なおログ[Blog]

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2013年6月

2013年6月30日 (日)

達筆

東京都練馬区における児童襲撃事件。大惨事に到らなかったのは71歳の交通指導員の殊勲だが、ウチのが通う小学校の周辺でも不審者の目撃情報が寄せられ、児童生徒の保護者の元にも注意喚起のメールが送られてきたという。

そういう時に頼りになるのがおまわりさん。地域の安全の為にと日夜のパトロールに励む。わが家のポストにも「深夜○時○分パトロール異常なし」と投函されていたらしく、警察のアピールかはたまたバッチの特権か(そりゃないナ)、いづれにしても何とも頼もしい限りであって、犯罪の抑止効果が期待できそうである。

さて、昼間の話。同じ缶詰状態でも本会議の時は人目を忍んで居眠り...違った、書き物等の雑務をこなすことも出来るが、ヒアリングとなれば陳情団体との自由討議になるだけに内職は許されるものではない。

ということで雑務は夜の会合を終えた深夜となる。深夜0時過ぎまで居残りをしていた、というかせざるを得なかったのだが、D君がひょっこり顔を出してくれた。明りが気になったので...と仕事帰りに立ち寄ってくれたD君は社会人3年目?。

久々、というか何年かぶりにお会いしたのだが、毎朝5時半の各駅停車で出勤し、帰りは「仕事で」毎日が午前様だという。健康、中でもストレスだけは注意したほうがいいよとエラそうに助言をしたのだが、「今はがんばって仕事をしたいので...」といまどきの若者には珍しい(そりゃ偏見だナ)。

かと思えば、地元で慕うY兄から「用事があるんだけど時間取れぬか?」とメールをいただいた。土日も行事が目白押し...という訳でもないが、「平日の朝でいかがですか?」と返事を打てば、「それで結構」と早速に早朝よりおでましをいただくことになった。地元の団体設立にあたり発会式を催すらしくその案内を持参いただいたのだが、手書きの宛名といい、手渡しといい、そのへんに会に対する意気込みが窺える。

最近は手書きの宛名もあまり見かけなくなった。市の重要な行事や叙勲御祝い、結婚式位であって、私なども宛名はなるべく手書きで記すことにしているのだが、かなりのくせ字。字は性格を表すというが、ウチの市議団には達筆な方が少なくない。「えっ?」と思う方が達筆であったりするとそれだけで相手を見る目が変わる。

私も書道教室には6年間も通ったはずなのだが...やはり生まれつきの才というものがあるのかどうか。でも、芸術性の高い字だと自負している(笑)。

(平成25年6月30日/1434回)

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2013年6月29日 (土)

精神病床

「暴れだしたら止められなくて...泣く泣く警察を呼んで病院に連れて行くんだけど、病院では本人を無理矢理ベッドに括りつけてね。虐待と言われようとも括り付けなければ何をしでかすか分からない。そこでクスリを打たれるとそれはもう廃人のようになってしまって...」と涙ながらに語っていただいた。

そんな壮絶な実態と家族の苦悩を聞かせていただいたのは初当選後まもなくの頃。一見平穏そうに見えた家族にそれほどの苦労があったとは知る由も無かったのだが、以来、何度か御話を聞かせていただき、家族会の皆様の会合にも伺わせていただりもした。

現在、障害には3つの種別、「身体障害」「知的障害」「精神障害」があるが、障害種別に関わらず障害者の自立支援に向けて共通の福祉サービス基盤を確立しようと施行されたのが平成17年の小泉政権時における「障害者自立支援法」であって、その「障害者自立支援法」は難病指定やサービスを拡充した上でこの4月より「障害者総合支援法」として新たにスタートすることになった。

障害者の手帳を持つということはその障害を認めることで様々な給付を受けることが可能になるということを意味するのだが、中でも精神障害は判定が難しく、また、一方で障害種別の中でも後発なだけにサービスが遅れがちな面も否めず、家族がそのことを認めたがらないこともあったりして手帳所持者以上に潜在的な数は多いとされている(ちなみに本市における手帳所持者は約6千人)。

さて、来年度の予算要望に向けたヒアリング。団体の一つに精神障害者の家族会「あやめ会」があって、毎年、要望を聞かせていただくことになるのだが、前述の理由からいつになく真剣に聞かせていただいている。

近年は医学的な解明も進みつつある精神障害だが、都道府県によっては、重症かつ慢性的な精神障害者に対して専門家チームが訪問形式により医療や生活の総合的な支援を行うACT(包括型地域生活支援体制)や国のアウトリーチ推進事業(地域移行)も進みつつあるというのだが、その推進の条件となるのが精神病床数の削減。

結果として地域移行が促進されるのだから精神科専門の病床は不要になるはずであって、更にその先には医療費の削減という大命題が見え隠れする。が、その「あやめ会」の方々の話によれば本市の精神病床は他都市に比べて絶対数、単位人口対病床数ともに少ないことから一律的な削減を求められるのはおかしいのではないかとのこと。

「障害者自立支援法」は障害種別の格差是正以外にサービス提供主体を市町村に一元化したことが功績の一つ。そんな地域の実情に鑑み、国に対して物申せる川崎市でありたいと思うのだが...どうか。

(平成25年6月29日/1433回)

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2013年6月28日 (金)

喧嘩上手

川崎市議会も第2回定例会が閉幕。来週からは参院選だけに、束の間の休息...とはいかずに目下、来年度の予算編成に向けた各団体とのヒアリングが行われている。

一般質問の最終日は中堅からベテランの3名。いづれも喧嘩上手な面々だけに行政側にとっては手ごわい相手。質問に向けた事前調整は小声で行われることが少なくない。さすが役人、文面に工夫が凝らされているから入念なチェックが必要なのだが、あまりにも手が抜かれていたり、誠実さに欠けていたりすると時として悲惨な目に遭うことになる。衝立(ついたて)の向こうから「そりゃおかしいだろうよ」との大声が聞こえてきた...確かにおかしい。

今回の代表質問においても防犯灯の維持管理の一元化と全額助成(現行は9割)を求めているが、行政側の答弁はLED防犯灯の普及を図ることで対応していくの一辺倒。そこに噛みついたのが川崎区の林浩美氏。緩急自在の投球術は本人の得意芸なのだが、単に補助金を支給するだけの部署であれば他で十分。町内会・自治会は何が困っているのか、LED化することでどれだけのメリットが生まれるのかその位は把握しておいて然るべきであって、汗をかく努力が不足しているのではないかと。

さて、「走りながら考える」をモットーにスタートした介護保険制度も既に13年。当時に比べ、利用者も保険料もうなぎ上りだが、団塊の世代が75歳を迎える2025年に向けて市はどう対処すべきか。2025年問題に警告を鳴らしつつ、本人の持論である介護と医療の連携論を展開したのは川崎区の嶋崎嘉夫氏。

ふくらみ続ける介護給付費の抑制は焦眉の急。その予防に向けて本市独自の「わたしの町のすこやか活動」という事業が実施されている。ふとした縁からその毎年の事例集を入手しているのだが、気になっていたのが活動団体数の減少。何故そのような事態になっているのか、原因を指摘するとともに今後の改善を促した。

そして、最後のおおとりを飾るのは大島明氏。前議長だけに2年ぶりの質問。元々80億円と認識していたのだが、現在は99億円なのだそうで...。そう、本市のたばこ税収入。その収入は市の一般財源として活用が可能。それだけの財源があるのだから最低限の分煙対策を講じるべしというのが愛煙家でもある本人の言い分。

当時の質問に対し、「庁舎内の分煙は建物の構造上難しい」との答弁がされていたのだが、議長として様々な施設を目にしてきた経験を踏まえて、近年の技術を以てすれば(分煙は)可能であってそれは逃げ口実にすぎないと「眉間にしわを寄せて」迫った。

随分とヨイショ的な記載も多かったと思うが、こういうのを提灯(ちょうちん)記事というらしい(笑)。

(平成25年6月28日/1432回)

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2013年6月27日 (木)

ジレンマ

今月の俳句教室。個人的には「かこつけて鰻ほおばる給料日」がお気に入りだったのだが、「生徒らと金魚を覘く参観日」の句が爽風先生の選になっていた。ちなみに前者は「鰻」で後者は「金魚」が季語となる。

さて、一般質問の3日目。わが会派の代表質問の半分は自分が書いているのではないかと豪語するだけあって、その質問原稿は49ページにも上ったという...そう、同区の宿敵、というか(私が)足元にも及ばない論客の尾作均センセイ。

このブログでも何度か取り上げてきたが、学校の施設開放時に新たな受益者負担を求めることに対して子供たちのスポーツ活動にまで適用範囲を広げることを再考、というか正確には適用除外若しくは減免をして欲しいとの請願を議会宛にいただいた。が、学校の施設利用料は教育委員会にて審議された上で規約変更による対応になるという。

政治介入は御免蒙る、教育的中立との謳い文句に独立した権限を有する教育委員会。であれば今回のケースは教育委員会で議論されるべきものなのだが、会議は非公開であることが少なくない。補足しておくと、あくまでも教育委員会というのは首長によって任命される委員数名(本市の場合は6名)による合議制の組織体であって、普段、役所の組織としてあるのは教育委員会の「事務局」である。

その事務局トップ、教育長のみが教育委員会のメンバーに含まれる。その教育委員の選考は経験や見識を考慮して首長から推薦され、議会承認を以て任命されることになるのだが、点数化されている訳ではないから恣意的と言われても致し方ない面があって、少なからぬ報酬も支出されているのだからそれに見合った、いや見合う以上の活躍でもしてくれればいいのだが、果たして実状はどうか。

本人は教育委員会を所管する総務委員会の委員長なだけに苦悩と葛藤が窺い知れるのだが、今回の質問ではそのジレンマをぶつけた格好になった。それ以外も数項目あるのだが、内容は本人のブログに詳しい。

