なおログ[Blog]

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2014年11月19日 (水)

調整池

会合続きの日々についつい酒が過ぎてしまうこともしばしば。中にはお洒落なレストランでの一席もあったりするのだが、そんな上品な席でガツガツしていたらみっともない。周囲への挨拶のみ手短に済ませて、早めに切り上げたものの、どうにも腹が空いてしまって...。

孤独のグルメといえばやっぱり「あれ」に限る。地元の老舗「Y」ののれんをくぐって席に着いた。「御注文は?」-「とりあえず瓶ビールで」。ほんとオッサンぢゃないか。コップ片手にブログの推敲をしていたのだが、向こうのテーブルには中年男女のカップルが居て、男性の背中越しに女性の視線がこちらを向けられている。

「はて、誰だっけな?」こちらは知らずとも向こうは知っているかもしれぬ...。まぁあまりジロジロ見るのも相手に失礼かとそのまま推敲を続けていたのだが、向こうから声がかかった。「あれっ?山崎君じゃん」と隣の区のTさん。何も疚(やま)しいことはないのだが、「いや~今日は妻が実家に帰っているもんで...」などと訊かれてもいないことを勝手にしゃべってみたりするもんだから、ひょっとして別居状態?なんぢゃないかとかえって怪しまれてしまったかも...。

そうそう、そんな事情は向こうも同じ。初めて見かける女性は婚約者、近々挙式を予定されているらしく...。こりゃ何ともめでたい。祝い酒で「獺祭を1合!」と注文した。相手も負けじと「その酒はこっちの勘定に付けといて」-「いや、こちらで結構」と押し問答。さりとて、そんな場に居合わせるとは何とも幸運ではないか。末永くお幸せに...。

さて、細山郷土資料館の閉館は何とも寂しい限りだが、そのボランティアの中に地元農家の方々による土器づくりの会があって、過去にある相談をいただいたことがあった。土器づくりには焼き場が必要。薪を並べて燃やすのだが、こんな御時世だから近所の苦情も寄せられたりするそうで、調整池を借りられぬかとの内容。

一時的に降水を池で受け止め、徐々に放流させることで局地的な氾濫を抑える機能を有する調整池だが、集中的な豪雨時以外等はその機能を持て余していることからその利用ニーズは少なくない。当時も管理権限を有する地元の道路公園センターにかけあって利用許可を貰ったのだが、最近はクレーマーも多いことから事前に趣旨を記した告知用ビラを近隣「全戸に」配布した上で当日までに苦情がなければOKとのこと。

さりとて、使用スペースは3メートル四方程度とあって調整池のほんの一角「だけ」。こそこそやるものでもないが、告知用ビラなんかを配布すればかえって混乱を招きかねないと指摘したのだが、御婦人方がそれでも貸していただけるのであれば...と全戸配布を終えた。入口は施錠されているから前日にカギの受け渡しも含めて全て調整を終えていたのだが、前日の夕方に「匿名の」苦情が入り...やむなく中止に。当時の代表者の方の無念そうな表情は今でも忘れられない。

最近、区内にて活動を続けるある団体から近所の調整池を利用したいとの相談をいただいた。調整池のこれまでの実績を踏まえつつ、どこまで融通が利かせられるか。

(平成26年11月19日/1940回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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