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2013年12月 8日 (日)

やらせ質問

「他が書かないネタこそ有権者が聞きたい話であって、そんな特ダネこそ書くべきだ」とはいつもの社長の口癖。そりゃ百も承知だが、どこぞのブログ修正に見るまでもなく浮沈のかかった諸刃の剣となるだけに...。

「よぉセンセイ、元気か?たまにはこれでも...」のジェスチャー。小指でも立てていれば大きく頷いたかもしれぬが、どうやら酒の誘いのようで小さく頷いた。事務所前にてごみ収集車の清掃員が声をかけてくれるのだが、たとえそれがどんな形であれ挨拶が出来るというのは信頼関係の証であって互いに気分がいいもの。1万3千人の職員の中でも課長級以上が約1千人。その中でも実際に直接やりとりをするのは5百人未満だから一般の職員から見れば雲の上の存在。

「あのセンセイから原稿頼まれちゃってさぁ」と、その言葉の裏には自慢とともに「オレはあのセンセイを知っているんだぞ」という周囲への示威が含まれる。本人は御満悦だが、周囲の見方は「(職員に原稿を書かせるとは)あのセンセイも大したことないなぁ」とか「ひどいセンセイだ」と決していい評判には繋がらず、そんな架空の人物像だけが一人歩きをすることになる。過去に「ぜひ取り上げていただければ...」とその原稿をそのまま読み上げたことがあった。

現在もセンセイの質問を先取りする「質問取り」の慣習が残っているが、昔のセンセイは怖かったから「鉛筆片手に原稿なんぞ書けるか!」と一喝。さりとて、証拠物件を持ち帰らねばならぬ職員が「質問の趣旨は分かりました。万が一、失言があってはセンセイの名誉に関わることですのでこちらで原稿を用意させていただきますが、あとの扱いはセンセイにお任せします」と編み出した苦肉の策が発祥ではなかろうかと推測をしているのだが...。

前職が官僚という国会議員は少なくないが、それもそのはず。「正しいことがしたければ偉くなれ」とは「踊る大捜査線」の和久さんのセリフだが、自らの想いを形にする為には公務員の壁が存在する。年功序列に減点主義の霞ヶ関では「余計なことはやらないほうがいい」との風潮が残るが、それは市役所も同じ。「こうすべきだ」と思ったことを実現するには市議でも...目指せればいいのだが、日々ドブ板に精を出す市議がひしめく選挙区では風頼みの国政と違って相当にしんどいのも事実。

ということでセンセイを利用していただく分には大いに結構なのだが、「では誰に依頼するか?」が次の課題。所属の会派はどうか、実力はどうか、そして、何よりも持ち時間に余裕があるかは重要なポイント。「取り上げたい質問が山ほどあるのだからそんな余裕はない」と言われてしまえばハイ終わり。実力は他人様が判断することだが、それが市民の皆様の為になることであれば持ち込みは大歓迎。むしろ、そんな壁を打ち破れる職員こそ本市の宝。

面識がないから行きづらい?いやいやそんなことはない。第二庁舎7階のエレベーター前の部屋では愛想のいい事務員が迎えてくれる(はず)。立て込んでいる時は機嫌がワルいかもしれないので注意が必要かも(笑)。

(平成25年12月8日/1595回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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