さて、東京都は財源に恵まれているから都内の市区町村なども東京都の豊富な財源をバックに様々な施策を講じることが出来る。道路なども片側2車線の道路が本市域に入った途端に1車線となり、交通渋滞を招いているケースも少なくない。東京都稲城市と隣接する多摩区では防犯灯の明るさも違うのだそうで...。

2番手はそんな多摩区の菅地区を根城とする廣田健一氏。そんな街路灯・防犯灯の質問以外に「多摩川サイクリングロードについて」、「南武線交通アクセスについて」、「観光推進事業について」の計4項目を取り上げた。

一般質問における各自の持ち時間は30分。30分やらないと見劣りするような風潮があって、センセイによっては背伸びをしたりもするのだが、右へ倣う必要は全くない。むしろ短くともその内容の濃さや原稿を見ずに質問に挑む姿勢のほうが重要。一応の原稿は用意しつつも自らの言葉で質問に臨もうとする姿勢が窺えた。

(平成25年6月27日/1431回)

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2013年6月26日 (水)

追っかけ

別にこの人の追っかけをやっている訳ではないのだが、前日の深夜0時50分に原稿仕上げ中とあった。

「女性の社会進出を応援しています」といえば票になるのは承知をしているが、根が正直なもんだから大して取り組んでいないものを大々的にアピールする術には長けておらず、こういう方の後塵を拝している。

多摩区の吉沢章子氏の事前通告は2項目。「女性の社会進出と少子化対策・子育て支援について」と「環境と観光の多摩区について」。韻を踏んでいるのは意図的か否か(どうでもいいナ)。市における女性管理職の登用状況等を明らかにするとともに晩婚化が進みつつある中で不妊に悩む女性も少なくない。出産適齢期の教育現場における早期周知等を求めた。

2番手は高津区の青木功雄氏。期せずして私の通告と重なった項目が一つ。内容は「訴訟・弁護士費用等について」。今回の定例会にて可決されたこども文化センター騒音訴訟の和解議案。

概要は6月9日の記事(http://ow.ly/mmm7A)の通りだが、これを認めてしまえば、後から引越して来たにも関わらず、隣の小学校の運動会がうるさいなんてことにもなりかねない。悪しき前例とせぬ為にも最高裁まで争うべきだと委員会は紛糾した。弁護士のコメントらしき資料も添えられているが、「従わずんば...」と威圧的。

そんな弁護士への報酬は税金からの支出。かつて私どもが背負った政務調査費裁判における弁護士費用は自腹(市は面倒を見てくれない)だけに、それがかえって1円でも安く、そして絶対に勝てる弁護士を...と血眼になる。市の弁護士はそんなインセンティブが働いているのか、その契約内容等これまでベールに包まれていた内容を明らかにした。

そうそう、当日は公明党の川島雅裕氏が特別養護老人ホームの入居申込みを取り上げた。現在の入居申込みは希望者やその家族が施設を直接訪問し、面談の上、申請を行う仕組みになっているが、施設側はどこも満員状態。その必要性は認めつつも何年待ちか分からない状況で面談を行うことは施設側にも負担になっているのではないか...と詰め寄った。

それは利用者も同じ。足を運んで申請するのは当然としても入居時期が未定では報われない。隣接の横浜市では市内94か所(当時)の特別養護老人ホームへの入居申請を郵送により一括して受け付ける入所申込受付センターが好評と伺っていただけに、本市でも入居申請を一元化すべきではないかと不肖私も過去に迫ったことがあった(平成19年 予算審査特別委員会-03月06日-03号)。

これを機にぜひとも改善が図られることを望んでいる。

(平成25年6月26日/1430回)

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2013年6月25日 (火)

都議選

「御一緒にどうですか?」と誘われて、のこのこと付いていくことにしたのだが、地元の都合で私だけ1日早く帰路につくことになった。翌日の行先を聞けば四万十川で有名な四万十市というではないか。「どうせ鮎でも食べに...」などと不遜なことを考えているのは私位なもので、四万十方式と呼ばれる天然資源を活用した水質浄化の仕組みを学んできたのだという(そもそもに鮎は季節的に早かった)。

最近は鮎の遡上に見られるように昔の生態系が戻りつつある多摩川。それだけ水質がキレイになっている証なのだが、一方で最近は放流された外来種の繁殖が著しくそちらの危険に脅かされているのだそうだ。そんな多摩川及び支川の水質浄化策について一般質問で取り上げたのが中原区の原典之氏。

視察先で何を食べたか位しか覚えていないどこぞのギインとは訳が違う。「見て終わり」「聞いて終わり」「食べて終わり(それは余計)」ではなく、実際のその視察内容を踏まえて質問をぶつけ、本市の為に役立てようとするその姿勢こそ「いいね!」ではないか。それ以外に「水道事業及び応急給水拠点について」、「応急手当について」、「等々力老人いこいの家について」を取り上げた。

さて、都議選も大方の予想通りに決着がついた。前回は政権交代の嵐による民主党の地すべり的勝利になすすべなく敗れ去った自民党だが、今回の勝利もそのはねっかえりは差し引いておかねばならぬ。まさに「勝って兜の緒を締めよ」。早速に投開票日の翌日(=昨日)には県連の「ネット選挙対策PT」を開催するというので、所属の委員に召集がかかった。

現在、市連の広報委員は不肖私が委員長を務め、高津区の青木功雄氏(2期)と前述の原典之氏(1期)が「副」となる。ちょうど質問を終えただけに何とも都合がいいと顔を出したのだが、いつもながらに県と横浜市と同格に扱ってくれる心遣いがありがたい。

不協和音が聞こえる他党をよそ目に参院選、そして市長選を勝ち抜く為にはチームとしての勝利を目指さなければならぬ。次の統一地方選もあっという間にやってくるが、前回の都議選が如く逆風がないとも限らない。磐石の態勢を築く為にも昨日の成果を踏まえてウォーミングアップを開始せねば...。

何にもましてネット選挙解禁は好機到来。チームとしての勝利を目指す為にも「名誉職じゃないのだから」ベテランにもしっかりと仕事をしていただかなければならないと思っていて...広報委員の活躍に期待がかかる(自分で言うな)。まずは「今さら聞けないベテラン議員の為の【誰でも分かる】IT戦略勉強会」を催そうかと。団長の了承を得ていないのでここだけの話で頼む。

(平成25年6月25日/1429回)

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2013年6月24日 (月)

大器晩成

授業参観デビュー。妻から注意事項のレクチャーを受けたはずなのだが、勝手が分からず、もたついてしまった。やはり慣れないことはするもんではない。

仕事の合間に顔を出すからスーツ姿なのだが、やはり目立つ。今さらゴマすって票をいただこうとは思わないのだが、小さな生徒から「ねぇ!」と廊下で声をかけらえた(さすが有名人)、こちらは知らずとも向こうは知っている。「ぼくは何組?」と聞けば「1年4組」と。それってウチと同じじゃん。

1時間目は国語。生徒が予め用意してきたなぞなぞを発表し、他の生徒がそれに回答するという授業。ウチの小学校は廊下と教室の間に壁が無いオープン教室。生徒の集中力が途切れてしまうのではないかと否定的な考えを抱いていたのだが、今さらバッチを使って壁を付けろと言う訳にもいかず...が、雑音が入る分、逆に集中力が磨かれるのではないかと都合よく解釈することでまずは一件落着。

1年生だけに落ち着きが無いのはどこも同じ。担任の先生が授業中に教室の中を回りつつ、生徒の姿勢を注意しているのだが、それでもそっぽを向いていたり、隣と話をしていたり。中でも先生が手をこまねいているのではないかと思われる生徒が数名。ウチとて決してホメられたものではないが、帰宅後に「さすがにあの生徒は回りに迷惑なんじゃないか」と子供たちに聞けば、当人曰く「授業が面白くない」のだそうで。

そりゃよほどのガリ勉君じゃない限り、授業が面白いと思えることは稀であるし、それが授業の内容が分からないおちこぼれならば尚更のこと。が、聞けばA君はとても優秀なのだそうで、既に内容が分かっているから逆に退屈なのだという。義務教育は集団生活。他人様に迷惑をかけない規律こそ大事。保護者もその様子を見ていたはずだが...。

少なくとも「先生の言うことには素直に従う」「人が話しているときは私語をしない」位は家庭の躾で何とかしたいもの。また、早熟すぎるのも些か考えものであって、やはり大器晩成に限る(でも、いつまでも花開かないこともありそうだし...)。

そうそう、困ったのはアンケート。幾つかの項目にA~Dの評価を入れる形式なのだが、先生の態度を聞く問い「子供に真剣に向き合っていたか」のようなものは勿論「A」としたのだが、子供の態度を聞く「子供が先生の話を聞く姿勢はどうか」のようなものは評価が難しい。「D」とすれば校長先生が見た場合に担任の先生の評価が落ちそうであるし、でも決して「A」ではない。もう少し工夫が必要かも...。

そうそう、授業はA君のみならず私にも退屈。仕事にかこつけて早退したのだが、仕事の合間のスーツ姿と整合性が取れないのでこのへんで。

(平成25年6月24日/1428回)

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2013年6月23日 (日)

やるやらない

終日、座りっぱなしというのはしんどい。ましてや、うるさがたのセンセイを目の前にしては針のむしろのようなもの。「早く終わってくれないかなぁ~」。

多少の制約はあるものの、制限時間内であれば誰でも比較的自由に質問が許される機会が与えられるのが川崎市議会。同僚のY先生のツイッターに、「やるやらないは本人次第。ある県議曰く、川崎市議は実力がつくと。恵まれた機会、活かすのは自分次第」とあった。何と前向きな思考回路であろう。

さて、新年度を迎え、わが自民党川崎市議団の新執行部によれば「やるやらない」は各自の判断に委ねて無理強いはしないのだそうで...ベテランと役所にとっては何とも都合のいい執行部ではなかろうか(笑)。

