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2013年5月31日 (金)

新天地

これも毎年の慣例なのだが、6月の定例会前には区役所において行政連絡会議が開催される。今年は席のネームプレートには山崎「先生」が入り、区役所の意気込みが窺えるが、これもA部長の入れ知恵だったりして...。今日はそんなA部長の話。

行政と対峙すべき議会を所管するのが議会局。「ミスター議会局」の異名をとるA部長が区役所に異動となった。しかもおらが麻生区役所。あ~ぁ、とうとう...これ以上は言わぬが、そんな声もチラホラと聞こえてくる。私なども議会のイロハから重鎮の心をガッチリ掴む掌握術まで随分と伝授いただいた。昇進を考えれば行政側に味方せねばならぬことは明らかなのだが、議会センセイ側に肩入れしすぎて反感を買ったか(笑)。

そうそう、その行政連絡会議。4月の人事異動もひと段落、各所管の報告を受けるのだが、所要時間は2時間。かつては説明・報告が1時間半で質疑応答は30分だったのだが、最近は説明・報告が1時間に短縮され、質疑応答が1時間となった。そして、終了後は区役所のレストランで懇親会。もちろん3千円の会費制。政務調査費ではなく自腹である。

質疑応答時間の延長といい、この懇親会といい、相手の腹を探るにはなかなかいい機会になっていて、そんな事情は行政側も同じ。市長、副市長が並ぶ本会議で追及でもされたらたまらない。ただでさえうるさいセンセイのガス抜きにも繋がりそうであるし、現場で御意見を丁重に拝聴して速やかに対応すれば自らの立場も安泰というもの。

各区の区長は局長級のはずなのだが、プライドの高い本庁からすれば一段低く見られがち。そんな区長が代表質問に出席することになったのは数年前からだが、意に反して発言の機会は稀。最近はわざわざ本庁まで呼び出されて発言の機会無く終日拘束されるのは区行政の停滞に繋がりかねないと懸念の声も上がっている。

が、口うるさい上司ほどたまには不在でいただいたほうが現場の職員は気がラクだったりして...当日はそんな聞き込み調査を終えた。

つい最近、市の退職OBと雑談を交わしたのだが、エリートらしき職員は本庁畑を歩むのだそうで。本人の為には「(区役所という)現場を経験したほうがいいのだが...」とこぼしていた。区の独自予算は5千5百万円。あとは本庁のひも付きに近いだけに各局の出先機関のようなもの。

そんな専門意識の強い職員をどう束ねるか、また、窓口でのトラブルは職員の横柄な態度や迷惑な来庁者に端を発することが少なくない。だから管理職には専門的な知識よりも協調性や人の機微が分かる資質が求められる。

あんな面倒なベテランを相手にしてきたのだからA部長もさぞかし...。今日も話半分で頼む。

(平成25年5月31日/1404回)

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「一日一話」表紙

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