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2013年12月29日 (日)

横浜方式

仕事の御用納めも終わり、今年は暦の関係で官公庁や会社勤めの方は10連休。が、こちらは書入れ時だけに年末年始は昼夜休み無しで地元を駆け回っている。仕事柄、口は負けないはずなのだが、相手が親子以上に離れた女性とあっては時に手ごわい相手となる。久々の対面に「随分と元気そうですね」と声をかければ、「元気じゃなきゃ家に置いてもらえないんだよ」との返事。幸いにも周囲に嫁の姿は無かった。くわばら、くわばら(笑)。

さて、少し前に熟年夫婦のDVに関する相談をいただいたことがあった。熟年といっても還暦過ぎなのだが、認知症の進行が早く、深夜の徘徊やDVがエスカレート。このまま自宅介護を続けたのでは共倒れになってしまう。既に相手に妻との認識も無いことから離婚の上、生活保護の申請まで考えたというが、憐憫の情か夫婦の絆が勝ったか、葛藤の末に離婚だけは思いとどまった。

担当のケアマネはいるものの、さすがに度が過ぎていて手に負えない。首を絞められる等の家庭内暴力が深刻な様子からDVシェルターによる隔離も視野に入れ、介護施設に限らず医療分野でも全市的な情報を掴んでいる行政と連携体制で臨む段取りを整えた。介護度(認定)は足りているのだが、状況が状況だけに介護施設には受け入れ困難と判断され、緊急避難的に精神科の医療機関に入院することになった。

が、差額ベッド等の入院費用が大きな負担になっているらしく、老人保健施設を御紹介したのだが、精神安定の為の服用薬が多いことを理由に拒まれてしまい、その後、知人のツテで奥多摩エリアに費用負担が安い病院を見つけて転院することが出来たと伺った。周囲を自然に恵まれたその病院には、ここ(麻生区)からも1時間で行くことが出来る上に、奥様自身も散策が好きなことから納得の選択。

さりとて、やはり終の棲家となる特別養護老人ホームへの入居を希望されていることから麻生区内の施設に申請したところ2千7百番台だったそうで...。今回はそこまで切羽詰った状況ではないものの、気の遠くなるような話。現在、本市では各施設への「直接の」申込みが原則となることから、各自が手当たり次第に申し込むことも可能であって、その待機者数にはかなりの重複も含まれているものと推測される。

申込者にとって申請は大変な手間、それでいて、順番が来れば施設から連絡が入るというが何年かかるか分らない。都度、「各」施設に問い合わせるのはかなりの負担。そんな事情は施設側も同じ。既に満室なのだから待機者が施設の収益を左右する訳ではないし、隣の施設と天秤にかけられ、来る来ないが不透明な方々の管理は億劫。2千7百名もの方から頻繁に問い合わせられては非効率というもの。

特養における「横浜方式」は1枚の申請用紙に複数の希望を記入して提出。その後は一元的な管理がなされているそうで...。利用者の視点で改善が図られることを願っている。

(平成25年12月29日/1616回)

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