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2013年1月23日 (水)

市長選 【市役所庁舎の整理・統合】

新書「最年少市長が見た地方行政の真実(熊谷俊人著)」を読んだ。一般の有権者向けと思しき内容なだけに少し物足りなさも感じつつ、移動時間に読み終えたのだが、著者は現役の千葉市長。最年少の政令市長で34歳は私より6つ下。民間企業を経験し、平成19年の統一地方選挙で千葉市議に当選後、市長に転身。公募や初当選の年齢29歳は私と同じであって、直接は存じ上げないのだが、類似点が多いだけに親近感がわいてくる。

違いは当初の公募時の政党が民主党であることと民間企業の経験がNTTコミュニケーションという優良企業なのに対して、こちらはハゲタカ外資。うらやましいとは思わないけど、将来に責任を持てる若い世代が政治の世界で活躍できるっていいことではないか。

首長という面では本市とは対照的。既に70歳にならんとする官僚上がりの市長に対して、親子ほど年齢差のある若干34歳の民間企業上がりの市長から見た市政というのはどういうものなのだろうか、とそのへんに興味があった。「老いぼれはダメ」とか「この若造が」という批判は無意味なことは承知であって、老若男女問わず行政手腕があればいいのである。

さて、どこの世界でも常にアンテナを立てておくことは大事。思考が止まれば即引退の覚悟で臨んでいるのだが、普段の何気ない会話から考えさせられることが少なくない。きっかけは地元のアニキとの焼肉。「防災上、市役所って大丈夫なのか?」の一言。

庁舎の再整備を研究したのは数年前。駅前の一等地にありながら低層な上に老朽化著しい。庁舎が手狭だから周辺のビルにテナント入居しているのだが、その賃借料が高額(現在は共益費を除き年間約6億円)になることから再整備を求めていたのだが、そういう機運にはならなかった。かつて、議会の中でもベテランのセンセイが市長に迫るも色よい答弁にはならなかった。市庁舎の再整備は一大事業なだけに任期満了が見えている市長に決断を迫るのは酷というもの。

が、今は状況が違う。東日本大震災からの復興の遅れの一因は行政機能の麻痺にあって、不慮の事態において司令塔の不在は致命的な欠陥を与えかねないことが露呈した。阪神淡路大震災では神戸市役所は残ったが、今回の東日本大震災において高台に移転した仮庁舎が機能を再開したのは1年後。

羽田空港国際化や発展著しい武蔵小杉駅周辺。市の顔となる市庁舎をどうすべきか。銀柳街や仲見世通りに歓楽街も残る。「移転だって?バカ言うんじゃない。商売上がったりじゃないか」とお叱りも受けそうだが、それって自己都合な訳で...。そもそもに歓楽街は各々が好きで行くんだから役所の有無は関係ない。いや、案外、それが理由になっていたりして...これぞ市民の意見やアイデアを募集すべき案件だと思うのだが、どうか。

(平成25年1月23日/1277回)

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