一般質問のトップバッターはそんな新執行部の一人、副団長の橋本勝氏(多摩区)。質問項目は「渋滞対策と道路整備について」、「通学路の安全対策について」、「二ケ領用水について」の3点。通学路の安全対策については、地元の宿河原小学校前の信号機設置を求めるもの。毎朝、校門前で児童生徒の横断を見守る安全誘導員はあくまでも善意の賜物であって早急な対応を市に求めた。

次の質問は二ケ領用水。かつては農業用水として地元の生活を支えた二ケ領用水も現在は遊歩道として整備され、桜の名所やデートスポットとして人気を誇る。その過程において忘れてはならないことは地元のボランティアのみなさんの不断の努力。所感を求められた市長は「(二ケ領用水は)かわさきの宝」と答弁した。

次は中原区の松原成文氏。昨年度の生活保護の不正受給実績は3.9億円。そこに私情を挟んではいけないのだが、中には子供がアルバイトで稼いだ分を申告しなかったとか子供の学費の為のタンス預金が見つかったとか軽微なものも少なくない。

だって、窃盗犯はすぐ捕まるけれども本当の巨悪は捕まらないのが世の中というもの。どこぞの誰々が生活保護を受給していながらパチンコに明け暮れているなんてタレコミも少なくないことから専用ホットラインの創設を求めた。やはり不正は断固許さないという姿勢が何よりも大事である。

そして、今年度から公費助成の適用となった子宮頸がんワクチンの副作用と本市の対応について。強い痛みなどの副作用を訴えるケースが相次いだことに関連して、本市の実態を明らかにしつつ、接種の呼びかけを一時中止した厚生労働省の対応を受けた本市の対応を聞いているのだが、かなり入念にやり取りをされた様子が窺える。それ以外に、食物アレルギー事故防止の取組と多摩川丸子橋周辺バーベキューについて。

(平成25年6月23日/1427回)

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2013年6月22日 (土)

事前通告

川崎市議会も昨日から後半のヤマ場となる一般質問がスタート。職員は俗にいう「質問取り」に忙しい。「他と調整の上、今日中に判断していただかないと...」。既に何々の質問を行うと通告してある以上、質問は「やる」のだからその一言は余計。

質問日の前日であればまだしも3日前に結論を出せとは些か急かしすぎではないか。上の命令というが、それはあくまでも行政側の都合であって、単なる自分の手柄か、それを部下に命じる管理職の資質を疑ってしまう。

私の質問日は24日(月)であって、以下が通告済みとなる。「横浜市営地下鉄3号線の延伸と小田急線の新百合ヶ丘駅までの複々線化について」、「水田の保全対策について」、「待機児童対策について」、「生活保護について」、「市が抱える訴訟について」の5項目。

内、「待機児童対策について」は、保育所をバンバン作れのオンパレードの風潮に苦言を呈する形で論戦を挑もうと思っていたのだが、現在、関係する請願・陳情が出されていることからやむなく取り下げることとなった。

ということで、それ以外の4項目について質問を予定しているのだが、過去の言いっぱなしはセンセイ方の悪い癖。せっかく言質を取ったのだから、その後の動向は追跡せねばならぬ。「水田の保全対策について」と「横浜市営地下鉄3号線の延伸と小田急線の新百合ヶ丘駅までの複々線化について」は過去に何度か取り上げてきた経緯から現在の進捗状況を伺う予定。

そして、「生活保護について」はわが党の代表質問で直近の動向が明らかになったが、それを深掘りする質問となる。本市の一般会計の約1割を占める生活保護の受給者は増加の一途を辿り、平成24年度における受給世帯は23,550世帯。

その内、65歳以上の高齢者世帯は10,097世帯となり、全体の42%を占める。本来であれば年金受給者として自立せねばならない方々が生活保護に依存する実状を明らかにしつつ、年金未納者に対する収納対策等を伺う予定。

さらに、その高齢者世帯の内、無年金者はどの程度存在するのか。これまで年金の保険料を真面目に払ってきた方とそうでない方が同一の支給額ではモラルハザード、「老後は生活保護があるから保険料を払わずとも...」という甘えが生じないとも限らない。

こと生活保護については不正受給が指摘されることが多いが、実はこの無年金者問題こそが将来に暗い影を落としている。

(平成25年6月22日/1426回)

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2013年6月21日 (金)

値上げ

何が面白いのか、政治家のブログが人気、というか見ている人が結構多いのだそうで。純粋な読者以外にアイツは生意気だから追い落としてやろうとか、相手陣営の方まで様々。

格好の餌食になるから何もせずにだんまりを決め込むのが最も賢いということは承知をしているのだが、それは卑怯なやり方であって、たとえ毎日ではなくとも、世の批判を受けようとも自らの言い分を世に発信していくことは政治家として大事なことではなかろうか、と思っている。

最近もある県議のブログが炎上したというが、私のブログも語尾が強いからエラそうだと批判を招きそうで...でも、いかんせん内容がショボいから(泣)。

さて、久々の自宅での夕飯。妻がひつまぶしを作ってくれたのだが、鰻の値段がものスゴく高かったらしく(でも、やっぱり鰻は旨い)...が、そんな庶民の事情をよそ目に本市が実施主体となる国保(=国民健康保険)の保険料が値上げとなり、通知書が届いた今週から区役所の窓口に問い合わせが殺到したという。

国の通達に基づき、保険料の算定方式を変更したことに伴い、激変緩和の為に本市独自の軽減措置を実施してきたのだが、あくまでも激変緩和の為の措置であることから段階的にその基準が見直され、今年度から年間の保険料が数万円程度の値上げとなる方が発生することになった。

以前は納税額に応じて保険料が算定される税方式だったものが、変更後は本人の所得に応じて算定される所得方式に変更となったのだが、保険料には通常の医療分以外に後期高齢者支援金や介護納付金等の分が上乗せされていて、その上げ幅も小さくないことも判明した。

私どもセンセイも国保(=国民健康保険)の加入者となるが、公務員が加入する共済組合やサラリーマンが加入する組合健保と違い、加入者の構成が歪な国保は所得の低い方も多ければ医療給付も多い。市の特別会計で運営されているのだが、その厳しい財政運営を反映してか毎年、一般会計から数十億円単位(平成25年度予算ベースで94億円)の繰入がなされている。

今回、課税所得が190万円しかない人が40万円の保険料を支払う一方でその10倍の所得の方が70万円という保険料はおかしいとの指摘もいただいたが、そんな方々には軽減措置も用意されている。私の保険料は70万円(ちなみに、所得は10倍に遠く及びませんけど...)だが、まず医者にかかることはないので、掛け捨てに近く、不満がないと言えば嘘になる。

そして、その多額の繰入分は市民の皆様からの税金。所得の多寡に関係なく、万人の負担が少ないに越したことはない。加入者間の不公平の前にまずは医療費の無駄を削ることが肝要と思っていて...。

(平成25年6月21日/1425回)

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2013年6月20日 (木)

益田市

夏は薄着になりやすいから腹の出っ張りが目立ってはみっともない...「よしっ」と意気込むのだが、あいにくの天気に気は萎えがちであって、この梅雨の季節は練習量が格段に落ちる。それでいて、夜の会合だけはズケズケと顔を出しては酒豪ぶりを発揮するのだから梅雨明けが怖い(笑)。

そんな不摂生な私を横目に、地元の消防団は夏の操法大会に向けて練習に余念が無いというが、自らを律することが出来る消防団は何とも頼もしい存在ではなかろうか。

さて、地元のマラソン仲間の数名が「しまなみ海道100kmウルトラ遠足」に出場されたそうで、そんな話題で盛り上がっている。「42kmでさえもしんどいのに100kmなんてよく挑戦する気になるよナ」と思ってみたりもするのだが、これがどうして、結構ハマってしまうものらしい。

秋以降の本格的なシーズンに向けて大会の募集チラシをちらほらと目にするようになった。(自称)ワイン愛好家、というか単なる呑んべぇとしては赤ワインで有名なフランスのボルドー、メドック地方で、ぶどうの収穫直前に開催されるメドック・マラソンに挑戦したいと思っているのだが、フランスは母国語が強いだけに英語が通じにくいというからちょっと腰が引けている(し、そんな余裕もなさそうだけど...)。

ということで、とりあえずは以前、このブログでも紹介した「萩・石見空港マラソン全国大会」のエントリーだけは済ませてあるのだが、その開催地となる島根県益田市と本市との間に文化・スポーツ等の交流に関する覚書を締結することになったとの報告を受けた。

平成15年に川崎市立商業高校創立50周年記念事業に益田市の郷土芸能である「石見神楽」が披露されたことを契機に双方の文化交流が進み、青少年のスポーツ交流なども積極的に行われてきたのだという。

普段は大して見ないくせにそういう時だけは何故か熱心。委員会に配布された資料の中に「益田・流マップ」があって郷土の名産品が紹介されている。そんな資料に目を通していたのだが、益田市の人口は5万人ながらも「東(ひむがし)の 野にかげろひの 立つ見えて かへり見すれば 月かたぶきぬ」で有名な歌人の柿本人麻呂や水墨画で有名な雪舟らの文化人ゆかりの地なのだという。

そして、島根県といえばやっぱり出雲大社。今年は60年に一度の遷宮の年。古より「天下無双の大廈」と称えられる御本殿も被災地の木材も使用され、匠の技で昔の姿が再現されたというからぜひ訪れたいもの。あとは旨いもんでもあれば...(笑)。

(平成25年6月20日/1424回)

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2013年6月19日 (水)

お多福

「西表」をなんと読むか。そう、「いりおもて」。でも、なんで?と不思議に思う方は多いはず。こんどは苗字、「東江」と記して「あがりえ」と読むのだそうで...「東」は太陽が上がるから、「西」は太陽が沈む(入る)からと大番頭が教えてくれた。へぇ~~。

