達筆
東京都練馬区における児童襲撃事件。大惨事に到らなかったのは71歳の交通指導員の殊勲だが、ウチのが通う小学校の周辺でも不審者の目撃情報が寄せられ、児童生徒の保護者の元にも注意喚起のメールが送られてきたという。
そういう時に頼りになるのがおまわりさん。地域の安全の為にと日夜のパトロールに励む。わが家のポストにも「深夜○時○分パトロール異常なし」と投函されていたらしく、警察のアピールかはたまたバッチの特権か(そりゃないナ)、いづれにしても何とも頼もしい限りであって、犯罪の抑止効果が期待できそうである。
さて、昼間の話。同じ缶詰状態でも本会議の時は人目を忍んで居眠り...違った、書き物等の雑務をこなすことも出来るが、ヒアリングとなれば陳情団体との自由討議になるだけに内職は許されるものではない。
ということで雑務は夜の会合を終えた深夜となる。深夜0時過ぎまで居残りをしていた、というかせざるを得なかったのだが、D君がひょっこり顔を出してくれた。明りが気になったので...と仕事帰りに立ち寄ってくれたD君は社会人3年目?。
久々、というか何年かぶりにお会いしたのだが、毎朝5時半の各駅停車で出勤し、帰りは「仕事で」毎日が午前様だという。健康、中でもストレスだけは注意したほうがいいよとエラそうに助言をしたのだが、「今はがんばって仕事をしたいので...」といまどきの若者には珍しい(そりゃ偏見だナ)。
かと思えば、地元で慕うY兄から「用事があるんだけど時間取れぬか?」とメールをいただいた。土日も行事が目白押し...という訳でもないが、「平日の朝でいかがですか?」と返事を打てば、「それで結構」と早速に早朝よりおでましをいただくことになった。地元の団体設立にあたり発会式を催すらしくその案内を持参いただいたのだが、手書きの宛名といい、手渡しといい、そのへんに会に対する意気込みが窺える。
最近は手書きの宛名もあまり見かけなくなった。市の重要な行事や叙勲御祝い、結婚式位であって、私なども宛名はなるべく手書きで記すことにしているのだが、かなりのくせ字。字は性格を表すというが、ウチの市議団には達筆な方が少なくない。「えっ?」と思う方が達筆であったりするとそれだけで相手を見る目が変わる。
私も書道教室には6年間も通ったはずなのだが...やはり生まれつきの才というものがあるのかどうか。でも、芸術性の高い字だと自負している(笑)。
(平成25年6月30日/1434回)
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