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2013年5月11日 (土)

些細なこと

新緑の季節。箱根や熱海などはゆっくりくつろげる観光地。たまには都会の喧騒を離れ、仕事を忘れてのんびりと...と宿泊を伴う総会が催されることが少なくない。

「ぜひ総会に」と誘って下さる先方の好意には感謝せねばなるまいが、往復移動4時間に翌朝は駅頭ともなればしんどいスケジュール。それが国会のセンセイでもあれば秘書に「行って来い」の一言で事済むが...。その日はたまたま常任委員会の休みと重なり、御招きをいただいた庭園や美術館とともに箱根の自然、とりわけ野生の藤が木々に絡まり自然美を愉しむ機会に恵まれた。

そんな束の間のひとときも戻れば仕事が待っている。6月の定例会に向けて陳情やら政策課題やら「思いつき」やらで東京近郊の自治体に視察を申し入れていて議会局のスタッフに日々の段取りを整えていただいている。そりゃ自らのセンセイだけでも面倒なのに他都市のセンセイの相手が出来るほど暇ではない...とは言わないが丁重に断られるケースもあったりして(笑)。

世の中にはこちらにとっては些細なことが相手にとっては非常にしんどい、というか重荷になっていることが往々にしてあって、縁石の段差もその一つ。著しく身体能力の低下した御年寄りにとっては道路縁石の段差はたとえ2cmであっても大きな壁になっていて、すり足に近い状態では転倒の原因にもなりかねない。段差解消の為にわざわざ縁石を購入されるケースもあるが、道路上に勝手に置かれるのだから不慮の事故の際に管理責任を問われかねない。

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かつて、そんな陳情を受けて、本庁の担当者に改善を求めたのだが、「視覚障害者の道路識別に役立っているからそうしていましたが、センセイの御指摘を受けて今後検討します」と。まぁその程度で...とこちらもそのまま放置しておいたのだが、言われてみればここ数年間で目立った進展はなさそう。

そんな折、埼玉県のK市にて駅前周辺の縁石が段差解消の工夫がされているとの情報が寄せられた。早速に視察を申し込んだのだが、あくまでも担当者の裁量で実施しているものなので本庁としては特に関与していないという。

それでもめげずに議会局のスタッフがいろいろと調べてくれた結果、市としてのバリアフリー計画はあるもののその駅周辺は含まれていないということも判明した。グーグル・マップやストリート・ビューなどの機能を教わり、PCの画面にて現地の様子を確認したのだが、確かに工夫されている(それにしてもITってスゴんだなぁ)。

職員が歩行者というか相手の立場になってよりよいものをと考える。何とも立派な現場であって、それこそ市のバリアフリー施策として宣伝すべきではないかとも思うのだが、縦割り行政の壁が立ちふさがる状況はどこも同じ。「視覚障害者の識別」も体のいい口実だったかも。

(平成25年5月11日/1384回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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