さて、なんでここに居るんだろうと思う時がたまにあって、それでも愉快な面々が回りを囲んでいるからまぁいいかと自分を納得させることになる。私の兄貴分である自民党川崎市連の青年局、平野悦男さんが会長を務める「お多福会」なる会があって、どういう風の吹き回しか15周年の記念祝賀会にお招きをいただくことになった。

会長は生粋の川崎っ子。東海道五十三次の宿場町として栄えてきた歴史を有する本市は北部よりも南部のほうが活気があってお祭り男が多い。月一回の月例会、そんな面々が集うのが川崎区のお好み焼き「加賀美」。野球好きの親父さんが居て、いつも旨いもんを食わしてくれるのだが、そのソースが広島名物「おたふくソース」だったそうで、「お多福会」ということらしい。全員が呑んべえだけに祝賀会はどんちゃん騒ぎで幕を閉じた。

そう、参院選近し。神奈川県下で活動を続ける島村大(しまむら・だい)さんの決起大会はスゴい熱気だったそうで...。私は行けずじまいで罪悪感に苛まれていたのだが、翌朝は地元の衆議院議員、中山のりひろさんからの招集命令に応じて、登戸駅に立つことになった。

マイクは弁が立つ議員センセイが握ることになるから私は地声で挨拶をする程度のにぎやかしにしか過ぎないのだが、それでも相当な体力を消耗するのが駅頭というもの。それだけで一日の仕事が終わった位の達成感が...(笑)。それで夜の会合なんかがあったりするのだから昼間の議場でイビキが聞こえるのも無理はない。

有権者の皆様の反応を肌で感じることは大事なことであることは重々に承知をしているのだが、過ぎたるは及ばざるが如し。駅頭の疲労感はハンパではないから、疲れて居眠りをする位であれば、例え票にならずとも昼の仕事に専念すべきではないかと思っていて...。ぜひ、当選のあかつきには昼の仕事に専念して欲しいというのが有権者の本音ではなかろうか。

それでも日々、神奈川県下の各駅で朝の駅頭を続ける本人の体力と根性には恐れ入る。決戦まであと1ヶ月。今日も島村大(しまむら・だい)さんはどこかの駅に立っている。

(平成25年6月19日/1423回)

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2013年6月18日 (火)

1区現象

参院選近し。TPP断固阻止を掲げるわれらがJA。中でもコメの高い関税は国益として維持すべきか否か。地方政治とはいえどもそんなことが関心事の一つになっていて、各方面に目を光らせていたのだが、「桁違いのスケール カリフォルニアの田植え」なる記事が目に付いた。

田植えどころか飛行機で種を撒くというカリフォルニア。1時間で1.5haという日本のコメ作りに対して、同じ1時間で20haが可能という。それでいてコシヒカリの味が遜色ないとなれば正攻法で太刀打ちできる相手ではない。

さて、そんな記事が掲載されている雑誌「WEDGE」には東京財団上席研究員の原田泰氏による「経済の常識VS政策の常識」があって、今月号は「都市と女性に成長戦略の焦点当てた自民党」とある。待機児童対策などはその好例。田舎は祖父母が面倒を見てくれるから田舎以上に都市部が顕著となる。

かつては都道府県庁所在地が存在する1区で自民党候補が対立候補に敗北することからその名がついた「1区現象」。逆に地方にはザ・自民党的なボスがいて都市部や女性に焦点が当てられることは稀であった。私ども地方議員はそんな逆風の中、都市部の有権者が何を求め、従来の利益誘導型政治をどれだけ毛嫌いしているか、肌を持って実感してきた。

そして、一方では有権者に媚びることなく、不断の行財政改革とともに都市部に必要な政策を着実に推し進め、その実績を党本部に突き付けてきた。そんなアピールが通じたか、今こそ都市の有権者にも目を向けるべき時と判断したのだとすれば大きな一歩ではないか。

記事の中では英国労働党のトニー・ブレア元首相が「成功した人々は労働党から離れて保守党に移ってきたが、私は労働党を成功者の党としたい」と反資本主義的な政策を改め、サッチャー革命により生まれた中産階級の取り込んだことが長期政権に繋がった事例が示されている。

そうそう、待機児童対策とともに課題として挙げられるのが、小児救急医療の拡充。この4月より中原区に中部小児急病センターが開設され、市内3か所体制がスタートしたが、北部小児、南部小児ともに利用者は前年度比3割減と混雑緩和に繋がっているという。

そして、今後の注目は病児・病後児保育施設の整備・拡充。隣接する東京都や横浜市に比べ著しく遅れる本市だが、来年度には中原区に新たな病児保育施設が開設されることが明らかになった。

(平成25年6月18日/1422回)

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2013年6月17日 (月)

水と油

ランさんは南米ボリビア生まれの22歳。ランさんといっても男性であるから誤解無きよう(笑)。

ある店で知り合ってウマが合ったのだが、ビジネスの最前線ではないから話題はカジュアルなものとなる。JR川崎駅西口のペルー料理の店が旨いのだそうで...そんな情報を仕入れつつ、向こうのお国自慢に耳を傾けることになった。

話下手なもんだからいつも聞き役に徹していることが多く、委員会の審議中も大人しくしているのだが、久々に好敵手とやりあうことになった。指定管理者制度は公の施設の管理・運営を民間に委ねることでその効率的な運営と利用者のサービス向上を狙ったもの。

小泉政権時に「官から民へ、民間に出来るものは民間に」のスローガンのもと進められた制度なのだが、それに異を唱えるのがいつもの政党。あくまでも直営維持にこだわりをみせるだけにその絡みとなると発言時間は長い(まぁ他も同じようなもんだけど...)。

あくまでも行政側とのやり取りだけに「あとは勝手にやってくれ」とだんまりを決め込んでもいいのだが、後日、他人様が議事録を見た際に、さも正論のように勘違いしてしまう方がいないとも限らないから途中で釘を刺しておく必要があって、それが、応酬というか小競り合いとなった。

イデオロギー的な対立だから今さら歩み寄りはないのは百も承知だが、直営維持へのこだわりは公務員が運営する以上、民間よりも効率的に運営できるという「公務員万能主義」から生じている。

そもそもに年功序列と終身雇用を保証すれば人は真面目に働くという「性善説」が根っこにあって、「競争の否定」とともにそれを信奉している方々だから純粋な方が少なくない。私のような不遜な輩からすれば政治信条のみならず性格的にも対極に位置する方々なのだから今さらこちらの価値観を押し付けるのも大変申し訳なく思っていて...。

競争をなくして生活を保障すれば世の中、うまく回ると信じているらしく、それは理想としては結構だけれども、そもそもに人は怠惰なものであって脅かされなければ仕事をしないし、少なくとも私はその一人となることは否定しない。

あくまでも競争の結果として「直営」が選択されるのであればまだしも「直営ありき」はおかしいだろうと。競争することで人は自らの未熟さを学び、日夜研鑽に励むのではなかろうか。性悪説の信奉者より。

(平成25年6月17日/1421回)

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2013年6月16日 (日)

POLE LIGHT

職務上、川崎市中央療育センターの開所式に来賓として出席させていただいた。指定管理者となる社会福祉法人の理事長の式典における挨拶がいい。

若い頃、ある障害児(者)施設に勤務していたというが、当時の仲間は既に還暦。いま振り返って何がいちばん楽しかったといえば、夕方遅くまで、施設に通っていた生徒達と夢中になった「だるまさんがころんだ」なのだそうで。そんな昔話を披露いただいた。

その中央療育センターの周辺には福祉関連の施設が並ぶ。昭和50年頃に福祉の重点エリアとしての整備が進んだものの、老朽化が目立ち、現在は計画的に再編整備が進んでいる。この「井田」と呼ばれるエリアはかつてわが会派の物知り博士こと故長瀬政義先生の思い入れが深かった地区で、つい懐かしさがこみ上げてきた。

その「井田」地区の中核を担うのが川崎市立井田病院。現在、神奈川新聞に「医食同源」-病院レストラン再考-という連載記事があって、興味深く拝読していたのだが、同病院の医師である西智弘氏の病院レストランプロジェクトが紹介されている。

食は健康の源。いい食事なくして健康はありえない。帰り際にその話題のレストラン「POLE LIGHT(ポールライト)」に立ち寄った。スタッフには親切丁寧に対応していただき、味も確かに美味だった。

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さて、その(記事の)下には「宮前・騒音訴訟和解-採決見送り」とあって、前日の市民委員会の議案審査の様子が記されている。

「採決を延ばす」。その意味するところは「出された以上、承認されるのが当たり前であって、多少は波風が立っても平身低頭じっとだまって暴風雨が過ぎ去るのを待っていればいつかは承認してくれるはず」という行政側の甘い目論見は挫いておかねばならないし、一方の議員側とて、記者が傍聴席にいる以上、これだけ重大な案件をすんなり通過させたのでは「カッコ」がつかないからちょっとゴネてみるかとの思惑があったりして...まさに狸と狐(笑)。

そうなると行政にとっては「(反対に回ってくれる)新たな同調者が生まれるのではないか」との疑念が生まれかねないし、反対派の議員にもかすかな望みを抱くものがないとも限らない。えてして、パフォーマンス好きのセンセイかベテランであることが少なくないのだが、私のような「純粋な」議員はそんな駆け引きに振り回されることになる。

そういえば記事も随分と小さめであったが、記者はそんな意図も見透かした上で「あえて」小さくしたのか、そのへんのホンネを聞いてみたいと思うのだが...。

(平成25年6月16日/1420回)

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2013年6月15日 (土)

結婚塾

よく、そんなところに目がいくよなぁと自ら感心してしまうのだが、品川プリンスホテルの2階に参加無料の「結婚塾」が開設されている。そして、勿論、本人とはお会いしたことすらないのだが、合コン総研アナリストなる肩書きを有する松尾知枝さんの著書「1時間の食事で男の器量は透けて見える」に「目先の得だけに生きる男は、悲哀が漂う」とあった。

