都議選
「御一緒にどうですか?」と誘われて、のこのこと付いていくことにしたのだが、地元の都合で私だけ1日早く帰路につくことになった。翌日の行先を聞けば四万十川で有名な四万十市というではないか。「どうせ鮎でも食べに...」などと不遜なことを考えているのは私位なもので、四万十方式と呼ばれる天然資源を活用した水質浄化の仕組みを学んできたのだという(そもそもに鮎は季節的に早かった)。
最近は鮎の遡上に見られるように昔の生態系が戻りつつある多摩川。それだけ水質がキレイになっている証なのだが、一方で最近は放流された外来種の繁殖が著しくそちらの危険に脅かされているのだそうだ。そんな多摩川及び支川の水質浄化策について一般質問で取り上げたのが中原区の原典之氏。
視察先で何を食べたか位しか覚えていないどこぞのギインとは訳が違う。「見て終わり」「聞いて終わり」「食べて終わり(それは余計)」ではなく、実際のその視察内容を踏まえて質問をぶつけ、本市の為に役立てようとするその姿勢こそ「いいね!」ではないか。それ以外に「水道事業及び応急給水拠点について」、「応急手当について」、「等々力老人いこいの家について」を取り上げた。
さて、都議選も大方の予想通りに決着がついた。前回は政権交代の嵐による民主党の地すべり的勝利になすすべなく敗れ去った自民党だが、今回の勝利もそのはねっかえりは差し引いておかねばならぬ。まさに「勝って兜の緒を締めよ」。早速に投開票日の翌日(=昨日)には県連の「ネット選挙対策PT」を開催するというので、所属の委員に召集がかかった。
現在、市連の広報委員は不肖私が委員長を務め、高津区の青木功雄氏(2期)と前述の原典之氏(1期)が「副」となる。ちょうど質問を終えただけに何とも都合がいいと顔を出したのだが、いつもながらに県と横浜市と同格に扱ってくれる心遣いがありがたい。
不協和音が聞こえる他党をよそ目に参院選、そして市長選を勝ち抜く為にはチームとしての勝利を目指さなければならぬ。次の統一地方選もあっという間にやってくるが、前回の都議選が如く逆風がないとも限らない。磐石の態勢を築く為にも昨日の成果を踏まえてウォーミングアップを開始せねば...。
何にもましてネット選挙解禁は好機到来。チームとしての勝利を目指す為にも「名誉職じゃないのだから」ベテランにもしっかりと仕事をしていただかなければならないと思っていて...広報委員の活躍に期待がかかる(自分で言うな)。まずは「今さら聞けないベテラン議員の為の【誰でも分かる】IT戦略勉強会」を催そうかと。団長の了承を得ていないのでここだけの話で頼む。
(平成25年6月25日/1429回)
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