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2013年1月 9日 (水)

日体大

昨年は衆院選も勝ったし、ジャイアンツも日本一。G党としては今年もジャイアンツの二連覇だなどと意気込みつつ、手に取った一冊は「阪神タイガース暗黒時代再び(野村克也著)」なのだが、巨人を憂いてみたり、阪神を憂いてみたりとこの御仁はつくづく野球が好きなんだなぁと。

その魅力は独自の野球理論と人材登用の妙。人材育成と適材適所でほとんどの組織が再生する。選手としての資質と人間性を見抜いた上でいかにチームを作り上げるか。そこに学べることは少なくない。

根性野球こそが勝利に結びつくと信じて疑わないのだが、今のトレンドは理論野球のようで。理論の重要性こそ認めるものの、野球に限らず理論が先行して根性が薄くなるのは寂しいもの。でも、さすがに、(根性の試される)寒空の駅頭回数が選挙結果を大きく左右するのはどうかと...。

年末のNHK紅白。県別視聴率の第一位は新潟県と聞いたが、箱根駅伝は膝元だけに神奈川県の視聴率が高そうである。その箱根駅伝。当日は神社のだるま売り。仲間が持参した携帯のワンセグ放送が流れているのだが、下っ端の私は売り子に専念しているからレース展開は見れずじまいだったのだが、前評判の高かった東洋や早稲田を破り、見事に栄冠を勝ち取ったのは古豪の日体大。

前回は19位。予選会からの総合優勝は16年ぶり2度目の快挙、日体大としても30年ぶりの優勝だそうで。プロ野球と違って選手獲得は1年生だから本来であれば優勝まで3年計画。前年の19位から翌年に10位になることはあってもいきなり優勝というのはやはり監督の采配をほめねばなるまい。

個人種目のマラソンと違って駅伝はチーム競技なだけに精神的な重圧もかかる。個々の選手にどういう役割を担わせ、全10区にどう配置するかは監督の腕の見せ所。予選会の個人成績の優秀な選手を選抜する学連選抜が優勝できない理由は単なる速さだけではないチームの結束やタスキの重さにありそうではないか。

今回のキャプテンは3年生。そこに人材登用の妙があって4年生にとって箱根駅伝は最後の思い出。キャプテンとしてチームをまとめ上げ、優勝を目指したいという想いもあったはず。体育会の生命線ともいわれる過去のしがらみを断ち切り、その屈辱と不満を「チームの為に」という前向きな思考に変えさせた監督の功績は大きい。

高校駅伝の名監督、渡辺公二氏は「心をつないだ勝利」と称賛したというが、まさに監督と選手が一体となってこその勝利。そこにはマラソンとは違った感動がある。

日体大、箱根駅伝優勝おめでとう。

(平成25年1月9日/1263回)

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