女性のオトコを見る目は厳しいが、社会を見る目も負けずに厳しい。雑誌「Vasco da Gama」7月号のトップ記事は4人の女性起業家による座談会なのだそうで...編集長から原稿が送られてきた。女子会ならぬ女性同士の座談会というのは他人事ながら興味深いし、新たに気づかされることも少なくない。

出産後の復職の壁から仕事と家庭の両立まで女性の悩みが赤裸々に描かれている。当時はバリバリ仕事をこなすキャリアウーマンがカッコいいとされ、もてはやされた時代。私などは幸運にしてそんな女傑とは張り合ったことはないのだが、当時は男顔負けの給料も稼げたであろうし、社会的なステータスも獲得できた。

が、そんな時代を謳歌しているうちに結婚・出産の適齢期を逸してしまった。「どうしてくれるの私の人生」と、そんな女性に同情してみたくもなるのだが、やり直しが出来ないのが娑婆の世界というものであって、人生のやり直しがきくのであれば私などもっとまともなオトコになっているに違いない(...と思う男性諸氏は多いはず)。

不本意であろうが、それもまた運命と思って受け入れるしかないのだが、結婚・出産だけが女性の幸せではないはず(大きな御世話だった。スマン)。

さて、今回の代表質問。他会派の質問に女性の就業機会の拡大を求める内容のものがあった。様々な分野で能力ある女性が活躍できないことは大きな損失となるが、一方で、女性の社会進出は一部の男性にとっては脅威そのもの。だから家庭を守るべしのような理屈はそんなオトコの都合から生じているような気がしないでもない(んなことはないんだけど...)が、いづれにせよ、会社をクビにならぬよう男性諸氏もうかうかしてはおられない。

以前、ノルウェー元首相のグロ・ブルントラント女史が、鉄の女サッチャーとの会談にて「英国の女性閣僚の数を増加させる為にあなたはどんな努力をしているか」と問いかけた際に「残念ながら、今の英国には閣僚のポストにつくだけの実力のある女性はいない」と答えた有名な逸話があるが、女性とて無理に下駄を履かせてもらっても能力がなければ淘汰されてしまうのも世の中というものではなかろうか。

まぁほどほどに。

(平成25年6月15日/1419回)

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2013年6月14日 (金)

非公募

在野の時は敵の首を取るといわんばかりにボルテージを上げたものの、与党になった途端に豹変する事例は枚挙に暇がないだけに、与党になった時こそ断固たる決意で改革を進めるべしというのが過去の教訓となる。

雑誌「選択」6月号に「暴力団を甦らせた『フクシマ』巨額の公金が吸い取られている」との記事を目にした。党本部の行革推進本部の中に無駄撲滅プロジェクトチーム(通称ムタボPT)が置かれ、復興関連の予算が効果的に執行されているかどうかをチェックすることが重要という問題意識の下、復興予算総額18.6兆円のヒアリングが進んでいるという。

さて、本市。「(かつての上司である)オレの言うことが聞けないのか」。その圧力が歪みの元。

出資法人の天下りをはじめ、補助金の支出根拠、そして、その存在意義等について、わが党の無駄撲滅チームが厳しく追及してきたことはこのブログでも何度か紹介をしてきた通り。その一つ、川崎市保健衛生事業団が平成25年度末を目途に廃止されることになった。

そんなことから今回の代表質問ではこれまでの総括を含め、既存事業の存続と廃止、事業継承時の対応を聞いているのだが、原稿の担当は新たに議長に就任した前団長の浅野文直氏(宮前区)。議長は公務が多忙を極めることから原稿は敬遠されがちなだけにその果敢な姿勢が「いいね!」ではないか。その姿勢よりも中身が大事だって?

そう、その実施事業の一つ、葬祭場の管理運営事業は同事業団が指定管理者となっていて、今後は同じく市の出資法人の一つである川崎市シルバー人材センターが担うということらしいのだが、その選考は何故か非公募なのだという。

市の言い分は、斎苑が本年10月から大規模改修が予定されていることから本市と緊密な連携を図りつつ、公益性、永続性を確保出来ることや、円滑な事業継承が可能であって、現行の体制と同水準の管理運営が見込まれること、また、他都市においても葬祭事業の受託事例を有していることなどを考慮して、特殊事情を有した4年間(本来の指定管理期間は5年間)に限り、非公募による選定としたというものなのだが、出来レースのような気がして、どうも釈然としないではないか。

答弁に対して、再質問で更に厳しく迫っているのだが、その答弁は...(あくまでも)「外部委員」で構成する「民間活用推進委員会」に諮った結果だと。御託を並べる行政に最後段にでんと構えるベテランが一言、「役所は理由つけるの上手いな」と。

(平成25年6月14日/1418回)

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土曜参観

子供の面倒を誰が見るか、「そりゃ専業主婦である母親だろう」という時代錯誤の考えの持ち主なのだが、別に妻に押し付けている訳でもなく、ただなんとなくそんな棲み分けになっている。

あまりあてにされていないというのが実際のところだと思うのだが、子供たちが通う小学校から土曜参観の案内が届いた。最近は母子家庭への配慮からか父親参観といわないのだそうで。

さて、6月定例会の代表質問を終えた。事前の漏えいは御法度だから質問を終えた後はゆっくりとその内容を吟味することが出来る。今日はその中から小学校に関するものを紹介させていただくことにした。

本市の出生数は年間約1万4千人、年齢別人口ではベビーブーム全盛期の私と同い年の昭和48年生まれが約2万8千人と最も多い。現在、小学校の入学時に教育委員会から保護者宛に幾つかの通知が送られるのだが、送った際に返送される郵便物はどの位か。

また、その理由の主なものは市内外への転居が想定されるが、行方不明、正確には居所不明というのだが、そんな児童生徒はいるのだろうか。文部科学省の実態調査によれば全国で居所不明となっているのは1,491件であって、内449件が3年以上に及ぶという。本市の実態はどうなのか。そして、彼らの安否は...そのへんを代表質問で聞いている。

まずは所管課に返送された通知書の件数は、就学時健康診断通知書が15件、入学期日・学校指定通知が19件。住民基本台帳に基づき発送したものの、居住実態の確認が取れず返送されたという。

就学時健康診断通知書の返送分15件の追跡調査をした結果、実際に教職員がその現地を訪問しているのだが、2名の居住実態が確認出来ない状態だという。また、入学期日・学校指定通知の返送分19件については7名(内2名は前述の就学時健康診断通知書の不達分)の居所が判明できていない状況だということが明らかになった。

居所不明となるケースは、住民登録を変更せずに海外へ出国してしまうケース、突然家族全員がいなくなってしまうケース、DV等によりいづれかの機関が相談を受けていたとしても、行政に知られているという事実を隠したいとの意向を有しているケースなどが想定されるのだという。

そんな方々がいるとは俄かに信じがたいが、当事者にしか知りえない複雑な家庭事情がありそうだ。本市でも学校や区役所、児童相談所、民生委員・児童委員、警察署などの関係諸機関との連携体制を整えているというが、その安否はやはり気になってしまう。

(平成25年6月13日/1417回)

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2013年6月12日 (水)

当日はあの低めのボールを見事捉えた阿部慎之介の3ランに軍配を上げていたのだが、VTRで振り返るとやはり日本代表のワールドカップ出場を決めた本田圭佑の「ど真ん中PK」のほうがスゴかった(よくそんな時間あるよなぁ)。

「シンプルに言えば『個』だと思う」とは本人の発言。チームであれば誰かがフォローしてくれるとの甘えが生じる。チームワークの大切さは言わずもがなだが、「個」がそれぞれの能力に磨きをかけること、それは決して相反するものではなく、組織の成長に必要なもの。それは日本国も同じ。オールジャパンとして世界と伍していく為には「成長戦略」以上に「個」としての成長が必須条件。

さて、「個」といえば特養(=特別養護老人ホーム)の個室化を巡る議論。03年以降、国から原則個室化の方針が打ち出されている。相部屋では隣人とのトラブルやストレスが懸念されることから「特別養護」ならぬ「権利擁護」の観点から個室化が原則とされてきた。

が、これだけ待機者がいる中で原則個室化の施設整備を進めれば整備費はふくれ上がる。その一部には国民の皆様からの税金が充当されているのである。とりわけ都市部などでは「質の向上」以前に「数の確保」が優先されるべきではないのか。

私なども入院時には相部屋で十分であったし、個室などは差額ベッド代もさることながら寂しくてかなわん。財源に余裕がある訳ではないのだから「がまん」こそ必要。でなければ一生懸命に働いて、額に汗して働いて税金や保険料を納めて下さっている方が報われないではないか。

そんなことから「原則」個別化の方針は維持されつつも11年に成立した地方分権関連法では1部屋の定員は自治体の判断に委ねられることになった。ちなみに本市は相部屋の容認派。施設不足に悩む都市部では財源移譲に用地確保が難航を極める。大都市における急速な高齢化における介護需要にどう対応するか。

厚労省の「都市部の高齢化対策に関する検討会」はこの秋をメドに意見をまとめることになっていて、検討会では東京都杉並区が区民が優先的に入居可能な特養ホームを静岡県南伊豆町に設置する計画が報告されたという。「地方側の雇用創出にも役立つ」との後押しの意見もあるらしく、都市と地方の連携が論点の一つとなりそう。

冒頭の個室化の議論についても、都市と地方の連携についても利用者の選択肢が増えるのはいいことではないか。

(平成25年6月12日/1416回)

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2013年6月11日 (火)

石破発言

参院選近し。自民党川崎市連第58回定期大会。神奈川選挙区の島村大(しまむら・だい)さんとともに大勢の比例候補が一堂に会した。全国的に注目されているのは7月の参院選だが、6月には都議選があって、それ以外に実は政令市の首長選がラッシュとなる。

名古屋市に千葉市、さいたま市は既に決着がついたが、後に控えるは横浜市、そして、何といってもおらが川崎市。安倍内閣が高支持率を続ける中、地方選での与党候補の敗北が相次いでいることに対して、石破茂幹事長は周囲に「党の看板があれば当選できるというムードがある」と語ったとされる。

