なおログ[Blog]

« さんま日和 | トップページ | コスギーゼ »

2014年11月25日 (火)

指導者

それぞれの人生といいつつも、プロスポーツ選手の芸能界の転身を複雑な想いで眺めている。青春時代を謳歌する周囲をよそ目に競技種目に没頭せざるを得なかったことを鑑みれば遅かりし春を謳歌するのもまた一興。さりとて、あまたいる面々の中でプロとしての成功は類稀なる才能の証。うつつを抜かさずに折角の恵まれた才能をぜひ後進の育成に...と思ってみたりもして。

スポーツキャスターの松岡修造氏の日めくりカレンダー「まいにち、修造!」が「大」好評と聞いた。時に鬱陶しい気がしないでもないが、あのプラス思考というか前向きな姿勢は好感度抜群でモチベーションが上がる。が、そんな同氏は現役引退後もジュニアの指導や後継者の育成にも熱心で目下ブレイク中の錦織圭選手などを輩出した「修造チャレンジ」も有名。私も根性論とか忍耐論位は教えられそうだが、さすがに競技種目となると些か荷が重い。

子供たちは大人の背中を見ているから模範となるべき大人がいつも世の中にぶつぶつ文句を言っていればそういう人物になりかねない。時に挫折があるかもしれないが、何事にも向上心を持ちつつ、挑戦を続ける「意欲的な」子供を育てることが大人の役割ではないかと。選手としての活躍と指導者としての才能は別物とは承知しつつも、もうこの齢になると大した伸び代も無さそうだが、子供は無限の可能性を秘めている。

その才能を活かすも殺すも指導者次第であって、彼らの果たす役割は小さくない。指導者の典型は何といっても学校の先生。生徒と教師は対等だ、なんて寝言を言っている以上、その教え子の将来は推して知るべしだが、教師は生徒を選べても、生徒は教師を選べないだけに気の毒そのもの。だからこそ教師一人一人の責任は重く、心して教育に従事して欲しいと思うのだが...。

そうそう、子供たちにせがまれて「野口英世」の伝記を買って帰ったのだが、最近、その伝記を妻「も」読んだのだそうで、「やっぱり学校の先生って大事ね。小林先生に巡りあわなければ貧乏暮らしのままだったんじゃないかしら。ヘレン・ケラーもサリバン先生との出会いがなければ...」と。

そう、当時、清作(野口英世の幼名)は左手の火傷に百姓の道が閉ざされ、学問を志すものの家が貧乏だったことからその進路まで閉ざされそうな状況に救いの手を差し伸べたのが、猪苗代高等小学校の小林栄先生。巡回中に左手が不自由な上に身なりは貧しくとも俊敏な眼光(を有する英世)に惹かれたと述懐されているが、そんな同氏は師範学校を首席で卒業し、県庁所在地である福島町での奉職を勧められたものの、「郷里での子弟教育」に従事する決意を曲げず故郷の猪苗代小学校へ赴任する道を選んだという。

そんな運命の出会いが少年を世界に飛躍させた事例は枚挙に暇がなく、指導者の役割って大事だよナと。

(平成26年11月25日/1946回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

|

« さんま日和 | トップページ | コスギーゼ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 指導者:

« さんま日和 | トップページ | コスギーゼ »

 
自民党
山崎なおふみは自民党の議員です
自民党ホームページへ
KAWASAKI CITY
山崎なおふみは川崎市の議員です
川崎市議会のページへ