (金)

県議選

番組の放送直後に「良かったぞ」とメールが届いた。夜のゴールデンタイムに「予算議会を前に」なんて番組を見て下さるのはおらが後援会長位なもの。後悔が残る収録後はあまり口外をせぬようにしていたのだが、庁舎内のそこらじゅうに宣伝広告が貼られるわ、他の出演者が勝手に宣伝するもんだから...。「必ず見るから」-「だめだ、だめ、だめ、見なくて結構」と伝えていたのだが、「見るな」と言われれば言われるほど見たくなるのが人の心理。

収録前にタイムキーパーが発言時間を計測するのだが、私だけが「著しく」足りぬという。んなものは他の話好きなセンセイ方に任せて...なんて勝手に思っていたのだが、収録本番の途中に向こうから小さな声が聞こえて来た。「やっぱり時間足りません」って。もしや...?どことなく嫌な予感がしていたんだけど、案の上、カメラが向いていない隙にアナウンサーにメモが届き、番組の終盤で「時間が短かった山崎さん、何か追加の発言ありますか?」と。アナウンサーは慣れているから変幻自在に対応出来るんだろうけど、こっちは何といってもノー原稿だからね。ほんとビビったよ。「(追加は)ないよ、ない、ない」なんて言えないし...。

で、それまでは待機児童解消に小児医療費助成、中学校完全給食の3本柱が話題の中心だったから都市基盤整備の話をしたんだ。かつては本市にも川崎縦貫高速鉄道という夢の計画があって今は完全に暗礁に乗り上げてしまったが、そんな計画が浮上した背景には北部地域における交通網の未整備という課題があって、それが横浜市営地下鉄3号線の延伸であり、コミバスを含むバス路線の拡充なんだと訴えた。

後援会長のメールには「話し方と態度が一番良かった」ってあったけど、人を判断するのはその態度と仕草が大半を占める。とにかく話す内容に乏しいからそんなところで勝負するしかないんだ。そりゃ、どんなに美麗字句を並べても棒読みでは視聴者に対して伝わらない。自分の言葉で語らなきゃ。

そうそう、昨日の総理の施政方針演説。「中身がよく分からない言葉が躍る演説」(民主党)、「(農協改革は)看板のかけ替えとお化粧直し」(維新)といつも他人事の批判を繰り返す野党各党の姿勢にはうんざりだが、農協改革なんかもJA全中が持つ指導権限をなくして地域農協の自立や競争を促すどこに異論があるのか。抵抗勢力に仕立て上げられたJA全中相手に改革の意義を諭す折衝にてならばアンタがやってみろと。

ということで、今日が市長の施政方針となるのだが、支援者の方からこんな御意見が届いた。今春の統一選の候補者と思われる方のチラシに「待機児童ゼロ」「小児医療費の小6までの無料化」「中学校給食の導入」と謳われているが、それは市長の公約ではないのか。で、それが市議ならぬ県議を目指しているようだが...と。そう、そりゃ確かに市長の公約であって、「化粧直し」どころか「そのまんま」。何やら県の施策として行われているような物言いだが、いづれも県費負担は「ゼロ」。やっぱり有権者に響くのって市の施策なんだナと思う瞬間。

いつもくだらんところに目がいってしまうのだが、言いだしっぺはあくまでも区内の有権者だから...。

(平成27年2月13日/2026回)

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2015年2月12日 (木)

理事長

任期最後の定例会の開幕が迫る。それが慣例なのだが、開幕前に所管の常任委員会にて提出予定議案の説明を受けることになっていて、現在、市民委員会の所管は市民・こども局、こども本部、経済労働局、港湾局の4つ。議案以外に所管事務の報告も含まれるからおよそ2日間の日程で開催されるのが一般的なのだが、諸般の事情により1日でどうかと打診が来た。

委員会手当がある訳でもないからどちらでも結構なのだが、1日に詰め込むとなると長丁場が予想される。ほんと些細な話だが、昼食休憩をどうするか。午後の予定があるから昼食抜きでの継続を望む声もあれば一方では昼食位はちゃんと取らせろなどとなりかねない。紛糾すると手に負えないから諸センセイ方の機嫌を損ねぬよう細心の注意を払って...。ほんとそうだよ、だから委員長なんてエラそうに「見える」けどやらぬに限る。

でも、当日はそんな事情を察したか某局の庶務課長の説明が早かった。早かったってのも途中を端折った訳ではなくて予め用意してあった原稿を速めに読んだだけなんだけど機転が利くってのは大事なこと。で、そんな厄介な連中に少しでも豊かな情緒を育んでもらおうと...違った、音楽のまちづくりの尚一層の推進を目的に設立された川崎市音楽振興議員連盟。

会費は月額1千円を徴収し、実費精算にて残金は年度末に本人に還元するという何とも良心的な団体。不肖私がその事務局長を仰せつかっていて、何かいい企画は無いものかと思案していたところ会長の鏑木茂哉氏が話を付けてきた。「ゲネプロ」とは本番前のリハーサル、通し稽古を意味するらしく、その見学はどうかと。しかも、東京交響楽団による秋山和慶氏の指揮者生活50周年記念公演と絶好の企画。

