なおログ[Blog]

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2014年6月 6日 (金)

1時間

「おい、山崎君、知ってたか。今の新幹線は時速300kmで東京から仙台まで1時間で行くんだぞ」-「センセイ、言葉を返すようですが、新幹線ってのは時速200kmなんです。私の郷里の越後湯沢だって東京から1時間半ですよ。新潟まで2時間なんですから仙台まで1時間ってのは何かの間違いですよ」-「いや、確かに1時間で着いたはずだが...」。

早朝5時に起床してひと仕事を終えて7時近い電車に乗ったのだが、仙台駅の到着は9時10分。確かに東京-仙台間は1時間8分。百合ヶ丘駅-東京駅間と東京駅-仙台駅間の時間がほぼ同じとは...。センセイ、大変失礼申し上げました。

さて、本市某局の職員が他都市の視察を上長に申請したら却下されたそうで、「憤慨して」自腹で行くことにしたという。勿論、有給休暇を利用して行くのだそうだ。内部はそれで片が付いたのだが、次なる関門は視察先の相手。センセイに限らず視察を受け入れるってのは億劫とされているから、なるべくならば体よく断りたいもの。そんな断る口実を探すに長けた役人もいて「上長の許可を取って正式に申請して欲しい」との回答。が、上長が認めてくれるはずもなく...何とかならぬかと相談があって、普段は偉そうに命令ばかりしているのだからそんな時位は....と一肌脱ぐことになった。

中核市にも満たない小さな自治体なのだが、その市の取り組みは「厚生労働省の報告書」にも記載されているらしく、センセイの威光をかざしつつも対有権者以上に遜(へりくだ)った物言いにて依頼したつもりなのだが、両市ともにそっけない返事が返ってきた。片方なんぞは「特にそんな事例は知らないし、紹介出来るようなものはない」と視察対応なんてまっぴら御免だという態度がありありと見てとれる。もう片方は「紹介されているのは初耳で大した話も出来ないけど、私でよければ対応させていただきます」と。う~ん、センセイのメンツ丸潰れじゃないか(泣)。

ということで、当初の一つ、それは当人が上長に断られた後に相手自治体に直談判に及んだらしいのだが、こちらは「ぜひ、どうぞ」とのことらしい。不甲斐ない自らの成果に負い目を感じつつ、せっかく職員が有給休暇を利用して自腹で視察に行くというのだから応援してあげねばと義侠心で「私も行くぞ」と返事をしてしまった。が、そういう時ってのは天の味方か物事は上手く進むもの。ちょうど代表質問の原稿調整を終えて、行政側による答弁調整の日となっている。

私の同行は相手に伝えていなかったそうだが、本庁の課長、現場の責任者、係長と迎えてくれて、途中からは本庁の部長までが同席。午後は相手の現場職員も数名出席されての意見交換会。私はじっと黙って寝ていただけ...いや、聞いていただけなのだが、押しつけられた視察ではないからメンバー一同やる気十分で大変有意義な機会となった。

が、私にとっての一番の収穫は「センセイの威光」などなくとも一介の職員の自主視察に丁寧かつ真剣に向き合って下さった相手自治体の姿勢。そういう自治体っていいよナと。そんな高評価の相手は仙台市なのだが、本市も他山の石としたい。

(平成26年6月6日/1775回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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smooth e-hookah 1時間/川崎市議会議員 山崎なおふみ のブログ「異議あり!」

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