何気ない一言
プロバイダーの仕様でブログにコメントがつけられるようになっていて、コメントが付くと自動的にアラートが上がる(=メールが届く)仕組みになっている。だから、そんなコメントも私自身は読ませていただくのだが、人目にはほとんどふれることがないから投稿者は「極めて」少ない。
が、そんなコメント欄への投稿者が増えてきた。増えてきたといっても週に2~3回程度。英語なのだが、それがどうして私の記事に対するコメントというよりも「ルイ・ヴィトンの財布」がどうだとか、「プラダ」のブランド品がどうだとか、どこぞのサイトに誘導される仕組みになっていて、その意味するところは...。本業以上にそういうことだけは頭がフル回転するからここからはあくまでも推論なのだが、アクセス数の多い日本のサイトにタグ付けするようにとの使命を帯びた彼国の輩の仕業ではなかろうかと。
言われてみれば、こと最近は地元に役所、昔の友人まで会えば話題に上がることが多い。重鎮から「山ちゃん、この前のブログの件だが」なんて声がかかる位だから。それが善良な方ばかりであればいいのだが、アイツは叩いてやろうと目論んでいる方々もおられるだろうからあえて丸い内容に留めていて、読者の皆様の期待に応えきれていないことをもどかしくも思っているのだが、覆面座談会が如き匿名で記せば大ウケは必死。だから会員制にでも...いやいやそのへんは次回お会いした時にでもぜひ。
だからある程度の人目にもふれればコミュニケーションも図れるフェイスブックのコメント位がちょうどよさそうでそちらは大歓迎。さて、何気無しの言葉が相手を傷つけてしまった経験は誰にでもあるはず。そんな何気ない言葉の一つに公務員の天下りがある。世のセンセイは図太いことが多いが、普通の公務員はデリケート、「待機児童ゼロ」と同様に実務以上にインパクトが大きいのがこの話題。
その天下りにしても国家公務員の「わたり」みたいに転々とそのたびに数千万円の退職金が支給されるものもあれば、本市のように天井の報酬を定め、退職金もなしの再就職を同じ天下りとされてしまうのでは些か同情の余地はありそう。尚且つ、その恩恵(というほどでもないが...)を被るのは上級職であることが大半なだけに、その一例を以て公務員はけしからんという風潮になってしまうのは公務員の委縮に繋がっているのではないかと...。
本市を含む何名かの公務員とフェイスブックの「友達」になっていて、その投稿を興味深く拝見しているのだが、そこには地味なスーツに白のカッターシャツといった画一的な公務員像とはかけ離れた素顔がある。ただでさえ埋没しがちな職場なだけに、バッシングを怖れ、躊躇しがちな面々が自分発信の場として利用されるのはかえって好印象。陰でこそこそやるよりも少し位とんがったほうがいいのではないいかと。そんなとんがった公務員の応援団でありたい。
(平成25年11月30日/1587回)
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