さて、その川崎市長選挙。3期12年の多選禁止を自ら公約に掲げた市長の任期を迎えることからその去就と後継指名の有無に注目が集まっている一方で、前回、苦杯を喫した元県議が既に名乗りを上げて虎視耽々とその座を狙っている。

他都市の結果に及び腰か、政党側も煮え切らない。単独候補が理想だが、単独では勝ちきれない可能性もある。さりとて他党の候補にだけは勝たせたくないとそれぞれの思惑が複雑に絡み合う。そんな足下を見透かしたかのように現職の市長が多選自粛の条例を「議会が」廃止してくれれば4選目もありうるとほのめかした。

わが党も選考委員会なるものを立ち上げ、水面下での候補者の選定を進めている。ということになっていて(私はメンバーではないから...)、報道によれば「(参院選の結果を見て...)8月末迄に候補者を絞り込む」とあった。一寸先は闇とは申せ、よほどのことが無い限り、参院選の大番狂わせはなさそうな雰囲気。勝った余勢で市長選ともなれば石破発言が如く思わぬしっぺ返しを食らう可能性は濃厚であって、仮に参院選の成績が振るわねば余計にしんどい道のりが待っている。

伸ばせば延ばすほど選択肢は狭められる。有名人であれば後だしジャンケンで勝てる見込みはあるものの、探せずば前回の市長選が如く、どなたかが責任を取って出馬、惨敗、もしくは自主投票となるのがオチ。S市の実例を見ても候補者の選考自体にムリがなかったか。密室で決めると別な力学が働くのが世の常。

こと首長選や市議選においては党の公認・推薦で勝利できる時代ではない。それは信頼の証にはなるけれども勝負を左右するほどのものではないし、投票率がそれを物語っている。政党で推すのは結構。そして、若手をはじめ戦力も十分。ただ、タマが決らなければ出番もない。

であるならば政策的な部分も同時に煮詰めていかねばならないと思っていて、市の将来を左右する事案を争点化すれば選挙は盛り上がる。市庁舎の移転などは十分に争点に値するものだと思うのだが...。いづれにせよ政党側も難しい舵取りを迫られることは必死。

そんな折、いつもの社長からメールが届いた(最近、その話題が多いナ)。カナダのモントリオール滞在中であって、地元でも評判のフレンチレストランでF1レーサーと遭遇したとある。こちらはそれどころではない(笑)。

(平成25年6月11日/1415回)

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2013年6月10日 (月)

代打

今月号の雑誌「選択」のコラム欄に「ノンフィクションライターの名のつく人は山ほどいますが、筆一本で食べてゆける人となるとほんのひと握り。生活費や取材活動費が一人前かかる割に、原稿料はいまひとつだから。結局、テレビに出て顔を売り、講演で稼ぐしかない。見かけ以上に厳しい世界」とあった。

本人の期待とは裏腹に世間様にはなかなか通じないのが世の中というもの。人の価値観は千差万別であって、ほとんどの人にとってガラクタである空き缶がコレクターにとっては貴重な宝になるが如く、ゴッホのように死後に評価される画家も少なくない。どうすれば世の中にウケるのか。

さて、党本部にて「都道府県ネットメディア責任者研修会」が催されるという。県連の広報委員長がNG、横浜市連の広報委員長がNG。で、川崎市連の委員長を務める私に出番が回ってきた。最初から白羽の矢でも立てば光栄だが、代打の代打。何やら暇人に見られていそうな気がしないでもないが、普段世話になっている市連の事務局長からの依頼とあっては断る訳にも参らぬ。

県連、市連、最後は党本部。これで3回目となるネット選挙勉強会。その当日。党本部9階の広い会議室は満席であって、後ろに並ぶ報道陣の多さからも巷の関心の高さを窺い知ることが出来たし、全国からこれだけのメンバーが集まればむしろ報道陣に対してもいいアピールになったのではないか。

党本部の広報本部長は小池百合子氏。冒頭の挨拶では「ふれあいや握手等による従来の支持基盤と選挙手法を大事にしつつ、あくまでもプラスアルファで取り組んで欲しい」と述べられて、都議選の応援に向かわれた。

前日はAKB総選挙を視察して勉強してきたと語る講師はまたもこの人、衆議院議員ふくだ峰之氏。午前中は主に今後のメディア戦略についての講義だが、何度聞いても飽きない講義はさすがであって、目から鱗も...。ITは特殊性と専門性が高いだけに、役所同様に業者の言いなりになりそうな気もするが、誰の入れ知恵か肝はしっかり押さえられている。

フェイスブックやツイッターを活用していかに拡散させるか。でも、押し付けがましいのはかえって逆効果になりやすい。となると、いかにしてそのコンテンツをニーズがマッチする有権者にピンポイントで届けるか。そのへんに手腕が問われそうだ。そして、デジタルデバイドの克服。IT音痴の方々をどう救うか。そりゃ今さらキーボードを叩けと言ってもムリなのだから...。

川崎市連の広報戦略?...そりゃ内緒だが、おかげさまでいい戦略が浮かんでいる。実現には幾つかの壁が待ち受けるが、乞うご期待を。

(平成25年6月10日/1414回)

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2013年6月 9日 (日)

権利侵害

前夜は都内のサントリーホールのコンサート。チャイコフスキーの交響曲第5番があまりにも情熱的な演奏だったせいか翌朝は心地よくつい二度寝をしてしまった。

さて、6月議会も今週は前半戦のヤマ場となる代表質問。わが会派の日程は12日(水)、質問者は新団長の石田康博氏(宮前区)。

6月議会は年度最初となるだけに本会議デビューとなる局長も少なくない。万全の体勢ではないところをハゲタカのような議員センセイに狙われて...なんてことにもなりかねない。翌年の3月議会は翌年度の予算に関する集中的な審議が予定されている為、重い議案は9月又は12月議会に回ってくることが多い。

議案は1本2本と数えるのだが、毎回50本前後の議案が上程される。ちょうど話題に上がっている市長の多選自粛条例や児童虐待防止条例のような議員立法による本市独自議案も含まれるが、やはり国の法改正に伴う条例の文言整理的なものが大半を占める。それにしても多すぎ。でも待てよ、むしろそのほうが仕事をしているように見えて都合が良かったりして...(笑)。

さて、今回、議案の一つに「訴訟上の和解」なるものが含まれる。裁判における原告側との和解に対して、議会承認を求める内容。その内容は既に新聞報道にても取り上げられたが、市内のこども文化センターと隣人との騒音をめぐるトラブル。勿論、こども文化センターは当人(=原告)の転入前から同じ場所にあったのだが、児童らの声や物音を何とかして欲しいというもの。

議案書の事件概要によれば、当事者(=原告)の要請に対して、こども文化センター運営協議会を通じての話合いや滑り台の撤去等を行ってきたものの騒音の状況は変わらず、精神的損害を受けているとして、人格権に基づき、一定限度を超える騒音を原告ら側に到達させてはならない旨の仮処分を裁判所に申し立てた。

その後、裁判所は本件騒音が受忍限度を超えているとは認め難く理由がないものとして、当該仮処分の申立てを却下した。が、その後、原告らは本件騒音が受忍限度を大幅に超えていることは明らかであり、平穏に生活を送る権利が侵害されているとして、本市らに対し、騒音差止め及び損害賠償を求める訴訟を裁判所に提起した。

という内容であって、その後、20数回の口頭弁論等を経てた結果、結果、原告が防音設備(窓)を設置し、工事を完了させることを条件に、和解金として80万円を市が原告側に払うべしとの和解勧告がなされたもの。

これ以上は言わぬが、付託は私の所属する市民委員会なんだそうで...。

(平成25年6月9日/1413回)

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2013年6月 8日 (土)

お残しタイム

既に定年退職されたSさんが「古巣(=役所)に言いたいことがある」と勉強会を催してくれた。役所のことを一番よく知るのは役所の人間。当時は視野が狭かった。退職して気づかされることも少なくない。そんなSさんが帰り際に新聞・雑誌の切り抜き記事をくれた。分野は多岐に亘り、各社の論調も様々だが、その中にあった学校給食に関する記事が目についた。

本市でも中学校を完全給食にすべきか否か。給食は保護者の怠慢を助長しかねない、子供の為に弁当位は愛情込めて作るべしとの一方で、コンビニ弁当では生徒が気の毒との声も...。そんな折衷案か、完全とは言わぬまでも何日かは手作り弁当を作りたいもの。

出されたものは残さず食べるべしと育った私には理解しがたい問なのだが、今回は出された給食を完食すべきか否か。まずは「給食残さず もう一口食べて」との投稿。「もう一口食べる努力をしてみよう」という給食だよりを見て、アレルギーなどの理由があれば仕方がないが、なるべく好き嫌いをせずに、一口でも二口でも食べて残量ゼロを目指してもらいたいとあった。

が、その数日後の投稿「給食完食教育をやめてほしい」には「給食残さず もう一口食べて」を拝読しましたが、私は賛同できませんとキッパリ。過去の辛かった経験が延々と記されていた。

が、更にその数日後の投稿「給食は残さないでと教えたい」には、やはり「出されたものは残さず食べよう」と教えるのが大切だと。世の中にはおなかいっぱい食べることができない子供たちがいること、農家や漁師の方が一生懸命、作物を育てたり、漁をしたりしたものをいただいていることを教えるのが大人の役割であって、食べ残しをしないことは、作ってくれた方へのマナー。最初から「残していいよ」ではなく、「食べられる分だけ盛り付けて残さないようにしようね」と「私は」教えていきたいと思いますと。

そう、あくまでも「私は」なんだよなぁ~今の教育は。(たとえ1人でも)抵抗勢力がある以上、それを押し付けることが出来ない教育現場のジレンマがそこにある。飽食時代の象徴か給食の献立も昔とは随分違うことにも驚かされるのだが、今は私が常連だった「おかわりタイム」以外に、嫌いなものは残して結構という「お残しタイム」なんてのもあるらしく...というかそれがあるのがウチの小学校(笑)。