で、事務局長特権にて夕刻の祝賀会にも招待をいただいたんだけど、到着が随分早かった。たまたま隣に居合わせた御仁と御話をしていて、社会的地位の高い方であることは察しが付くのだが、はて...。恐れ多くも楽団の前理事長にておみそれしてしまった。

そう、理事長といえば...。昨年、話題の名物市長で有名な佐賀県武雄市を視察にて訪ねたんだけど、「折角だから...」と役所に内緒でハウステンボスに立ち寄ることになった。過去に紆余曲折があったものの、近年の業績は好調と聞いてその秘訣を探りに行こうじゃないかと。視察などというと「タダ」で入場出来るんじゃないかと思われがちで事実そんなことも少なくないのだが、こちらはキチンと入場料を支払っての視察。

勝手に押しかけている以上、別にそこに全く不満はないのだが、立派な応接室に通されて待つこと数分。ハウステンボスを運営するHIS会長の澤田秀雄氏自らが挨拶に来て下さった。こちらとて川崎市の宣伝マンのようなもの。ふるさと自慢に立派な音楽ホールの話をしたら当人が東京交響楽団の理事長だったんだよナ。笑っておられたけど大恥。とんだ失礼を...。

(平成27年2月12日/2025回)

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2015年2月11日 (水)

図書館

複数の情報筋から入手した情報によればわが麻生区内において統一地方選の世論調査が行われているらしく、しかもその実施主体は党本部だとか...。事前に知らされていないだけに隠密に行っているつもりらしいがこちらの情報網をナメてはいけない。「ちゃんとアンタに投票しといたから...」とMさん。下馬評がいいと慢心を生むから他の候補者で全然良かったのだが、本番も頼むよ、Mさん。

まぁ、そんな迫りくる統一地方選を前にして議会局が研修会を企画した。講師には「歩く公職選挙法」、否、本市自慢の選挙管理アドバイザー、小島勇人氏を招いての「公職選挙法と日常の市議会議員活動」と題した講演。副題には「インターネット選挙運動の解禁と寄附の禁止関係などを中心に」と添えられている。同氏は実務に精通されているだけにその的確なアドバイスには定評があって、法解釈の抜け道などは候補者必見。

急な呼びかけにも関らず広い会場は満員御礼。私なんかはたまたま委員会のレクと重なり、「そちらを早めに終わらせて...」などと画策していたのだが、「真面目な」副委員長の質疑応答が多すぎて講演の終わり間際にようやく合流。大事な部分は聞きそびれてしまった。

さて、雑誌「選択」今月号に-すさんでいく「公共図書館」-という記事を見かけたが、ここ数週間ほど図書館に関する話題が目にとまった。中学生時代は随分と利用した図書館。別に自宅の部屋が狭かった訳でもないのだが、「図書館に行って来る」などといえば外出の口実には最適。実際には寝ているだけだったりもするのだが、そこに居るだけで何か賢くなったように思えてしまうのだから不思議だよナ。

いつもの社長が図書館の愛好者で時折、私とやり合うのだが、「ベストセラーなどは図書館で借りるべきであって買わずとも...」というのが向こうの言い分。さりとて、私などはせっかちな性分にて、そこに行く手間、借りる手間等々を考慮すれば自ら本屋で購入するのが手っ取り早い。田中休隅の「民間省要」ならいざ知らず、新書や話題の小説の類などは「自腹」で買わずしてどうするんだなどと反論をしていて...。

「図書館栄えて物書き滅ぶ」などと言われるように無料貸本により著者への印税と出版社の収益が減るのは当然。また一方で「年金をたくさんもらっているヒマ人の為に多額の税金を投じて三文小説を買う意義はどこにあるのか」と、そのあたりが図書館論争の肝ではないか。

そうそう、記事によれば武雄市図書館などはあくまでも商業施設としては成功したものの、公共施設としては不十分だと手厳しい。そんな図書館では毎年ある程度の冊数の購入が見込めることから出版社にとってはいい顧客になり得る。購入図書の選定は司書の仕事だが、最近は便利なサービスが横行することで、その果たす役割が低下しつつあると警告を鳴らしていて...。

図書館で最も重要な機能は司書、レファレンス機能。果たして購入された図書はどれだけ読まれているのか、購入図書の見直しとともにそこで捻出された財源を子供たちに読書の意義を伝える学校図書館の司書の充実に充ててはどうかと。

(平成27年2月11日/2024回)

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2015年2月10日 (火)

報道の自由

理不尽な扱いに報道の自由で対抗している御仁がいると聞いた。それを報道が取り上げるもんだから本人の知名度アップには絶好のチャンス。「困っている人を助たい」と言いつつ私腹を肥やしている人がいるように理由を訊かれたらそりゃ当然...。真贋が問われる時代に人の目利きって大事だよなと思う瞬間。世の中に社会的常識が通じない方々が増えた。

