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2014年11月 1日 (土)

受遺

久々の常任委員会。本来「久々」では困るのだが、予定が立て込んだことから正副委員長に対する事前レクを欠席して臨んだ「久々」の市民委員会。その読み原稿の冒頭に「遺贈財産の受遺について」とあって、読みに戸惑ってしまった。やっぱり事前レクって大事だよナ。

実は私も初めて知ったのだが、本市出身の詩人・童謡作家に小黒恵子さんという方がいて「NHKみんなのうた」等で800曲以上もの作品を発表されているその道の著名人と聞いた。代表作には「ドラキュラのうた」「モンキーパズル」「大きなリンゴの木の下で」とあって、作品名だけでは曲が思い浮かばないのがちと残念。その小黒恵子さんがこの4月に逝去され、本人の遺言によりその遺贈財産を本市が頂戴する(それを「受遺(じゅい)」というらしい)ことになった。

その遺贈財産の価値は総額約6億6千万円にも上り、何ともありがたい話ではないか「ふむふむ」と報告を受けていたのだが、他の委員はもっとシビアに現実を直視されていたらしく、その後の質疑応答では行政側と随分活発なやりとりが展開された。その遺贈財産の中には同氏の功績を残した小黒恵子童謡記念館が含まれるのだが、それが閑静な住宅街にある邸宅になっていて、現状でさえも維持に結構な金額を要しているという。

本市が譲り受けた以上は「本市の責任」で後世にその功績を残しつつ、同氏の意思を継承していかねばならない訳で...。現在の開館は土日のみにて入館者は年間150名程度、それに前述の著作権収入を含めても1百万円に満たない一方、その維持費は約5百万円。当面は遺贈財産の中に含まれる現金や他の不動産物件の売却等で費用の捻出が可能とのことだが、その後については今後の検討課題となるらしく...。

今回の受遺については庁内にプロジェクトチームを立ち上げて、検討を進めてきた結果とのことだが、今後においても同様の遺贈の話が想定されることから一定のルール作りが必要ではないかということで当該局を含めて概ね合意形成が得られた(はず)。

そうそう、当日の午後は自民党市連の勉強会。講師は「内閣官房参与」なるたいそうな肩書きを有する藤井聡氏。京都大学大学院教授である同氏は国土強靭化に関する第一人者だそうで、ここぞとばかりに行政側も建設緑政局長以下の幹部が聴講にズラリと並ぶ。

「強靭化」なんていうと被災地の堤防が真っ先に思い浮かんでしまうが、その本質は霞ヶ関を含む意識改革にあるとの話は興味深い。現場にて展開される生の御話を伺うことが出来た。「教授」らしからぬざっくばらんな物言いは好感度抜群で官僚にも受け入れられているのではないかと。

その後の質疑応答では局長自らが口火を切った。電柱の地中化において電力会社や通信会社との交渉は常に難航。そんな現場の苦悩を吐露しつつ、意見交換を重ねた機会は双方に有意義だったはず。

(平成26年11月1日/1922回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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