そのへんが今の教育現場を象徴していて興味深いのだが、明らかに学校の威厳が失われている。かつては家庭に厳しい躾(しつけ)があった上に学校でもそれらしきものを教えてきた。今は余計なことはしてくれるなと保護者のクレームがあって、学校も躾は家庭の仕事と突き放す。されど家庭も...。

躾を家庭に委ねることで懸念されるのはそんな両親の下に生まれてしまった子供たち。失われた威厳のツケは家庭に回ってくる。自業自得といえばそれまでなのだが、そんな境遇の子供たちを救ってあげられる教師であって欲しいと願っている。

(平成25年6月8日/1412回)

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2013年6月 7日 (金)

ニューワールド

本人は仕事だというが、残念ながら私には単なる道楽にしか見えない...。

好きなことを仕事に出来る人は恵まれている。ニュージーランドから帰国して、3日後に北米に旅立った。その滞在期間の一日を私とのメシに費やしてくれるのだから物好きな男には違いない。そう、ブラックカードの社長、改め、いつもの社長の話。

フランスに代表される伝統的な欧州以外のワインはニューワールドと呼ばれるが、近年はレベルが格段に向上していることが少なくない。当日に持参されたワインはそんなニューワールドの一つ、近年、評価の高いニュージーランド産ワイン3本。

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左右の2本は社長のみやげ。ニュージーランドの赤(ワイン)といえばピノ・ノワール(種)、白(ワイン)といえばソーヴィニヨン・ブラン(種)の評価が高いが、左はそのピノ・ノワール、右はソーヴィニヨン・ブランの1本。真ん中の1本は私が都内で調達したのだが、そのエチケット(ラベル)から推測される通り日本人醸造家によるもの。

その造り手、楠田浩之さんを知ったのは10年前。ちょうど私の初当選後、まもなくの頃にワインを通じて知り合った私のホームページのデザイナーがその人物のページを手がけていたことから手にしたのがこのワイン。脱サラして、ドイツのガイゼンハイム大学の醸造課程に学び、家族とともにニュージーランドに移住。移住したのが01年。それから「世界最高のピノ・ノワールを目指して」日夜研鑽を積まれている。

私自身が永年勤続10年の節目だけに祝をかねて当時03年のヴィンテージでもと思っていたのだが、この造り手も最初の作品からちょうど10年。日本人の繊細さと生真面目さは十分に通用するはずと信じて疑わないのだが、改良に改良を重ね、今ではJALの「ファーストクラス」にて提供される代物になっている。まさに当日にふさわしい1本ではないか。若干、残念だったのは既に看板のピノ・ノワール(種)が品切れにてシラー(種)しかなかったこと。

そうそう、そんなニュージーランドのテカポでは周囲に大きな町がなく、暗い夜空が保たれていることから世界で類をみない美しい星空を鑑賞できるのだそうで、その星空を世界遺産として登録しようとする初めての試みが進められている。都内では今日から特別企画展「星空を世界遺産に~ニュージーランド テカポ展~」が開催されるというので、訪れたいと思っているのだが、果たして...。

いつもの社長との次の機会は恒例の「夏合宿」。再会を約束して店を後にした。

(平成25年6月7日/1411回)

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2013年6月 6日 (木)

好事家

代表質問の原稿を終えて、ひと段落。新執行部になって初めての定例会となるのだが、それぞれが記した原稿は100ページに及んだ。会派の人数は16名で私の担当は2項目6ページだから分量だけは及第点か。

そんな内容も追々紹介させていただくとして、久々にNPO芸術家活動協会の代表である斉藤砂絵さんから話を伺う機会をいただいた。そのNPOからは私も理事の肩書をいただいているのだが、勿論、無報酬。芸術ではメシを食えないという理由で芸術家が機会を失うのは大きな社会的損失。そんなアーティストたちに活動機会を提供する社会貢献活動を続けている。

近況の御話でも...と伺ったのだが、最近はご自身の音楽教室のほうが忙しいようでそちらの話がメインになった。5歳からピアノとヴァイオリンを習っていたという彼女の専門は声楽。自ら演奏家を目指すよりも子供たちの可能性に注目して指導者として音楽の楽しさを伝えていきたいと語る。

子供たちの好奇心は旺盛であって、その才能は未知数。「ピアノ」とか「ヴァイオリン」とかの型にはめずにいろんな体験をすることで才能を開花させて欲しいと、あえて「音楽」教室にこわだった。

私が述べるまでもなく、情操教育についての保護者の関心は高いそうで、作曲家ビバルディの「四季」が如く季節感を取り入れた授業は生徒にも人気だと伺った。メロディに合わせて歌詞を付けさたりすると子供の才能に驚かされることも少なくないようで...。

田舎もんには決して分からないのだが、その音楽教室は南麻布なる高級感ただようエリアにあって、優雅なひとときを過ごしたのだが、せっかく都内に出たのであれば...と、贔屓のお好み焼きや「いこい」に立ち寄った。鶯谷駅で下車して少し歩くと昔懐かしの情緒豊かな街並みが残るエリアが現れる。そんな一角に店はあって、店内には所狭しと昭和のおもちゃが並ぶ。

ここの店長、伊達ヒデユキさんとは最近、知り合って意気投合してしまったのだが、異色の経歴の持ち主。そのプロフィールには髪結いの亭主、スノーボード蒐集家、違った、スノードーム蒐集家、幾つかが並び最後には「好事家」とあった(なかなか都合のいい肩書だナ)。

そんな店の入口では銭湯さながらの大きな富士山のペンキ絵を目にすることが出来る。福島県相馬郡飯舘村生まれの銭湯絵師の中島盛夫氏によるものだそうで。

さて、そんな折、地元の事務所にKさんから肖像画の贈り物が届いた。既に第一線から退かれているKさんは現在、地元の老人福祉センターにて絵の指導者としてご活躍の身。その肖像画は自分で言うのもなんだけどよく特徴を捉えていて、誇張もなく絶妙に仕上げている。Kさんは女性だが、やっぱりオトコを見る目はあるよなぁ(笑)。

が、何よりもそれだけの時間を費やしていただいたことこそありがたいではないか。

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(平成25年6月6日/1410回)

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2013年6月 5日 (水)

気概

「60票中、有効投票60票。うち○○氏60票」となるのが理想とされているのだが、獲得票数は55票に57票。そう、正副議長選挙の話。

議長の任期は慣例で2年。今回はその節目となり、議長選挙が行われることになった。選挙とは言いつつも、これも慣例により議長は最大会派から、副議長は第二会派からとなっていて、事前には「(不本意かもしれぬが、)まぁひとつよろしく!」と日本的に各会派への挨拶回りが行われることになる。

開票の際の記入用紙は3名のベテランしか見ることが出来ないからその無効投票の用紙には何が書かれていたか知る由もないのだが、相互に猜疑心が芽生え、どことなく後味の悪さが残る。

これから犯人探し?やいろんな噂が聞こえてくるのだろうが、満票でなければならぬ理由はどこにもない。むしろ、各会派への挨拶回りなどは阿っているようでどうも好かんし、出る杭は打たれるが如くキャラが立っている証拠なのだから至極結構なことではないか。まぁこうして新たな議長にはわが会派の浅野文直氏(自民)、副議長には飯塚正良氏(民主)が選任された。42歳の議長就任は本市における「戦後」最年少となる(祝)。

さて、知人の編集長から電子書籍の「Vasco da Gama」6月号が届いた。中でも現役の開業医の先生の医療コラムが面白い。

在宅医療を専門とする先生が医療の日常現場を記しておられるのだが、在宅の患者には重度や終末期の方が少なくない。今回のコラムではそんな在宅医療の現場と転院先となる大病院とのやり取りが取り上げられていて、その大病院側の対応が千差万別である様子が窺える。重篤な患者を目の前に「ぜひウチにどうぞ」という返事にどれほど助けられるか...。

そうそう、「今の会社が契約切れとなることから職を探しています。娘は結婚して独立したので、私の日銭位で贅沢は言いませんので何とかなりませんか」との相談を受けた。相手は61歳の女性。幾つかの心あたりを探したのだが、さすがに還暦を過ぎては嫁の貰い手も限られる。違う、違う(笑)。

そんな折、たまたま代表質問の原稿調整に来られた部長に「何とかならぬか」と聞けば、「ぜひウチにどうぞ」と本市の就労支援事業である「キャリアサポートかわさき」をご紹介いただいた。つい最近も74歳の方の就職先が決ったそうで、何よりもその気概がうれしいではないか。

(平成25年6月5日/1409回)

Special Thanks, 昨日の投稿記事に御祝いのメッセージをいただいた皆様

中元順一郎さん、Masakuni Satoさん、元井賢治さん、中尾誠利さん、野内昌雄さん、小林泰治さん、市原義浩さん、Yasuaki Sudaさん、杉山信雄さん、宇佐美ゆうさん、粥川春幸さん

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2013年6月 4日 (火)

永年勤続

母校の大先輩から近況報告のメールが届いて、六大学野球の春季リーグにおける明大の優勝を初めて知った。3季ぶり38回目。お~おめいじ~♪♪。

そんな大学時代の同級生となるブラックカードの社長から着信があった。渡航先にて依頼しておいたワインを買ってきたからメシでもどうかという。

そんな大学卒業も遠い昔の話。この3月に大学を卒業して就職したばかりの元ウグイス嬢から薬剤師の試験合格の報が届いた。

そして、何といっても...私事、永年勤続10年で全国市議会議長会から表彰を受けることになった。表彰される為に続けている訳ではないのだから気遣い無用と伝えていたのだが、周囲の面々が受諾されたとのことで、「じゃあ、私も...」とありがたく受賞の栄に浴することになった。銅像にはまだまだ遠いけど(そんなのないって!)、これも偏に陰に陽に支援いただいた皆様の賜物であって、既に故人となられた方も少なくないが、心からの感謝である。

