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2012年12月20日 (木)

雪国

人生の明暗を分ける開票日。最近は出口調査でおよその察しがつくだけに、「当選」濃厚となれば事務所も活気づく。選挙速報を見ながら「当確」が出て万歳三唱となるのだが、私が顔を出したところで当落が変わるものでもないし、選挙中に役目を果たしたのだから十分だろう...と休みをいただいた。

が、人は疑り深いもの。「アイツ、相手陣営で万歳三唱してなかったか?」だって(笑)。

当選の翌日は朝の用事だけ済ませて午前10時前には登庁したのだが、既に田中和徳センセイの名刺が机上に置かれているではないか。公職選挙法では「御礼」が禁止されているから「当選ご挨拶」の印が押されている。元秘書の市議が既に登庁されていたから彼の仕業だナと勘繰ってしまったのだが、本人が直々にお見えになられたそうで...失礼。

他にも地元の熱心な支援者が居るにも関わらず、真っ先に市議のセンセイ方を訪問とはなかなか気が利くというか鋭い判断。さすがに代議士6期目となると、そんなことは百も承知。「いやいやウチなんかは後でよかったのに...」と、そういう方々こそいち早く挨拶を済ませておかねばならない。「あれだけやったのに挨拶にも来やしない」と身内が一番怖いもの(汗)。

さて、同じ田中でもこちらは落選の憂き目を見た新潟5区。私の祖父母の生まれはその角さんと同じ刈羽郡二田村(今の柏崎市)、大正12年生まれの祖母は二田尋常小学校の同窓であって昔話は随分と聞かされた。

角さんは越後のヒーロー。何といっても何もなかった日本海側に新幹線を通して光を当てた功績は地元の圧倒的な支持に繋がり、「越山会」という盤石の田中王国を作り上げた。その無敵といわれた王国が崩れた原因は何か。その中にこそ人生の教訓が含まれていそうではないか。

鈴木牧之氏の「北越雪譜」に詳しいが、雪国の苦労は想像を絶するものがある。角さんはその雪国に生まれ、雪国の苦労を肌で感じつつ、郷里の為に大仕事を成し遂げた。が、娘の生まれは東京都文京区。都会育ちの彼女には父の郷里はどのように映っていたのか。

その磐石の地盤に挑むは中越沖地震で甚大な被害を被った旧山古志村の村長、長島忠美氏。ひたすら村の為に東奔西走された姿は村びとの目に焼きついている。えらぶらずに物腰穏やかな人柄はまさに対極。あれが落下傘のイケメンであれば結果は逆。

これまでの票は角さんへの義理立て。思い込みとは怖いもの。自らの実力と勘違いしたフシはないか。目白のお嬢さんに雪国の人は厳しかった。

(平成24年12月20日/1243回)

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