背番号「2」
当時、街中の本屋には話題の新刊としてその人物の本が大量に並べられていて、野球好きのいつもの社長への手土産はその一冊となった。
MLBニューヨーク・ヤンキース本拠地最終戦。最終打席で見事にサヨナラヒットを放ったデレク・ジーター選手。打席に臨む心境を問われた同氏は「Don’t cry(泣くんじゃない)」と自らに言い聞かせて向かったと語るそのヒーロー・インタビューがものスゴくカッコいいんだよナ。
私がニューヨークを訪ねたのは9.11のちょうど1年前のまさに9月。当時から既に13年が経過したが、この間、ずっと活躍を続けてきた同氏が今季限りでヤンキースのユニフォームを脱ぐことになった。ここ一番での勝負強さとチームメイトから慕われるその人柄は多くのファンを魅了した。
試合後の記者会見では「自分よりも技術的に優れた人物は居たが、自分は誰よりも野球に打ち込んだ」と。まさにサミュエル・スマイルズの「自助論」における「天は自ら助くる者を助く」、本人の不断の努力こそが実を結ぶ原動力となる。13年前はいつもの社長も海外の放浪生活から帰国して無職生活の日々を過ごしていたのだが、その本が少しは役に立ったかどうか。
そう、かつて、仕事はAセンセイに票はBセンセイにと囁かれたことがあって、Aは私でBは別なセンセイが入る。何とも理不尽な扱いに思えなくもないが、仕事をこなせば自己研鑽に繋がる上に、塩をまかれぬだけいいではないかとそれはそれで妙に納得をしていたのだが、最近いただいた手紙の宛名の下の名前が他のセンセイのもので、やっぱり...(笑)。
さて、決算審査特別委員会も大詰め。各分科会も一通り審議が集結し、その内容を踏まえて、各会派による総括質疑が行われることから質問原稿の準備で大慌て...。会派あたりの持ち時間が予め決まっていることから項目を厳選して簡潔明瞭に仕上げねばならないのだが、それ以上に分科会の審議経過も委員長が報告せねばならないらしく。
その下原稿は担当の職員が御膳立てをしてくれるのだが、それではあまりにもみっともない。当日配布された資料には走り書きで各自の質問要旨を記載してあるからそちらと見比べながら報告用の原稿を作成することになる。分科会の報告と各会派の総括質疑は3日(金)、わが会派の質問者は団長の石田康博氏(宮前区)。乞うご期待を。
そうそう、明日から10月。私のホームページは友人のデザイナーが手がけてくれていて、統一地方選まであと半年となることからデザインについて相談していたのだが、早速にリニューアルをしてくれた。私はスゴくお気に入りなのだが...えっ、内容が大事だって?
(平成26年9月30日/1890回)
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