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2012年12月 3日 (月)

前総裁

「アイツが出て行けば、次はオレのところにうまい利権が回ってくる。しっしっし」。そんな世界だと思うのだが、「あんたが大将なんだから」の男泣きシーンはつとに有名。でも、裏を返せば純粋で正直なのである。世にごまんといる腹黒いヤツよりもよほど人として立派ではないか。

フランスをはじめとする欧州以外のワイン産地を「ニューワールド」と表現するらしいのだが、インドに美味いワインがあると聞いて、友人のインド人実業家に聞いたら3日後には「入手したからプレゼントするよ」と返事があった。流暢な日本語を話すのだが、仕事の早さもピカイチで、昔の同僚ながらその活躍をうれしく思っている。

さて、そんなメールにまじってフェイスブックに一通の案内が届いた。送り主は神奈川第12区(藤沢市・寒川町)から衆院選に挑む星野つよし氏。県連の元青年局長であって、面倒見が良く、随分と世話になった方であるから名簿位は届けねばと機会を窺っていたのだが、ついにチャンスが回ってきた。

その案内には街頭演説会(弁士:自民党前総裁 谷垣禎一氏)とあって、弁士の選択目線がいい。その顔で決戦に突入していれば形勢はどうか知る由もないが、時の総裁の話よりも冬の時代の総裁の話こそ傾聴に値するのではないか、そして、何よりもその労こそねぎらわれなければならないと議会日程の合間に小田急線に乗り込んだ。

その前総裁が相模国の一宮「寒川神社」で祈ったことは二つ。候補者の当選ともう一つは...政治の安定。政治の不安定こそが外交の混乱要因。米国や中国、ロシア等の大国と渡り合うには何よりも政治が安定しなければ足下を見られる。当時とて政権を担うんだという目標に腹は一致。が、担った後に目指すべき国の姿が描けていなかった。今こそポスターのスローガン「日本を取り戻す」時だと。

そして、有権者の皆様の関心が高い社会保障については政権交代の果たした意義をこう評価された。子ども手当に高校無償化、わが党は財政的に無い袖は振れぬと財政規律を優先したが、若い世代に訴えるものが無ければ選挙は負けることを学んだと。

最後には、今回の選挙は新たな総裁により土俵際、押し切る直前まで辿り着いた。だけれども「百里の道も九十九里を以て半ばとす」であると釘を刺した。芥川龍之介氏の天才と凡人は紙一重との言葉を引用した上で、ただこの紙一重を理解するためには百里の半ばを九十九里とする超数学を知らなければならぬ。その最後の一里を打ち破るのは並大抵のことではないと。

大風呂敷を広げることなく、将来を謙虚に見据え、この国をどう変革していくべきかという大局観を持ち合わせておられた。ご本人とて候補者の身。選挙の必勝と今後のご活躍をお祈り申し上げたい。

(平成24年12月3日/1226回)

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