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2012年12月 4日 (火)

加齢臭

寒空の下、列に並びつつ、「冬木立つ残る実ひとつ耐え忍ぶ」と一句詠んだ。

幼稚園の遊戯会。というか、正式には7日7晩の苦行の末に悟りを開いたとされるお釈迦様の成道会にちなんだ「成道会発表会」。式典では住職が成道会について分かり易く、ありがたい話を保護者に聞かせてくれた。最近は幼児期の教育への期待が高い。親が冴えない分、子供への期待が高いのか、書店では「天才の育て方」らしき本が人気だと伺った。

音楽指導は外部講師の倉橋たかし先生、通称「ドラちゃん先生」と呼ばれているのだが、現在は加齢臭ただよう63歳。決して私がそう表現しているのではない、本人の弁である。小学校の音楽教諭を退職後は非常勤講師として幾つかの幼稚園に招かれているのだそうで、アコーディオンを鳴らしながら園に登場する人気者。

そんなドラちゃん先生も園児に「臭い」と冷やかされることがままあるのだが、その対象年齢は幾つか。「年少組」か「年中組」か、はたまた「年長組」か...。

年少組は加齢臭という概念が無い、年長組になるとドラちゃん先生が可哀想だという思いやりの心が芽生える、ということで、ちょっとませてくる「年中組」が正解。幼稚園は短い間にそれだけ発達するのだという例を披露された。

次は園長先生。ビデオカメラよりも生の目で見て、拍手して、具体的にほめてあげて欲しいんだと。親は可愛いわが子に一分一秒でも長く舞台に居て欲しいと思うが、舞台よりもそれまでの過程こそ大事。目標に向かって一生懸命に練習する。時には舞台の袖でがまんすることも必要。喜怒哀楽を通じて育まれる先生との絆。そして、仲間と一大事を成し遂げた達成感。その全てが人生の宝物になるんだと結ばれた。

そういえば、つい最近も支援者との雑談で医者の話になった。見るからに本人は元気そのものなのだが、あくまでも健診で伺った医師からあれもこれもと指摘されたらしく、医師の点数稼ぎか几帳面な性格か、真に受けたら余計に悪くなりそうだ...と。似たような話が里見先生のコラムにあったような気もするが、どんな職種であれ、人の機微が分かる人間でありたいもの。

「人生の大事なことは幼稚園の砂場で学ぶ」とはあながち間違いでもあるまい。

そうそう、寒空の下の列並びは(家庭の事情で)「並ばされた」訳でなく、ちょっとのぞいてみるかと伺っただけなので誤解なきよう(笑)。

(平成24年12月4日/1227回)

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