受賞に際し、「多少の」御祝金(2万円)をいただいたのだが、過去に村の重鎮から「初任給は仏壇か神棚か両親に上げるもんだ」と教わったことを思い出し、郷里の母に贈ることにした。

実は私どもは「給与」ではなくて「報酬」の扱いになっていて、その支給は民間企業同様に機械的な銀行振り込みとなることからありがたみに欠ける(いやいや、そうはいっても皆様の税金ですから...)。が、初登庁にてバッチを付けていただいた印象は深く、当時の職員の氏名・顔ははっきりと覚えているから不思議なものである。

さて、そんな10年目にして初めてのことなのだが、政務調査費の一部を返還することになった。不透明な使途を追及されて返還するものではなくて、あくまでも自主的な返還。

例年は年度単位の報告となるのだが、今年は国の法律改正により3月分だけ別の扱いとなった。昨年4月から本年2月分までの11ヶ月分は足が出る格好になったのだが、はみ出た分は「同じ年度とはいえども」3月に回せないのだそうで...。

役所に対して、「使い切り予算は言語道断」などと言っておきながらついつい使い切りを考えてしまう自らも同じ穴の貉(ムジナ)なのだが、ここは襟を正して気分よく返納させていただいた。市民の皆様から納めていただいた大事な税金ですから...。

(平成25年6月4日/1408回)

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2013年6月 3日 (月)

再雇用

今にして思えば何を迷っていたのか忘れてしまったが、かつて「哲学の道」を歩いたことがあった。然したる悩みもない(はず)なのだが、物思いにふけっているせいか、最近はしかめっ面でいることが多そうだ。歩きながら本を読んでいたりもするのだが(危険だからマネしちゃダメですぞ)、すれ違う人に変な目で見られないことを願っている(笑)。

さて、団長の発案で市議団及び市連の共催でネット選挙解禁向けた勉強会が開催された。当日は報道関係や地元後援会のスタッフも数多く出席されて、改めてネット選挙に対する関心の高さを窺い知ることが出来た。

講師は本市の選挙管理アドバイザーの小島勇人氏。既に定年退職の身なれど、その能力を買われて古巣の選挙管理委員会に籍を置くことになった。「ミスター議会」がA部長ならば、「ミスター選挙」はこの人、実名である。選挙畑一筋、かつては総務省にも出向した経験を有し、霞ヶ関の役人も一目置くといわれる有名人。選挙実務では全国広しといえども同氏の右に出るものは居ないのではないか(ちょっとヨイショしすぎたナ)。

候補者にとって選挙とは一世一代の大勝負。人生のかかった大一番となる。選挙に勝つには票を獲得せねばならぬ。どうすれば...と思案にくれる。ましてや新人や泡沫候補であれば尚更のこと。市販の選挙必勝法にはイロハのイしか書いていない。

ということで、まいど登場のおらがセンセイ。「最も票になりやすいことは法律で禁止されている。が、逆を言えばそれが最も票になるということだ」とまるで禅問答の世界。実際に逮捕権限を有するのは所轄の警察であって、そちらと昵懇であれば見逃されることも...ない、ない。

選挙管理委員会はあくまでもタレコミの受け皿や違反に対する注意・勧告、あとは法律の解釈論に終始することになるのだが、黒は黒、白は白だが、その中間にはグレーゾーンが存在する。グレーゾーンを白といえば後に責任を問われかねない。行政としてはグレーゾーンを黒としがちだが、それで候補者がビビッてしまえば何も出来ぬ。し、それで有権者の関心が薄れてしまうのでは本末転倒であって決して市の為にはならぬ。そのへんを弁えた助言は候補者にとって値千金となる。

当日は出席者の都合でたまたま講師の横に座ることになったのだが、手持ちの資料にはびっしりと文字が書かれていて、要所要所に蛍光ペンが目立つ。そんな資料は受験勉強以来、久しく目にしたことがなかったのだが、それを乗り越えるために必死に勉強された跡が窺えた。

歳も歳だし、退職金も支給されたのだからムリをせずとも...と思うのだが、この位やってくれれば再雇用の甲斐があるというもの。

(平成25年6月3日/1407回)

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2013年6月 2日 (日)

ひげの効能

とんと御無沙汰だが、私の事務所で開催されている爽風先生の俳句教室。「淡色に出番まだかと七変化」の句が先生の選なった。勿論、私の作。ちなみに七変化とは紫陽花(あじさい)のこと。

少し前に「しげちゃん」こと今井重美さんの大道芸、啖呵売を拝聴した。しげちゃんは昭和13年生まれの75歳。名刺には東京都公認ヘブンアーティストとある。今は珍しきバナナの叩き売りを数年前に拝見して以来、久々の機会。

本人は変装をして登場したのだが、ひげに帽子におしゃれなメガネ姿からは年齢不詳。ちょっとした縁で、帰り際にその衣裳部屋を覗いたのだが、これがあの威勢の良かったしげちゃんか?と思わせる変貌ぶりに驚かされる。ブログでもバレたくない時は匿名やペンネームなどが利用されるが、そちらのほうが中身の濃い記事になりやすい。変装とはかくも不思議なもの也。

変装といえば「ひげ」。ある人から聞いた話だが、ひげを生やすと不思議とエラくなったような気がするらしく...。ひげを生やすとエラくなるのか、エラい人がひげを生やすのか。確かに世にエラい人といわれる偉人にはひげがあることが少なくない。そんな「しげちゃん」の啖呵売では面白おかしく世相を斬りつつ、世の中というものを現代風に教えてくれる。

さて、代表質問の原稿作成に追われているのだが、役所の担当者が捕まらない。それだけ忙しいということだから大変結構なことなのだが(いや、単に私が嫌がられているだけだったりして...)、とりあえずは昨年の委員会における会議録を読み直してみることにした。

当日は午前中の委員会が深夜0時までおよび、私も職務上、最後まで残ることになったのだが、改めて読み直してみると「審議を前に進ませないぞ」という反対者のゴネた発言が8割を占める。条例の立案にあたっては全会一致を目指した超党派の実務者による協議を重ねての委員会審議だけにのけ者にされた僻みと思われても仕方があるまい。

1期生の添田勝氏(宮前区)が提案者となり、議員同士の議論となったのだが、まさに大人のイジメであって、そんな不毛な議論に付き合わねばならぬとはほんと気の毒。が、難癖をつけた議員はもっと気の毒。「これまでいい人生歩んで来れなかったんだナ」とつい同情を寄せてみたくもなる。そう考えると幼少期の教育ってものスゴく大事。

たまたま目にした子供の時間割に「道徳」を見つけた。数少ない家庭の会話で子供に聞けば、「友達の嫌がることをしちゃいけない」と教わったのだそうで。小中の道徳は原則週1時間の必修だが、正式な教科になっていないことから教育再生実行会議から政府に対し、「道徳の教科化」が提言されたという。

(平成25年6月2日/1406回)

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2013年6月 1日 (土)

座布団

世界各国の記事が掲載されているクーリエ・ジャポン今月号を読んでいたら-いま全米で議論沸騰!「結局、女は専業主婦がいちばん幸せ」を考える-が目がとまった。フェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグによる著書「Lean In」が話題を呼んでいるそうで。

「(計画満了の)平成27年には待機児童が解消されるんですね?」。意地悪な質問なのだが、議員センセイの追及に逆らってはあとでどんな仕打ちを受けるか分からぬ。迎合しつつ、はぐらかす模範解答である「鋭意努力して参ります」が正解なのだが、質問者の意図を見透かしたように「ハードをバンバン作って解決できるものではない」と本部長がキッパリ。

「(保育料の安い)認可保育園に預けられるのであればウチも...」と潜在的な需要を掘り起こすから一時的にはゼロになったにせよいたちごっこの可能性が高い。実は両者は因縁の対決であって、そのへんは別の機会に譲るとしても当日は本部長に座布団1枚である。

6月定例会を目前に市民委員会において港湾局及びこども本部から提出予定議案の説明を受け、その後は所管事務の報告として保育所入所状況について報告を受けた。

平成25年4月現在の待機児童数は438名。平成25年度中には保育園の新設により1,320名分の定員枠拡大が図られる見込みだから数字上は解消されることになる。現在、本市の就学前児童の数はおよそ8万人でうち4分の1に相当する約2万人が認可保育園に通っている。平成23~25年度における保育所の整備目標は4,120名。それに対して実績は4,410名だから市も決してサボっている訳ではないし、むしろ、待機児童の解消の為にそれだけの税金を投じてきたのである。

そんな努力が実を結び、待機児童の数も過去3年の推移で851名→615名→438名と着実に減少を見せている。「ならば育休を延長して...」とか「しばらくは家庭で...」と我慢して下さる方もいる反面、中には深刻な方もいて、やむを得ない事情を有する場合は既存保育園が定員枠を超えて受入を行うことになる。当初5%を目標とされたものの、実状は2%どまりとなっている実態に対し、ある委員から質問がぶつけられたのだが、保育士の配置基準や消防法等によるものとのこと。

そんな受入枠を超えた分については本人の保育料とともに市が運営費の一部を助成しているとのことだが、現在は指定管理者による運営も多い。保育所の指定管理期間は5年間(本市の場合)。その5年間の契約金額は予め決められるものの、金額の変更は議会の議決事項となる為、行政側の手続きは面倒であって、こと今回のケースのような場合には追加受け入れ分の助成金はどうなるかと「珍しく」質問をぶつけてみた。

追加受入に関して金額の変更は無い(=助成金は無い)との回答だったのだが、とすれば指定管理者側の負担であって、他の保育園と対等ではないし、受入に対するマイナス作用が働くのではないかと指摘した。定員枠を超えた受入はあくまでも苦肉の策だが、もう少し柔軟に対応出来ぬものかと。

(平成25年6月1日/1405回)

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