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2013年12月23日 (月)

ミスター5%

全60名中に事前通告者は51名。4日間の日程でこなす為には1日平均12~13名、昼食と午後30分の休憩を除きぶっ通しで行われても夕刻5時を回ることが少なくない。事前の答弁調整に東奔西走の現場職員は本会議が始まればセンセイ方から見えない待機室に撤退出来るが、本会議に残された局長クラスは戦々恐々。

およその段取りが付いているとはいえ、中には意地の悪いセンセイもいるからいつ指名されるかもしれぬと気の抜けない時間となる。一方の質問者側のセンセイ方は連夜の忘年会にうとうとと夢の中...なんてことはない。あくまでも目をつむっている「だけ」ということで(笑)。

今回の質問の一つは横浜市営地下鉄3号線の延伸。これが同じ市であればとっくに実現していた(はず)。ただでさえセクショナリズム(=縦割り)の弊害が目立つ行政の世界。それが隣接市ともなれば余計に...。「事業主体は横浜市だから...」、「結論は持ち帰って上に判断を仰がないと...」と。そうこうしているうちにまた1年が過ぎた。

もう随分と協議が重ねられてきたはずなのだが、腹の探りあいからか進展しない。ギリギリの折衝といえばカッコはいいが、両者の折り合いが付かぬところをどうまとめるかが交渉であり、政治判断というもの。交渉といえば「ミスター5%」の異名をとるグルベンキアンが如く中東の地図に自ら赤線を入れる位の覚悟がなければ暗礁のまま。

そして、もう一つは地域の医療連携「病診連携」について。以前、東京都保健医療公社が運営する東部地域病院の地域医療連携の報告書を読んだ。3時間待ちの3分診療と揶揄されるわが国では地元の町医者よりも大病院信奉が根強い。確かに大病院の医療設備は充実しているものの、実際の患者対応は町医者で十分ということも少なくない。そう考えると地域の医療機関と中核病院が機能分担を図りつつ、共存共栄を目指す姿こそ理想。ましてやそれが公立病院ともなれば尚更のことで...。

本市の病院局が運営する市立川崎病院と井田病院。紹介状の無い患者には「非紹介患者初診料」の名目で2千1百円の御負担をいただいているのだが、同規模の病院と比較しても外来患者数は圧倒的に多いのだそうで。それだけの追加負担を払ってでも本市の病院を選択してくださる、それはそれでうれしい悲鳴なのだが、「医師も医療従事者も疲弊気味の現状に何とか地域の医療機関の皆様にも負担を分かち合っていただければ...」との心情を吐露されたのは長年本市の病院行政に携わってきた事業管理者。

何もタダでというのではなくそれだけ患者が増えるのだから医療機関にとっても悪い話ではないはず。その連携に向けてまずは課題を共有するということが大事であって、地域医療の在り方を検討する場を求めたのだが、地域医療を担うのは病院局ではなく健康福祉局。「複数の局が絡む案件は絶対に一緒の席で話をせねばダメだぞ」とは当時の最古老だったOBの話。垣根を越えた局間連携で医療行政が進展することを期待している。

(平成25年12月23日/1610回)

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