野暮用ならぬちゃんとした用事にて既にご隠居された寺の住職を訪ねた。子供たちが外で遊ばなくなったという話から「ひとりどっこい」の話になった。「ひとりどっこい」とは村と村、というよりも谷戸と谷戸同士の対決。喧嘩というよりも力比べ。当時はその程度しか遊びはなかったんだろうナ。谷戸同士の総力戦なのだが「ひとり」というようにおよそ実力が同じ位の子供同士が一対一でやりあう勝負。でも、そんなぶつかり稽古の中からこれ以上殴ったらヤバいなというものを肌で掴み取る、今はその手加減の具合が分かんないんだよナ。

さて、夜の残業中に一通のFAXが届いた。差出人は本市の建設緑政局長。過去に従事していた入札の秘密情報を相手に教えたことから本市の職員が警察に逮捕されたというもの。それは決して許されるものではないが、振り子の針は大きく揺れるのがこの世界。服務規律が徹底されるから業者への対応もより厳格になりがち。それが果たしてどう出るか。

一部に競争はけしからんっていうけれども競争がないほうがよほどおかしいのであって随意契約などはすべからく妥当性を検証した上で例外なく見直すべきだと信じて疑わないが、競争が全てというものでもない。無条件に前年度比何%カットなどと言われて今日よりも明日の受注額が「絶対に」下がるとなれば意欲も失せるというもので、さりとて、大きいところだけは上の意向でガッチリ固められたとあっては鬱憤も募る。まさに弱いものイジメで陰湿だよ。

かつては日参する業者や仕事をキチンとこなす業者との間には信頼関係があって、貸し借りもあった。時に理不尽な案件も請け負わねばならぬ。されど、こんど必ず「借り」は返すから...それは言ってしまえば癒着、談合の類かもしれぬが、そのへんの目に見えぬ絆というか阿吽の呼吸があって、それが一朝有事の際には役所の為に働こうという義侠心に繋がっていた。

そんな様子を見透かした地元の兄貴なんかは早々に見切りをつけて民間にシフトしちゃったけれども、結果、そこに依存せざるを得ない方々が残り、一方では都内の悪徳業者が獲物を狙ってやって来るもんだから...。私なんかはそちらの関係者に世話になったことすらないが、瀕死の状態で藁にも縋る想いで札を入れに来る業者の心境が分かるか。

分からずとも、職務上は及第点が貰えるかもしれぬが、人としてはどうか...。服務規律は順守しつつもそのへんの人の機微が分かる公務員であって欲しいと願っている。

(平成27年2月10日/2023回)

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2015年2月 9日 (月)

ノー原稿

当日の注意事項には「議員バッチを忘れずに」とあった。御丁寧に下線が添えられている。やっぱりバッチなんだナ。ということでバッチこそ忘れなかったものの最後の詰めが甘かった。「今夜はどうか」と誘われて「翌日は何とかなるだろう」なんて油断してしまったのが間違いのもと。「やや重め」残りの体調も翌朝は早めに起床して収録現場に向かったまでは良かったんだけど...。

およそ発言の目安時間は知らされていて発言要旨だけは整理しておいたのだが、他のセンセイ方は台本原稿が全て「完璧に」用意されている。やっぱりセンセイってのはここ一番に懸ける執念が違うんだナ。しかも、特別なフリップも用意されていて、そんなものを使えば自らの表情が映らないじゃないかなどと思っていたらむしろそれが好都合だとか。そこにズームされる上に裏面に貼られた原稿を読み上げれば目線が下にさがらずに自然な表情に近いらしく...全て計算されているんだ。

ということで座談会というよりもまるで政見放送に近い。そんな用意周到な他のセンセイに圧倒されつつ、動揺を隠しきれない私の様子はぜひ当日の放送にてチェックを(笑)。

そうそう、予算編成の中でも目玉の一つ、待機児童解消については認可保育園の整備から運営、認可外保育施策の充実等々は軒並み大幅増の予算編成。毎年4月現在の待機児童数が公表されるのだが、ここ数年の動向を申し上げれば、数年前迄は「毎年」数百名規模の待機児童が生じていて、その解消の為に「毎年」1千名以上の受入れ枠の拡大を図ってきた。数百名の待機児童に対して1千名以上の枠を広げればすんなりと解消しそうなもんだけど相変わらず待機児童が生じていて...。

その原因は潜在的な需要、入園枠が拡大することで新たな需要が喚起される。隣の子供が保育園に通えるのであればうちも...と。そんないたちごっこが続いて、ここ近年は就学前児童数における保育園の利用割合が大幅に増えた。昨年4月現在の待機児童数は大幅に減少して62名に。が、それでも手を緩めることなく公約実現の必達を期して例年以上の約2千名もの枠を拡大。62名の待機児童に対して新たに2千名もの枠拡大を図るんだからさすがに...。

いやいや、それでも足りぬとばかりに平成27年度中には「更に」1,420名分の受入れ枠拡大を目指すそうで。認可保育園の運営費が3百億円を超えた。枠の拡大の一方で「(希望する保育園が)駅に近くなければ意味がない」などという需要と供給のミスマッチや人口動態の変化、つまりは利用ニーズが減少に転じた場合の対応等が今後の課題となる。

