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2014年11月17日 (月)

一つ屋根

よみうりランドのイルミネーション「ジュエルミネーション」が人気と聞いたが、あちらは有料、こちらは無料。無料といっても地元の協賛で...。新百合ヶ丘イルミネーション「Kirara@アートしんゆり」の点灯式を前に地元の支援者と駅前の喫茶店で待ち合わせとなった。

当人の縁戚が癌を患い手術。「大した手術ではないので...」と医師から聞かされていたものの、手術の数時間後に容態が急変して帰らぬ人に。当然ながら遺族は動揺を隠せぬらしく...そんな話を聞かせていただいた。医療の進歩とともにがん治療も重粒子線やサイバーナイフなど様々な手法が見られるようになったが、地獄の沙汰もゼニ次第。保健適用外となるだけに最低でも数百万円は覚悟せねばならぬ上に「確実に」治る保証はどこにもない。ならば抗がん剤治療でも...。

抗がん剤とて国内未承認分を含めて様々な種類が世に出ているものの、血液中にて分解されてしまうことから患部への到達率は低く、抗がん剤に限らず有名な認知症治療薬などでも患部への到達率が1%未満と聞いた。が、故に必要以上の投与がもたらす副作用に悩むことになり、「必要なときに」「必要な量を」「必要な部位に」到達させることが出来れば薬の投与量は最低限に抑えられる。ってことは医療費もそれだけ安く...。

そんな夢のドラッグデリバリーシステムの実現に向けて期待されているのが、「ナノマシン」と呼ばれるウイルスサイズのカプセルであって、その研究拠点となるのが本市の臨海部、羽田空港の対岸にある殿町地区の「(仮称)ものづくりナノ医療イノベーションセンター」。

こちらのセンターの運営は本市の出資法人となる川崎市産業振興財団を事業者として、東京大学と共同して国に補助申請していたのだが、文部科学省の補助事業として承認され、国の補助金25億円と本市の貸付10億円が投入されることになった。

東京大学や東京工業大学等の複数の大学に、対エボラ薬が注目を集める話題の富士フィルムにニコン等の名だたる企業が「アンダー・ザ・ワン・ルーフ」、いわゆる一つ屋根の下で共同研究を行うことで...とバラ色の将来が描かれている。

いつも役人のやることには懐疑的な見方しかしていないのだが、過去のハコモノ然り、当時威勢が良かったものの尻すぼみというか今となってはやんなきゃ良かった事例は枚挙に暇がない。相手の言い分は分かったけれどそれをあえて市の出資法人が行う意義や今後の事業スキームは...。常任委員会の視察にて伺ったのだが、「窓からの景色に見とれて」大事なところを聞きそびれてしまった。

いよいよ今週から第四回定例会における代表質問の原稿作成が始まるだけに忙しくなりそうだ。

(平成26年11月17日/1938回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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