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2013年5月 9日 (木)

TFA

雑誌「選択」に「不運の名選手たち」というコーナーがあって実力を有しながらも脚光を浴びることがなかった選手や一世を風靡したものの不運な結果に終わった選手たちが紹介されている。

そんな選手の体験談こそ示唆と教訓が多く含まれていて、いつも興味深く拝読しているのだが、今月号はプロ棋士の深浦康市氏。言わずと知れた将棋界のスーパースター羽生善治氏のライバルという同氏が将棋を始めたのは小学校1年生の時だという。ウチは双子だから対戦相手にだけは不自由しない。そんな記事が目に付いて日頃の罪滅ぼしに将棋を買い与えたのだが、これが予想通りに結構夢中になっている(らしい)。

いつものことながら本屋を物色していたのだが、この本のタイトルが目を惹いた。「グーグル、ディズニーよりも働きたい『教室』」(松田悠介著)。サブタイトルには「体育教師がハーバードで見つけた天職」とあって、オビには「全米で就職ランキング第一位」や「NHK総合やテレビ東京「ワールドビジネス」他で続々紹介」など興味を惹きそうなフレーズを並べ、インパクトのある表紙に仕上げているところあたりにマーケティング戦略が窺える。

それはさておき、内容はサブタイトルの通り、体育教師が学校を作りたいという衝動に駆られ、一念発起して米国に留学。そこである人物に出会い、帰国後にNPO法人の立ち上げを実現させるというストーリー。

そんなNPO法人TFA(ティーチ・フォー・アメリカ)が10年の全米就職人気ランキング(人文学系)で第1位なのだそうで。トップクラスの大学を卒業する優秀な学生や既卒生を集めて選抜し、独自のトレーニングをした上で、貧困地域や教育困難校といわれる学校で2年間教師をしてもらうというモデル。

TOEFLの成績などは私よりもはるかに下という同氏がハーバード合格を果たした理由は論文にあって、たとえ成績が優秀でなくとも目標に向かう情熱があれば受け入れる風土が米国らしい。

今の教育現場が抱える課題は根深い。学級崩壊や授業が成り立たないケースなどは教師の資質というよりも家庭や親に原因があることのほうが多いという。寺子屋以来、教育を担う先生には「国の為」「子供たちの為」にという信念があり、家庭には先生への信頼があった。今は教師もがんじがらめな状態だから学校の問題解決には様々な手法を駆使せねばならない。そんな一助になるか。

以上、読書感想文にて。

(平成25年5月9日/1382回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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