そうそう、今回の収録はtvkテレビ神奈川の本社ビル内のスタジオで行われたんだけど麻生区から横浜方面への交通はほんと不便なんだよナ。当日なんかも田園都市線のあざみ野駅周辺のコインパーキングに車を止めて横浜市営地下鉄にて関内へ。新百合ヶ丘駅への延伸の実現を急がねば...。そう、収録を終えてそのまま帰ったのでは何とも寂しい。ということで昼食はやっぱり...。大一番の前後はこれに限る。

(平成27年2月9日/2022回)

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2015年2月 8日 (日)

選挙前

長年の経験者だけにその重要性は百も承知。人知れずひょっこりと顔を出されたおらがセンセイ。「今夜の会議は欠席でスマン」と。律義な御仁にて丁重に御礼を申し上げたのだが、「そういえば、次の議会日程はあるかね?」と聞かれて、日程案を提示したところ「ふむふむ、良かった」と一言。てっきり傍聴にでも来て下さるのかと思いきや、コンペの日程が丁度いいとのことらしく...。「応援してくれそうな方が多そうだからぜひにと思ってね」。

「選挙前に随分余裕があるナ」との悪評の流布や「向こうは盤石ですから今回は当陣営に...」というのは相手の善意に付け込み、寝返りを狙う相手陣営の常套手段だが、そんな甘い囁きに弱いのが日本人。如何なる状況であっても決して余裕があるということは絶対に無いのだが、それを気にしていたらキリがない。ましてやそれは相手の善意以外の何物でもないのだからつべこべ言っては失礼というもの。「ぜひ」と二つ返事で承諾させていただいた。

「選挙前だから...」なんてのはいい口実で、そもそも選挙直前だから遊びを自粛するとか節制をするというその発想そのものが卑しくはないか。期末テスト前の徹夜勉強のようなもの、寝不足こそ命とりであって、前日こそ十分な睡眠をとるべき。まぁそもそもにそんなことなどあえて公言などせずに隠密に行動出来れば尚結構なのだが...。

さて、仕事以外の雑務は苦手だからいつも「適当」なことが少なくないが、「平成26年分源泉徴収票の交付及び平成27年分給与所得者の扶養控除等申請書」なる書類が届いた。別に今の報酬が変わるものでもなく、「昨年と同じ」にレ点を入れて提出したのだが、自宅にてその写しを見た妻が気付いた。扶養家族の欄に「年少」の文字。ウチは既に小2ぢゃないかということらしく...。

座談会の「発言のポイント」調査票によれば「待機児童解消」、「小児医療費助成」、「中学校完全給食実施」が3本柱だそうで、中学校完全給食に関しては平成28年からの試行実施、平成29年4月からの完全実施に向けた準備が進むが、平成27年度の計上予算は32億円。土地の取得を含む給食センターの整備。それに今後15年間で350億円の債務負担行為、つまりは単年度あたり23億円が見込まれている。

決して安くない負担だが、平成29年4月の完全実施であればウチの子供たちは十分に間に合う。ならば...違うか。入学時なども丁度大規模改修を終えたばかりのピカピカの校舎で迎えたものだからその幸運を喜んでいて、小児医療助成などもこの春から小2までの拡大で翌年度には小3までの拡大と朗報が続く。

小児医療助成などは些か解説が必要だが、こちらは対象年齢を一学年引き上げると約3億円の負担が生じる。されど、依存度が最も高いのは乳幼児期と小1でそれ以降は依存度が低くなるから本市負担も学年とともに減少。市長公約の小学校6年生までの実現には年間約15億円の財源が必要。

でも、待てよ。この4月から小2、その翌年から小3迄の拡大ってことはウチとは一学年ズレてるぢゃないか。まぁあえて期待しちゃいけないところなんだけど。

(平成27年2月8日/2021回)

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2015年2月 7日 (土)

悪しき慣例

「昨年は自民党さん『だけ』ノー原稿でしたよ。これまでの慣例とか...」と新聞社の支局長。そんなにビビらせずとも...と念の為、副団長に聞けば「それが慣例です」と冷たい一言が返って来た。「『後輩の為にも』そんな悪しき慣例は今回で断ち切るからナ」と宣言すれば、「それこそが悪しき慣例にならなければいいのですが...」と後輩のHセンセイ。tvkテレビ神奈川の川崎市議会特別番組「予算議会を前に」の収録前のひとコマ。

当時、不慣れなもので予め用意した原稿を胸ポケットから取り出して読み上げたのだが、主催者にも大そう評判が良かった。「私どもの為にそこまで手間をかけていただいて...」というらしい。それだけの度胸があればぶっつけ本番、出たとこ勝負とあいなるのだが、こちらは石橋を叩いて渡る慎重派にて事前の準備だけは怠ることなく。だって、あのスティーブ・ジョブズ氏などは「たった」5分のプレゼンに数百時間を費やしたことで有名、ほんと細部にまでこだわりを見せたとか...。

そう、昨日の続き。平成27年度における臨財債の発行額は10億円で前年度比159億円ものマイナス。つまりは需要と収入がほぼ拮抗しているから国の穴埋め分はその程度で大丈夫だろうという目論見なのだが、税収や地方消費税の増収分は臨財債と相殺されるから歳入規模は前年度並み。で、翌年度は税収が更に増えることが見込まれて平成28年度には地方交付税の不交付団体になる見込み。

