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2013年1月12日 (土)

われが一番

俗世間から遠い田舎に隠居していた臥龍こと諸葛孔明を三顧の礼で迎えたのは劉備玄徳。「そんな田舎に居るよりも都会に出て切磋琢磨してみたら...」と誘ってくれたのが、辻堂に住んでいる伯母。当時から旨いもんを食わしてもらった記憶が懐かしいが、その辻堂駅周辺もすっかりと変貌を遂げたことに驚かされた。

まさか当時の縁故採用ではないと思うが(笑)、年末年始の地元回りでは市の職員にもお会いしたりもして、雑談かたがた管理職の人物評価を聞かせていただいた。

三国志では主人公の劉備と兄弟盃を交わした関羽と張飛は義兄弟でありながら性格がまるで違う。上に厳しく、部下に優しい関羽に対し、下に厳しく、上にへつらいがちな張飛が何とも対照的だが、いつの時代も似たようなもの。「ああ見えて部下の面倒見がいいんですよ」と意外な一面を窺い知ることが出来た。

さて、ある賀詞交歓会。こちらが請うた訳ではないのだが、席が対面の方が政治課題のレクチャーを始めた。私のほうを見て「そうだよな、政務官」と。(こちらはそんな立派な御仁じゃありませんが、)それって誰かと間違えていないか。

当人は官僚上がりのバッチ経験者であって、今夏の参院選候補者の政策ブレーンとのふれこみらしいのだが、その言い方が横柄そのもの。市政ならまだしも国政の話題で、勘違いしつつ(若者相手に)講釈をたれるとはタチが悪い。ましてや新年会だけに「場をわきまえよ」と(さすがに言わぬが、)話を遮ってしまった。あれじゃあ候補者が気の毒、票が減っちまうよ...。

それも新政権への期待なんだろうけど昨年は世界的にも指導者の交代が目立った。同じく政権交代で久々の社会党政権が樹立したフランス。「ゼロ成長」「富裕層重税」「労働組合優遇」で5月の当選直後に55%だった支持率は半年で30%台に落ち込んだという。

以下、雑誌「選択」の今月号からの引用だが、・・・ルイ・ヴィトン「LVMH」の会長がベルギーの市民権取得を希望したのに続き、俳優のジェラール・ドパルデューも「ベルギー移住」の意向を示したという。ドパルデューの場合、エロー首相が「情けない」とフランスのテレビでコメントしたことから、怒った俳優が「私は過去45年間で1億4千5百万ユーロの税金をフランスに支払ってきた。エローさん、あんた何様のつもりかね」と反撃。首相はあわてて「私が『情けない』といったのは、税逃れの行為そのもので、ドパルデューさんのことではない」と発言を修正し、政府の動揺を一段と印象付けた。・・・と何ともフランスらしい。

フランソワ・オランド大統領はフランス国立行政学院(ENA)の卒業。トップエリート養成校ENAは「国家主導」を叩き込まれるから「われが一番」とばかりに市場にも介入しがち。だけど、市場への国家介入は少ないほうがいい。果たして今後の命運やいかに。

(平成25年1月12日/1266回)

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