なおログ[Blog]

« 防犯灯 | トップページ | 選択肢 »

2013年5月19日 (日)

除雪

札幌市の年間の除雪費用は約180億円。季節はずれの5月の降雪は御承知の通りだが、今年は60年ぶりの大雪だそうで。「補正予算を承認したばかりですよ」と教えてくれたのが、政令市の若手市議仲間の一人、飯島弘之氏(西区)。

以下の数字はその札幌市と防犯灯の全額助成を実現する東京都小平市、そして、本市の町会・自治会加入率を順不同に並べたものだが、結びつくか。71.1%、66.2%、40.3%。

71.1%は札幌市。加入率の高さが手厚い行政支援に繋がっているのか、手厚い行政支援が加入率の向上に繋がっているのか、助成金の額は年間3.3億円。防犯灯の設置は町会・自治会が担うものの、その後は市に寄付することが可能で、既に8~9割が寄付されているという防犯灯については市が全額を負担しているという(そりゃLED化も早く進みそう)。

次に、防犯灯の全額助成を行う小平市の加入率は意外にも40.3%。本市と同様に都心のベッドタウンとして発展してきた歴史を有するだけに比較すれば本市の加入率66.2%はなかなかではないか(笑)。

「(たかだか)4割程度の加入者が防犯灯の電気代を負担するのはいかがなものか」との議論があったか否かは不明だが、結果として全額助成に繋がっている。そして、その運営は全町内会の協力により全市で防犯灯管理組合を設立して東電の契約交渉から市の補助金の振り込み先まで一本化。町会の負担を軽減するかなり合理的な運営がされていた。

また、札幌市の場合は寄り合い所(なんていうと古そうだが)、いわゆる町内会館の建設には土地代を除く建設費の2分の1が補助対象になるそうで...(ちなみに本市は銀行からの借入れ時の金利負担のみ)。しかも、加入率の低下や役員の高齢化に悩む町会にはコーディネーターを派遣してくれるのだという。

それだけでも行政の町会・自治会に対する姿勢が窺えるというものだが、札幌市は何といっても除雪が近所の結束を固めるのだという。幹線道路の除雪は全額市費だが、生活道路の除雪費用は市と町会の折半。町会費の使途のおよそ3割は除雪が占めるという。

が、それ以上に大事なことは隣近所の関係。私も雪国の生まれだが、朝の雪かきは日課の一つ。子供たちの通学の為、通行人の方が道で転倒しないようにと近所総出で雪かきを行う。単身赴任や人手が居ない家の前は隣近所で手分けして除雪。そこには隣近所が支えあう町会活動の原点があった。

まぁ転入者が多く、地元意識の低い都市部において隣近所の連帯感を叫んでみても空しく響くようで...明日も続く。

(平成25年5月19日/1392回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

|

« 防犯灯 | トップページ | 選択肢 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 除雪:

« 防犯灯 | トップページ | 選択肢 »

 
自民党
山崎なおふみは自民党の議員です
自民党ホームページへ
KAWASAKI CITY
山崎なおふみは川崎市の議員です
川崎市議会のページへ