不交付団体などというと国から交付税が貰えない。何か損でもしているように見えなくもないが、それだけ財政力指数が高く、国への依存度が少ないってことだから歓迎すべきこと。交付税と臨財債は表裏一体だから不交付団体になれば全て自主財源となる訳でそれ以降の増収分の利用用途は自治体の判断に委ねられる。尚且つ、今回は臨財債の大幅な減少によりプライマリーバランスの黒字、つまりは市債残高が減少することを意味する。

ということで何とも順風な財政運営に見えなくもないが、憂慮すべきは減債基金からの借入れ。そもそもに「減債基金」とは何か。各自治体が発行する市債の償還年数は30年となるだけに発行の翌年度から「義務的に」その30分の1づつを積み立てることで償還時の財源にしようという基金。基金運用により多少の金利は付くものの、当面は必要としない現ナマのタンス預金のようなものだけに「とりあえず」そこから拝借すれば...。

相手方への支払い金利も無ければ工面も自由。底を付けばその時にでも...と何とも都合がいい基金活用なのだが、その返済見込みが不透明とあっては看過できぬ。尚且つ、扶助費を含む義務的経費比率の上昇時においてその財源として活用するのは極めて危険。臨時的というよりも恒久的な財源が必要となるのだからそのへんは歳出カットにて対応すべきではないか。ちなみに今後見込まれる借入れ額は平成27年度54億円、平成28年度124億円、平成29年度187億円。

「いづれ増収に...」との楽観論は将来に禍根を残しかねない。

(平成27年2月7日/2020回)

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2015年2月 6日 (金)

臨財債

「この下に高田あり」との立て札が有名だが、かつては日本一の豪雪地帯として知名度の高い新潟県上越市が私の郷里。一晩で数十センチの積雪はあたりまえ。時に一メートル以上なんてのもあったけど、それがたった5センチで麻痺してしまうのだから首都圏って脆弱だよナと。かくいう私なんかもドカ雪に車が立ち往生したこともあるのだから笑えない。

そんな雪国育ちから見れば積雪の当日よりも翌日以降の道路凍結のほうがよほど危険。向こうは雪が数十センチは積もっているから転倒時に衝撃を吸収するクッションの役目を果たす。が、こちらはコンクリートむき出しだから救急車の出動回数も増える訳で...。転倒時の危険性は雪国よりも遥かに高いのではないか。

さて、最近は夜の酒席に車で伺うことが少なくない。「徒歩は億劫なものでつい...」などと釈明をしてみるが、酒を断るいい口実にもなっていて、帰宅後に(といっても事務所に戻るだけなのだが、)ひと仕事が出来る。そんなことから帰り際には泥酔者、違った、年配者の送迎などを請け負っていて、その乗客の一人から意外な特技を聞いた。昭和12年生まれのKさんは東京生まれの東京育ちだが、かつてはスキーに没頭してこれがかなりの腕前だったと初めて聞いた。

他の席でもそんな話になったんだけど、都会育ちの年配者にスキーの愛好家が多いことに驚かされる。都会人のほうがスキーやってるじゃん。というか、雪国はそれが生活の一部。毎週末は屋根の雪下ろしに追われることから娯楽という意識が無い。私なども「それなり」にこなせる(はずだ)けど上京して雪とは疎遠な日々を過ごしていると時にあの白銀の世界、真っ白な山々を遠目に見ながら雪の斜面を滑り降りる快感を経験してみたくもなるもので...。

閑話休題。来年度の予算案について財政局のレクを受けた。それまでの財政運営の「結果」が決算であれば、予算はあくまでの「仮」の姿。が、それだけに市長の方針が見て取れる。「あの予算はオレ様が付けてやったんだ」と豪語するセンセイの姿は昔の話。最近はあくまでもその財政運営の方針を巡る議論に収斂されつつあって...今年はどうか。

ざっと目を通して見ると歳入面では税収の増が40億円に税率変更に伴う消費税の増収分が92億円見込まれるものの、臨時財政対策債の大幅な減収により歳入規模はほぼ前年度並み。この臨時財政対策債、いわゆる「臨財債」ってのがクセモノで元々は地方交付税の財源不足の穴埋めに考案された制度。

地方交付税は国の税収の一部を地方自治体に還元することで自治体間の調整を図る仕組みだけど、その算出方法は国が定めた各自治体の需要額(=基準財政需要額)と収入額(=基準財政収入額)の差額。その積み上げが地方交付税の総額になるんだけど、その財源はあくまでも国税五税の一定割合だからそれが一致しないのは当然。

以前は財源側に余裕があったんだけど近年は関係が逆転して財源が不足。そこで自治体が臨財債なるものを発行することで「とりあえず」財源を調達してくれれば国が後で面倒を見ますよといういわくつきの制度。本来であれば財源の不足分は国税五税のうち地方交付税分として担保された率を変更することで賄うべきだったんだけど...。

(平成27年2月6日/2019回)

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2015年2月 5日 (木)

