春さん
幸運にもそちらでは土がついたことはないのだが、こちらは落選5回。TOKYOマラソンの抽選に今回も落選通知が届いた(泣)。
ということで、このシーズンのマラソンエントリーは恒例のNAHAマラソン(フル)と、本年度に文化・スポーツ交流の促進で本市と覚書を締結した島根県益田市で開催される萩・石見空港マラソン全国大会(ハーフ)。ジョギング、というかスポーツには最高の季節。減量をしつつ、コンディションを整えていかなければならないのだが、方々からの誘惑が多く、仕事も山積み状態でそちらの調整は難航している。
久々にいつもの社長から連絡があった。追加のパー券購入の話かと思いきやむしろスポーツ観戦のチケットを買わぬかとの押し付けらしく...。冬といえばラグビー。そして、ラグビーといえばやっぱり紫紺のジャージ。満員の国立競技場に校歌「お~お~めいじ~」が流れ、新宿コマ劇場前でのバカ騒ぎは懐かしの思い出。
当時はプラチナチケットといわれた伝統の一戦「早明戦」も全盛期に比べ観客数が半減していて「あの感動をもう一度」ということらしい。というのも、現在の国立競技場で行われる早明戦は今年が最後。来年の7月から競技場が改修工事に入り、オリンピック前に全天候対応の収容人数8万人のスタジアムに生まれ変わるという。
改修後のスタジアムで再び早明戦が見れるか...そこに疑問符がつくのだそうで、そんなことから「国立をホームにしよう」プロジェクトが立案された。オールドファンのみならず新しい世代である学生たちへ早明戦の魅力を伝え、その先も盛り上がり続けることを目標に早明の両伝統校がタッグを組んで臨むという。早明戦は12月の第一日曜日でNAHAマラソンの当日。はて、どうしたものか...。
プロ野球も大詰め。パ・リーグのペナントレースは東北楽天が悲願の優勝を遂げた。胴上げされる星野監督の陰で秘かに優勝を喜んだのは当時の球団を任された野村監督ではなかったか。プロ野球の名将、名伯楽が野村監督であればラグビーはこの人。地元の遊び人社長曰く、その人の講演はぜひ聞くべしと。
関東学院大ラグビー部監督の春口廣氏。ゴールポストもない、たった8人しかいなかった関東学院大ラグビー部を82年度の2部優勝から常勝軍団に押し上げた。97年度から06年度まで大学選手権の決勝に進出、計6回の優勝を果たしたまさに名監督。が、07年に部員の不祥事で引責辞任。事件が発覚してからは有望選手の入学は減少の一途を辿り、昨季の関東大学リーグ戦で31季ぶりの2部降格が決まった。が、逆境だからこそ...。
そんな「春さん」が6年ぶりに監督に復帰。2部ながらも緒戦は124対0の圧倒的勝利を飾った。「国立をホームにしよう」プロジェクトの陰でもう一つのドラマが静かにスタートした。この冬は大学ラグビーから目が離せない。
(平成25年9月30日/1526回)
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