怒号
午後12時45分。「バカにするのもいい加減にしろ!」と怒号が飛んだ。怒号の主は今回の代表質問者となる尾作均氏(麻生区)。「曲がりなりにも」市民の皆様の負託をいただいた最大会派の質問に対して答弁があまりにも稚拙過ぎやすぎやしないかということらしく、当人だけの責任ではないのだが相手は何とも運が悪かった。
それが上の意向かそれとも職員の怠慢か、手を抜こうと思えば幾らでも手を抜くことが出来るのも事実。局長、副市長、市長とチェックを重ねて手元に届いた答弁としては確かに不甲斐無い内容であって、怒号が飛ぶのも致し方ないような気もするが、私なら言い回しが違っていたはず。「もうちょっと色つけてよ」(笑)。
もとい、温情は仇、時として役所を叱り飛ばす位のことが出来ねば役所から軽んじられるし、有権者の皆様に顔向けも出来ない。まさに今回の質問への意気込みと本気度が窺い知れるエピソードだが、そんな内部の様子は有権者になかなか伝わりにくいものであって、こちらは大した仕事も出来ない以上、それを伝える役目位は担わねばバチが当たるということで紹介させていただいたのだが、一方でそんな険悪なムードの部屋に居ては何とも息苦しくてかなわん。と、そっと部屋を抜け出した。行先は...。
東京オリンピックの開催決定後、初めてとなるだけに今年の東京マラソンは例年以上に注目度が高かった。多くのランナーが大都会を駆け抜ける姿に落選記録更新中の身としては何とももどかしさを抱えつつ声援を送っていたのだが、本市においても恒例の多摩川リバーサイド駅伝が迫る。ここ数年は会派間の対抗戦を企画してきたのだが、最近は会派離脱が相次いでチーム出場が可能な会派は自・民だけとなってしまった。
2チームだけではちと寂しい。他の会派の中にはチーム4名までとはいかぬまでも「個人なら挑戦してみても...」というセンセイもいるのではないかと、そういうこと「だけ」は気が利くもんで各会派を回ることになった。川崎市民の為とはいえども思想信条も違えば政策も十人十色。他会派の部屋ってのは入りにくいものらしいのだが、勝手気ままにズケズケと敵地に乗り込んでいけるのが私の「自慢できる」持ち味の一つ。
政策についても会派間の調整役として暗躍できればいいのだが、そちらは知識に乏しいからあくまでもレクリエーションの勧誘活動に限られる。ただでさえ忙しいセンセイ方に煙たがられつつも口説き落とすのにいつにない活躍を見せた(笑)。その甲斐あってか今年は会派の混成チームとしての出場が濃厚。出場メンバーはまたの機会に紹介予定だが、乞うご期待を。
「そんな暇あったら仕事をちゃんとやってくれ」って声も聞こえてきそうだから名誉挽回、補足しておくが、答弁のチェックは質問者の役目。今回はかなり手厳しく「意地の悪い」質問をぶつけておいただけに私の質問に対する答弁はまずまずの内容。それでも足りぬと全ての項目に再質問を重ねたのだが、とりわけ細部のニュアンスや言い回しなども含め、夜の8時を過ぎても携帯でのやりとりが続く。行政のその真剣な姿勢が明日の川崎市を創造する原動力になりそうではないか。
(平成26年2月28日/1677回)
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