凱旋

隣の区の共産党のセンセイから「こんど一緒に...」と誘われるほどの名物店が私の地元にあって、そちらの店がテレビのゴールデンタイムに特集されたことがちょっとした評判になっている。百合ヶ丘の「老舗」ラーメン店といえばもうこちらの店しかないのだが、その名も...「カッパ大王」。

ここのスタミナ麺は抜群に旨く、昔からのファンも多い。が、何といっても私のイチオシはこちらの麻婆豆腐。本場四川省の陳麻婆豆腐店の味に近い。専門店ならばまだしも大衆店であれだけの旨さは滅多にない。それだけでも特集される価値は十分にありそうだが...。そうそう、その番組は旅とグルメに焦点を当てた「火曜サプライズ」という番組で当日のゲストは徳永英明氏。

19歳で上京して住んだのが何と百合ヶ丘だそうで、当時通い詰めたのがこちらの店だとか。現在の店主の父親が当時の店主なのだが、既に他界されて、その後は母親が店を継ぎ、今の店主は三代目となる。ちなみに私が初めて訪れたのは母親が店主をされていた頃。情緒が残るなどといえば聞こえはいいが、かなり老朽化著しい店舗にて数年前に新装開店。三代目が後を継ぎ、今日を迎えている。

艱難辛苦の青春時代の日々は一生の宝物。功なり名遂げて青春の思い出の地への凱旋とは何ともいい企画ではないか。当時のことは知る由もないが、店主とてあの若き青年がそれだけの人物になるなどとは露ほども思っていなかったであろうし、客に対して旨い料理を振る舞うということをコツコツと続けてきた中で舞い降りた幸運。有名人に群がる人物は少なくないが、群がらずとも向こうから幸運がやって来る。そのへん巡り合わせの妙というか、ほんと「運」って不思議だよナ。いづれにしても今後は店の混雑が予想されそうだ。

さて、テレビ番組といえばこちらはどうか。tvkによる川崎市議会特別番組「予算議会を前に」の収録が迫り、「事前に目を通しておくように」とのことらしく役所からは台本第一稿が届いた。一方で後援会を主とする政治団体の収支報告も〆切も迫り、右手に予算書、左手に収支報告を抱えてまずは収支報告の提出に県庁を訪ねた。選挙管理委員会の担当者が内容の確認を行うのだが、それなりの時間を要することから一式を預けて連絡をもらうことに。

その間は予算書にでも目を通して...。そんな予算関係の資料は私どもの手元に届いている位だから既に報道機関も入手しているはずだが、その割に新聞報道が全く見当たらない。それもそのはず、予算関係の資料には財政局長名の通知が添えられていて、市長の記者会見までは報道規制がされているのだとか。あくまでも各報道機関への規制ということが強調されているが、何となく「アンタらも同じだ」と言われているようで....。そんなテレビ収録に向けた準備に追われている。

(平成27年2月5日/2018回)

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2015年2月 4日 (水)

アギる

ヘンな気はないのだが、隣の女子高生の会話が「たまたま」聞こえてしまった。「ねぇ、あぎらないほうがいいわよ」。その後の会話から「アギーレする」=「アギる」=「すぐ辞める」ということらしく。そうか、「アギる」か...。それにしても女子高生って機を見るに敏だよナ。

開幕が目前に迫る第一回定例会。予算関連の資料が机上配布されたと聞いて早速に登庁したのだが、誰も居ない。そうか、今日は節分か...。かくいう私も午後は地元高石神社の節分祭に。関係者の配慮にて正面の桜の台に登壇。「福は~内」と威勢よく豆を撒かせていただいた。

押し合わないように地元の消防団らが警護に付いて下さるのだが、最前列には子供たちが大きな袋を片手にじっとこちらを見つめている。地元中の地元だけに人気では他のセンセイに負ける訳にはいかないのだが、中に私以上の人気を誇る御仁が居て...。そう、こうりんじ幼稚園の理事長先生はさすがにものスゴい人気。同じセンセイでも随分違うんだナ。

さて、4勝3敗だとか、5勝1敗だとか勝ち星が自慢されたのも昔の話。以前であれば入園の為の口利きはセンセイの大事な仕事だったのだが、「不公平だ」との批判から近年は家庭状況により点数化されてランク別に選考されるから介入の余地はほとんどなく...肩身が狭い、違うか。そんなことから試合数も減少しつつあって、最近は一応の事情を説明した上で「それでも...」という方や、著しく困っているケース、市の対応が不適切な場合「等々」、まぁ要は全て相談に応じているという表現が適切かもしれぬ。

つい最近、この4月入園の一次選考結果が当事者に通知された。合否通知のようなものだが、「落選」とは記さずに「保留」とされていて、二次選考の〆切が目前に迫る。昨年迄は「バッチを利用して」予め情報を入手した上で依頼主に伝えることが出来たのだが、今年から園毎の受入れ可能数と利用調整結果が本市のホームページ上に公表されていて...。またしても存在意義が薄れてしまったが、バッチが利かないとなると方法は一つ。

