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2013年5月 3日 (金)

メーデー

私が記すとなればそういう記事にならざるを得ないのだが、土地柄か、メーデーに限らずに川崎市役所の前ではシュプレヒコールを上げている姿を頻繁に目にすることが出来る。がなり立てるだけに音が割れてその言い分はよく聞こえないが、とにかく音量が大きく7階にある私どもの部屋まで聞こえてくるのだから業務妨害以外の何物でもないし、かえって悪印象に繋がっている。

当日はシュプレヒコールとともに市の中心街を行進されていたが、「雇用を守れ~」、「大企業は内部留保を出せ~」、「憲法9条を守れ~」、えっ9条?。大音量のスピーカーで商店街を練り歩く姿に道行く人は視線を送るが、その視線が全てを物語っている。単に手を出すだけであればタカリと同じ。そこには聴衆というか市井の人の心に響く訴えは無かった。

今日まで残念ながらそちらとの縁は薄く、幼少時のニュース「交渉が成立し、明日のストは回避されました」との印象が強いが、自分たちの賃上げ交渉が上手くいかなければストライキ。それが経営陣への脅しになったのだろうが、迷惑を被るのは市井の人であって、自分たちの言い分を通す為に罪の無い他人様に犠牲を強いる行動は決して共感できるものではない。

雇う経営者と雇われる労働者が1対1では不利。「労働者の為に」団結して対峙しようじゃないかとの理念は分からなくもないが、実際の活動を続けるとなるとおカネがかかる。組合員から活動費を徴収して事にあたろうじゃないかと。でも、それが過ぎれば労働者の為というよりも組織の存続や正当化が目的になっていやしないか。

もはや、そんな時代ではない。そんな時代ではないというのはシュプレヒコールを上げながら街宣行進をする位ならば、労働者の賃上げの為にもっと他にすべきことがあるんじゃないかと思うのだが...。聖職たるべき教師などが結成した教「職員」組合なども生徒よりも「御身」の為の団体になってやいないか。まぁ自戒を込めて申し上げれば、おらが政党の有力な支持母体となるJAや医師会も状況は同じ。

そもそもにJAは戦後の貧しい中に農機具の共同利用等、農家の救済を目的として設立されたはずであるし、医師会とて医療・保健・福祉を推進する為の医療政策の確立という崇高な理念の下に活動を続けているはず。それが「貯金高が幾らだ」とか「診療報酬を上げろ」とか本来の目的と乖離していそうなこともあったりして...。単なる圧力団体では国民にそっぽを向かれかねないし、どちらを向いて仕事をするかは重要な視点。

おらが政党とて票欲しさに苦言を呈することがなかったことが団体の行動を助長させる結果に繋がった。互いにモノ申せる健全な関係を目指して、これを機に団体の存在意義を見直してみたいもの。

あ~ぁまた票が減ってしまった(泣)。

(平成25年5月3日/1376回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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