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2013年12月28日 (土)

国際結婚

大みそかから正月にかけて、元旦、三が日は終日出ずっぱりなのだが、夜だけは家で過ごすことになりそうで...。そんな正月のささやかな愉しみの一つがワイン?いやいや、正月早々そんな上品なもの飲めるか、酒だ酒、酒こそ日本の文化、とばかりに特選一本を入手した。

日本酒といえば郷里越後が有名。越乃寒梅に雪中梅、久保田に八海山とズラリと並ぶ。そこにはきれいな水と米どころのイメージも手伝ってかブランドが確立されている銘柄が多い。酒蔵の売上げを伸ばそうとすれば規模が拡大し、万人ウケするものとして定着するから個性が薄れがち。政治家も同じ、多くの票を獲得しようとすればとんがらずにいいとこどりをすればいいのである。

さりとて、福井県の「黒龍」あたりから地方の酒に注目が集まり、近年は山口県の「獺祭」や山形県の「十四代」、愛知県の「醸し人九平次」などが酒通の間では好評を博していると聞いた。ひとたびブランドが確立されてしまうと前述のようにあとは規模の拡大位しか経営改善の余地が無さそうで、何か物足りなさが残るだけに、やはり挑戦するとんがった酒、というか隠し酒を日々追い求めている。

さて、フランス料理における料理とワインの相性は「マリアージュ」と称されることがあるが、「マリアージュ」は結婚の意。こちとらさして繊細な味覚を有している訳でもなく、オイスターにシャブリとか、巷で言われることをそのまま実践する位の経験と知識しかないのだが、料理に合ったワインは何とも格別。

日本酒も負けじと料理との相性が追及されているそうで、腕のいい料理人は自らの料理に合う酒を選ぶという。目利きならぬ料理人の利き酒。だからその店では酒の銘柄は伏せてあるらしく、そのマリアージュの妙を味わってみたいのだが、そこまでの贅沢をするほどの実入りがある訳でもなく...。自らの身の丈にあった範囲で旨いもんでも...と出没するのだが、日本酒と同様にブランドが確立された店以上に試行錯誤の挑戦を重ねる店が好みである。

そう、最近読んだ一冊に「和食の知られざる世界」(新潮新書)があって、著者は辻調理専門学校校長の辻芳樹氏。「あることを本当に知ろうと思ったら、それについて本を一冊書くことだ」という父親の言葉がきっかけとなったというその本にはニューヨークのトライベッカで成功する和食の実態とともに、銀座の有名鮨屋にて西洋人から声をかけられるシーンが登場する。

その若者は当時、カリフォルニアで著者の講演を聞いて以来、「寿司」という食文化に合わせるワインを探し続けて1本のワインに辿り着いたと語る。たとえ異文化といえどもいかにその食文化の隠れた魅力を引き出すことが出来るか、その飽くなき追求の姿勢はどこの世界でも必要ではないかと。フレンチにはワイン、日本料理には酒との既成概念を越えてフレンチと日本酒のマリアージュなんてのはどうか。繊細な日本料理に合うのだからきっと...。

そうそう、正月用の特選一本は酒蔵のこだわりから300本の限定品だそうで。今日はそれを自慢したかったんだよなぁ(笑)。

(平成25年12月28日/1615回)

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「一日一話」表紙

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