そんな「言っても無駄」のセンセイなどは目もくれず、保護者は点数稼ぎとランク上げに必死。中でも共働き世帯は圧倒的に有利なことから短期的でも認可外保育園に預けた上でパートに働きに出たり...。そんな保育園の入園に向けた活動を「保活」なんていうのだそうで、ネット上では「保活」に関するブログや体験記が人気だとか。

今回の一次選考にて「保留」の通知が届いた保護者の方から御電話をいただいた。当人は出産後に体調を崩されて障害者手帳を有する身。そのへんが多少は加味されたものの点数の上では共働き世帯には及ばない。今も通院が必要とされていて、その送迎は御主人が担うらしいのだが、会社勤めの身にて何かと不都合が多いと。

役所に文句を言おうものなら「点数なので...」と片付けられそうだが、そんな御話を聞いてしまうと優先順位が不公平ではないかと横やりを入れてみたくもなり。そのへん血の通った対応を期待したいのだが、読者諸賢はいかに思われるか。

(平成27年2月4日/2017回)

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2015年2月 3日 (火)

逆襲

時折、野暮用にて隣の区に出没をしていて、無所属のMセンセイのポスターを見かけた。

顔は見慣れているから然して気にもしないのだが、目を惹いたのはそのキャッチコピー。ちなみに私の場合は「揺るがぬ信念」で、ブレない姿勢を連想させるが、こちらの御仁の場合は「保守の逆襲」。「保守」を強調することで愛国心に訴えかける作戦と思われるが、「~の逆襲」などといえばスグにそちらを思い浮かべてしまうだけに、ひょっとして私以上のファンではないのかと...。

熱狂的なファンが多いことで有名なスターウォーズ。「エピソード7/フォースの覚醒」の公開が12月に迫る。まさに春の統一地方選と並ぶ今年の一大イベント...でもないか。オタクみたいなもんで、今日はこの話題だけで終わりそうだから興味の無い方は明日以降に期待していただいて結構なんだけど、スターウォーズといえばジョージ・ルーカス氏を抜きに語れない。

事実上の監督なんだけどスターウォーズは全9部作あって3部づつの公開。77年から83年に公開された作品は4~6部作にあたり、その第5部作の副題が「帝国の逆襲」。そして、そのへんが巨匠たる所以なのだが、当時のSFX技術では自らが思い描く世界を表現出来ないと1~3部作の制作を断念するも、その後のCG技術の進歩により制作を再開。99年から07年にかけてファン待望の1~3部作を公開。

ちなみに第1部の公開時なんかは私も徹夜で並んだもんナ。そうそう、有楽町のピカデリー。都内ではあそこが最も「ハコ」が大きくて客の回転が早いとか言われて...でも、結局は午前3時の部だったんだ。上映前なんかは興奮したファンがライトセーバー振り回してた。ライトセーバー?そう、映画に登場する光る剣。あれで戦うんだけどまさに日本のチャンバラ。

それもそのはず、ルーカス氏は黒澤明監督を信奉してたって話だから随所にそれらしきものが窺い知れるのがまたこの映画の魅力の一つなんだよナ。4~6部作の主人公はルーク・スカイウォーカー、1~3部作の主人公はルークの父親アナキン・スカイウォーカー、これが後にダース・ヴェイダーになっちゃうんだけど...。スカイウォーカーって直訳すれば「空を歩く者」、何となく忍者を連想させるでしょ。

そんなルーカス氏は信奉する監督をスターウォーズの試写会に招待したらしいんだけど、監督は全く興味を示さずに「とにかく音楽が多い」と一言。が、そんな音楽を手がけるのはジョン・ウィリアムズ。クラシック音楽界ではベートーヴェン亡き後、絶対音楽を基調とするブラームス派とロマン派音楽を追求するワーグナー派が対立。主にハリウッドに代表される興業の世界ではワーグナー派が主流を占め、ジョン・ウィリアムズもワーグナー派に分類される。

ちなみにMセンセイとはスターウォーズの話をしたことはないんだけれど、ワーグナーのことは好きだと言っておられたからやはり...。あまり、というか全然、市政と関係ない話でスマン。

(平成27年2月3日/2016回)

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2015年2月 2日 (月)

紙芝居

週末に区内の保育園にて催された生活発表会に顔を出した。

折角の機会とばかりに早めに到着して園長先生と最近の動向について意見交換。オープニングでは来賓として紹介いただいたのだが、保護者の視線は勿論...子供に釘付け。さりとて、来賓の紹介と同時に去りゆく「失礼な」センセイであってはならぬと、年少組から年中、年長と一通り見届けて会場を後にしたのだが、後半の部にあった「希望の歌-ベートーヴェン交響曲第九番-」は見たかったナ。

さて、小学校の授業で昔の写真を持参するようにとのことらしく、妻が本棚のアルバムを見ていたのだが、写真が少ないと不満顔。いやいや、当時の園長先生はビデオ録画よりも生の姿を実際に目で見て大きな拍手と応援を、と保護者に諭していたではないか。そんなこうりんじ幼稚園では毎年この時節に理事長先生による紙芝居が行われるのが恒例。数年前に「今回で72回目」と話されていたが、元住職が自ら行う紙芝居は保護者と子供たちに大変好評だとか。

その内容は芥川龍之介氏の「蜘蛛の糸」。主人公のカンダタは悪人ながらも過去に一度だけ小さな蜘蛛を踏まずに助けたことがあって、そんな善行を思い出した釈迦が極楽から一本の蜘蛛の糸を地獄のカンダタ目がけて下ろす。その糸につかまって昇り始める下には多くの地獄の罪人もぶら下がっていて、「この糸は私のものだ」と叫んだ瞬間、糸が切れて主人公は地獄に落ちてしまうという話。「殺生はイカン」「独り占めはイカン」という示唆を含んだ紙芝居に子供たちの健やかな成長を願わずにはいられない。

そうそう、最近知り合った知人の趣味がロードバイクだそうで、そんな話に付き合う事になった。「やらぬのか?」と訊かれて、「山坂の多い土地柄にてチャリはキツい」と伝えれば、坂こそ任せろの「坂バカ」と呼ばれる連中がいるらしく...。下りならまだしも何を好んで上りに挑むのか。そりゃフルマラソンも同じ。でも、その挑戦心っていいよナ。

マラソンに比べてまだまだ競技人口は少ないにせよ、近年のロードバイクブームでさいたま市ではあの世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」を冠したツール・ド・フランスさいたまを開催。それがクリテリウム、つまりは周回コースとはいえども本場に負けぬ世界の名選手が集い人気を博しているのだとか。

サイクリングコースといえば河川沿い。知人曰く、多摩川は首都圏でも絶好の位置となるだけに右岸と左岸の往復は魅力的なコースになりうる可能性を秘めているものの、隣の横浜市の鶴見川サイクリングコースに比べて本市の有する多摩川サイクリングコースは使い勝手がいまいちとか...。百聞は一見に如かず。早速に現地視察を企画いただいて、まもなくロードバイクデビュー。

(平成27年2月2日/2015回)

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2015年2月 1日 (日)

鍵の金庫

「2015年の初ランは、石垣島で。」がキャッチコピー。寒波押し寄せる中、南国とは何とも贅沢。沖縄の離島は魅力満載。泡盛「八重泉」でも呑みに...。

毎年1月下旬に開催される石垣島マラソンへの出場機会を狙っているのだが、新年会シーズンとあって中々キツい。そんな石垣島でマラソン仲間のK子さんが人生初のフルマラソンを完走されたと聞いた。どう見てもその御歳には見えないのだが、還暦で初フル達成だそうで。ちなみにタイムは「誰にでも希望を与えられる」6時間23分38秒とのこと。祝!完走。

さて、ひしひしと迫りくる決戦の時。何といっても利くのは戸別訪問なのだが、そのへんの事情はお上とて重々承知なだけに公職選挙法にはキチンと戸別訪問の禁止が謳われている。ならば身動きが出来ぬではないか。いや、そこには「選挙での投票依頼を目的とした」との但し書きが...。

ということで、現職であれば活動報告の配布ということで壁をクリアする。それで御用になることはまずない(はず)なのだが、念には念を入れて後援会への加入申込書なども持参したりして。見知らぬ家をのべつ幕なしに片っ端から回れれば大したもんだけど、押し売りみたいなもんで蛇蝎(だかつ)が如く嫌われては...。

そのへんを克服してくれるのが支援者による紹介者名簿。本来であれば門前払いとなる御宅も「知人の紹介で...」と行けば第一関門はクリア。サン=テグジュペリの「星の王子さま」曰く本当に大事なものは目に見えない。支援者による紹介者名簿は貴重な財産となるだけに大事に保管していて、その日々の積み重ねこそが後援会名簿。

その管理には細心の注意を払いつつも、訃報が届かなかったり、いつの間にか転居されたりもして...。名簿の更新は欠かせぬ仕事の一つだが、そんな時に重宝するのが役所の有する選挙人名簿。年に数回は閲覧に伺ったりするのだが、選挙管理委員会の承認が必要となるだけに事前申請が必要。こと近年は管理が厳格化されていて、手書きで写し取った内容のコピーを提出させられるほどの徹底ぶり。見知らぬ他人様の情報を盗み見る訳ではないから疾しい面は微塵も無いが、不満を抱いてしまうのはその手続き。

記入見本らしきものの管理体制の欄は「異同を確認後は鍵のかかった金庫にて厳重に管理し、確認後はシュレッダーにて処分」とされていて、「鍵のかかった金庫」を省いて「事務所にて厳重に管理し、確認後はシュレッダーにて処分」と記したらダメだと担当者。「そんなバカは話あるか!」と一喝したのは数年前。兎に角、融通の利かないのが役所というもの。

融通が利かぬといえば個人情報保護の壁。過敏になりすぎて情報が入手出来ぬという。災害時の要援護者の扱いなども地元への協力を求めつつもその対象世帯の情報は渡せぬと。空き巣被害なども近隣に注意を呼びかけようにも「個人情報にて...」など言われては元も子もない。個人情報保護に抵触すると言ってしまえばそれまでだが、それがサボる口実であってはならぬと。

(平成27年2月1日/2014回)

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